円卓の獅子がゆくトレセン生活   作:uahfuw

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自分はクソガキが好きな病気。そして男をぶっこむ邪教の使徒。


プロローグ

ウマ娘。その存在や世界観の説明は割愛する。

 

だって、お前ら既に聞き飽きただろ?

 

大事なのはここからだ。

 

ある夫婦の間に一人のウマ娘が産まれた。

 

ただそのウマ娘には他のウマ娘とは違った点があったんだ。

 

男性諸君。君たちも持っているだろう?あれを。

 

まぁ言ってしまえば...ナニが付いてたんだそいつには。

 

つまりそいつは突然変異体であるオスのウマ娘だったってわけだ。

 

笑えるだろ?それもう娘じゃねーじゃん。

 

でも種族名がそうなんだから仕方ないよな。ウマ息子っていうのもなんかカッコ悪いだろ?

 

世界初だったらしいぜ。ウマ娘のオスっていうのは。

 

当然研究機関は黙ってない。そんなやつのデータ、何としてでも欲しいだろうからな。

 

研究機関は夫婦に対して莫大な資金を提示し、そいつを引き渡すように言ったんだ。

 

普通のやつだったら引き渡すよな?そいつを売るだけで人生ウハウハだ。

 

だが夫婦は断ったんだ。愛する息子を渡すわけがないってな。

 

んで、そこから色々話し合って「一週間に一度、研究施設に来ること」ってことになったのさ。

 

でも、住んでたのが田舎でな。引っ越しを余儀なくされちまった。

 

幸い、研究は5歳になってからと言ってたらしくてな。それまでは色々と準備をしつつのびのびと育ててたんだ。

 

すこし年月が経ってから、そいつが近所のウマ娘と仲良くなっちまった。

 

夫婦は複雑な気持ちだっただろうよ。別れは決まっているのに。

 

別れは人を強くするっていう言葉があるだろう?だから夫婦はそいつに目一杯遊んで、思い出を一杯作れって言ったんだ。

 

また年月が経って、お別れの時が来た。友達のウマ娘ったらすっげー泣きじゃくっててな。

 

そんでそいつ...分かりにくいな...実験体でいいか。

 

実験体は彼女を落ち着かせようとあらかじめ用意していたプレゼントを渡したんだ。

 

所謂ペアルックでもしたかったのか、中身は二つの耳飾りだった。

 

赤く光る方を実験体が、青く光る方を彼女が着けた。

 

そして、いつかまた会う約束をして別れたんだ。

 

んで、こっからがまた大変でな?

 

ん?さっきから喋ってるお前は誰なのかって?

 

まったく...分かってるくせに。

 

はいそーですよ。さっきから出てる実験体とは俺の事ですよ。

 

続けるぞ?

 

研究施設のある都会へ繰り出してきて小学校に入ったんだ。

 

幼稚園時代なんて語ったってしょうがないだろ。割愛だ。

 

小学生になるとまぁいじめという概念があるわけだ。

 

そして突然変異の実験体。もう分かっただろ?

 

格好の的ってことだ。世知辛いよな。

 

まだ幼く優しかった俺は、まぁあんまり抵抗はしなかったんだ。

 

だって相手を怪我させたら数的不利の俺に勝ち目はないんだからな。満場一致で俺のせいになる。

 

でも中には俺にも優しく接してくれるやつもいてな。そいつもウマ娘で、よく競争して遊んでたんだ。

 

ウマ娘ってみんな...まぁ...その...綺麗だろ?

 

当然いじめっ子達は面白くないわけで、俺への嫌がらせはエスカレートしていった。

 

2年生の時、遂にさっき出てきた友達...友達Mとしておこう。そいつにまで手を出しやがったんだ。

 

さすがの俺もこれにはマジ切れしちまってな。少し分からせてやったんだ。

 

俺達に喧嘩を売る意味をな。...決まった...

 

それから舐められないように振る舞うようにした。端的に言うとグレるってやつだな。やべっ死語じゃん。

 

パッチリしてた目も鋭くなり、口下手になり、友達Mにたいする態度も変わっちまった。向こうはそれでもつきまとってきたけど。

 

喧嘩を売られてはぶっ飛ばしてを繰り返し早4年。中学へ進学する時が来た。

 

俺が進学したのはトレセン学園。なんかスカウトが来てな。

 

何年も研究を重ねて、ウマ娘のオスとメスの身体能力の差は微々たるものだということが分かった。

 

それが世間に発表されてから、俺のトゥインクルシリーズへの出走が許されたんだ。

 

俺自体は別にそこまでレースに興味はないんだ。ホントだぞ。

 

でも普通に働くのとレースに出るのとではギャラが違いすぎる。

 

しかも授業料やらは免除するとのことだ。これはもう入るしかないだろ?

 

スカウトが来るってことは才能アリってことだもんな。単に俺を手元に置いておきたいだけかもしれんが。

 

こうして俺はアスリートへの道を歩み始めたのだ...

 

はい、終わり。過去編終了です。

 

ここからはリアルタイムでの俺の歩みを見て行ってくれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「いってらっしゃい。頑張ってね。」

 

「辛かったらいつでも帰ってくるんだぞ。」

 

「...あぁ。行ってくる。」

 

入学式の日、俺は親父とお袋に別れを告げる。

 

寂しいよ?だってまだ中学生だし。この歳で親元離れて暮らすとかたくましすぎるだろ。

 

大荷物を持って歩く俺に、姿が見えなくなるまで手を振ってくれた。

 

見とけよ。勝ちまくって楽させてやるかんな。

 

少し歩くと見慣れた姿が。

 

「...はよ。」

 

「おはようございます。寝坊しなくて良かったですわ。あと少し遅かったら家まで迎えに行くところでしたの。」

 

「余計なお世話だ。...お前、リムジンはどうした。」

 

「あら。あなたと一緒に行くほうが優先ですわ。それとも今呼びましょうか?」

 

「いや、いい。...物好きなやつだな。お前も。」

 

「ふふ。褒め言葉として受け取っておきますわ。」

 

「ふん...」

 

さっきの会話から分かるようにこいつは所謂お嬢様なんだ。

 

だから俺が庶民の遊びってやつを教えてやってたんだが...ここまで懐かれるとは思わなんだ。

 

「見てくださいまし。こんなに桜が...」

 

「毛虫に気を付けるんだな。」

 

「えぇっ!?」

 

その時、強い風が吹いた。

 

桜の花びらの向こうに見えるこの彼女は...

 

「...ふふ、楽しみですわね。レオ。」

 

とても、綺麗だった。

 

 




名鑑風プロフィール

ラウンドレオン

自己紹介:...ラウンドレオンだ。やるからには負けるつもりはない。覚悟しておけ。

学年:中等部

所属寮:栗東寮の最上階の一人部屋

身長:160cm

体重:増減なし

誕生日:2月14日

得意なこと:サッカー

苦手なこと:初対面

耳のこと:触られると力が抜ける

尻尾のこと:一振りで人を吹き飛ばせる

靴のサイズ:左右ともに25.5cm

家族のこと:手放さなかったことへの恩返しがしたい


彼だけブレザー。その下にパーカーを着ています。グレてるんで...



原作キャラが二人いますねぇ...一体誰なんだ...
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