~日本某所~
リボー「ふぅー・・・かえろっかー・・・もう、仕上げはほぼできた。後はボディバランスと微調整でいくか。日本の芝も覚えたし」
ヘリポス「了解。一応帰りに病院で精密検査を受けてもらうよ」
リボー「アイアイサー」
~沖縄~
美柚樹「うぇっ!? この値段で買えるの!? はぁー・・・おろしてすぐの値段でこれか・・・買い込んでおきましょ。あー・・・これはしばらく私の部屋、段ボールまみれになるわね。塩も買いに買ったし」
「あー・・・さて、みんなひとまずマスコミも落ち着いたので今日改めて集まってもらった理由を・・・エアグルーヴ」
「はい。会長」
はぁ・・・正直な話、まだ疲れが抜けない。あのまさかの情報すっぱ抜きのせいで東京レース場で決まった模擬レース。その対応が連日連夜続き、頭と胃が痛い日々。美柚樹さんの薬膳料理をもらっていなければもっと疲れていたか。
だがどうにか自由な時間を取れたので今回はモニターがある部屋を借りてリギルメンバーを招集。課題は当然・・・
「今日集まった理由はターフの巨匠。無敗の芸術家リボー対策。その走りを再分析するためだ」
この課題に皆が一瞬ざわめくもすぐに目を鋭くする。当然だ。もう引退して五年たつ。ウマ娘のみならず人間のアスリートとしてもこのブランクは大きい。ただ、彼女は並じゃない。天才の上澄みの上澄み。あの怪物世代の中で無敗を貫いた。引退後もなお続ける生ける伝説。
油断大敵。彼女に油断は敗北を意味する。そして千載一遇。あの伝説とレース場で走れるなどありえないことだったから。
「まずリボーの戦績から行こう。16戦16勝。しかもそれは三ヵ国の国々の重賞を総なめしてのものであり、引退して尚非公式レース、テレビ企画で現役と勝利して尚負けなしの王者」
「背丈は165センチとそれなりにありますが、体重は大変軽く細身。何度もレース前に健康診断された話は有名ですね」
「でも、彼女はそれがナチュラルウェイト。軽さと、あの体躯を活かした加速・・・」
「そうだフジキセキ。彼女は加速をしやすいし、その負担も同じ背丈のウマ娘に比べて極めて軽い。だが、決して非力ではない」
「ゴールドシップのやつは自身の重量と背丈をパワーで一気に運ぶゆえに減速しないし、スタミナもあるから常に上がる、船の加速のような感じだが、それとは逆。加速装置でもついているようだ」
モニターをつけて出していくのはリボーのデビューからのレースの映像。彼女をアップして映したものや、俯瞰で見やすい、当時動画に取ってくれたものがあったのでそれらもピックアップ。
その中でまず印象的な母国イタリアの一大レース。ジョッキークラブ大賞。そこで連覇していたノルマンを15バ身引き離して優勝した映像。
この末脚、ミサイルのようだと言われる加速の速さとその速度。これをそこらの相手ならまだしも国を代表するレースを連破した相手にこの差をつけての勝利だ。
「この映像のように一気に加速し、その加速も体重の軽さと、自身の心肺機能があって長く続く。基本先行、差しを使う戦術で戦う。ここまでなら現代のレースでの王道を使っているように見えるが・・・それ以外にも切り札はある」
「彼女のデビュー時からしばらくは小柄で地元からもちびっこの意味を持つ「イル・ピッコロ」と呼ばれていましたが、その小柄さを足の回転で補い逃げで勝利を連発。一時期故障をしても復帰して2戦目は10バ身つけての勝利・・・逃げを持っても一級のものを持っている。しかもスズカ同様、逃げと差しの複合すらも扱えるとみていい」
「基本前に出てしまえばもう勝利のみ。かといって、抑えてもあの末脚での差しで大差をつけてレースを逃がさない」
「最強の一角は伊達ではナイですネ」
しかもまあ、養生中に背が伸びてからは先行策も覚え、長くなった手足を使って加速の質を高めていく。重賞レースであっても最後の直線で力を抜いての勝利だったものもある。グラスとエルの言う通り、モノが違う。最強と言える。
「つまり、だ。先行、逃げ、差し高水準で使えるし、しかも肝っ玉も小さくなければ経験もある。手を抜けない。それは分かる。会長。最近のレースは何がある?」
「ああ。最近だと・・・5か月前のアメリカのテレビ企画のこれがあるか。この映像にうつっているメンバーはどれもGⅠ勝利経験者、ケンタッキーダービーやエリザベス女王杯、凱旋門経験者もいる豪華な試合だ」
映像を切り替えてここ日本に来る5か月前の企画。どれもこれも名を聞いたことがある有名人たちとのレースだが、これもまたリボーの勝利。アメリカの名選手たちすらもちぎって投げるその衰えない走りに皆が唖然とするが、ブライアン、タイキシャトルが気づいた。
「今までのレースを見ているが・・・疲れていない? 手を抜いているのか? リボーさんは」
「少ししただけでもうケロリとしていマス。なんででしょう?」
「本人曰く、心肺機能と回復力は自信があると言っていた。事実、この後に組まれた特番では精密検査をした医者曰く、ずば抜けている。無尽蔵のエンジンを持っていると言っても過言じゃないと言わしめていた」
見返せば見返すほどに完成されている強さを持ちながらそのまま強くなる。衰えを見せないのが恐ろしいとしか言えない。どんなバ群、密集した状況からもその柔軟さとステップで抜け出して最大速度を維持するギンシャリボーイ。加速力に秀で、大外に膨らもうとも、クラッシュ寸前の状況からも復帰して暴れたハリボテエレジーなどもそうだが、あの時代あたりのメンバーはとんでもない技、知能、ふざけた身体能力を持つものが多い。
個性と能力の融合を持つ才能たち。私やエアグルーヴも皇帝、女帝と言われるがあの時代の強者たちと同じであった場合どうなったか。
「ここから勝ちを狙いに行くには~・・・ペースを乱して足を落としに行くとかになりますかね?」
「マルゼンスキーの言うことももっともだが、それも危うい。引退して尚非公式でも走り続けた彼女はいうなれば私たちの倍以上のキャリアと戦績をもつ怪物と言っていい。逆にそこを狙って足元をすくわれるだろう」
「じゃあよ、思いきりなんも考えずにぶつかりに行くのが一番じゃないか? 下手なかく乱をもらうよりそっちがやりやすいだろ!!」
「ボクもそのほうがいいと思うな。無敗の王者とのレース。思いきり自分たちの得意なものをぶつけたほうがいい」
オペラオーとアマゾンの言葉に私も頷き、皆も戦意を強く瞳に宿す。駆け引きはやれば負ける。呼吸に関してはあちらが上。壁の高さを知っても尚燃えるのは私たちウマ娘の性・・・と同時にリギル。最強のチームの看板を背負う者としての自負だ。
「その通りだ。相手は無敗の巨匠。しかも引退して衰えを見せない怪物。いいか。これからの練習レース。全てにおいてリボーを意識して、彼女の影を踏み、超えることを意識して練習をしてほしい。後でレース映像はUSBに移して配る。彼女の走りを追うことは、世界のレースを狙う我々リギルの糧に必ずなる」
「期間は短いが、その間にできる限り仕上げる。場所は東京レース場。芝2000メートルと決まった。勝ちに行くぞ。みんな」
私とエアグルーヴの檄で皆気合が入る。うむ・・・誰も気おされていない。これはいいことだ。
「タイキ。アメリカの知り合いからできればでいい。こちらに来る前の。出来る限り最近のリボーが参加した非公式レース映像がないか聞いてもらえないか?」
「了解デース! あ、もう来て・・・!? オーウ・・・見つける間時間つぶしにこれやるって・・・」
「お? なんだなんだ? ・・・・ハァ!? 伝説のあのエキシビジョンマッチの映像じゃねーか!!? もうプレミアもんだろこれ!!?」
タイキの知り合い・・・これまたリボーの指導した一人。プレザントコロニーのくれた映像。キングジョージ大賞でかの女王陛下とイギリス競バ会で用意したエキシビジョンマッチ。そこに集まったメンバーはすでに引退したリボーたちの世代、その上の世代の世界最強格が一堂に集い行われた。伝説のレース。
日本でも放送されたこのレースはシンザンの走りに魅了された我々を更に奮起させ、同時に世界の怪物たちのえげつなさを思い知るものとなった。それが観客席。パトロール車。ドローンの視点で見れる映像データ・・・余計な編集も入っていないものもあるところを見ると、おそらく関係者しかもらえなかった映像データのはず。
「アー・・・『公式、非公式問わず師匠が唯一引き分けに追い込まれたレース。見るだけでも圧とかやばさがわかるだろうから見ておけ』・・・だって」
「・・・このレース。会場で見るにはいくらかかるんだろうな・・・」
ブライアンが軽く現実逃避しそうなほどのメンバーのレースまで見て私達は練習に入る。レースがここまで待ち遠しいのは三冠ウマ娘の称号へ王手をかけた時だろうか。最高の気分でトレーニングに。久しくチャレンジャーとしての立場で行けるのに燃えてしまう。
(最高のレースにするために『さあ行こう』。・・・・んふふ。体調も戻ったのとテンションでいいダジャレもできた)
リギルのやる気が下がった。
「うーし、揃ったな。じゃ、改めてターボの事について調べてみるか」
「はい」
「うーす」
「了解です。あ。緑茶でいいですか?」
「ありがとうございます。ジャスタウェイさん」
今日はチームの休日。ただ、リボーとリギル、ツインターボと俺たちスピカの模擬試合が東京レース場で行われる。その前に一度彼女。巨匠の弟子らしいと言われるターボの現状分かる部分を上げてみようと相成った。
集まったのはスズカ、ゴルシ、ジャスタウェイ。マックイーンの4名。ウオッカ、スカーレット。スペ。テイオーはプールトレーニングで負担をかけないようにしつつトレーニングの方に行くということで、俺たちが話しての結論を後で話すことに。
「まず、現状あちこち、おそらく学園ほぼすべてのウマ娘、チームと練習相手として移動してレースをしているターボ。全敗しているが、走りは逃げ一択のみ。スズカ、タイキなどの逃げのエキスパートがいるから対策、練習相手としての評判は良かったようだな」
「基本手抜きをしねーからなターボは。どこまでも全力全壊。気持ちいいぐらいだぜ」
「ゴルシちゃんは手を抜きすぎだけどね。後字が少し違うような?」
「そう。全く手抜きをせずに全チーム、馬娘たちと毎日走り倒している。なのに、故障、ボディバランスのアンバランス、足の違和感が関わったトレーナー全員から見て全く見えなかったそうだ」
そう。毎日の練習。ウマ娘の身体能力で毎日このペースは普通壊れる。オーバーワークもいい所だ。しかし、それがない。美柚樹シェフの料理での回復。気になってもらった飴をドーピング検査しても全く何も出ない。恐ろしいほどの回復力の増強と体力をつける過密トレーニング。それの事故を起こさないようリボーのケアと観察眼あってとんでもないほどの過密トレーニングと模擬、練習とはいえレース経験を積ませている。
それ以外にも、気になることがあった。
「・・・これは・・・フォームのブレや崩れるのが極端に少ない?」
「気づいたかマックイーン。そうだ。ターボの全力時と、へとへとになっているときの走り。それでも腕の振り、体幹のブレ。走法の変化が少ない。大逃げをする以上、後半でスタミナが減ろうとも差されないために、フォームがずれて一気に減速することが無いように体力の有無関係なしに身体にしみこませている」
「文字通り無意識のうちでも、気づけば最適のフォームが出来るように短期間で徹底的に仕込まれ、かつそれゆえのいびつさ、ツケが出てこないようにした・・・考えると、恐ろしいですね」
正直、中等部でこれほどに完成させたフォームをしみこませているのが恐ろしいの一言だ。これでいて骨や肉体に何らかの故障が起こるどころか血肉に変え、余計な脂肪を落としながらも肉の鎧をまとわせていっている。
「ほーん・・・? スタミナも相当だな。こりゃ、2500メートルくらいなら難なく走り切るぞ?」
「ゴルシはそう思うか?」
「ああ。最近の走りとメニューの密度を見ればステイヤーもドン引きの心肺機能を持っているとゴルシちゃんは思うし、ターボは体が軽いだろ? アタシとは逆。負担の軽さと加速の速さを生かせば中距離ならかなりやばいと思う」
「今はまだだけど、疲労抜きをした後の変化が期待しちゃうわね。骨に関しても相当強そうだし、確かマックイーンちゃんのお医者様の健康診断結果もすごかったんだっけ?」
スタミナとパワーを用いた豪快な追い込みをできるゴルシからの意見。あと普段はふざけているが地頭の良さは間違いなく学園でもトップレベルだがスタミナの強化。これを使い逃げの戦法を維持できるようにしていることを気づいた。
「え。ええ。カノープスの皆さんも心配してメジロ家お抱えの医者に私の定期健診に付き合わせましたが、骨密度、強度がすごく、あと・・・血中酸素濃度も凄いみたいです。登山家のそれだって」
「そうなると大逃げの戦法は崩れることなく実行できますね。・・・・・・・それと、ターボちゃんの強みもありますし、強敵でしょう」
「ほう。その強みはなんだ?」
「コーナリングで外に膨らむことをせず最短を走れることと、 減速が極端に少ないです」
スズカの発言に俺も頷く。そう。ターボのコーナーでの曲がり方は普段から逃げばかりして先頭を走っているせいなのか常に最短距離を自然と走るし、全力で走る中で体が覚えたか曲がりでの減速もない。それは手にしたスタミナと回復力を合わせれば大逃げの際に外に膨らまずに最短距離で突っ走る。
しかもスズカ、タイキよりも小柄ゆえに坂での足の負担も軽いからそれこそゴルシのように上り、下りどちらかで仕掛けてペースを乱すことも視野に入れられる。
「異次元の逃走者。マイルの女王。そこにターボが肩を並べる可能性は?」
「あります。個人的予想ですが・・・仕上がった際はすごく早いと思います」
「スズカちゃんにそういわせるほどかぁ・・・楽しみだわ。ふふ・・・もしかしたらリギルから声がかかったりしてね」
「あり得るな! なにせ下手すりゃスズカの再来みてえなもんだぜ? これは一つゴルシちゃんも応援のために念を送る練習を」
「しなくていいですわ。というか貴女も走るかもでしょう? 2000メートル内でどれほどのものを見せるか・・・テイオーさんをライバルだと公言しているターボさんの万全の走り。楽しみですわ」
スズカ直々の大逃げの選手としての大成のお墨付きをもらうターボになお戦意を燃やすメンバーたち。全く頼もしく、元気な奴らだ。この話しをテイオーたちにも伝え、これからの練習のモチベーションアップに役立てたいところ。
後、できれば完成したターボの足はどんな感じか是非とも触れてみたい。後リボーも。
「よーしターボちゃん。練習はいい感じに仕上がったし、へとへとになりながら毎日よくこなしたわ」
「おー!」
「なので・・・これから一週間練習禁止!! 疲労抜きと、もう一つの武器を磨くわよ!!」
「えーーーー!!?」
賑やかな二人の会話を聞きながら私は私でのんびりとスープの仕込みを仕上げていく。いやー・・・沖縄、良い買い物でした。スピカ、リギルにマンゴーとパイン。東京だと万単位の高級品が4割安で買えたから送れたし、カノープスにもちゃんとお届け。
で、塩に関してもちょうどいい。というか私の今仕上げているスープの素材に求めていたものだ。これと・・・・あれを使えば、90%までは再現できる。
「超回復とスタミナで一見元気そうだけど・・・ほい。眼の下の疲労と筋肉痛から来るクマはかすかに見えるし、肌艶も前より少し悪い。チョーっと残った疲労が表に出ている。それを抜いて、心身リフレッシュさせなさい」
「走るのは?」
「駄目」
「スクワットとかミット打ち・・・」
「駄目」
「筋トレ・・・」
「駄目」
「でも、それだとターボ練習できないで死んじゃうぞー!」
いやー帰ってきたって実感がするわね。この騒ぎを聞くと。
「ん・・・よし。この塩と・・・これをこっそり・・・」
で、その間にスープに少し入れますは、干したフグ鯨のひれ。グルメカジノで見つけてどうにか景品としてゲット。再現できるようにしてよかった。疲労回復効果もあるし、基本スープに入れてもおいしい。辛口の酒と合わせたひれ酒はもう珠玉の一品。
香りも大変いいし、スープも透明。よしよし・・・これはいける・・・
「じゃ、プールに通いなさい」
「プール?」
「そ。学園の、空いていないのなら近所の市営健康ランドでゆったり湯につかってサウナを満喫してストレッチをしておくように。学園のプールでなら歩くのと、ビート版を使った泳ぐのを少しなら許可するわよ」
「んー・・・でもなー・・・」
「打倒スピカ、でしょ? ほら、お土産もあげるから」
そういって渡すのはここ最近世間をにぎわす覆面ウマ娘ダテ・ナオトのぬいぐるみとか、グッズ。レースの走りと勝利後のパフォーマンスの高さで非公式しか出ていないのに人気を出しているウマ娘だ。
正直、見目麗しいウマ娘のぬいぐるみだというのに、筋肉もりもりマッチョマンの宝庫、プロレスのイメージが出ちゃうのが面白い。実際トンボを切ったり、軽業を披露するからそういう人気も高いみたいだし。
「ほらほら。二人とも完成したわよー私特性スペシャルスープを食べなさい」
「待ってました♪ お・・・おお・・? 塩ラーメン・・・よりも透明・・・だけど・・・!」
「凄いいい香り・・・! だけど、なんだろ? すんごい多くの匂いがするね」
流石美食家のリボーと素直な感受性を持つターボちゃん。気づくか。このスープはいわゆるセンチュリースープ。・・・・・の私流アレンジの未完成。私の再現できる食材とこの世界での食材で再現したものに、フグ鯨の干したひれと、仕入れた塩でさらに味を高め、疲労回復効果を高めた逸品。
透明度もまだまだだし、味も未完成・・・いや、あれは再現できてしまう小松シェフと節乃様がおかしいのだ・・・私なりに頑張った。うん。ともあれまあ、数十、百以上の食材を煮込み、うま味と味を引き立てつつ栄養バランスも整え尽くした一品。
「んー!! はぁ・・・うんまい・・・凄い濃厚なのに、するりと余韻を残して消えていく。コンソメ、日本の豚汁どころじゃない程に多くの具材の味が出まくるのに、凄い・・・はぁ~♪」
「いくらでも飲めるぞこれ! 美柚樹さん。おかわり!」
「はいはい。二人にあげるわよー」
「ありがと。美柚樹お姉さん。・・・? む・・・疲労が抜けていく感じ。ほほう。これはいい感じ♪」
リボーはすぐ身体にいきわたる活力に回復効果に気づいたか。よしよし。おかわりをよそい、私も一つ・・・うん。前よりいい。塩を買いに行って正解か。
「デザートにマンゴーもあるから、飲みすぎ注意よ~」
「はーい。これ食べたら、デザート食べて私も一度疲労抜きだなあ。ターボちゃん。明日サウナはいろっか」
「ん・・っ、んぐ・・・ぷは。了解! それとプールもだな!」
「私水着持っていないからパス」
ワイワイ話しながら夜は更けて、ターボちゃんが部屋に戻る時間をオーバーしてリボーが頭を下げに向かったのが面白かったわ。詫びとしてニンジンジュースとお手製おかし、パインを渡したけど大丈夫かしらね。
さて・・・残った時間でどう動くかリボーと確認しないと。
エキシビジョンマッチ内容
2400メートル 芝
1セクレタリアト
2シ―バード
3リボー
4サンデーサイレンス
5イージーゴア
6ギンシャリボーイ
7ハリボテエレジー
8アポロニア
9ミルリーフ
10フィッシャーマン
11シカレル
12アレフランス
13テューダーミンストレル
14ニジンスキー
結果はリボーとセクレタリアトの同着1位です。本人曰く「そこら辺のレースを10回分重ねてもあのレースの圧には及ばない。というか冗談抜きで心臓がつぶれるかと思った」
良ければ感想、評価よろしくお願いします。