GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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いつも通りの極東支部。


しかし、決戦の時は刻一刻と近づいていることなど、まだ誰も知らない………


第三部 ~決着編~
下準備


――――――――地下街エリアにてアラガミの死体の山の上に座り込みため息をついた青年が一人。

 

 

「…はぁ……あと半月か……」

 

 

青年は一言呟くと死体の山から飛び降り神機を構える。

 

 

視線の先にはセクメトと呼ばれるアラガミが6対同時に現れる。

 

 

しかし青年、ユウヤはこのアラガミを見ても余裕を見せため息をする。

 

 

そしてセクメトが動こうとした瞬間、ユウヤの姿が消える。

 

 

セクメト達は周りを見渡すがどこにもユウヤの姿は見当たらない。

 

 

「こっちだ、バカ」

 

 

背後からの声に反応し振り返るとそこには先ほどまで目の前にいたユウヤが立っていた。

 

 

すぐさま襲い掛かろうとしたが時すでに遅くセクメトの群れはすべて力尽き、地面に倒れ込む。

 

 

理由は簡単、ユウヤは一瞬にしてセクメト6対を瞬殺してしまったのだ。

 

 

ユウヤはセクメトすべてのコアを抜き取りまたため息をつく。

 

 

「…つまんねえな…もっと強い奴いねえのか…」

 

 

そう呟きながら額の汗を拭う。

 

 

周りは溶岩だらけで今もユウヤは汗だくである。

 

 

「あー……暑いなここは…つーか教官やっぱ鬼だな」

 

 

服を1枚脱ぎながらユウヤは一人、愚痴をこぼす。

 

 

なぜならユウヤは2か月間の任務付けの日々を送らされているのだ。

 

 

そもそも1か月半前、ユウヤはエイジスに向かうためのエレベーターに細工をしたのが理由だった。

 

 

まあ自業自得である(by作者)

 

 

「そろそろ帰るか…暑いし…」

 

 

ユウヤは片手に神機、もう片方に脱いだ服1枚を肩に担ぎながらアナグラへと帰投した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――――それからさらに半月が経った。

 

 

無事ユウヤの懲罰代わりの任務付けの日々も終わりいつも通りの日常が戻ってきた。

 

 

しかし、いつも通りと言ってもほぼ毎日が任務付けの日々なのだから大して変わらない。

 

 

そんな彼を朝一に必ず出迎える者たちがいた。

 

 

「ユウヤ!おはよー!!」

 

 

「うお!?アスカ飛びつくなって言ってるだろ?」

 

 

「おはよ、ユウヤ」

 

 

「おはようございます」

 

 

「ああ、おはよう」

 

 

出迎えてくれたのはアリサ、アスカ、クロナの三人である。

 

 

この三人はいつものように朝部屋の前まで行ってユウヤとともに食堂へと向かっていた。

 

 

なぜそんなことをするのか、理由はただ一つ、三人はユウヤに好意を抱いている。

 

 

そのため極東の男性たちから嫉妬の目で見られていることが多い。

 

 

しかし、ユウヤは鈍感なためそのことにまったく気づいていなかった。

 

 

そんな毎日が続いていた。

 

 

「よう、お前ら相変わらずだな」

 

 

「リンドウさん、おはようございます」

 

 

食堂にて四人に話しかけてきたのはリンドウだった。

 

 

「ちょっ、リンドウさん何言ってるんですか!?」

 

 

リンドウの言葉にアリサは同様し始める。

 

 

「何っていつもの光景だなって言っただけに決まってんだろ。

にしても、オレがいない間にお前ら随分とまあ変わったな、特にお前ら三人は」

 

 

「…かもですね」

 

 

リンドウの言葉に三人は内心認めることしかできなかった。

 

 

ユウヤはリンドウの言葉の意味を理解していなかった。

 

 

その時、ユウヤの通信機が鳴り響く。

 

 

「ん、なんだ通信機か、ちょっとすまん」

 

 

ユウヤは通信機を取出し通信に出る。

 

 

「はい……わかりました、すぐ行きます」

 

 

「なんだったんですか?」

 

 

「いきなり任務だ、こんな朝っぱらから疲れるな、じゃ行ってくる」

 

 

「待って、わたしも行く!」

 

 

「アスカが行くなら私も」

 

 

「なら私も行きます!」

 

 

「ああ、いいぞ……って先に行くなよ」

 

 

そう言い放つと三人はユウヤよりも先にエントランスに向かった。

 

 

「ところで任務の内容は聞いたんですか?」

 

 

「いや、エントランスで直接だと」

 

 

そうこうしているうちにエントランスに到着した四人。

 

 

「あ、ユウヤさん……もしかして他の方も一緒に」

 

 

「はい、だめかな?」

 

 

「いえ、問題ありません、それでこちらが任務の内容になります」

 

 

「こいつ……なんだ、たいしたことないな」

 

 

見せられた情報によると討伐対象はボルグ・カムラン通常種と堕天種の群れの討伐らしい。

 

 

「よし、とっとと行って帰るか」

 

 

そして四人は出撃ゲートへと向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「――――――アスカ、お願い!」

 

 

「任せて!!」

 

 

アスカは近くにいたボルグ・カムランに銃撃を放ち仕留めた。

 

 

「よし!後は………ってユウヤ!まじめにやって!!」

 

 

「俺は至ってまじめにやってるが」

 

 

そうは言うものの神機を額に乗せバランスを取りながらボルグ・カムラン堕天種の攻撃を

かわしていた。

 

 

「それのどこがまじめよ!!」

 

 

「…はぁ、わかったよ、まじめにやればいいんだろ」

 

 

そう愚痴りながら神機を握りしめると突如ユウヤの姿が消える。

 

 

突然のことにアラガミ達は驚きを隠せず辺りを見回すが徐々に自分の状況を理解する。

 

 

そしてアラガミ達は次から次へと倒れていきユウヤを発見する前に全滅した。

 

 

彼の姿はというとアラガミ達の背後に立っていた。

 

 

「ほら、まじめにやったら早く終わるんだから、これからもきちんとやってよ?」

 

 

「だってよ、さすがに張り合いがなさすぎるんだよ」

 

 

「…でもさすがにこれは強すぎるユウヤが悪いんじゃないですか?」

 

 

そんな雑談をしながらアラガミのコアを抜き取りアナグラへと帰投していく四人。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――彼らが去った後、誰もいない鉄塔エリア。

 

 

消えかかっているボルグ・カムラン堕天種の死骸に歩み寄る人型のアラガミ。

 

 

そしてアラガミは死骸を暫くじっと見つめそして喰らった。

 

 

するとアラガミのオラクル細胞が急速に変化し肩から先ほど喰らったボルグ・カムランの針が生えた。

 

 

「ギシャアァァァァァァァァァ!!」

 

 

アラガミ、ゼロは耳を劈くような叫びをあげた。

 

 

そして何事もなかったかのようにこの場を去って行った。

 

 

まるで、最後の戦いに向けての準備をしたようだった………

 

 

 

 

 

 

続く………

 




随分とまあ更新が遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!


理由は簡単、ネタが浮かびませんでした。


次からはもう少し頑張ります。


それでは!!
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