(完結)二人の緋皇 ―閃の軌跡Ⅱ―   作:アルカンシェル

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42話 蘇る天才

 

 

 貴族連合と、それにたった二人で対抗しようとしたラウラとフィーの注目を浴びながら、《緋》は戦場に降り立った。

 “千の武具”で作り出した“ガランシャール”を大地から引き抜き、《緋》は一同を見渡す。

 

「何をやっているんだ君達は……」

 

 “ガランシャール”の投擲の衝撃で吹き飛ばされた《ティルフィング》を交互に見てクリスは苛立った言葉を吐き出す。

 マキアスとエリオットの争いとは違う、殺し合い。

 ヴィクターが革新派側のオリヴァルトについている以上、いつかは起きていたクロイツェン州の貴族間の争いだと言う事は分かる。

 

「“ティルフィング”は《Ⅶ組》で争うためのものじゃない。その中にある“力”は――」

 

「今更出て来て勝手なことをほざくな」

 

 クリスの叫びにユーシスは冷めた言葉を返す。

 

「そうだクリス……そなたは下がっていろ」

 

 二人はクリスを無視して戦うべき相手を見据える。

 互いに不本意だと言いたげな口調であるにも関わらず、《機神》越しには闘争の黒い闘気を燃え上がらせる。

 

「もう遅いんだ……貴族派と革新派の争いはどうしようもない程に悪化してしまった」

 

「これはレグラムの存続を懸けた戦いなのだ」

 

 ユーシスが諦観を口にして、ラウラも後には引けないのだと叫ぶ。

 口では言い訳をしながらも、ティルフィングから漏れる殺意という黒い気配はとてもクラスメイトに向けるものとは思えなかった。

 

「――っ」

 

 クリスは何かを言いかけて口を噤む。

 回復に掛けた一ヶ月は別にしても、クリスはレグラムとルーレの二択の内、ルーレに行くことを先に選んだ。

 もしも先にレグラムに来ていれば二人の仲違いを防げたのではないかと考えてしまう。

 

「第三の風など、もはやこの大火の前には炎を大きくする風にしかならない……もうお前の出る幕ではないのだ!」

 

「これはアルゼイドの戦いなのだ! アルノールは下がっているが良いっ!」

 

 二人はクリスに邪魔だと叫ぶ。

 それが本心だと言わんばかりの言葉にクリスは皇族の威光が貴族に取って無意味なものだと突き付けられる。

 

「ユーシスッ!」

 

「ラウラッ!」

 

 《緋》の事など目もくれず、先程の続きだと二つの《機神》は咆える。

 《青》はナイフを投げ捨て、地面に突き立った“ガランシャール”に手を伸ばす。

 “義”は自分にある。

 天の父が力を貸してくれるとラウラはそこまで考えて違和感に気付く。

 操作システムの関係上、《機神》は操縦すると言うよりも《機神》になるという感覚で操縦する。

 すなわち視線や相対感覚も巨人のそれに引き上げられ、目の前の大剣は生身を遥かに超えた大剣となっている。

 その大剣“ガランシャール”は《青》が触れる前に、ひとりでに浮き上がる。

 

「なっ――!?」

 

 次の瞬間、見たのは虚空を握るようにして“ガランシャール”を振り被る《緋》の姿。

 

「それでも僕は――」

 

 大剣を求めて飛び込んで来た《青》を《緋》は“ガランシャール”の剣の腹で殴打する。

 盛大に吹き飛び大地を転がる《青》に《紅》の足が止まる。

 

「ク、クリス……?」

 

「これでラウラ・S・アルゼイドを倒したのは僕だ」

 

 立ち上がる気配のない《青》から《緋》は《紅》に向かって“ガランシャール”を突き付ける。

 

「そんな言い分が通じると思っているのか?」

 

「僕を誰だと思っているんだいユーシス。僕はセドリック・ライゼ・アルノールだぞ」

 

「っ……」

 

 機体越しに叩きつけられる威圧に《紅》は思わずたじろぐ。

 

「下がれユーシス」

 

 気後れする《紅》に代わってヘルムートの《金》が前に出る。

 

「お前は……」

 

 一見すれば《金の騎神》だが、クリスはその正体を知っている。

 クロスベルのレクターからの報告。

 シュミットとヨルグの二人によるレクターが命名した《金の神機》メッキ・プラドー。

 気の抜けた名前だが、そこに乗る男の存在を感じ取った《テスタロッサ》の中の焔が燃え上がる。

 

「っ……これは……」

 

 《緋》の中、怨念が渦巻くように空気が変わったことにセリーヌは慄く。

 

「鎮まれ……鎮まれ……」

 

 その空気に中てられてクリスも黒い衝動に呑まれそうになる。

 

「どこの馬の骨か知らぬが、皇族を詐称する大罪人めっ! このヘルムート・アルバレアが成敗してくれるっ!」

 

 勝手な言い分を大声で放送し、《金》は《緋》に斬りかかる。

 

「詐称するだと! 貴方は僕が本物のセドリックだと知っているはずだっ!」

 

 両手に剣を持つ《金》に対抗し、《緋》も双剣を手に生み出し剣戟を受け止めながら叫ぶ。

 

「知りませんなぁ」

 

 返ってきたのは白々しい言葉。

 

「セドリック皇子はバルフレイム宮に居られる。貴様の方が偽物、それが帝国の認識だっ!」

 

「そうしたのはお前達だっ!」

 

 言葉と共に剣を交える。

 流石はユーシスとルーファスの父と言うべきなのか、話に聞いていた以上の剣の冴えに息を巻きながら気持ちで負けないように声を張り上げる。

 

「そうやって自分の都合の良いように真実を捻じ曲げてケルディックの人達を虐殺したのかっ!」

 

「奴等はクロイツェン州の領民でありながら私を裏切ったっ! 当然の報いだっ!」

 

「そんな理屈が通ってたまるかっ!」

 

 ヘルムートが言葉を発する度に《緋》が喰った魂が憎悪を滾らせる。

 

「正規軍に協力するとはそういうことなのだよ……

 あろうことか奴等は貴族に手を掛けようとした、殲滅しなかっただけありがたいと思えっ!」

 

「ふざけるなっ!」

 

 あまりに一方的なヘルムートの言葉にクリスは激昂する。

 

「ちょっとクリスッ!? 落ち着きなさいっ!」

 

 セリーヌの制止は遠く、最初から限界だった《緋》は憎悪を爆発させるように変化する。

 それに呼応して《緋》の身体は膨れ上がり、その様相が変化する。

 緋黒い焔を纏い、騎神は一回り巨大となる。

 

「グウウウウウウウ!」

 

 獣のように喉を鳴らし、クリスは《金》を睨む。

 

「ホロビロッ!!」

 

 《緋》が大地を爆発するように蹴り出し《金》に迫る。

 纏った緋黒い焔が大気や大地を溶かし突き進む。

 焔の塊となった《緋》は巨大になった体躯から“ガランシャール”を振り下ろす。

 

「ふ……その程度か」

 

 大振りの一撃をヘルムートは鼻で笑い、《金》は大地を滑るように振り下ろされた一撃を躱す。

 轟音を立て、大地が割断される。

 

「ニガサナイッ!」

 

 地面を薙ぐような横薙ぎの一閃を《金》は計ったようなタイミングで跳び、双剣を交差させて《緋》の腕を斬りつける。

 

「グッ……」

 

「見えるっ! 見えるぞっ! そうだこの感覚だっ!」

 

 危なげなく立ち回る《金》の中からヘルムートの哄笑が響く。

 導力砲も結界も使わず、二つの剣だけで《緋の魔王》に大立ち回りを繰り広げる《金》の姿に観客と化していたユーシスは目を疑う。

 

「あれは……誰だ……?」

 

 そう呟くほどにヘルムートはユーシスが知っている姿からかけ離れていた。

 

「おおおっ! ヘルムート様が……あの頃のヘルムート様が帰って来たっ!」

 

「た、隊長!? それはどういう意味ですか?」

 

「あのヘルムート様がこんなにできた方だったなんて……ルーファス様なら納得なんですが」

 

 古株の指揮官たちの感動に共感できない若い兵たちはユーシスと同じ困惑に陥る。

 

「馬鹿者があの方はルーファス卿の父君であるのだぞ! あれくらいできて当然なのだっ!」

 

「二十年前、前領主様がお隠れになり、弟君まで出奔したクロイツェン州が割れようとした時……

 ヴァンダールの双剣術をたった一年で皆伝に至りまとめ上げた麒麟児……

 それがヘルムート・アルバレア様なのだっ!」

 

「そんな馬鹿な……」

 

 《機神》が拾った音声にユーシスは信じられないと唸る。

 アルバレア家に拾い上げられたユーシスは今まで一度もヘルムートが剣を握っている様を見たことはなかった。

 そんな彼が帝国で名高い、ヴァンダールの双剣術を皆伝していたというのは寝耳に水だった。

 

「チィッ!」

 

 クリスは動き回る《金》に苛立ちを募らせる。

 

「ふん……図体ばかりの木偶の坊が私の敵ではないっ!」

 

 衝動に突き動かされるまま振り回され、撃ち出される剣群の嵐。

 その立ち回りにクリスは憎悪に支配されながら、ルーファスやクルトの影を見る。それがクリス自身を苛立たせる。

 

「この――」

 

「遅いっ!」

 

 背後に無数の剣を召喚し直す《緋》に《金》は翼の導力砲を一斉に撃ち出し、顕現した瞬間の武具を撃ち抜く。

 

「っ!?」

 

 背中に霊力の爆発を受けてつんのめる《緋》に《金》は正面から突撃する。

 

「我が剣の錆となるが良いっ!」

 

「死ヌノハオ前ノ方ダッ!」

 

 大地から《緋》の尾剣が《金》の眼前に飛び出す。

 躱す余地のない不意打ちにクリスは勝利を確信し――《金》は唐突にその姿を掻き消し、尾剣は空を貫いた。

 

「ナニ!?」

 

「《空》属性の力!?」

 

 目を疑うクリスとセリーヌは感じ取った魔法の気配に目を見張る。

 次の瞬間、《緋》の目の前の空間が歪み《金》が現れる。

 消えた時間は一秒にも満たない短いものだったが、《金》は巨大な体躯と化した《緋》の懐に入り込むのに成功する。

 

「オオオオオオッ!」

 

 突撃の勢いを乗せ兄弟剣が閃き、巨大な《緋》の右腕が斬り飛ばされる。

 

「ガアアアッ!?」

 

 《緋》の右腕の喪失に合わせて、その痛みがクリスの右腕に走る。

 

「その首もらったっ!」

 

 斬り抜けた《金》は振り返り、今度は《緋》の首を狙う。

 

「――舐めるなっ!」

 

 振り返り様に振るったのは左の拳。

 霊力を纏わせただけの渾身の拳と《金》の兄弟剣が激突し、軍配は《緋》の拳に上がる。

 

「ちっ――所詮は模造品か」

 

 家宝の宝剣を模しただけで材質は機甲兵の剣と同じだった兄弟剣にヘルムートは悪態を漏らす。

 

「くそ……ユーシスの父上がこんなにできる人だったなんて……」

 

 予想外のヘルムートの実力にクリスは息を吐く。

 そんなクリスにセリーヌが声を掛ける。

 

「あんた……正気に戻ったの?」

 

「おかげさまでね」

 

 皮肉にも右腕を斬り飛ばされた痛みで憎悪に支配されていたクリスは正気を取り戻すことができた。

 振り返れば力に任せてただ暴れるだけだったことを反省しながら、クリスは油断なく身構える。

 燻ぶる憎悪を胸の奥に感じながら、クリスは深呼吸を繰り返して衝動を抑え、セリーヌに尋ねる。

 

「セリーヌ。さっきメッキが消えたのはいったいどういう理屈なの?」

 

「分からないわ……《空》属性の力であいつの周囲の空間が歪曲したところまでは見えたけど……せめてもう一回見れたら」

 

「分かった……」

 

 大した情報ではないが、目の前の敵にはこちらの攻撃をすり抜ける手段があるのだとクリスは認識する。

 

「とにかくこの体だと不利か……」

 

 クリスは巨大になった《緋》の姿を見下ろし唸る。

 《エンド・オブ・ヴァーミリオン》となった《緋》は確かに強力だが、その分隙も大きく、これまでの感覚と違い過ぎてクリスには扱い切れない。

 クリスの願いを感じ取ったのか、《エンド・オブ・ヴァーミリオン》はその全身に亀裂を走らせると次の瞬間砕け散る。

 

「ふ…………むっ……」

 

 砕けた《魔王》にヘルムートは勝利を確信した笑みをもらすが、残骸の欠片が降り注ぐ中から元の大きさに戻った《緋》が現れたことで口元を引き締める。。

 

「まだ諍うか、無駄なことを」

 

 左の拳を固めて構える《緋》に《金》は侮蔑を吐きながら折れた兄弟剣を構える。

 息を整える間をおいて、《緋》と《金》は同時に動き出し――

 

「ウオオオオオオオッ!」

 

「はあああああああっ!」

 

 《緋》の拳が――

 《金》の兄弟剣が――

 

「そこまでにしていただこう」

 

 空から現れた二機の《機甲兵》がそれぞれの一撃を太刀が受け止めた。

 

「っ――これはケストレル!?」

 

 太刀で拳を受け止められた《緋》はギデオンからもたらされた新型《機甲兵》の登場に目を剥く。

 

「もう完成していたのか……って――」

 

 ケストレルから距離を取り、慌てて周囲を見渡せば頭上が陰る。

 

「……パンタグリュエル、いつの間に……」

 

 貴族連合の飛行戦艦が浮かぶ空を見上げ、クリスは顔をしかめる。

 地上にはクロイツェン州領邦軍、そして空にはパンタグリュエルの援軍。

 いくら《騎神》が通常の機甲兵を圧倒できるからと言っても、これらが合わさった“数”に対して勝てるとは軽々しく言えない。

 

「これはいくらなんでもまずいわよ」

 

「分かってる」

 

 このまま戦うか、それとも逃げるかクリスが考えたところで、同じくケストレルに剣を止められた《金》が声を上げた。

 

「何のつもりだクロワールッ!」

 

 《緋》に対して隙だらけになるのも構わずヘルムートは叫ぶ。

 

「誰の許可を得て、バリアハートの上空を飛んでいる!? 事と次第では貴様とて容赦しないぞっ!」

 

「そう目くじらを立てないでくれたまえ」

 

 ヘルムートの声に甲板に立つカイエン公が答える。

 

「高い所から失礼する。アルバレア卿。そしてクリス・レンハイム君……

 一応名乗らせてもらおう。私はラマ―ル州の統括者にして《貴族連合》の総主宰を強めるクロワール・ド・ユーゼリス・カイエンだ」

 

「要件を言えっ!」

 

 クリスの反応を待たず、ヘルムートが聞き返す。

 そんな彼にクロワールは肩を竦める。

 

「クリス・レンハイム……

 今回は君に用があってこうして馳せ参じさせてもらった」

 

「僕に……?」

 

 今更話がしたいと言い出したクロワールの意図が理解できず、クリスは困惑する。

 

「クロワール。貴様……これは私の手柄だっ!」

 

「そう頑なになることもあるまい、別に私は君の功を奪いたいわけではない……

 そもそもだ……

 正規軍との約定を破り、東の脅威に備えるための《金の騎神》を勝手に持ち出しておいて言えたことかな?

 “鉄血の子供達”を言いくるめるのにどれだけの労力を支払ったか、分かるかね?」

 

「む……」

 

 痛い腹を突かれてヘルムートは唸る。

 

「そう言うわけだ。クリス君――君を我が艦に“招待”したい」

 

「っ……どうして今なんだ!?」

 

「フフ、帝国各地での華々しい活躍は耳にしている。それで、一度君とじっくり話を合ってみたいと思ったのだよ……

 これまでの事……そしてこれからの事も含めてな」

 

 どの口が言うんだとクリスは憤る。

 

「君には関係ないかもしれないが、招待に応じてくれるのならば貴族連合がレグラムに侵攻しないことを約束しよう」

 

「それは……」

 

「もちろんレグラムが決起するか、正規軍がレグラムを経由してバリアハートに攻め込もうとするのならその限りではないが、どうかね?」

 

 クロワールの提案にクリスはユーシスが乗っている《紅》と未だに倒れている《青》を順に見る。

 反論すると思ったヘルムートはクロワールの勝手な提案に異を唱えるかと思いきや、不気味な沈黙を保っている。

 

「…………分かった」

 

 逡巡してクリスは結論を出す。

 

「そちらの申し出に応えさせてもらいます」

 

「ど、どういうつもり!? わざわざ本拠地に来いなんて罠にきまっているじゃない!?」

 

 クリスの承諾に傍らに控えていたセリーヌが驚き、忠告する。

 

「ありがとう、心配してくれて……

 だけど、僕は知らないといけないんだ。貴族連合が何を思ってこの内戦を引き起こしたのか」

 

 ハイアームズ侯とも話をしたが、総主宰であるクロワールにこそするべき問い。

 何故オズボーン宰相を暗殺したのか。

 貴族連合は帝国をどこに向かわせようとしているのか。

 それにクロウ達、帝国解放戦線のことについても。

 

「テスタ=ロッサ、セリーヌを降ろしてくれ!」

 

「ちょっ……何を言い出すの!?」

 

「セリーヌはシャーリィと合流して、《C》達のところに戻って欲しい……

 さっきの《金》が起こした現象も《C》なら何か知っているかもしれない」

 

「それは……」

 

「頼む。テスタ=ロッサ」

 

 もう一度頼むと、セリーヌは光に包まれる。

 

「ま、待ちな――」

 

 言葉を途切れさせ、セリーヌは《緋》の中からいなくなる。

 改めて空を見上げると、兄弟剣を納めた《金》が無言で先導するように飛び立つ。

 クリスはその誘導に従うように《緋》を飛ばそうとして――先程自分の拳を受け止めたケストレルに視線を向ける。

 

「…………っ」

 

 太刀を持って棒立ちしているケストレルに人が動かしている気配はない。

 《風の剣聖》アリオス・マクレインの剣技をプログラムされているらしいが、クリスは思わず“彼”の面影を探してしまう。

 

「女々しいぞ」

 

 自分にそう言い聞かせてクリスは今度こそ飛び立ち、二機のケストレルがそれに続いて空の《パンタグリュエル》に向かって飛翔した。

 

 

 

 

 

 








《金》の追加武装
《空の匣》参考:ベクタートラップ
空間を歪曲させ、それが戻る反動を使った高速移動がゼロシフト、《空の翼》の原理なら、こちらは空間を歪曲、圧縮して疑似的にその場から消失したように見せかける技術。
シュミットとヨルグの渾身の一作。




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