GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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これはちょっとした話



今回は隊長の一日……


隊長の仕事

初めまして、俺は神狩(かがり)ユウヤだ、今日はよろしくな。

 

 

俺はフェンリル極東支部に配属された世界でも珍しい新型ゴッドイーターらしい。

 

 

まぁ、何が珍しいのかが全然わからないんだが。

 

 

オレの一日は毎朝がとにかく早い、五時には起きて朝飯を食いに行く。

 

 

そして今、その朝飯を食いに行くところだ。

 

 

食堂に着くといつもこの時間は女性神機使いの姿しか見えない、そしてその人たちからの視線が妙に多い気がする。つっても、いつものことなんだが。

 

 

とっとと食って次の仕事にかかろうと思う、とはいえ早朝の任務にはまだ時間があるしな。

 

 

そしたら前から誰かが歩いてきたから俺は声をかけた。

 

 

「ソーマ、おはよう。お前もずいぶん早いんだな。」

「………」

 

 

相変わらずの反応、まあ慣れてるけど。

 

 

ソーマとすれ違った後は部屋に戻って読書をすることにした。

 

 

「………」

 

 

そうこうしてるうちに任務の時間が来た。本を読むと時間を忘れられる。

エントランスに行くと今回任務に同行する子がいた。

 

 

「君が今日の任務に同行する子か?」

「は、はい!今日はよろしくお願いします!」

「ああ、よろしくな。」

 

 

返事を返すとどういうわけかうれしそうな顔をした、いや、俺、返事しただけだぞ。

すると後ろから俺の名前を呼ばれ振り向くとそこには見慣れたやつがいた。

 

 

 

「あっ、ユウヤ!」

「ん、あ、アスカ。」

 

 

アスカがこちらにやってくる、けど今から任務だし急がないと次の用事に後れを出す、だから

 

 

「悪い、今から任務なんだ、そんじゃ行くか。」

「は、はい!今日はよろしくお願いします!」

「そんなに緊張しなくてもいいぞ。」

「は、はい!」

 

 

結構緊張してる様子だ、まぁ、俺がフォローしてやれば大丈夫だろ。

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「今日はお疲れ様。」

「はい!お疲れ様でした!」

 

 

そういって、さっきの子と別れる、そのあと耳がいいのかその子とそこにいた数人の女の子の

話声が聞こえた。

 

 

「ねえ、ユウヤさんどうだった?やっぱり強かった?」

「当然よ!第一部隊の隊長なんだし、でもユウヤさんと二人っきり、はぁ~もう最高!」

「いいな~、私も任務に行きたかったな~」

 

 

そんな会話を聞いてしまった、つーか俺と任務に行ってもいいことなんてないと思うんだが。

 

 

「ったく、相変わらずユウヤは何もわかってないんだな。」

「うらやましいぜチクショー!」

「……お前ら何が言いたい。」

 

 

その時前の方からコウタとタツミがそんナことを言いながら歩いてきた。

 

 

「つまりお前はモテモテだなって言いたいんだよ!」

「……だからどういう意味だ?」

「…お前それ本気で言ってるのか?」

「その性格がうらやましいぜチクショー!」

「お前はヒバリさん一筋じゃないのか?」

「当たり前だ、チクショー!」

 

 

そういってどっかに走っていくタツミ、つーかチクショーってうるさい。

そのあとコウタとも別れてまたもや暇になる。

 

 

「喉…乾いたな。」

 

 

自販機に向かう時に、俺は博士に頼まれていたことを思い出した。

 

 

「そうだ、書類…持っていくんだったな。」

 

 

自販機にはいかず自分の部屋に行き書類を持っていく、…にしてもすごい量だ、何でおれ一人なんだ

するとある一人の少女が俺を見つけ驚いたように名前を呼んだ。

 

 

「…ユウヤさん!?これ、ユウヤさんが運んでたんですか、大変そうですね……あの、よかったら

お手伝いしましょうか?」

「いいのか?君も何か用事とかはないのか?」

「はい、今日は私非番なので。」

「そうか、じゃあ頼むよ。」

 

 

そういって俺の歩く速度に合わせてくれ長歩く、この光景周りからは社長と秘書みたいな感じかな

ちらっと隣の子を見ると何か考えていたように見える、俺と同じこと考えてんのか?

 

 

(いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ユウヤさんと二人っきりだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

どうしようどうしようどうしようどうしよう、はっ、落ち着け私、平常心平常心!

でもユウヤさんと二人…いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!考えるな!私!)

 

 

どんなこと考えてるんだ?そんなこと思ってたら前の方からまた名前を呼ばれた。そこにいたのは

 

 

 

「あっ、ユウヤ!」

「ん?おっ、クロナか、お前も博士に用か?」

「うん、にしても大変そうだね、それ、博士に頼まれたの?」

「ああ、まったく、博士も人使いが荒いもんだよな、こんな量を俺一人に持ってこさせようとするんだしさ。」

「それだけ信頼されてるんだよ。……ところでこの子は?」

「ああ、この荷物を運ぶのを手伝ってくれたんだよ。それじゃそろそろ行くな、早く持ってきてくれって、博士うるさくてな、それじゃ行くか。」

「は、はい!」

「そんなに緊張しなくてもこれ持っていくだけだぞ?」

「は、はい!」

 

 

やっぱ俺、そんなに怖い顔してるのか……少しへこむな。

 

 

「博士、言われてた例の書類、持ってきましたよ。」

「いやご苦労様、君も大変だね。」

「…誰のせいだと思ってるんですか…」

「うーん、そういう意味で言ったわけじゃないんだけど…まあいいか、また何かあったら頼むよ。」

 

 

またあの量を運ぶのか、さすがにもういいって。

 

 

「今日はありがとな。」

「い、いえ!私も、その…ユウヤさんの役に立ててうれしいです!」

 

そういって、去っていく。…俺ってやっぱ顔恐いのか…

そうだ、そんなことより喉かわいてることに思い出したから自販機に向かう、が、途中でまた誰かに会った。

 

 

 

「あれ?アリサ、どうした。」

 

 

結構ぐったりしてるな、たぶん極東を見て回ってるんだろうな。

 

 

「あっ、ユウヤ!」

「どうしたんだよアリサ、こんなとこにいて。」

「いえ…ちょっと、道に迷いまして…」

「なんだそんなことか、なんなら案内してやろうか?」

「えっ!いいんですか?」

「ああ、ちょっと時間あるし、俺でよければ。」

「はい!お願いします!」

 

 

俺は歩き出すがアリサが動かない、何か考えてるみたいだな。

…はっ、もしかして俺の顔が恐いから…いや、考えないようにしよう、心が折れる。

 

 

 

 

「……おーい、アリサ―行くぞー。」

「………はっ、すいませんでした、いきましょうか。」

 

 

とりあえず、今考えていたことは忘れて今やるべきことをやろう。

 

 

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

「今日はありがとうございました。」

「いいって、じゃ、俺は支部長に呼ばれてるからそろそろ行くな?」

「はい、今日は本当にありがとうございました。」

 

 

何とか案内が終わり俺は次の用事に向かう。

次ぐは支部長に呼ばれて支部長室に行く、そういえば支部長にはあまりあったことがないな。

そうこうしているうちに部屋の前に着く。アラガミと戦う時とは違う緊張感があるな、さすがに。

 

 

「失礼します。」

 

 

扉を開けるとそこには椅子に座った一人の男性がいた。

 

 

「やぁ、よく来たね、待っていたよ。」

 

 

この人こそが、この極東支部の支部長ヨハネス・フォン・シックザールだ。

 

 

「まずは祝おう、隊長就任、おめでとう。」

「ありがとうございます。」

「既に知ってはいると思うが、隊長には相応しい権限が与えられる。

つまり、我々フェンリルに信用されているということだ、特に君は入隊当初から目を見張るものがあった。

願わくば、その期待には応えてほしいものだ。」

「はい、がんばります。」

「そして、隊長には専用の部屋が与えられる。まずは、そこのターミナルで情報を更新したまえ。

そうすれば、今まで見れなかった情報が見られるようになるだろう。」

「はい。」

「それから、君には今後特務というものを受けてもらう。」

「特務…ですか?」

「そうだ、まぁ、とはいえ君はまだ隊長になりたての身だ、すべてを教えるのはまた今度だ。

うむ、話は以上だ、下がりたまえ。」

「はい、それでは失礼しま…いっ!?」

「?どうかしたのかね。」

「い、いえ、それでは…」

 

 

なんだ今の寒気は、なんかサクヤさんの部屋の方から感じるな…すげー殺気だな。

そうだそうだ、自販機だ。やっとたどり着いた。

 

 

いつもの…これだな。

 

 

俺の好物は冷やしカレードリンクだ、みんなはまずいというんだが…そうは思えないな。

 

 

「あっ、ユウヤじゃん…またそれ飲んでるのか…」

 

 

コウタだ、何言ってんだよ、うまいだろこれ。

 

 

「コウタか、任務の帰りか?」

「おう、今日も楽な任務だったよ。」

「あのなぁ…いくら楽だからって言って気を抜くと…はっくしょん!!」

「うおっ!?大丈夫か?風邪でも引いたか?」

「いや…誰かにウワサされてる気がする。」

 

 

やっぱ俺の………………いや!忘れろ!忘れるんだ俺!

 

 

「…どうした、なんかあったか…」

「…なあ、コウタ、…俺の顔って怖いか?」

「…うーん、恐くないと言えばうそになるな。」

「……そうか。」

 

 

やっぱそうか、やっぱそうなんだな、俺は…俺は…チクショーーーーーーーーー!!

 

 

自分の顔がそれなりに怖いことに気付くユウヤなのであった。

 

 

 

 

 

 

続く……

 

 

 

 

 

 

 




これは全部四人の目線から見た話でした



次からはちゃんと進めます、はい。
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