GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年 作:Jaeger
今日も任務のため神機を握りしめ戦場へと向かう……
ここは鉄塔エリア。
ユウヤは任務のためある場所にいた。
「たしか……このあたりで待機だったよな。」
彼は指定された場所で待機していた。
一緒に任務をするメンバーを待っていた。
「やあ、君がウワサの二刀流の新型君だね?」
ユウヤは声のする方を向くと、赤い髪にサングラスをかけた一人の青年が近づいてきた。
「ボクはエリック、エリック・デア=フォーゲルヴァイデ。今日はよろしく。」
「俺は神狩ユウヤだ。よろしく。」
「ああ、そうだった。彼はソーマだ。
今回の任務をともにこなす仲間だ。
ほら、ソーマ、キミも新型君に挨拶したまえ。今日は彼に背中を預けるんだ。」
「……んなもん必要ねえ。」
「はあ……すまない、気を悪くしないでくれ。
彼はぶっきらぼうなところがあるが気にしないでくれ。」
「ああ、わかった。」
「それじゃそろそろ行こうか。
今日も人類のために華麗に戦おうか。」
そういってエリックは歩みを進める。
ユウヤはポカンとしながらも後に続いた。
さらにそのあとに続くソーマが突如叫んだ。
「エリック!うえ――――――」
彼が言い終わる前にユウヤがいち早く存在に気づきエリックを助けた。
エリックはその光景を見て尻餅をつく。
彼の頭上にはいち早く気付いたユウヤとエリックの命を奪おうとしたオウガテイルがいた。
「間に合ったか、エリック、大丈夫か?」
「あ、ああ、大丈夫だ。すまないな新型君、いきなり助けてもらって。」
「こんな時代だからな。助け合っていくのが当然だろ?」
そういってエリックにて差し出す。
そんな中ソーマはただ一人考え事をしていた。
(……今、動きが見えなかった…あいつは何者だ?)
あのソーマですら見えないほど早い動きでオウガテイルに迫ったユウヤに疑問を覚える。
「おーい、そろそろ行こうぜ。
ところで今回の討伐対象なんだっけ?」
「ああ、ザイゴートだよ。
でもそんな任務なら僕一人でも十分だと思うケド。」
「油断はするなよ、かなり群れで発見されたらしいしな。
たしか・・十四ぐらいか」
「た、たしかに無理かもしれないな。」
「おい、お前。」
「なんだ?」
「……多少はできるみたいだな」
そう言い放つと彼は戦場に向かう。
その後ろをついていくエリック。
さらにその後ろに続くユウヤ。
(随分厳しい評価だな……)
●
「ソーマ!行ったぞ!」
「終わりだ」
そう言い放ち最後のザイゴートを仕留めた。
戦績はユウヤが八、ソーマは六、エリックは二、という結果になった。
(この二人、とんでもないな。)
コアを抜き取りながらそう思うエリック。
「回収班呼んだぞー。」
「ああ、ありがとうユウヤ。」
「ソーマもお疲れ。」
「………」
「ソーマも何か返したまえ。」
「………うるせぇ」
そういってその場を後にするソーマ。
ユウヤはなぜソーマがあんな性格なのか少し興味を持った。
●
「よう、任務お疲れさん。」
「……リンドウさん……」
ため息混じりに彼の名を呼ぶユウヤ。
ここはリンドウの部屋、ユウヤはリンドウに呼ばれ部屋に行ったのだが……
「……昼間から酒飲んで何してんですか?」
「まあいいじゃねえか、オレ非番なんだしよ。」
「……緊急の任務が入ったら?」
「何とかなんだろ。」
「……はあ。」
今すぐ緊急の任務が入ってほしい、ユウヤは心の底からそう思えた。
「そういえばここにもう少ししたら神機使いが一人くるらしいぞ。
それに新型だ、さらには女だそうだ。」
「……なんで大事なことを忘れてたんですか。
それと最後のは聞かなかったことにしておきます。」
「おう、そんじゃもう下がっていいぞ。」
それを聞いて部屋から出たユウヤ。
(……ひどいにおいだった……)
「何の話だったの?」
部屋を出て待っていたのは同じ部隊のアスカとクロナだった。
「ああ、近々ここに新型が来るらしい。」
「ええ!?それビッグニュースだよ!大変!早くみんなに知らせないと!」
そういってその場を走って去るアスカ。
「相変わらずせっかちだな、あいつ。」
「ほんと、まあそれがアスカのいいとこだけどね。」
「お前は行かないのか?」
「私はあそこまでせっかちじゃないよ。」
そういって苦笑する二人。
「じゃあ、私もそろそろ行くね?」
「ああ、またな。」
そういって二人は別々に分かれた。
(新型、か……)
次の日、極東に新型の神機使いがやってきた。
続く………