円卓の獅子がゆくトレセン生活   作:uahfuw

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ウマ娘界の異端児になれぇー!


第2話

前回のあらすじ

 

俺のユートピアに突撃してきたゴリラが実は幼馴染でした。以上。

 

 

 

「...久しぶり。よく覚えてたな。」

 

完全に忘れてると思ってたわ。

 

でも俺の存在をテレビとかで知る機会はいくらでもあるか。こいつん家もさすがにテレビくらい買ったはずだし。

 

「忘れるはずもありません。ずっとあなたのことを考えていました。」

 

「...そうか。」

 

それはそれで怖い気もするけど。

 

あぁそうだ。お茶出さないと。

 

「...ぶどうジュースでいいか?」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

紅茶とか出しちゃうと眠れなくなるからな。

 

というかこいつ、こんな喋り方だったか...?

 

ハッ!?まさか...あれか!?闇の炎がどうたらこうたらなるあの病気!?

 

...ここは触れないのが優しさってもんかな...

 

「...お前、クラスはどこなんだ?」

 

「私は高等部のB組です。」

 

「ふーん...えっ。」

 

あれ?まさか年上だったのかこいつ。

 

「...先輩だったんすね。」

 

「知らなかったのですね。」

 

...敬語の方がいいよな。一応先輩だし。

 

「...ブルボン先p「ブルボン。」...」

 

あだめだわ。呼ばせてくれないわこれ。

 

「それよりもあの約束を憶えていますか?」

 

「...いつかまた会おうだろ。もう叶ったじゃねぇか。」

 

「違います。もう一つの約束です。」

 

「...?したか?」

 

うそ、そんなのしたっけ。...ごめんてそのしょぼん顔をヤメロォ!

 

「私をお嫁さんにするという約束です。思い出しましたか?」

 

「...あぁ、思い出...すわけねぇだろ!?なんだそれ!?」

 

記憶にございませんねぇそんな約束は。

 

第一、俺が憶えてねぇ時点でおかしいと思ったぜ。

 

完璧に記憶の捏造ですねぇ!

 

「では、こちらのビデオをご覧ください。」

 

そういうとブルボンがビデオカメラを渡してくる。いやスマホとかに移せや。

 

どれどれ。

 

 

 

 

 

 

「レオくん。しょうらいわたしをおよめさんにしてくれる?」

 

「うぅん...いぃ...よぉ...zzzz」

 

「ほんとう!?うれしい!やくそくだよ!」

 

「zzzz...おぉう...zzzz」

 

 

 

 

 

 

 

「どうですか?」

 

「どうですかじゃねーよ!?明らかに寝言じゃねーか!?」

 

寝言で言質取ってくるやつ初めて見たわ。こえー。

 

「しかし、この約束のおかげで私は今まで頑張ってこれたのです。責任を取ってください。」

 

「はい、架空請求はお引き取りください。」

 

埒が明かないのでブルボンを部屋から追い出そうとする。

 

...うぅん!?やっぱこいつゴリラだわ!

 

「認めるまで私は梃子でも動きません。」

 

「...頼むよ。俺を犯罪者にさせないでくれ。」

 

俺が捕まったら即研究所送りよ。そんで解剖されて生きた標本と化すんだ。

 

「では、認めるということですね?」

 

「...うぅん...」

 

「つべこべ言わずに結婚しなさいッ!」

 

「キレたいのは俺なんだけど!?」

 

もうなんなんだこいつ...

 

そしてお手上げ状態の俺に救いの手が。

 

「レオー?いますかー?」

 

マックイーン!やっぱお前はマブダチだぜッ!

 

「マックi「誰ですか?」...友達。」

 

助けを求めようとする俺の頬を押さえつけるゴリラ。

 

「ですがあなたをレオと呼んでいます。その名で呼んでいいのは私だけです。」

 

「俺は全人類に許可してるけど!?」

 

「レオー?いないのですかー?」

 

まずい。帰られちゃう...でもこのゴリラ強すぎんよー。

 

「入りますよー...レオ...?」

 

まさか入ってくるとは...でもこれで助かるぞ!...あれ...?

 

「...マ、マックイーン...?」

 

めっちゃ機嫌悪そうなんだけどー...

 

「...あなた、私のレオに何をしていますの?」

 

「否定。あなたのではありません。私のレオです。」

 

なんかバチバチしだしたー!?

 

えぇ...どうすりゃいいのさ...

 

「...あの...喧嘩は...」

 

「「レオは黙っててください!」」

 

「アッハイ。」

 

この隙に逃げられたりしねぇかなぁ...

 

そう思った矢先、ブルボンが凄まじい力で抱き寄せてくる。

 

「あなた、レオのなんなんですの!」

 

「私はレオと将来を誓い合った仲です。あなたこそなんなんですか。」

 

「レオは私の...大事な友人ですわ!レオを離してください!」

 

「拒否します。」

 

「離しなさい!」ガッ

 

「嫌です!」ガッ

 

「「ぐぬぬぬ...」」グイッー!

 

あだだだだだだだだ!!??わ、割れるぅッ!裂けるぅッ!

 

ハッ!?そうだ!あの作戦なら!

 

「痛い痛い痛い!!!」

 

名付けて、一休さん作戦!

 

ざっくり言うと、子供を引っ張り合って、先に離したほうが勝ちってやつな。

 

さぁ、離せッ!

 

「「あっ...」」ポン

 

「ひでぶッ!」

 

二人同時に離すなんて...もっとゆっくり置いてくれよぉ...

 

「私の方が早く離しました!私の勝ちです!」

 

「否定。私のほうがコンマ2秒早かったです。」

 

...早く帰れよぉ...

 

「うぅ...グスッ...」

 

今日二度目の涙。枯れちまうよ。

 

「...少し熱くなりすぎましたわ。ごめんなさい、レオ。」

 

「コンディション、「冷静」に移行。申し訳ありません。レオ。」

 

「...今日の事は他言無用な。バレたら面倒だ。今日はもう帰ってくれ。」

 

...見るからにしょんぼりしてるけど、駄目だからな!心を鬼にしなくては。

 

「...おやすみなさい。」

 

「おやすみなさい。」

 

「ん。」

 

...はぁー。こんな初日があっていいもんか。

 

 

 

「寝よ...」

 

 




もしレオくんがホーム画面にいたら

「...あんた、俺と話したって特にいいことはないぞ。」

「よかったら...一緒にゲームやるか?...今日はそういう気分なんだ。」

「俺が一着を取るとこ...見ててくれ,,,なっ!?聞こえてたのかよ...忘れてくれ...」






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