High Scale D×D Revival   作:帰ってきたクフフのナッポー

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この本によれば普通の高校生『兵藤永斗』。彼には4つの別人格と一人の好色すぎる兄『兵藤一誠』がいた。
永斗が友人とゲームの約束をしていた時、一誠は一人の女子高生から告白された。
その告白から自分による自分のための栄光の道のが始まると期待に胸を膨らませる一誠。
しかし、その道が既に狂っていることに彼はまだ知らない。


第1巻 旧校舎のディアボロス
運命のTurning point


永斗がパラドとゲームの約束をしてはじめての休日。永斗は自宅から最も近いゲームセンターに来ていた。その理由は、

 

「よぉ永斗。待ってたぜ。約束通りゲームといこうぜ。」

「ああ、パラド。約束通りにな。」

 

パラドとの約束を果たすためだ。

既に格闘ゲームのハードモードをそのゲームで最弱クラスのキャラクターでクリアしてるパラドは周囲から注目の的だった。そして永斗が来てからそれは拍車をかけた。何故なら永斗はこの周辺のゲームセンターでは有名人だったからだ。

 

「おい、あれって『天才ゲーマー8(エイト)』じゃねえか!?今日来てるなんてラッキー!俺、挑戦してみようかな。」

「やめとけやめとけ。今日は先約があるみたいだぞ。しかも相手は相当の手練れみたいだぜ。」

「スゲーなあの対戦相手。あのキャラって癖が強すぎて滅茶苦茶弱いキャラなのにハードモードをあっさりクリアしてるぜ。」

「アイツも天才ゲーマーなのか?」

 

2人の天才ゲーマーの登場にギャラリーは騒ぎ出すが当の2人はそんなこと気にせず、ただ目の前の相手に集中するのであった。

 

 

 

一方その頃、一誠は恋人である天野夕麻とデートを…否恋人ごっこをしていた。

前世の一誠にとっては人生初の彼女との大切な初デートであった。だが夕麻(レイナーレ)にとっては、一誠は殺害対象であり恋人として接触し油断させて殺害しやすいようにするためのいわば暗殺のための下準備でしかなかった。

それを知っている一誠は表面上は楽しそうにしていても心の中ではこのデートを全く楽しめていなかった。

 

(ハァー、やっぱり嫌な奴と一緒に過ごすってのは面倒くさいよな。レイナーレって確かに美人の部類に入るけどやっぱりリアスとか朱乃さんとかに比べたらルックスもオッパイのサイズ感も劣ってるしよくこんな女で俺は満足してたよな。あ、そういえば前の俺って彼女ができたからって妙に浮かれてたっけ?今にして思えばあの時のデートプランってありきたりだし、レイナーレの奴も仕事とはいえよく付き合っていたな。まぁ、いずれは美の最上位とも呼べるリアス達による俺のハーレムが待っているんだけどな!早くこの悪魔契約のチラシからリアスが出てこないかな~?)

 

デート中に夕麻がお手洗いに行っている間に一誠は心の中では愚痴りながら街角で貰ったグレモリー家の紋章が描かれた契約用のチラシを見てニヤついていた。

一方のレイナーレは、

 

「あのエロザルが!任務とはいえ私がデートをしてやっているというのに全然こっちを見てないじゃない!ア“ー腹ただしい!

あのガラス越しにこっちを見ているような目。私を見下している連中を思い出させられて余計に腹が立ってくるわ!こうなったら殺すときは徹底的に痛ぶって惨殺処刑にしてくれるわ!」

 

お手洗いに略式ではあるが人払いの結界を展開して、ストレスを爆発させていた。

 

時は流れ夕方。一誠と夕麻は噴水がある公園に来ていた。公園には偶然にも人気は全く無く2人だけの空間となっていた。これがよくある恋愛モノの漫画やドラマなら恋人同士で夕日をバックにキスをするところだが、この2人は違った。

 

「イッセー君。死んでくれない?」

「え、夕麻ちゃん?」

(よっしゃー!一度死にかけるには辛いけどこれで念願のハーレムライフの幕開けだ!よーし今のうちにチラシに願いを込めないと…リアスのオッパイが見たい!リアスのオッパイが見たい!…)

 

突然翼を生やした夕麻の口から出てきた言葉に驚く一誠。だが彼の心境は冷静でかつ彼らしく煩悩に満ちていた。

しかし、『一寸先は闇』という言葉があるように、運命とは常に分からないモノなのだ。

 

「フン!」

ドゴォ!

 

正体を表した夕麻もといレイナーレが上空へ浮くと同時に光の槍を一誠に向かって投げた。その時、一誠の目の前に1人の男が現れ地面を強く踏む。すると踏まれた部分が忍者の畳返しの術のように捲れると、大人1人は余裕で覆えるぐらいの壁となり光の槍を止めた。

 

「へ、誰?」

 

前世とは全然違う出来事に呆然となり間抜けな声を表情をする一誠。そんな一誠をよそに男はバックステップで一誠の横に並ぶとそのまま彼を脇に抱えレイナーレから距離を取る。

 

「ッ!逃すか!」

 

一誠同様に呆然となっていたレイナーレは思考が定まり男に対して光の槍を投げつける。しかし、男はその槍を空いている手で掴むとそのままレイナーレに対して彼女以上の勢いで投げ返す。

 

「掴んだ?悪魔ではない!?」

 

思考が定まったかと思えば相手の行動でまたは混乱するレイナーレ。それ故に、彼女は投げ返された槍を避けることができず、まっすぐ投げられた槍はレイナーレの左羽に刺さるとそのまま根元ごと引きちぎりながら彼女の後ろの地面に刺さった。

 

「ギヤァァァァァァァァ!」

「ウッ、オエ……!」

 

羽を貫かれた痛みでレイナーレは大声を出しながら痛みに悶える。噴水のような勢いは無かったがそれでも背中から夥しい量の出血があり、二度と彼女は自力で空を飛ぶことは不可能となった。

一方で一誠は余りの光景に思わず吐き気を催した。

前世では、レーティングゲーム…悪魔社会で行われる決闘のようなモノ…や禍の団(カオス・ブリゲード)やクリフォトのような悪意ある敵との戦いを繰り広げて骨折などを負った重症者などには見慣れていた彼だったが、今のレイナーレのような痛々しいモノは見慣れていなかった。いや、むしろそういったモノ(今のレイナーレのような重症者)の存在を気にすることがなかったのだろう。何故なら、レーティングゲームではそんな重症を負う前に負傷者は退場する仕組みになっているし、仮に負傷しても彼の仲間には高い回復能力を持つ神器(セイクリッド・ギア)である『聖母の微笑(トワイライト・ヒーリング)』の使い手であるアーシア・アルジェントや、どんな傷でも使うだけで瞬時に回復できる『フェニックスの涙』の生産をしているフェニックス家本家のレイヴェルやライザーがおり、誰かが傷を負えばアーシアが回復してくれたり非常時には優先的にフェニックスの涙を回してくれたりと治療関係はとても充実した(優遇された)状況であり、レイナーレのような重症とは縁が薄かったからだ。

 

「そこまでよグラファイト。その堕天使さんにはちゃんとお話ししないといけないもの。」

 

夕暮れの血みどろの公園に芯を感じさせる女性の声が響いた。3人が声の方へ顔を向けるとそこにリアス・グレモリーが歩いていた。

リアスの登場にレイナーレは焦りの表情を見せる。

 

「貴様はグレモリー家の…!」

「ええそうよ、堕天使レイナーレさん。一応自己紹介しときましょうかしらね。

私の名はリアス・グレモリー。悪魔社会のグレモリー公爵家の次期当主であり、悪魔政府と日本神話からこの土地において聖書陣営関係のトラブルの処理を仰せつかっているわ。」

 

18歳という人としても、ましてや約1万年という寿命を持つ悪魔としても未熟な年齢であるにもかかわらず王としての威厳を出すリアス、に一誠は思わず唾を飲むと同時にある疑問を抱いた。

 

(ヤッベ、リアスのオッパイもだけどカリスマっていうか威厳というか、とにかくオーラが凄いな。ってあれ?そういえばこの時のリアスってこんな感じだったっけ?)

 

記憶にある当時のリアスとの違いに違和感を感じる一誠。一方、リアスはレイナーレを魔法で拘束し魔法陣から書類の束を取り出してに話しかける。

 

「さてと、貴方の事はある方を通して神の子を見張る者(グリゴリ)へ確認をとってみたのだけど…。今回の件はまだ保留段階であったのにも関わらず、上からの指令が出る前に行った貴方の独断のようね。しかも、彼を殺した後にも何かよからぬことを計画していると。その事で神の子を見張る者の上層部は貴方と貴方に協力した者達を全員可能であれば拘束を、それが不可能な者は即処分しても構わないとこちらに伝えているわ。」

「馬鹿な、デタラメを言うな!私のことをアザゼル様やシェムハザ様が見捨てるはずがない!大体、魔王達ならともかく親族とはいえただの上級悪魔の小娘である貴様がどうやって我々の上層部にコンタクトを取れるというのだ!?証拠もなしにお嬢様の戯言も大概にしろ!」

「証拠?証拠ならこの書類よ。」

 

自分の話を疑うレイナーレに書類を見せるリアス。それを見たレイナーレは目を見開いた。

 

「こ、これはバラキエル様とアザゼル様のサイン!何故お前のような小娘如きにあの方々が?」

「悪いけどそれに関しては複雑な事情があるから言えないわ。けど、これで先程の私の話は理解していただいたかしら?」

「嘘だ…嘘だ嘘だ嘘だ…」

 

突きつけられた証拠にレイナーレは壊れた録音機材のように同じ言葉を繰り返して目が虚になっていた。

リアスは堕天使上層部との約束通り彼女をこのまま拘束し引き渡そうとするが、レイナーレの体が直視できないほど発光し、それが消えるとレイナーレの姿がいなくなったいた。

 

「今のは?」

「おそらく万が一の時の為に用意していた転送装置の類だろう。すまないリアス、奴が身動きが取れないうちにボディチャックをしておくべきだったな。」

「いえ、それこそあの様子では逃げる事は不可能と高を括っていた私にも落ち度があるわ。それより、今は過ぎてしまったことよりも彼のことをどうするかが先よ。とりあえず、この子を部室に連れて行って私たちのことについて色々と説明しましょう。」

 

 

 

場所は変わり、駒王学園の旧校舎にあるオカルト研究部の部室(リアス達の活動拠点)では今回の堕天使による暗殺の対象となった一誠にオカルト研究部や夕麻ことレイナーレの正体。そして一誠が狙われた理由などについて説明をしていた。

 

「〜と以上が今日貴方の身に起こったことに関する全てよ。他に何か気になる事は?」

 

朱乃が淹れてくれた紅茶を飲みながらリアスは話を一旦終わらせる。すると一誠は視線をある一点にずらして聞きたかったことを聞くことのした。

 

「取り敢えず俺が命を狙われているってのは分かりましたよ。それで…その…話は変わりますけど…何で先生がここにいるんですか?しかも3人も?先生達も悪魔なんですか?」

(もしもこの3人がリアスの眷属だったらチョーヤベー。今の段階で女王(クイーン)が朱乃さんで、それぞれ2つある戦車(ルーク)騎士(ナイト)僧侶(ビショップ)の片割れが小猫ちゃん、木場、ギャスパーの3人。そして残っているのが俺の兵士(ポーン)の駒全部と戦車(ロスヴァイセさん)騎士(ゼノヴィア)僧侶(アーシア)の分だから…ヤベーこのままじゃ俺のハーレム計画に大きな支障が!)

 

一誠の疑問。それは前世ではこの場にいなかった3人の教師、『龍崎祥真』『天ヶ崎恋』『仮野明日那』の3人の存在だった。前世ではオカルト研究部の顧問は駒王協定締結後に教師として赴任した堕天使総督のアザゼルや一誠ハーレムの一人であるロスヴァイセがいたがこの3人は彼が覚えている限りでは前世において関わりが無かった。特に男である龍崎や天ヶ崎はともかく美人の分類に入る仮野の存在をハーレム王である一誠が忘れるはすが無い。

とそんな疑問を浮かべる一誠にリアスが口を開いた。

 

「まず最初に言っておくけど3人は悪魔じゃないわ。3人は私が冥界に住んでいた時にお世話になった家庭教師の先生の友人で今は私のお目付役よ。みんな自己紹介してくれるかしら。」

 

リアスが話を振ると最初に龍崎が一歩前に出た。一誠は内心、

(眷属じゃなかったからよかったけど、野郎なんてどうでもいいんだよ!いいから早く仮野先生を紹介させろよ!)

と毒づいていた。

だが、

 

「お前の事だ。どうせポッピーのことを先に紹介した後は聞き逃すだろうから先に自己紹介させてもらうぞ。言っておくが俺のはもちろんラブリカの自己紹介をちゃんと聞いてないようだったら容赦なく引っ叩くからな。それに関しては意見は求めん。」

「え、ちょっとそれは横暴じゃ!(クソッ!なんて最低な野郎だ。リアスのお目付役だとか言ってたが本当かよ?もしかして平安時代の摂関政治みたいにリアスを利用しようとしてるんじゃ…いやそうに違いねぇ!絶対に化けの皮を剥がしてやる!ってかポッピーとラブリカって誰?)」

 

龍崎にはバレていた。彼のあまりの乱暴な態度に腹を立てる一誠。だが、どんな相手であれ自己紹介される時には聞く姿勢を取るのは常識であり、今回の一誠の態度はあまりにも失礼だった。

 

「俺の名は龍崎祥真。だがこれは俺が人間界での名だ。本名はグラファイト、龍人だ。先程リアスが言っていたように俺達3人はリアスの眷属でもなければましてや悪魔でもない。だがリアスとその眷属である朱乃達との絆は確かだ。よろしく頼む。」

 

龍崎(グラファイト)の自己紹介が終わると次に小太り目な男、天ヶ崎が口を開いた。

 

「知っていると思うけど自己紹介させていただきましょうか。私の人としての名は天ヶ崎恋。本名はラブリカ。兵藤くん、言っておくが私達は別にリアス君を利用してグレモリー家や悪魔社会をどうこうしようとする気は毛頭もないから安心してくれたまえ。以後、よろしく頼むよ。ではポッピー、トリは貴方ですよ。」

「ハーイ!それじゃ〜コスチュームチェーンジ!」

 

天ヶ崎(ラブリカ)の自己紹介が終わり、トリである仮野(ポッピー)の出番になった。仮野は一誠に近づくと一瞬ニカッと笑いその場で一回転してスーツ姿からピンク色の髪にカラフルな服装のまるでゲームのマスコットキャラクターのような出立ちへと変貌した。そのあまりの変貌ぶりに流石の一誠も面を食らったのも無理はなかった。

 

「え?はい?」

「私はポッピーピポパポ!グラファイトやラブリカ共々よろしくお願いね〜!」

「は、はい…」

「ハハハ、仮野先生の豹変っぷりは誰でもびっくりするよね。僕もアレを初めて見たときは思わず固まってしまったよ。」

「そうね。雰囲気はセラフォルー様辺りが似ているけど、ポッピーの場合は明日那のとしての態度のギャップが大きいからビックリしてしまうわよね。さてと…」

 

仮野の自己紹介のインパクトに処理落ちをしたのか、上の空な反応をする一誠とそれに同情する木場とリアス。

その後、リアスが姿勢を正すと話を切り替えるために紅茶を一口入れてから再び話しだした。

 

「兵藤一誠君。先程言った通り貴方はあの堕天使達に命を狙われているわ。一応、その事は堕天使の上層部に連絡をして彼女達の独断って事が分かったから直に向こうの方から彼女達を摘発すると思うわ。でもそれまで貴方自身とご家族に身の危険が迫るのは確実よ。そこで…」

(そこで、俺を眷属に加えるつもりなんだよなリアス!だって俺は赤龍帝だから!…ってまだこの段階ではリアスは知らないか。でも堕天使がわざわざ刺客を送りつけるって事は強力な神器の保有者だって証明みたいなモノだし、絶対にリアスは俺を兵士の駒を使って眷属にしてくれるはずだ!今日をもって俺の新たなハーレム王としての道が切り開かれるんだ!)

 

真剣な表情でこれからのことを話すリアスに対し、外見では真面目な表情をしつつ内面では煩悩全開な一誠。だが『一寸先は闇』といった諺があるように先のことは誰にも分からないのだ。

 

「今日から堕天使達が逮捕あるいは処分されるまでの間、私達が貴方とご家族をしっかり護衛させて貰うわ。」

「ハイ!ぜひお願いします!って、護衛ですか?」

 

元気よく返事をした後に一誠の口から出てきたのは疑問だった。

彼の頭の中では、リアスから悪魔への転生の話を持ちかけられて自分はそれを受諾。そこからハーレム王になる為に様々経験を積もうと考えていた。

だが現実は転生関係の話はなく、一誠は困惑した。

 

「あ、あの!そんな護衛なんてまどろっこしいことしなくても俺をその転生悪魔ってのにした方が合理的っていうか、なんというか。

とにかくそうしたら身体能力も上がってあのレイナーレとかいう女も返り討ちに…「それは出来ない相談ね。」…せ、先輩?」

 

説得してなんとか悪魔に転生しようとする一誠だったが、リアスの冷たい視線に背筋がピンとなるような緊張が走った。敵以外には見せることのない態度に一誠はますます困惑する。そんな一誠の心境を読み取ったのかリアスは再び口を開く。

 

「いいこと兵藤君。悪魔への転生ってのは一度したら二度と元の種族には戻らないの。おまけに現在の悪魔社会は『同胞達が少なくなったからを他所から移民者(他の種族の住民)募って(転生させて)数を増やそう』って考えなのに、その移民者(転生悪魔)達に対する社会的地位はかなり低いの。そのせいではぐれ悪魔…いわゆる犯罪者のことよ…そういった存在にならざるおえない者が現れしまい、更にそのせいでこの日本のみならずあちこちでトラブルの種をばら撒いているのが現状よ。もしも『悪魔に転生して明るい未来へ就職希望!』なんて考えているならやめておいた方がいいわ。ぶっちゃけ、今の魔王政権になって今日に至るまでよく他神話の手によって私達聖書陣営が絶滅させられていないのかが不思議だわ。

それに、貴方にはご家族や友人がいる。悪魔に転生するってことはその人達と同じ時間を過ごせなくなるってことよ。それはとても悲しいことだから私としては貴方には人のままで生きて欲しいのよ。

はぁ、それにしてもこの悪魔の駒(イーヴィル・ピース)の仕様といい、転生悪魔達に対しての社会全体の対応といい、今後の行政の対応次第じゃ魔王様達に対するリコールがかかっても不思議じゃないわ。」

(え、えええええ!!!り、リアスの奴どうしたんだよ?俺を転生させなかったり、実のお兄様であるサーゼクス様をはじめとした魔王様達をバカにするような発言したりおかしすぎる!

やっぱりあの3人の教師どものせいだな。絶対にその化けの皮を剥がしてぶっ飛ばしてやる!)

 

その後、一誠は粘りに粘ったが、最終的には一誠は眷属になれず彼とその家族はリアスの使い魔及びグレモリー家に悪魔達に秘密裏に護衛されることとなり、一誠は再びハーレム王への道へどうすれば軌道修正できるのか考えるのだった。

 

しかしまるで歴史(原作)の修正力が働くかの如くある男が動き出す。

 

「ついに彼がリアスと接触したか。これが何が何でも彼にはリアスの兵士になってもらわないとね。全くあの家庭教師め。私の可愛いリアスにあらぬこと吹き込みよって、おかげでリアスが私に対して反抗的ではないか。まぁ、これは一誠君とリアスを早く結ばせて私がそれを支援すればリアスとの関係も改善できるだろう。」

 

男の名はサーゼクス・ルシファー(グレモリー)。リアスの実兄であり現悪魔社会のトップの一角を担っている悪魔。彼もまた一誠同様、前世の記憶を持ち、それを利用して自分にとって都合が良い未来を作ろうとしていた。

だが、バタフライエフェクトという言葉があるようにほんの少しの違いが未来へ大きな影響を及ぼすことを彼は知らない。




この作品におけるリアスは公爵家次期当主に相応しい人材になれるように努力する女子といった感じで話を進めていく予定です。
そして少しだけ出ましたサーゼクス。原作では実力者でかつ権力者なのに『ちゃんと仕事しろよ』と言いたくなるような魔王様。今作でもリメイク前同様に魔王アンチになっております。
にしても書いていて思いましたが転生悪魔の扱いの悪さってコードギアスの名誉ブリタニア人がモデルなんですかね?名誉ブリタニア人達も結構不遇な扱いされてましたし、白龍皇の鎧のデザインモチーフがランスロットとかって言われていますしありえますよね?
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