前回のキチガイエキシビジョンマッチが好評でなんだかうれしかったです。
分かりやすく例えるとポケモンで各地方の(元も含む)チャンピオンと主人公たち集めてトーナメントしている感じです。
なお、レコード3秒以上縮める偉業を引退したメンバーでしたり、全員の着差が最下位と一位で0,4秒未満だったりと凄まじすぎて本戦レースの合間なのに客もウマ娘も息抜きにならなかったという。女王陛下は大満足。
ライブはマイケル・〇ャクソンの名曲をみんなで踊り、トークショーでは合間合間に作るハリボテエレジーの変態的技術の折り紙で客を沸かせたり。現役メンバーもダンシングブレーヴなど豪華なために新規、古参ファン問わず大満足。
リボーの世界の知り合い。リボー視点
セクレタリアト マブダチ。よく遊ぶしポケモンバトルもしている。基本負け越し。最近ようやく起点役を育て始めた。バンギラス怖い。テレビで勝負を中継されていた時は驚いた。あとその心臓と筋肉どうなってんの?
ケルソ いろいろ狙われている。けど気づかない。穏やかだなあ。アメリカの名店を教えてくれて何気に助かる。背後から追いかけられると何でか寒気がする。
シ―バード グルメでよく話をしている。バレエの柔軟とテクを教えてもらった。ブロワイエ達の指導頑張れ。私はパス。
サンデーサイレンス 出会って早々喧嘩吹っ掛けられた。仲良くなると護身のために銃の扱い方教えてもらったりとかガンショップ巡りをした。口悪いなあ。
フィッシャーマン 愉快なダチ。テレビ企画で一緒に暴れた。セクレタリアトの事務所に誘われ一緒に入る。やっぱりゲームでは勝てない。
ニジンスキー 王室ウマ娘で一番気に入られた。ことあるごとにスカウトするの止めてくれませんかねえ。元気すぎるよ。
ハリボテエレジー 折り紙を教えてもらったり面白い話を教えたりとで愉快な先輩。日本語覚える際にちょうどいい人気マンガを教えてもらった
ギンシャリボーイ 東京食い倒れの旅でガイドをしてもらった。伝説のレースの際は調整を手伝ったりでなんやかんや仲良し。
「なんでプールも泳ぐの強く駄目なんだー・・・・・」
「体に残っているかもしれない疲労抜きのためでしょー。一応、一部は許可もらったし、遊ぶためのお小遣いも貰ったんだから焦らない焦らない」
トレセン学園のプールの端。歩いたり、泳ぎが苦手な子たちのための場所でビート版を抱えてぷかぷかと浮いているツインターボ。その隣で私、ネイチャさんが変に筋トレしたり暴走しないかターボを監視している感じ。明日はイクノちゃん。明後日はマチちゃん。その後は南坂トレーナーと。これを2巡してターボの監視をする。
「それにさ。ようやくあのキッツいトレーニングを終えたのよ? 今のうち休むほうがいいって」
「うーん・・・そうかもだけど、今もスピカの皆は鍛えていたり、リボーさんは走っているんだろ? 妥当スピカを目指すけど、大丈夫かなって」
「むしろそうするための今の時間よ。気がまぎれないのなら放課後に一緒にゲーセン行く? リボーさんのぬいぐるみ、またクレーンゲームにあるみたいよ?」
まあ、なんやかんや最近過密・・・いや、超過密スケジュールをこなしてけがもなく鍛えて脂肪もある程度削いだターボ。美柚樹さんとリボーは今度は休憩で心身を休めつつ、心の刃を研いでいるのだろう。フラストレーション。今までは練習漬けでひたすら前だけを見るだけしかでき鳴ったが一転考えられる時間を増やしてレースへの気持ちを再度高めていく。
プールもふよふよのんびりしているだけで関節とかに余計な負担はかからず、けど肉体も部屋で休むよりは程よくほぐしつつ負荷が来るから筋肉を落としすぎない。余分なストレスは食事と休養。そしてカノープスの皆で解消させていく方針。
「おー! あ、じゃあみんなで行こう!? ちょうど福引の引換券もあるからさ」
「そうしよっかー。私、ちょっと泳いでくるからターボも泳ぐにしても軽めによー」
「わかった。んっー・・・」
でも、ちょっとだけ泳ぎたいのでターボは少しビート版を持たせて、私は反対の角で軽く50メートル泳ぐ。ウマ娘の身体能力。あとタイキから教えてもらったコツを使えばあっという間だ。
「ぷは・・・」
もう少ししたらプールトレーニングの予約を入れたチームのためにどかないといけないし時間をチェックしておかないとなー。トレーナー、もう少し増やしてくれるっていうけど、どうだったか。ん・・・?
「ターボだっけ。勝負投げちゃったのかな。ずっと休んだりフラフラしているし」
「スピカに勝てるわけないからでしょ。日本総大将、孤高の天才、緋色の女王、常識破りの女傑、ターフの名優、黄金の浮沈艦、世界を取った覇者、更にはこの前アメリカで重賞とった異次元の逃走者。このメンツになんて無理無理」
「だねー、リボーさんは?」
「いやーもう引退して五年。あのレースもあったけどそれも前だしリギルには負けるでしょ。客寄せじゃないの~? でも、リギルのチームレースは楽しみだからアタシ見に行く」
・・・・・こいつらは、会長も言っていたけどレースに絶対はないでしょうに。その覇者。ジャスタウェイ先輩も化ける前までは2着、3着続きだったのに、そこから鍛えて、世界トップの座と評価をもぎ取ったのに。
それに、少しでもしっかりと関わって、知ればわかる。あの時代の最強と無敗を取れるリボーさんの怪物ぶりが。それに、まだわからないけど、休みが終わった後のターボはきっと・・・はぁ・・・気持ち、抑えよう。レースで見返せばいい。せっかくの疲労抜きなのにイライラして消耗するのが馬鹿らしいわ。
私を見てそそくさといったし、あほらし。はぁー・・・トレーナーも少し食べていいって言ってくれたし、今日は少し食べちゃお。
「ターボ―。行きましょ」
「もういいのか? ネイチャ」
「いいのいいの。それに、ほらもう少しでチームのプールトレーニングの時間だし、早めに遊んでゆっくりしましょ?」
「うん。あ、そうだ。ダテ・ナオトのぬいぐるみも探したいけどいいかな?」
「いいわよー」
はぁ。早いところ疲労抜きを終えたターボの走りを見てみたいなー。ウッドチップコースでするらしいけど。アタシも、ターボに負けないよう鍛えないと。弟子入り。頼もうかしら。
この後、ゲーセンでリボーさんのぬいぐるみを幾つかゲットして、ダテ・ナオトのぬいぐるみもゲット。こういうのが好きそうなウオッカに渡したら喜んでいた。憧れのリボーさんと、最近話題の覆面ウマ娘だもんね。しかも無敗でリザードンポーズするサービス満点だし。
非公式レースのみの参加だけどインタビューも日本オタクぶりが出て面白いのよね。
「ほっほっほ・・・・」
一通り仕上げをして、後はクールダウンついでに身体の間隔チェックがてら学園の外をマラソン。江戸川沿いを走り、桜並木を眺める。もう桜は散って青々とした若葉が美しい。
いやーせっかくだし年単位でここに過ごすかなんかしていつか花見したいわねーカノープスの皆、スピカも、リギルもいい子ばかりだし。アメリカ以外では基本どこ行ってもイタリアでいきっている田舎娘扱いだったし。
川原の土手の公園で遊ぶ子供たちもみんな元気そうで・・・む? ウマ娘・・・ほうほう・・・いいものを感じるけど・・・落ち込んでいるわね? なんだろ。
「チケット売り切れだった・・・せっかくお小遣いも貰ったのに」
「しょうがないよ。日本有数の最強メンバーの模擬レースだもの・・・ね」
ほうほう。あーそういえば、もう模擬レースの前売り券販売開始だっけ。即完売して、予定よりも席数増やすことになったとみんな騒いでいたっけねー
「でも、テイオーさんやリボーさんたちの走りを見られるかもって・・・」
「ハァイ。お二人とも。どうしたの?」
「だ、誰です?」
「ああ。ごめんごめん。一応トレセン学園のトレーナー。驚かせちゃってごめんね」
サングラスに帽子、サウナスーツで走っている大人が急に来たらそりゃ驚くわ。トレセンの職員カードと腕章を見せると落ち着いてくれた。黒髪に白の一筋が入る子に、薄い茶の髪にダイヤモンドの白が入る子。どっちも伸びそうねえー・・・こりゃ、掘り出し物か?
「トレセンの!? へぇー・・・お姉さんみたいなトレーナーもいるんですね」
「それは失礼しました」
「いいのいいの。どう見たって私不審者だし。今は雑用さんよ。で、まあウマ娘だから二人が落ち込んでいるのが気になってさーどうしたの?」
「それが・・・」
二人の。キタサンブラックちゃんとサトノダイヤモンドちゃん曰く、キタちゃんはテイオーちゃんに、サトちゃんはマックイーンちゃんにあこがれているらしく、模擬レースで二人そろって試合を楽しみにしていた。けど参加メンバーの人気と模擬レースゆえの安さのあまり前売り券は即売り切れ、二人ともお小遣いをもらって買いに行ったら既に完売。意気消沈していたと。
実際、将来レースで走りたいウマ娘たちならリギル、スピカのメンバーを見るのはかなりいいからね。ほんとあらゆる走りのスタイルが高水準で揃った怪物、精鋭ぞろいだし。
「せっかくの休みで、サトちゃんと一緒に応援できるかもって思ったんだけど・・・」
「ふーむ・・・じゃ、そうね。ちょっとこれ飲んで待っていなさい」
「ふえ?」
私の気まぐれだけど、これくらいいいでしょ。ということで近くの自販機でジュースを二つ買って渡し、学園に戻る。あれは・・・あったあった。ものを用意してすぐ戻ってくる。
「お待たせ。ハイこれあげる」
「これ・・・チケット!? しかも最前列と、サービス付きの!!」
「い、いいんですか?」
「いいのいいの。二人とも、いずれトレセン学園に行くつもり?」
関係者に渡されていた前売り券。まあ、知り合いとか招きたい人にどうぞって感じで日本の知り合いは少ない私にも配られていたのでそれをプレゼント。二人とも目を輝かせつつも驚いている。ま、いわば先行投資だしね。気にしないでほしいわ。
「もちろん! テイオーさんたちに追いついて、立派なウマ娘になるつもり!!」
「わ、私も! マックイーンさんのような優雅な淑女として、強い選手として」
「なら、これで学ぶといいわ。学園により行きたいと、生のレースのすごさを感じてほしいしね。・・・・・・あ、やべ」
タイマーで軽く走る時間を決めていたがもうそろそろ戻る時間。戻って柔軟と、ドリンク私も飲まないとなー。腰をよいしょとあげてまた戻る用意を。
「もういい時間だし、私は帰るわーその前売り券、ちゃんとレース当日まで持っておくのよ。あ。それと私の事、怪しいのなら学園に連絡したら確認とれるから」
「ありがとーお姉さん! 学園に来たらよろしくね!」
「ありがとうございます! あの、お名前は?」
ステップを整えて戻ろうとしていたらサトちゃんが私の名前を聞こうとする。あーそういえば名前言っていなかったわね。
「私はリボー。レース出るから、よろしくね。チャオー♪」
サングラスと帽子を外し、素顔を見せてからまたクールダウンのために学園に戻っていく。二人とも背丈は伸びそうだし、いやーどんな子になるかな。スピカに来そうだし、これはテイオーちゃんたちうかうかしていられないだろうなー
「さーて・・・この食材を使いましょう。ん・・・・・」
二人とも疲労抜きと微調整にうつったので、しばらくは食材も疲労回復をメイン。滋養効果の強いものが欲しい。ということでいつものゴールドにんじん。そして、疲れるけどこの・・・メテオガーリックを用意することに。
隕石の降った場所に生えて、周辺の土地を枯らすほどに強烈に栄養を集めたそれは、あの色々ぶっ飛んだ食材も多い中で国際的法律で使用制限を求められるほど。まあ、私も一気に使うつもりはないけど。
「トリコさん達ですらびっくりするほどの滋養強壮効果だし・・・一粒の4分の1。これを潰した専用の醤油ダレと・・・残りはスライスしたものをコンソメスープ用に使いましょう」
一粒そのまま食べただけでムキムキになるあれで軽く流しても骨がどれほど強化されるか不明だからねーうちの実家の近所のウマ娘たちにも食してもらったけど、あれだけの運動と燃費の子たちですらこれくらい薄めて使わないと適した回復効果にはならない。何だったら変に眠れないせいで精神疲労が起こるのでタブー
「焼肉と、コンソメスープ。後は・・・あーパリポリキャベツあったし、それの千切りとクルトン混ぜてのシーザーサラダにしましょ。カノープスの皆には・・・後でおやつでも持っていけばいいか」
ほかの子たちにも配りたいけど、チームの食トレの都合もあるだろうし、カノープスの皆には軽めに美味しいおやつ。そこに滋養効果を少し入れたもので日々快調に過ごしてもらえれば幸い。
模擬レースとはいえ、日本、世界も注目しているであろうものなのは間違いない。それが開かれるまであと2週間を切った。私も見る限り問題ない走りとタイムを見せてくれているけど、どうなるかしら。
「ただいまー。美柚樹お姉さ・・・おお・・・いい香り♡」
「お邪魔しまーす美柚樹さん。ししょー! あはは。これは今日もおいしそうだぞ!」
「おかえりなさい。二人ともまずは手を洗ってからお風呂入ってきなさいな」
さて、この後疲労を抜いたターボが夜の自主練をしないように見張っておかないとねー
リボーについてのインタビュー
セクレタリアト「最高のダチ。チームに無理言ってでも現役でレースしたかったわ。レースはあんなに強いし手先も観察眼もあるのになんでポケモンは弱いのかしら。育てるのはめちゃうまいのにねー彼女の認める子はみんな強くなれるし、どんどん教えてほしい。そんでうちの事務所で鍛えたい
・・・・あと、あいつの末脚と心肺機能はバグっていると思うわ。いい意味で」
ケルソ「すごく奇麗で、可愛くて美味しそうな子。んふふ・・・アメリカのいい所も教えるし、サンフランシスコ旅行もしたいわ。それと、弟子たちもかわいいしもう・・・滾るわね!」
シ―バード「観察眼も勝負勘も舌も最高のもの。いやはや、かつて馬鹿にしていた連中がみじめだね。ダンスの中にマジックを入れてきたのは面白かった。それと、日本の大江戸焼き鳥の舞とはなんだ?」
サンデーサイレンス「無敗だのなんだの調子乗っっていたやつかと思ったが・・・まあ、おもしれーやつだよ。また射撃場でまと当て勝負して、ステーキハウスで駄弁りたいもんだ
・・・俺が病気の時、真っ先に飛んできて看病と見舞いしてくれてありがとよ」
フィッシャーマン「またテレビで一緒にレースしたいな! 今度はレスラーコスしてさ! 凶器がわりの栓抜き隠しておいて勝った後にシャンパンその場で開けるんだよ!」
ニジンスキー「我々の国民も、ウマ娘も、女王陛下も魅了した巨匠。大いに世界を盛り上げ、自由だけども優しい女傑。ぜひ我が王室ウマ娘育成チーム、中央学園への参加を・・・彼女の観察眼と、ケアの技術はまさしく芸術と言えましょう」
ハリボテエレジー「シンザン先輩以外では基本世界で舐められていた私たちに心からの敬意を払い、応援してくれたかわいい後輩。今度一緒にドミノしない? 教育テレビ用のやつ」
ギンシャリボーイ「海外のレース場の情報と私たちの経験と調子を見てすぐさま合わせた調整をしてくれるのはまさしく天才。でも、ほんとあの細さは驚いたわ。食は普通だけど、今も体調大丈夫かしら」
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