改めて、ディープインパクトの強さはどの作品でも怪物じみているのですが、それをウマ目線で見れるのがすごく面白い。ほんと、皆さんの描写の上手さには感服です。
今回、オリジナルトレーナー、チームが出ますん。
「うー・・・日本のジュースは甘さ控えめなのな・・・」
「ええー・・・?」
「アメリカの甘さがゲロ甘すぎるんのよ。で、毛布はあるけども。どうしたの急に」
急にやってきたキチガイ世代の一人にして二冠ウマ娘。セクレタリアトの後継者になるはずの名家出身イージーゴアをボコボコにして成り上がりウマ娘の代名詞たるサンデーサイレンス。そんな彼女が何で来たか。私もリボーも意図がわからずに困惑している。
「正直、アメリカじゃ私はテレビの仕事も無ければ、トレーナーとしてもてんでだれもしないもんでな・・・この脚と、生まれもあって取り付く島もねえ。あの事務所の力でも、無理にし過ぎても訴訟が面倒だ」
「はぁー・・・そのなかで栄冠をつかんだ貴女だからこそ価値がある指導をもらえると思うけどねー・・・で、こっちでトレーナーをするってこと?」
「ああ、国際トレーナー免許の資格もある。それと、姉御、セク、リムジンのやつから私の新天地を探しつつお前の手伝いをしろってな」
「よいしょ・・・歯ブラシの予備と・・・えーと・・・んー・・・あ。お菓子とお代りいります?」
「ん・・・サンキュ。朝飯まだなんだわ・・・かふぁー・・・あー・・・ジャパニーズ畳・・・気持ちいい」
その理由はどうにもサンデーの足・・・少し歪んでいることもが原因で走れないと言われ、それでもなお美人なのだがあちらの国のウマ娘に関しては外見は文字通り髪のてっぺんから足のつま先まで整う美しさを重視する。
更に言えば、家柄。レースでの経歴や名門の出身かでその扱いや人気がデビュー前からかなりあり、それで扱いの差も出てくるとか。サンデーちゃんも既に二冠。しかもイージーゴアをはねのけ、二度も死ぬような羽目に会いながら、用意できる設備も時間も格差がありながらなお勝利した。
選手の間のころは人気だったが、引退してからはまた血筋や若いトレーナーということもあって完全に人気がないとかなんとか。本人はもう自分へのそういう扱いは慣れているのか気にせずにジュースを飲み終えて息を吐いて畳でリラックスしているけど。
「ま、あんたの実力と指導ならすぐトレセンも受け入れるし、国際トレーナー資格は大きいわ。で? 私の手伝い?」
「とぼけんなよシスター。・・・・・リボー。また日本を起点に私らの時代とは別の形でにぎわすつもりだろ? ここを起点に世界に強者を送り込んで世界中のウマ娘のレベルアップとお前さんが惚れこむほどのこの学園の子どもたちに栄冠を取らせるために」
「んー・・・ばれたか。まあね。またギンシャリ先輩たちのように世界大会を開いたり、私たちに負けないほどの才能がひしめいているこの学園を起点にまた世界各国のウマ娘たちが交流しまくるついでに勝利目掛けてばんばか移動して戦いまくる時代にできたらってね。ちょうど、私たちがトレーナーやそれ以外でも業界に口出せるようになったしね?」
「いつの間にそんなことを・・・はぁー・・・つまりは、時代そのものを芸術品のように作ろうとしていると・・・あ、サンデーちゃん。これ。チーズケーキとアップルパイ。あとは自家製オレンジジュースです」
私の目の前でキチガイ世代がまたキチガイじみた考えを持っていることについて。でもまあ、簡単に言えば海外遠征を増やして経験を積ませるということだし、海外のデータが増える分あちらでのケガやレースでの調整ミスが減ることにつながるので悪くはない。
おハナさんが聞けば間違いなく普段の冷静な表情を崩して喜ぶだろう内容を話しつつ。サンデーちゃんは今日のケーキの余りと今用意したジュースを楽しみ始める。
「それとついでに、ちょっとその若手を遠征する際助けるからリクエストがあるんだと・・・うんま!? なんだこれ!!? 今まで食べたことないぞ!! 病院のスイートでの飯が比べ物になんねえ!」
「リクエスト? ま、内容次第。でしょー? 私の国の一流シェフでもこの味は出せないし、ここだけの話・・・お姉さんの農園の野菜、全部最高グレードよ」
「マジかよ・・・くぅー・・・うめえ・・・はぁー・・・でも、もう寝るしこれ以上は駄目か・・・」
おお、アメリカのウマ娘でもちゃんと甘味は大丈夫なようだ。うふふ。我が家の規格外のサイズのにんじんからのジュースだけど、それでも甘さはしっかりあるからね。
で、まあ食べ終えると今度は水のボトルと薬を出して1錠のんで水で流し込む。
「む? サンデーまだ病気?」
「いやいや。アメリカから来たから時差ボケ対処の睡眠薬。安心しろ。弱いやつだし、病気に関してももう完治。肉体、内臓年齢も10代のころを維持している。でー・・・あー美柚樹さんよ。今夜一泊させてくれ」
「大丈夫よ。しっかりと予備の布団もあるから。朝ごはんも用意しておくから朝はここで食べてね?」
「世話になります。リボーの姉貴分なら、私にも姉御みてえなもんだ。それじゃ・・・んふぅ・・・それじゃあ・・・」
頭を下げてからすぐさま歯を磨いてすぐさま布団に潜り込んで寝息を立て始めるサンデーちゃん。うーん。かなり気性が荒いと聞いていたけど、案外優しい?
「ねえリボー。サンデーちゃんは結構優しいの?」
「基本身内には優しいが・・・気に食わなければ普通に暴れるわよ。私も一度喧嘩売られたりしたし。美柚樹お姉さんの態度が基本余計なもの考えずに優しく接してくれたから気に行ったのかも」
「そう? ま、とりあえず明日は私がスピカに行くし、その際にサンデーもつれていくから、お姉さんはそのー・・・お悩み相談? というかそれの聞き込みよろしく」
「分かったわ。それじゃあ、寝ましょうか」
「了解。んふぅー・・・」
とりあえずまあ、予定はそのままにスピカの方にリボーは行かせ、私はヘリポスさんと一緒に頼まれているトレーナー・・・チームシリウスのトレーナーさんの方に行くことにしようということで私たちも歯を磨いてから就寝。明日の献立・・・うーん・・・なにがいいかな。
「さてと・・・どうしましたか? 近藤トレーナー」
「お久しぶりですヨー」
「はい。美柚樹トレーナー、ヘリポスさん・・・実は折り入っての頼みが・・・」
朝、ウマ娘二人、人間二人の朝ごはんとおやつ。差し入れのお菓子を作る激闘と寝起き最悪で殴りかかってきたサンデーちゃんを思わず投げてしまったりとあれこれありながら私はチーム・ジュピターのトレーナー近藤さんに会いに来ました。
ハルウララ、キングヘイローを指導する人で。誰が呼んだかゴリラ。一応私より年下なのに、その風貌と包容力で年上に見られたりとまあ大変。でも、とても心優しく、指導も確かなので本当によく慕われているいい人。今日はミーティングルームに呼ばれたのですが果たして?
「その・・・ウララ、キングを勝たせるためにご指導、手伝いをお願いしたいんです!!」
「うぇっ!? いやちょっ・・・頭を上げてください! キングちゃんにウララちゃんも実力も増しているではないですか!」
「そうです・・・確かにウララの足の問題も解消して、走りも、勝利も徐々に目指せるようになりました・・・でも、もう一押し、その一押しが俺では二人に渡せない、足りないのです! お願いします。ぜひとも助けてください!!」
「ドゲザしなくても近藤さん・・・貴方は十分に立派ですよ」
そんな人がいきなり土下座してウララちゃん、キングちゃんの助けをしてほしいという。実は以前、ウララちゃんの足の歪みと爪のケガ、靴合わせなどで助け、ダートに路線を移してからというもの最下位脱却。この前のレースでも2着に食い込むほどの成長を見せた。
勝ち負けの悔しさも少し芽生え、ファンのためにもと走る姿勢も変わってきたがまだ足りないということだとか。キングちゃんも強い。だけども中距離に怪物が多くいることもあり中々に勝ち星に恵まれない。二人ともスランプになっているとか。
「わかりました。しますが・・・私はマッサージや整体、食生活から変えていくくらいですし、ダートの方は始動した経験も浅・・・ああ・・・まあ、できますかね」
「おお! で、では・・・!」
「でも、本格的に教えるのは私じゃないですよ。フォームチェックと体調管理。それと体質改善をします。後・・・あー・・・その人の指導具合ですが、大丈夫です?」
「? リボーさんです? ヘリポスさんです?」
「いえ、もう一人、多分ウララちゃんとキングちゃんの助けになるんですが、キングちゃんがどうなるかなーって」
「? それはどういう?」
「・・・アー・・・」
土下座からすんごい明るい笑顔で起き上がり頭を下げる近藤さん。ただ、私の場合は基本ケアをしつつやりたいことをやらせる。支えるのが主でトレーナーとしてのブランクも大きい。それよりは、ちょうどいい人材がいるし、そこにしごかせつつ、私が支えるほうが早い。
問題は・・・彼女の人生から見て、キングちゃんの性格を見てキレないか。暴れないかというのが問題といえる。
ヘリポスさんも察して苦笑しているし。まあ、うん。指導というか、下地作りは私達三人でキングちゃんと一緒に助けていけるけど、一番ダート、短距離に秀でていた人材がいるし。
「今、指導するのに一番いい人がいるんですよ。勝負根性も、ウララちゃんのダート路線を鍛えるにもばっちりな人材が。あと、キングちゃんも鍛えるのならカノープスに打診します」
「私ももう一度ウララちゃんの道具をチェックしますが、予備を含めて経費もらえるよう理事長サンに打診したほうがいいかと」
「分かりました! では、早速チーム予算でできないか打診してきます。よっしゃあー!!」
私たちが協力するとわかるとうっきうきで立ち上がってミーティングルームを出ていく近藤さん。その後にエアグルーヴちゃんの怒声と張り手の音、近藤さんの悲鳴が上がった。恐らくビンタされて吹っ飛んだんでしょうねえ。
「とりあえず、近藤さんの治療と、整体と食事の用意しましょうか」
「私は足型の再チェックと道具の用意ですネーそれと、私からも動きますよ」
さてさて、カノープスはターボちゃんを起点に皆を強くしたし、道具のチェックとケアで体の悪癖を直した。今度はジュピター。頑張らないとなあ。
「ほーん。これがチーム・スピカね・・・」
おかあちゃん。私は今、目の前で殺されそうなほどの視線にさらされています。
「みんな、私の友達を紹介するわ。サンデーサイレンス、トレーナーとしての国際ライセンスもあるから指導はばっちり。美柚樹お姉さん、ヘリポスはちょっと席外しているけど後から来るからよろしく」
カフェちゃんそっくりの風貌を成長させているのに、ぎらぎらと金色の瞳が光ってすごく怖いです・・・でも、なんでか・・・こう・・・それも受け入れちゃえるのが不思議で。
「まあ、リボーの言う通り私がサンデーサイレンス。長いし面倒だからサンデーでいい。お前らこれからよろしく頼む」
「は、はひ! よろしくお願いしましゅっ・・・あつづ・・・舌嚙んだ・・・」
「よ、よろしくお願いします・・・」
私は応えようとしたら舌を噛んで、ウオッカちゃんも怖いのか声が震えているし、スズカさんは・・・あれ? なんだかじっと見つめているし、ゴルシさんは普段のはじけぶりがなく首をかしげている。ジャスタウェイさんはほえーと見つめているし、なんだか不思議な感じ。
で、素直に私と一緒に怖がっているのがスカーレットさん、テイオーさん。マックイーンさんは・・・うーん? 気おされていない?
「アメリカの2冠。ドラマにも映画にもなった、あの時代を代表する戦士の一人だな。此方こそよろしく、サンデー・・・お?」
「おう・・・お前さん。名前は?」
「ッ・・・め、メジロマックイーンです」
「・・・あー・・・あの名家のね。どれ・・・」
トレーナーさんの言葉も無視してサンデーサンはマックイーンさんの方に近寄り、顔をガシリとつかんで、目を合わせて見つめる。
「お前さん・・・何を背負っている・・・名家にしちゃあ・・・余裕もねえ・・・ぎらついてやがんな・・・」
「メジロ家に天皇賞の盾を・・・三代そろって天皇賞制覇を目指します。メジロ家にふさわしいものとして」
「いいねぇ・・・ゴアのやつと違って最初からキマッてる。ボンボンのくせに覚悟しているやつは大好きだ・・・よろしくな。マックイーン。それとトレーナーに皆、さっさと練習始めんぞ。ほれほれ用意しろ」
「今日は私も併せをするから逃げ、先行でのやり方を教えるわ。体で覚えてきなさい。スカーレットちゃんは特に。私のやり方を覚えなさいよ?」
「は、はい!!」
「今日はウッドチップで走るのなら、短距離での加速の練習は私もする。お前らもみんな見どころあるのは分かるし、ついてこいや」
マックイーンさんから手を放してにやりと鋭い笑顔を見せて先頭を走っていくサンデーさんとリボーさん。私達も釣られて後を追ってウォーミングアップが始まる。
予想外の参加ですが、これは楽しみです!
「ふーむ・・・スカーレットちゃんは今後この戦法と、先行を織り交ぜる感じでいいのよね?」
「はい! ぜひともお願いします!」
「いいわ。それと、弟子も認定してあげる。代わりに、私と美柚樹お姉さんの部屋に練習終わりに来なさい。ケアとチェックしてあげるから」
「で、弟子認定・・・あ、ありがとうございます!!」
「おいスカーレット!? 抜け駆けはずるいぞ! リボーさん、アタシにも教えてくれよ!!」
一通り練習が終わって一時休憩。約束通りスカーレットちゃんを弟子入り認定させるとすんごい目をキラキラさせて喜んでくれた。で、ウオッカちゃんも頼んで来たりでぎゃいぎゃい大賑わい。あー・・・可愛いわねえ。
「スぺ。覚えるのが早いな。大したものだ」
「あ、ありがとうございます!」
「毎日よく食べているらしいから、そのエネルギーをしっかり爆発させているのもあるだろうね。しっかり肉もついている分骨の負担も少ない。ただ、スズカもだが練習で必要なら手を抜いたり、走らない時間をフォームチェックと体幹に使え。たとえひびが入らなくても骨に負担はくる。常に全力でやり続けるのが美徳じゃねえんだ」
「は、はい・・・」
あっちはあっちで、大勢に練習を教えつつもさぼるタイミングを入れろと教える。まあ、実際にスズカちゃん、スぺちゃんは練習も人一倍するからねえ。二人とも片や編入。片やスランプだったのにそこから急成長してあの強さを見せたからねえ。サンデーはすぐ見抜いたか。
「はいはい。ウオッカちゃんも教えるわよ。取り合えずしたい戦術と、トレーナーともすり合わせて教えていくわよ。いいわね?」
「うっす! お願いします!」
「んふふ・・・さてさて、ウオッカは作戦も幅広くできる分どうしようかしらねえ」
「ライバル二人の師匠が同じってすごい話だなあ。ああ、リボーさん。それに関してだけど資料があるから一応それに目を通してほしい」
はいはい。二人の頭を撫でた後によいしょと移動してトレーナーさんの資料に目を通していく。ほんほん・・・・・
「ふーん。ここ、ほんと色んなメンバーがいるのね。でも、ダート、短距離専門はいないと」
「まーアメリカと違って日本は芝が多いからなーで、だ。サンデーはさー焼きそばに興味あるか?」
「焼きそば・・・? あーあのパンにはさむとかいうヌードルの」
「合って・・・いるのかな? まあ、ゴルシちゃんの焼きそばはおいしいですよ。なんやかんやリピーターもいますので」
うーん。練習をして、変な練習をするゴルシにちょっと付き合ってルールがわからないからしばいて続行させたが、どうにも気が合う連中がスピカには多い気がする。
アメリカでもいっつも喧嘩腰だった気がするから、ほんと馴染むのが早いのが自分でもわからん・・・
「あ、あの・・・私、一時スランプの時期があって・・・その時にサンデーさんの自伝に支えてもらいました・・・よければ、さ、サインをしてくれませんか?」
「あいあい。それくらいならな。アメリカでもすごかったぜスズカ。誰も影を踏めない、孤高の姫、大和撫子って大人気よ」
「あぅ・・・ありがとうございます」
そしてまあ、今を煌くスズカもまさか私のファンとは。アメリカじゃ―・・・ウマ娘にも、人間にはもっと嫌われまくったりしたり、引退したらまた掌返しだったもんなあ・・・実家の方には今までの養育費と、治療費諸々含めて全部利子付けて渡してけりつけたからよかったけど。トレーナーとしても鳴かず飛ばずだったし・・・
いつの間にやら持ってきた、カバーもしっかりした私の自伝にサインをかいて頭を撫でてやる。アメリカにはそうそういないタイプだなあ・・・
「スぺ。お前さん。私のコーナリングを覚えかけているな?」
「は、はい! ターボちゃんもそうだったんですが、サンデーサンはとにかく上手で・・・」
「ウッドチップでダートにやや近い感覚で走れたからな。後でもう1本やる。お前さんは口でいうよりも併せで、身体に叩き込んだほうが早い。私の背中追っかけて覚えやがれ日本総大将。あの戦い。アメリカでも盛り上がったんだぜ? 本当の強さを見せるとかよーリボーやセク越えていってみろってんだ!! おもしれえもん見せてくれてありがとよ」
「わわっ! あ、ありがとうございます!」
実際、当代欧州最強なのは確かだが、うちの世代を知っているとビッグマウスだったからな。あれはみんな大盛り上がりした。スぺの背中をバシバシと叩いて笑い飛ばす。こっからも面白いものを見せてくれそうだし、凱旋門賞に殴り込みに行かせられたら面白そうだけどなあ。
「あ、あの・・・」
「ん?」
「離してもらえます?」
「ああ、悪い悪い。どうにも落ち着くもんで。マックイーンも気合は入れすぎんなよ。リボーのやつがダイエットに良い漢方を紹介するそうだ。そっちの医者に見せて聞いておけ」
「だ、ダイエットですって!?!」
おーやっぱ食いつくか。私も軽く調べたが、どうにも体質的にダイエットをするのはいいけど、ストレスであんまりうまくいかないというか、非効率っぽいからなあ。アメリカでも漢方などの東洋医学の注目度合いはすごいし、リボーから勧められたがほんと困っているようで。
「ああ。アメリカは食生活もあってダイエットに力を入れていてな。クッソまずいし臭えし、散々だが、最近は漢方の粉末を包むカプセルも市販である。それ使って食前に毎日飲むようにしろ。そっちのお抱えの医者に許可取ってからよ」
「分かりましたわ! 早速教えていただければ」
「あいよ。えーと・・・あったあった。この漢方。代謝改善と発汗効果、通じも良くなるから身体に余計な毒は余らない。食前でいいらしいから、飯も楽しめるだろう」
んー・・・セクに勧められて、ついでに頼まれごともあってだが、居心地いいなあ・・・トレーナー業。頑張ってみるか。リボーにできない部分は私が補う。ついでに・・・珍しく気に入ったマックイーンの夢の先も見て見てえし。
「おーいみんな、休憩終わり、第二ラウンド行くわよ~」
「今度はダンスの練習だ。今回はちょっと大きく動く分、もう一度体をほぐしてくるように」
リボーとスピカのトレーナーさんも来たし、私も動くか。しかし・・・ダンスは・・・苦手だ。
ぷちキャラ紹介
近藤さん 外見は真選組のイケメンゴリラ局長。チーム・ジュピターのトレーナー優しいし情に厚い熱血漢。誰も契約したがらなかったハルウララ、プライドの高さが邪魔してつんけんな部分のあるキングヘイローを自分から頭を下げて一緒に頑張る比較的新人トレーナー。スピカのトレーナーの無遠慮なウマ娘の足お触りしているところを止めようとしたら共犯者と間違われて巻き込まれることが多い。おハナさんにほのかに恋しているらしいとか。
ウララのダート適正、短距離の強さに気づいて頑張っていたが、どうにも一押し欲しいと思ってウララの足の問題(史実でもハルウララは裂蹄など困っていた)を解消してくれた美柚樹に頼み込んだ。
ハルウララ 近藤トレーナー、キングヘイローと一緒に頑張るいい子。勝つことでファンが喜んでくれると1位を目指すようになってきた。この前のレースでも2着に食い込むも、何か足りないと気づく。商店街の皆と一緒に笑いたいと努力し続ける。
サンデーサイレンス キチガイ世代の一人。生まれてから不幸の連続をはねのけ、セクレタリアトの後継者と言われたイージーゴアをレースでしばきまわして成り上がり、人民の代表ウマ娘と謳われた。映画、自伝は大成功。その際に家の借金と今までの養育費、治療費を全部渡し、セクレタリアトの事務所で働くも外見重視、階級社会が強いアメリカウマ娘界隈では全く契約が来ないことでくすぶっていた。
そこにセクレタリアトたちの勧めもあって日本に来日。アメリカではすっかり冷めていたのであまり取り上げられず、スピカになじむ。ちなみに、作者はリボー、サンデーのトレーナーとしての手腕は史実での子供、孫たちの実績を育成できる実力としています。つまりはまあ、そういうことです。
良ければ感想、評価よろしくお願いします。