GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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ヨーロッパに飛んでいた支部長。


その支部長が極東に帰ってきた。


そんな彼にユウヤは警戒心を抱いていた………


特務

「やあ、よく来たね」

「…ヨーロッパまでの勤務、ご苦労様です」

「…ありがとう、まさか君からそんな言葉が聞けるとは。

それにしても、あちらでも君の活躍は耳にしていたよ、実にすばらしい」

「…ありがとうございます」

 

 

ここは支部長室。

 

 

ヨーロッパに飛んでいた支部長が昨日アナグラに帰ってきて、次の日ユウヤを呼んだという形になった。

理由は勿論決まっていた。

 

 

「早速で悪いが、君には特務を受けてもらう」

「…特務…ですか…」

 

 

特務、先ほど博士からも言われていたアラガミのリストの中に特務の内容も混じっていると。

 

 

ユウヤはためしに支部長にこのことを聞こうとして思いとどまる。

 

 

今聞くとシオのことが支部長にばれてしまい、アナグラは大変なことになってしまう。

 

 

「…どうしたのかね、何か考え事か?」

「…いえ、気にしないでください」

 

 

「…そうか、では特務について説明させてもらう。

特務は私自らが直接管理している、という原則がある。

なので特務は、一つ一つ最高機密のレベルであることを心得てほしい。

そのため、ほとんどの特務はチームとしてではなく、単独で行動してもらうことが決まりだ」

 

 

「…つまり通常の任務より危険性が高まる…といった感じですか?」

 

 

「その通り、呑み込みが早くて助かるよ。

しかしその分、見返りも優秀だ、たとえば、入手困難な物品や相応の金額を提供させてもらう」

 

 

「…別に金なんてほしいと思いません」

 

 

「まあそういうな、これも決まりでね。

この特務は君ならたとえどれだけ困難な内容でもこなすことができる……

私がそう判断したものと思ってほしい。

…特務とは、さらなる信頼の証ともいえる。

前リーダーだったリンドウ君、彼も私によく尽くしてくれたよ。

彼を失ったのはかなり惜しかった…

まあ、頑張ってくれたまえ、期待しているよ」

 

 

「…期待に応えられるよう頑張ります…」

 

 

そういってユウヤは部屋を出る。

 

 

すると、部屋の前にソーマが立っていた。

 

 

「…ついにお前も呼ばれたか」

 

 

「……ああ、呼ばれたよ……ん?もしかしてソーマも?」

 

 

「…俺は前からだ。

……ユウヤ、俺から一つだけ言っておく。

あいつには深くかかわるな」

 

 

「……肝に銘じとくよ」

 

 

そういってユウヤはエレベーターに乗りエントランスに向かった。

 

 

そのままヒバリの元へ。

 

 

「あっ、ユウヤさんお疲れ様です」

 

 

「お疲れヒバリさん、あの…特務を受けに来たんだが」

 

 

その言葉を聞いてヒバリの表情が変わる。

 

 

「…特務…ですね、ちょっと待ってください。

……こちらがデータになります」

 

 

「……なるほど、ウロヴォロスか…」

 

 

ユウヤはウロヴォロスと戦ったことは一度もない。

しかし、ターミナルの情報で何度か見たことはあった。

 

 

山のような大きな体、無数の触手と目を持つ超弩級アラガミ。

 

 

かつて、リンドウが一人で討伐に向かったとされるアラガミだった。

 

 

「……勝てるのか、俺が…」

 

 

いつになく少し弱気のユウヤ、そんな彼をヒバリが励ます。

 

 

「大丈夫です、ユウヤさんなら、それにここにはあなたの帰りを待つ人がたくさんいます。

…だから、その人たちを少しでも安心させてください」

 

 

「……そうだな、ありがとうヒバリさん、ちょっと弱気になり過ぎてたな、俺」

 

 

そういっていつもの表情に戻るユウヤ。

 

 

「そんじゃ、行ってくるよ」

 

 

「はい、気を付けてください」

 

 

そして彼は出撃ゲートに向かう。

 

 

しかし、この時彼はまだ知らなかった……

 

 

―――――――――ウロヴォロスよりも恐ろしい存在が待っていることを……

 

 

 

 

 

 

続く………

 

 

 




すっげぇ短いのが最後の文字数見て思った。


次は…長くしたい(願望)
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