GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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これはちょっとした話



これはクロナの日常……


クロナの日常

はじめまして、私は神闘クロナです。

 

 

私は極東支部の新型ゴッドイーターとして戦っています。

 

 

ちなみに私のお姉ちゃんも私と同じゴッドイーターです。

 

 

やっぱりゴッドイータになっちゃうといろいろできることが制限されてきます。

 

 

たとえばお買いものなんかは休暇とかが出ない限りアナグラを離れられません。

 

 

あとは……やっぱり女の子ですから…恋とかもしてみたいです。

 

 

実は私今、少し気になってる人がいるんです。

 

 

その人は、私と同じ新型でもあり同じ部隊でもある神狩ユウヤという人です。

 

 

でもこのことをお姉ちゃんに行ったら……

 

 

「…ほう……誰だそいつは、今すぐここに連れてこいや。」

 

 

なんて言われてもう当てにできません。

 

 

なので私はとりあえず自分の力でできることをしてみようと思います。

 

 

では早速ユウヤを朝ご飯にでも誘ってみようと思います。

 

 

ユウヤの部屋に向かうとそこには二人の女の子が立っていました。

 

 

「あれ?二人とも、おはよう。」

 

 

そこにいたのは私と同じ第一部隊の新型神機使いでもあるアスカとアリサでした。

 

 

「おはよう、クロナ。」

「おはようございます。クロナもユウヤに?」

「うん、まあね、朝ご飯でもどうかなーって思ってさ。でも二人が一緒にいるって珍しい組み合わせだね、何かあったの?」

「はい、私もユウヤを朝食に…」

「わたしは……なんでだっけ?」

「なんで忘れちゃってるの、で、その様子だとユウヤはいなかったの?」

「うん……」

「そっか、じゃあ三人でいこっか。」

「はい、そうですね。」

「うん、いいよ。」

 

 

二人もユウヤに用があったのかな。もしかして二人も……ふふっ、すごいねユウヤは。

 

 

「ところで二人は今日非番なの?」

「うん、私は非番だよ。」

「はい、私もちょうど非番です。」

 

 

そうこうしているうちに食堂につく。

 

 

相変わらず食堂は人でいっぱい、もっと早くに来たら人が少ないらしいけどそんなに早く起きれません。

 

 

そしてなぜか男の人からの視線が多い気がする。まあいつものことなんだけど。

 

 

そして席に着いた私はふと思いつく、この二人に相談してみよう、もうお姉ちゃんは当てにできないし。すると後ろの方から女性の声が聞こえた。

 

 

「あら、珍しい組み合わせね。」

 

 

後ろを振り向くとそこには第一部隊の先輩でもあるサクヤさん、それに防衛班のカノンさんと……

あっ、たしか…ジーナさん?がいました。

 

 

「あの…後ろの人は?」

 

 

アスカがジーナさんについて聞く。

 

 

「ああ、そういえば自己紹介がまだだったわね、ジーナ・ディキンソンよ、よろしくね。」

 

 

よかった、間違えてませんでしたよ。

 

 

「そうそう、ちょうどあなたたちを探してたのよ。」

「え?私たち…ですか?」

 

 

少しビックリしました。アリサもビックリしている様子。

 

 

「どうして私たちを探してたんですか?」

「ちょっと話がしたくて、午後空いてるかしら?」

「はい、私はちょうど午後なら大丈夫です。」

「私も博士に呼ばれてまして。」

「わたしは……特にないかな。」

「それじゃあ午後にまたここに集合ね。」

 

 

そういってサクヤさんたちは食堂を後にしました。

 

 

そのあと私は博士のところに向かうために二人とはここで別れました。

 

 

(…そういえば、相談するの忘れてたなぁ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それでは失礼します。」

「うん、ありがとう。また遊びに来てよ。」

 

 

そういって私は博士の部屋を後にしました。

 

 

さて、まだ午後まで時間があります、何をしようか考えていると前の方から一人の少年ともう一人、

見知らぬ少女が歩いてきた。何やら重そうな荷物を持って博士の部屋に向かっていました。

 

 

「あっ、ユウヤ!」

「ん?おっ、クロナか、お前も博士に用か?」

「うん、にしても大変そうだね、それ、博士に頼まれたの?」

「ああ、まったく、博士も人使いが荒いもんだよな、こんな量を俺一人に持ってこさせようとするんだしさ。」

「それだけ信頼されてるんだよ。……ところでこの子は?」

「ああ、この荷物を運ぶのを手伝ってくれたんだよ。それじゃそろそろ行くな、早く持ってきてくれって、博士うるさくてな、それじゃ行くか。」

「は、はい!」

「そんなに緊張しなくてもこれ持っていくだけだぞ?」

「は、はい!」

 

 

そんな会話をしながら博士の部屋の方に向かっていったユウヤ。それを見た私は

 

 

(ちょっと焼いちゃうな、あんなの見せられたら)

 

 

そう思いながら私は自分の部屋に戻りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

午後になったので私たち三人は約束通りに食堂に向かいました。でも……

 

 

「あの~、サクヤさん?」

「何かしら?」

「この状況はいったい?」

 

 

わたしたちは確かに食堂に向かった、向かったはずが、そのまま連行されるかのように引っ張られていき、気が付くと私たちはサクヤさんの部屋にいました。

 

 

机を挟んで私たち三人の反対にサクヤさん、カノンさん、ジーナさん。

そしてなぜかいつの間にかいたリッカさんと……恐いオーラを出しているお姉ちゃんがいました。

 

 

「気にしないで、それより、本題に入りましょう。」

 

 

突然声のトーンが下がり場に緊張が走る。緊張した面持ちで次の言葉を待っていると――――――

 

 

 

 

 

 

「あなたたち、ユウヤのことどう思ってるの?」

 

 

 

 

 

 

さっきの声のトーンがまるで嘘のように楽しそうにさっきの言葉を私たち三人にかけてきました。

横を見ると顔を真っ赤にしていくアリサとポカンとしているアスカになっていた。

 

 

 

「な、なななななななななななに言ってるんですか!?」

「その様子だとまだ思いは伝えてないのね…」

 

 

少し残念そうにそう呟くジーナさん、カノンさんは……どうしてか顔を赤く染めていました。

 

 

「クロナ、あなたは?」

「……ユウヤ、ですか?」

 

 

少しためらいながら聞き返す私。顔が赤くなっているのが自分でもわかった。

 

 

そして私は決心する

 

 

「……好きです……」

「?なんていったの?よく聞こえなかったなぁ。」

 

 

からかいながら聞き直してくるリッカさん、お姉ちゃんには聞こえたのかドス黒いオーラがにじみ出ていた。

 

 

正直恥ずかしい、でも私の思いに嘘偽りはない!私はさっきより大きな声ではっきりと言う。

 

 

「好きです、ユウヤのこと…」

 

 

言えた、そのあと私は頭の中が真っ白になった。ユウヤに直接言ったわけでもないのに。

 

 

「そっかそっか、やっぱりね。」

「あの、…私、そんなにわかりやすいですか?」

「うん、とってもわかったよ、男の人はそういうの疎いから、特にユウヤ君は。」

 

 

そんなにわかりやすかったのかな?そう考えるとますます顔が赤くなっていく。

 

 

「で、アリサとアスカはどうなの?」

「……私は…」

「……」

 

 

アリサは何かを言いかけてアスカは何も言わない。

 

 

「…私は……よくわかりません。ユウヤといるとドキドキするしユウヤと一緒にいると楽しいし……

でもこれが、ユウヤを好きっていう気持ちなのかが……」

「…あの…たぶんそうだと思いますよ。」

 

 

カノンさんが口を開いた。はっきり言ってしゃべるまでいるのを忘れてました。

 

 

 

「私、なんとなくわかるんです、アリサさん、ユウヤさんといるときいつもより楽しそうだし……」

「そう…ですか…」

 

 

そのあと俯いて理解したのか顔を赤くしながら顔をあげ思いを口にした。

 

 

「私……ユウヤが好き…好きです!」

 

 

廊下にまで響きそうなほど大きな声でそういったアリサ。

 

 

そのあとまた顔を赤くして俯いた、そんなに恥ずかしかったのかな。

 

 

 

「で、最後にアスカは?ユウヤ君のことどう思ってるの。」

「……わかりません…」

「…と、言うと?」

「…自分の気持ちがよくわからないんです。

ユウヤといると楽しいし、一緒にいたいし…でも、この気持ちがよくわからなくて。

…それにユウヤが誰か別の女の子といるのを見ると、さみしいというか、何というか…」

 

 

それを聞いた私やほかのみんなは納得したように頷いた。

 

 

 

 

「…それきっと好きってことだよ。」

「え?」

 

 

いつの間にか自然と口を開いていた私。アスカに助言を出してるみたい。

 

 

 

 

「つまりアスカはそのことに焼きもち焼いてるんだよ、私だってそうだよ。

アリサやアスカ、リッカちゃんといるときだって焼きもちやいちゃうもん。」

「焼きもち……」

「…今アスカは自分の気持ちに嘘ついてるんだよ、ユウヤは仲間だし大切な存在、でもそれ以上でもそれ以下でもない、こんな感じ?」

 

 

 

そのあと下を向いて考え込むアスカ。

 

 

それから徐々に顔を赤くしていった。そして口を開く。

 

 

 

「で、どうなの?」

「……好きです。ユウヤが…好きです!」

 

 

そう叫び立ち上がるアスカ、たぶん廊下まで響いてるんだろうなぁ。

 

 

 

 

「まあ、大胆な子ね、そんなに大きな声で叫んだら聞こえるわよ。」

「はっ!そうでした!」

 

 

少し恥ずかしそうに言って座るアスカ。まあ、あんなに大きな声で言ったら恥ずかしいよね。

 

 

 

 

「結果的に三人はユウヤ君が好きなんだね、

ユウヤ君、誰を選ぶのかな?それとも、誰も選ばないとか?」

「そんなこと言わないの、ところでリッカはユウヤのこと気になってないの?

前にそんなこと言ってなかったっけ?」

「ちょっとサクヤさん、そういうことは本人のいる前であまり言わないでください。

ちょっと恥ずかしいです。」

「ええっ!」

「リッカちゃんもユウヤのこと好きなの?」

「うん、まあね、でも彼のことを異性として見てるんじゃなくて、えっとなんて言ったらいいかな…

弟?」

 

 

『弟?』

 

 

「うん、だってユウヤ君、私より一つ年下だしね。」

「…そうだったんですか…」

 

 

ちょっとよかったかなと思い安心しました。けどこの後以外な一言が

 

 

 

「でも急いだ方がいいよ、ユウヤ君、すごい人気だから早くしないと誰かに取られるよ。」

「えええっ!」

「……え。」

「大変です!」

 

 

 

一瞬思考が回らなかったけど理解して少し驚く私。

 

 

二人はいつも通りの反応を見せ私たちは顔を見合わせた。

 

 

「これはこれで面白そうね。」

「そうね、ユウヤがいつこの子たちの気持ちに気付くかしら。」

「ユウヤ君のことだから一生気づかないんじゃないかな。」

 

 

ユウヤが言いたい放題言われてる、でもそんなこと気にしてる場合ではなかった。

 

 

 

はたして三人の恋の結末は?いったいどうなる!?

 

 

 

 

 

 

続く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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