GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

20 / 67
これはちょっとした話



今回はアリサの日常……


アリサの一日

初めまして、アリサ・イリーニチナ・アミエーラと言います。本日はよろしくお願いします。

 

 

私はもともとロシア支部にいて、ある情報をもとにこの極東支部に配属されました。

 

 

極東には私を含めて四人の新型神機使いがいました。私は数少ない新型神機使いだったため

まわりに高圧的な態度をとっていて……とんでもないことをやってしまい精神が不安定な状況に陥ってしまいました。

 

 

でも、そんな私を暗闇の中から救い出してくれたおかげで、周りとの距離も縮まった気がします。

 

 

最近の私はアラガミと戦うことだけを考えていたから、その…私も…年頃の女の子ですし…えっと…

恋愛とかしてみたいと思います。

 

 

これでも少し気になっている人がいるんです。

 

 

その人は同じ第一部隊でもあり同じ新型でもある神狩ユウヤという人です。

 

 

ただこの気持ちが恋というものなのかどうかわかりません。

 

 

なのでその確認を込めてユウヤと朝食に行きましょう!

 

 

早速ユウヤの部屋に向かうと……誰かいました。

 

 

 

「あっ、おはようございます。」

「おはよう、アリサ。」

「あの…ユウヤ、見かけませんでした?」

「…ううん、私もちょうど探してたの、アリサはなんで?」

「えっと、よかったら朝食でもと思いまして…」

 

 

彼女はアスカ、私やユウヤと同じ第一部隊の新型神機使いです。

 

 

なんで彼女もユウヤに用があったんでしょうか……もしかして…いやまさか…でもユウヤなら……

あり得る!

 

 

そんなことを考えているとアスカの後ろから人の声がする。

 

 

「あれ?二人とも、おはよう。」

 

 

そこには彼女も同じ第一部隊の新型、クロナが立っていました。

 

 

 

「おはよう、クロナ。」

「おはようございます。クロナもユウヤに?」

「うん、まあね、朝ご飯でもどうかなーって思ってさ。でも二人が一緒にいるって珍しい組み合わせだね、何かあったの?」

「はい、私もユウヤを朝食に…」

「私は……なんでだろう?」

「なんでわからないの、で、その様子だとユウヤはいなかったの?」

「うん…」

「そっか、じゃあ三人でいこっか。」

「はい、そうですね。」

「うん、いいよ。」

 

 

そういってユウヤの部屋を後にして食堂に向かう私たち。

 

 

しかしここにクロナまでいるとは…偶然?それとも計算?

 

 

 

「ところで二人は今日非番なの?」

「うん、私は非番だよ。」

「はい、私もちょうど非番です。」

 

 

 

そんなことを考えているうちに食堂に到着。

 

 

相変わらずの混雑気味です。

 

 

……そして相変わらず男性からの視線が多いです。特に今日は

 

 

そして席に着き心の中でため息をつく。

 

 

(…はぁ…ユウヤに会えなかった……)

 

 

どうやら私は相当落ち込んでいるようです。

 

 

すると後ろの方から声が聞こえたので振り向いた。

 

 

「あら、珍しい組み合わせね。」

 

 

そこにはサクヤさん、カノンさん、それにジーナさん?でしたっけ、その三人がいました。

 

 

「あの……後ろの人は?」

「ああ、そういえば自己紹介がまだだったわね、ジーナ・ディキンソンよ、よろしくね。」

「そうそう、ちょうどあなたたちを探してたのよ。」

「え?私たち…ですか?」

 

 

私たち三人を探していると聞いて少しビックリしました。

 

 

 

「どうして私たちを探してたんですか?」

「ちょっと話がしたくて、午後、空いてるかしら?」

「はい、私はちょうど午後なら大丈夫です。」

「私も、午前は博士に呼ばれてまして。」

「私は……特にないかな。」

「それじゃあ午後にまたここに集合ね。」

 

 

そういってサクヤさんたち三人はどこかへ行きました。

 

 

そのあと私たちも用事のため別れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふぅ……やっと終わりました。」

 

 

何とか用事が終わり一息つく私。と言っても、自分の部屋の整理をしていました。

 

 

理由は……言わせないでください、恥ずかしいです。

 

 

さて、用事が思ったよりも早く終わってしまったため、午後まで結構時間が余ってしまいました。

 

 

そうだ、まだ極東を見て回っていないことを思い出しました。なので今から見て回ろうと思います。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「結構広いんですね…」

 

 

今私は極東を見て回ってます、にしても広いです、迷いました…

 

 

「あれ?アリサ、どうした。」

 

 

声が聞こえ振り向くとそこには当初の私の目的でもある人がいました。

 

 

「あっ、ユウヤ!」

「どうしたんだよアリサ、こんなとこにいて。」

「いえ…ちょっと、道に迷いまして…」

「なんだそんなことか、なんなら案内してやろうか?」

「えっ!いいんですか?」

「ああ、ちょっと時間あるし、俺でよければ。」

「はい!お願いします!」

 

 

今日の私はついてます!ユウヤと二人っきりで極東の中を見て回れるなんて!

 

 

何というか……デート…みたいですね。

 

 

きゃっ、私ったら何考えてるんですか。

 

 

「……おーい、アリサ―行くぞー。」

「………はっ、すいませんでした、いきましょうか。」

 

 

こうして私とユウヤの……デートが始まりました。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「今日はありがとうございました。」

「いいって、じゃ、俺は支部長に呼ばれてるからそろそろ行くな?」

「はい、今日は本当にありがとうございました。」

 

 

そういってユウヤは行っちゃいました。あーあ、もう少し一緒にいたかったと思いますがそろそろ

サクヤさんたちと約束した午後になりそうなので食堂に向かいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は約束通り食堂に向かいサクヤさんたちと会いました。……けど

 

 

「あの~、サクヤさん?」

「何かしら?」

「この状況はいったい?」

 

 

どういうわけかそのまま食堂での会話ではなくサクヤさんの部屋に連れてこられました。

 

 

そしてなぜか私たち三人の反対にサクヤさん、カノンさん、ジーナさん、……だけだったはずが、

リッカさん、そしてクロナのお姉さんでもあるヨシノさんがいつの間にか増えていました。

 

 

「気にしないで、それより、本題に入りましょう。」

 

 

いきなりサクヤさんの雰囲気が変わる。緊張した感じで次の言葉を待つ私たち。

 

 

そしてわけのわからない言葉が飛んできた――――――

 

 

 

 

 

「あなたたち、ユウヤのことどう思ってるの?」

 

 

 

 

 

何のためらいもなくサクヤさんがそう告げました。

 

 

横を振り向くとポカンとしたアスカとあまり変わらない様子のクロナ、そして……

 

 

 

 

「な、なななななななななななに言ってるんですか!?」

「その様子だとまだ思いは伝えてないのね…」

 

 

ものすごく動揺している私がいました…

 

 

ああもう、顔がものすごく熱い、心の整理がつかない、今、ものすごくパニックになっています。

 

 

 

「クロナ、あなたは?」

「……ユウヤ、ですか?」

 

 

そこでやっと落ち着きを取り戻せた私、クロナが少しためらいながら聞き返していました。

 

 

そして少し小さな声で返した。

 

 

 

「……好きです……」

「?なんていったの?よく聞こえなかったなぁ。」

 

 

 

からかい気味に聞き直すリッカさん、てゆうかクロナ、今、なんて言いました?

 

 

 

「好きです、ユウヤのこと…」

 

 

 

その言葉を聞いて私は固まってしまいました。

 

 

 

「そっかそっか、やっぱりね。」

「あの、…私、そんなにわかりやすいですか?」

「うん、とってもわかったよ、男の人はそういうの疎いから、特にユウヤ君は。」

 

 

その言葉を聞いてますます顔を赤くしていくクロナ。……かわいいです。

 

 

すいません、話がそれました。そして矛先がこちらに向きました。

 

 

 

 

「で、アリサとアスカはどうなの?」

「……私は…」

「……」

 

 

私は何かを言うところで言葉を止める。

 

 

まだ、自分の気持ちがなんなのかがはっきりしていないため言えませんでした。

 

 

 

 

「…私は……よくわかりません。ユウヤといるとドキドキするしユウヤと一緒にいると楽しいし……

でもこれが、ユウヤを好きっていう気持ちなのかが……」

「…あの…たぶんそうだと思いますよ。」

 

 

 

そんな時カノンさんが口を開く、…いるの忘れてました。

 

 

 

 

「私、なんとなくわかるんです、アリサさん、ユウヤさんといるときいつもより楽しそうだし……」

「そう…ですか…」

 

 

(……ユウヤ……)

 

 

ユウヤのことを考えてしまうとなんだかドキドキしてしまいます。

 

 

これが……恋というやつなんですね。

 

 

そのあと私はこの思いを出さずにはいられませんでした。

 

 

 

「私……ユウヤが好き…好きです!」

 

 

 

感情が爆発してつい大きな声で言ってしまいました…恥ずかしいです。

 

 

 

 

「で、最後にアスカは?ユウヤ君のことどう思ってるの。」

「……わかりません…」

「…と、言うと?」

「…自分の気持ちがよくわからないんです。

ユウヤといると楽しいし、一緒にいたいし…でも、この気持ちがよくわからなくて。

…それにユウヤが誰か別の女の子といるのを見ると、さみしいというか、何というか…」

 

 

 

ああ、そういうことですか。周りのみなさんも理解していました。

 

 

 

 

「…それきっと好きってことだよ。」

「え?」

 

 

 

するとクロナが口を開いて、アスカに助言をしてました。

 

 

 

 

 

「つまりアスカはそのことに焼きもち焼いてるんだよ、私だってそうだよ。

アリサやアスカ、リッカちゃんといるときだって焼きもちやいちゃうもん。」

「焼きもち……」

「…今アスカは自分の気持ちに嘘ついてるんだよ、ユウヤは仲間だし大切な存在、でもそれ以上でもそれ以下でもない、こんな感じ?」

 

 

 

まるで答え合わせをするかのような言葉でした。

 

 

そのあと考えこんで少しして顔を赤くしながら口を開いた。

 

 

 

 

「で、どうなの?」

「……好きです。ユウヤが…好きです!」

 

 

 

私よりも大きな声で立ち上がりながら叫びました。

 

 

 

「まあ、大胆な子ね、そんなに大きな声で叫んだら聞こえるわよ。」

「はっ!そうでした!」

 

 

 

恥ずかしいのか顔をさらに赤くして座り込むアスカ…かわいいです。

 

 

またも失礼しました。

 

 

 

 

「結果的に三人はユウヤ君が好きなんだね、

ユウヤ君、誰を選ぶのかな?それとも、誰も選ばないとか?」

「そんなこと言わないの、ところでリッカはユウヤのこと気になってないの?

前にそんなこと言ってなかったっけ?」

「ちょっとサクヤさん、そういうことは本人のいる前であまり言わないでください。

ちょっと恥ずかしいです。」

「ええっ!」

「リッカちゃんもユウヤのこと好きなの?」

「うん、まあね、でも彼のことを異性として見てるんじゃなくて、えっとなんて言ったらいいかな…

弟?」

 

 

『弟?』

 

 

「うん、だってユウヤ君、私より一つ年下だしね。」

「…そうだったんですか…」

 

 

 

少しほっとしました。アスカとクロナという強敵がいるのにリッカさんまで入ったら勝ち目なんて

ありませんから。

 

 

でもこの後、さらなる衝撃が

 

 

 

 

「でも急いだ方がいいよ、ユウヤ君、すごい人気だから早くしないと誰かに取られるよ。」

「えええっ!」

「……え。」

「大変です!」

 

 

ユウヤが人気なのは知ってましたがまさかそこまでとは、恐るべし、ユウヤです!

 

 

 

とはいえライバルがいることに変わりはありません。まあちょっと多い気もしますけど

 

 

 

 

「これはこれで面白そうね。」

「そうね、ユウヤがいつこの子たちの気持ちに気付くかしら。」

「ユウヤ君のことだから一生気づかないんじゃないかな。」

 

 

 

ユウヤってそこまで疎いんでしょうか。それはそれでまずいです。

 

 

 

はたしてユウヤは三人の恋に気付くのか!?――――――

 

 

 

 

 

 

続く……

 

 

 

 

 

 

 

 

 




同じ話三回もやったのは良いけど疲れました



ちなみにあと一話!内容は勿論!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。