GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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ついに発見されるユウヤ。


しかし、なかなか目覚めない彼に不安を募らせていく第一部隊。


そんな中ついに………


おはよう

極東支部。

 

 

ここでは今も全部隊が総力を挙げてユウヤの捜索にあたっている。

 

 

しかし、第一部隊はいつもと変わらない討伐の任務だった。

 

 

「……大丈夫かな…ユウヤ。」

「大丈夫よ、信じましょう、それしか私たちにできることはないわ。」

「…はい……」

 

 

心配のあまりいつもの元気のないアスカ、そんな彼女を元気づけるサクヤの会話がエントランスに響く。

今この場には、第一部隊の全員がいた。

たまたまではなく、ツバキによって集められた。

 

 

「お前たち、よく集まってくれたな。」

 

 

そんな中、彼女たちを集めたツバキが現れた。

 

 

「お前たちにはこれから――――――――」

 

 

そこまで言い終わるとエントランスにヒバリの声が響く。

 

 

「えっ?それは本当ですか、タツミさん、

…はい…わかりました、っ、こんな時に冗談はやめてください!」

 

 

どうやら話しているのはタツミのようだ予想のつく会話が終わり通信が終わる。

 

 

「どうした、ヒバリ。」

「教官、たった今タツミさんたち第二部隊から連絡が入りました。」

 

 

それを聞いた第一部隊もヒバリの方によっていく。

そして彼女の言葉を待つ。

少しの沈黙が続きヒバリが口を開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ユウヤさんが鉄塔エリアで発見されました!」

 

 

その一言で一瞬エントランスの時が止まったかのように全員の動きが停止する。

 

 

「……ヒバリさん…今……なんて言いました?」

「ユウヤが………見つかった…?」

「はい、でも大変なんです、発見したときユウヤさんはアラガミの群れに囲まれていて

今第二部隊が応戦中なんです。」

「…お前たち、これから新たな任務を与える。」

 

 

ツバキの一言で全員の表情が変わる。

 

 

「第一部隊はこれより、至急鉄塔エリアに向かい第二部隊を掩護、ユウヤを連れ帰して来い!」

「はい!!」

 

 

全員の返事がエントランスに響き渡る。そして急いで神機を取りに行く。

もっとも、ソーマはすでに向かっていたが。

 

 

(ユウヤが……生きてる…また会える…!)

 

 

そんなことを考えながら走っていくアスカであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは医務室。

 

 

あの後、第一部隊は命令の通り、鉄塔エリアに向かい第二部隊とアラガミを殲滅後、ユウヤを連れて帰ってきた。が……

ユウヤは目覚めない。ユウヤを極東に運び込んでから早一週間が経っていた。

 

 

「…ユウヤ……」

 

 

第一部隊の不安は募るばかり、すると医務室の扉が開き、二人の女性が入ってきた。

 

 

「あの……ユウヤさん、目覚ましましたか?」

「カノンさん、リッカさん……いえ、まだ…」

「…そっか、でもきっと大丈夫だよ、ユウヤ君なら。」

「そうですよ、信じましょう、ユウヤさんを。」

「…はい、そうですね。

それぐらいしかできませんから。」

「でもさ、何でユウヤさ、いきなりどっか行くようなことしたんだよ。

お前らさ、一緒に任務行ってたんだし、なんか知らないの?」

 

 

コウタの発言に三人が固まる。

突然ユウヤがアラガミみたいになりました、なんていうと大変なことになる。

どうにかしてごまかす方法はないか考えているとクロナが口を開く。

 

 

「…それが私たち、新種のアラガミと戦ってるとき気を失って、目が覚めたらユウヤがいなかったの」

「そっか…じゃあわかんないよな。」

 

 

クロナのとっさの判断で何とかごまかすことができた。

危なかった、もしみんなあのまま黙っていたら余計に怪しまれる。

ちらっとソーマの顔を見る、まだ納得してないようだ。

 

 

「それじゃ、私はそろそろ戻るね。」

「私も…そろそろ任務の時間なので。」

「はい、ありがとうございます、二人ともわざわざ。」

 

 

いいって、そういって二人は医務室を後にする。

 

 

「さてと…私たちもそろそろ行きましょう、ずっといても仕方ないわ。」

「…そう…ですね…行きましょうか。」

 

 

そういって残りのメンバーも立ち上がって医務室を出ようとする。その時―――――――

 

 

「っ、……ここ…どこだ…?医務室…?」

 

 

ベッドの方から一人の少年の声が、振り向くとそこにはさっきまで寝ていたはずの少年が目を開け

あたりを見回していた。」

 

 

「………ユウヤ…?」

「ん…?あっ、みんな、おはよう。」

 

 

実に軽い挨拶だ、こっちはずっと心配していたというのに。

そんなことも言ってしまいそうになるが今は

 

 

「ユウヤ…ユウヤーーーーーーーーーー!!」

「…よかった…目覚ましたんだね……よかった……」

「心配したんですからね!」

「オレはお前がちゃんと目を覚ますって信じてたからな!」

「そんなこと言っちゃって、でもよかったわ、無事で。」

「…………フン、……生きてたか…」

 

 

思い思いの言葉をユウヤに浴びせていく第一部隊。

もっとも、アスカはユウヤに泣きながら飛びつき、ソーマはすぐに部屋を出て行った。

 

 

「まったく、相変わらずね。

でもソーマ、ああ見えてあなたのこと、一番心配してたのよ。」

「…あのソーマが……」

 

 

つい失礼な言葉を口にするユウヤ、それを聞いたほかのメンバーは顔を見合わせて笑いだす。

それにつられてユウヤも微笑む。

 

 

自分は幸せ者だ、ユウヤには今、そう思えた。

三人は彼の姿を見ても、彼を仲間だと言ってくれる。それがうれしくて仕方なかった。

 

 

そして、気が付けば彼の頬に何かが流れる感触を覚える。

 

 

「…ユウヤ?お前なんで泣いてるんだ?」

「…さあな、自分でもよくわからない……ほんと、なんでだろうな。」

 

 

(…守ってやらないとな、隊長として……一人のゴッドイーターとして)

 

 

そのあと、ユウヤ以外は医務室を後にし、彼は眠ることにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつまた、目覚めるかわからないあれに内心、おびえながら……

 

 

 

 

 

 

続く………

 

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