GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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明かされるユウヤの過去。


そんな中、悪知恵の働くあの男が現れる………


ユウヤの過去~アラガミ~

「……と、まあこんな感じだな。」

「………」

 

 

淡々と昔のことを話すユウヤに対して三人は、あまりにも彼がいつも通りに話したため言葉を失う。

 

 

「…で、そのあとは?」

「そのあとは――――――――――――」

 

 

そこまで言うとターミナルにメールが届く。

 

 

「…メールか、発信者は……え、博士?」

 

 

以外過ぎる人物に思わず声にだしてしまう、それを聞いて三人もユウヤの方に寄っていく。

 

 

「ところで、どんな内容なんですか?」

「さあな、博士のことだ、大したことないと思うぞ。」

 

 

そういってメールの内容を確認するユウヤ。

 

 

すると、さっきの彼とは違い、目つきが鋭くなり一瞬固まる。

―――――――――それから少しして。

 

 

「…お前ら、博士のとこ行くぞ。」

「えっ、いきなりどうしたの?」

「いいから行くぞ。」

 

 

その時のユウヤの声は非常に低く、重い一言に聞こえた。

 

 

そのまま部屋を後にして、榊の部屋に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…博士、説明してもらえますか?なぜこんなことをしたんですか。」

 

 

「…言うことがあるのは君の方じゃないのかい?」

 

 

ここは榊の研究室、怒りが含まれたユウヤの問いに、榊は特に気にすることなく質問をする。

 

 

今、この部屋には第一部隊全員がいた。

 

 

榊の悪知恵でユウヤの部屋のターミナルに録音できるシステムを搭載させていたらしく、彼女たちに話していた内容すべて、聞かれていたらしい。

 

 

「…で、話す気にはなったかい?」

 

 

「……全部聞かれた以上、話すしかないでしょう。」

 

 

そういってユウヤは一度深呼吸をして、彼らにすべてを打ち明ける。

 

 

 

 

 

「…これで全部だ。」

 

 

部屋が静まりかえる。

 

 

こんなにも重たくなる様な話を彼は淡々と述べ平然としていられるのがあり得ないと思う。

 

 

それ以前にこの話が実話で目の前のユウヤが経験してると考えるとなおさらだった。

 

 

「…なあユウヤ、どうして話してくれなかったんだ?」

 

 

「………」

 

 

「オレたち仲間だろ!?お前が困ってたら相談に乗るし、助けになる!だからなんかあったら話せ!

約束だぞ!」

 

 

「コウタの言う通りよ、あなたには私たちがいるわ、何かあったら遠慮なく言ってちょうだい。」

 

 

「…コウタ…サクヤさん…」

 

 

少し涙目になるユウヤ。

 

 

やはり自分は幸せ者だ、これだけいい仲間たちに囲まれて。

 

 

「ところで、アラガミのことは言わなくていいのかい?」

 

 

その一言で場の空気が変わる。

 

 

ここまで来た以上、後戻りはできない。

 

 

そして彼は覚悟を決める。

 

 

「…あのアラガミと出会ったのは今から十年くらい前だった。」

 

 

「…たしか、七つの時だったね。」

 

 

「はい…その時の俺は当然、戦うことなんかできずに死を覚悟した。

……そのあと気を失って、目が覚めたらいつもの家にいました…」

 

 

「…ふむ、つまりその時に君のアラガミとしての力が与えられた、というわけだね。」

 

 

「…あれ?ちょっと待ってくれよ、お前の両親はどこにいるんだ?」

 

 

「俺昔方向音痴でさ、家に帰るのも一苦労なぐらいで、間違って外に行ったんだよ。」

 

 

「…なんか悲しいな…」

 

 

「………」

 

 

あまりにも悲しすぎた……かどうかわからないがその場が静まりかえる。

 

 

「……なんだか話がおかしな方に行きそうだから本題に戻そう。

つまり、君はその力を隠し通して五年、そして目覚めたのがきっかけで君は集落を追い出された。

こんな感じかな?」

 

 

「…まあ、そうですね。」

 

 

「しかしどうやってその力を押さえていたんだい?何か特別なことをしていたのかい?」

 

 

「…それは俺にもよくわかりません。

俺自身が死にかけたら目覚めるし、アラガミの咆哮を聞けば目覚めるしで…よくわからないです。」

 

 

すると榊は少し考え込む。

 

 

耳をすますと、ぶつぶつとわけのわからない言葉を言っていた。

 

 

「…つまり、そのアラガミは君のアラガミとしての能力を操ることができるかもしれないな…」

 

 

「…どういう意味ですか?」

 

 

「さっき君が言った、アラガミの咆哮を聞いて暴走するのだとしたらこの仮説が一番しっくりる。

言うならば今の君はそのアラガミに完全い支配を奪われているといった感じだね。

とにかく、今のところ対処がわからない以上、もしそのアラガミに出会ったら無理に戦わないことが今できる最前の対処だからね。」

 

 

「…わかりました…」

 

 

しかし、そういった彼の表情はわかった、という顔ではなかった。

 

 

「…さて、この話はこれぐらいにしてユウヤ君には頼んでいるんだが君たちにも手伝ってもらいたいことがあってね」

 

 

そういって榊はアラガミの名前が書かれたリストを配った。

 

 

「あの…博士、これは?」

 

 

「見ての通りアラガミのリストだよ、そこに乗っているアラガミの素材がいるんだ、だから君たちにとって来てほしいんだよ」

 

 

「…まあ、この程度なら一人でも十分だね」

 

 

その言葉を聞いてクロナのリストを覗き込むユウヤ。

 

 

「……博士、何で俺はあんなに難しいのばかり?」

 

 

「なぜって、君は隊長だからね、いくつか特務も混じっているんだ」

 

 

「……なるほど…」

 

 

「ちなみに博士、この素材は何に使うんですか?」

 

 

「それはまだ秘密だよ。

大丈夫、時が来たら話すし、自然とわかる日が来るから」

 

 

「…どうせまたろくでもないものでも作ろうとしてんだろ」

 

 

「さあ、それはわからないよ、よし、今日の話はここまで。

みんな、もう行っていいよ、それと素材のことはよろしくね」

 

 

博士に言われ部屋を後にするユウヤ達。

 

 

出てすぐにユウヤの通信機が鳴る。

 

 

「…ヒバリさんだ……わかりました、すぐ行きます」

 

 

「どうしたんですか?」

 

 

「どうやら支部長に呼ばれたらしい、じゃあ俺はここで」

 

 

そういってユウヤは支部長室に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

続く………

 




終わらせ方が全然浮かばなかった……


そういえば、今後前書きで少しふざけるというかまじめに書かないことがあると思います。


その時は……温かい目でお願いします。
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