GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年   作:Jaeger

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やっと書き終えた……


これだけの日にちがあってこの内容?とか思う人いるかもしれません。


ご了承くださいm(__)m


それではどうぞ!!


約束を果たすとき

―――――ユウヤが目を覚ますとそこは先ほどとは全く別の空間だった。

 

 

そこは炎に包まれた一つの集落のようだった。

 

 

その中に地面に膝をつき泣き叫ぶ一人の少年の姿があった。

 

 

その少年は人間の手だけを持っておりその先は何もなかった。

 

 

「……ああ…あの時か……」

 

 

その少年が昔の自分だということに気付くのにそれほど時間はかからなかった。

 

 

「けどなんで俺こんなとこにいるんだ?」

 

 

「それはここが夢の中でありお前の記憶の中だからだ」

 

 

ユウヤは咄嗟に声のする方に振り向く。

 

 

「…は?なんで……」

 

 

その声の正体を見てユウヤは驚愕する。

 

 

「まあ驚くのも無理はないか」

 

 

その声、容姿、すべてがユウヤと完全に一致していたのだ。

 

 

「なんで…俺が……二人?」

 

 

「すまないが詳しい説明をしてる暇はないんだ。

いいか、お前は今すぐこの空間を抜け出してゼロと戦え。

このままだとお前は死んでしまう」

 

 

「ちょっと待ってくれ、まずは説明してくれ。

お前は何なんだ?そんでもってここはどこなんだ?」

 

 

「…まったく、仕方のない奴だな。

簡単に説明すればオレはお前の中に存在するもう一人の俺だ。

さらに言えばお前の記憶そのものだ。

そしてここは…そうだな、お前の記憶の中と言っておくか」

 

 

「…すまん、まったくついていけないんだが…」

 

 

「まあとにかくだ。

さっきも言ったがこのままだとお前自身が死んでしまうんだ。

とりあえずお前はここを出てゼロを倒せ、わかったな」

 

 

「……けどよ、仮に今俺が戦ったとしてゼロに勝てるのか…?」

 

 

「なんだ、お前にしては随分と弱気な発言だな」

 

 

「我ながらそう思うよ」

 

 

「しかしそれではだめだ。

あの時の約束はどうなる?」

 

 

「それはそうだが………ん?ちょっと待ってくれよ。

約束、ってなんだ?」

 

 

「……まさかお前、忘れたというのか…?」

 

 

「忘れた…というよりなんかこのあたりの記憶が思い出せないんだよ」

 

 

「…そうか……ならば俺が全部思い出させてやる」

 

 

そういって記憶のユウヤはもう一人のユウヤ二近づき頭に手を置く。

 

 

「今からお前にその失われた記憶を呼び戻す」

 

 

そういった瞬間、ユウヤの脳内に立った一言の言葉が流れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――俺は絶対……強くなって…あいつを倒すって約束するから……だから…―――――

 

 

その一言を聞いてユウヤは我に返ったように思い出した。

 

 

「ようやく思い出したか……しかしなぜお前はこんなにも大事なことを忘れてしまうんだ」

 

 

「…まあ、あいつ見ると頭に血が上ってよ」

 

 

「…まあいい、俺ができるのもここまでだからな。

あとはお前自身の力でゼロを倒して来い。

それに、約束を交わした人間はより一層強くなれるからな」

 

 

「それじゃただのプレッシャーじゃねえか。

とりあえずありがとな」

 

 

「気にするな。それにもう俺と会うこともないだろう。

今のお前なら必ずゼロに勝てる。

……信じてるぞ」

 

 

その時、炎に包まれていた空間は完全に消え去り何もない真っ白なもの絵と変わった。

 

 

それと同時にユウヤの意識も次第に薄れていった――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――次にユウヤが目を覚ました時、頬につめたい感触を覚えた。

 

 

ゆっくりと起き上ると自分の身体の異変に気付く。

 

 

一つは先ほどまでアラガミとなっていた自分の身体が人間に戻っていたこと。

 

 

そしてもう一つ、いつもよりも異常なほど体が軽いのだ。

 

 

そして目の前には因縁の相手、ゼロが立ってこちらをじっと見ていた。

 

 

二人の目と目が合いしばらく沈黙が続いた。

 

 

沈黙の後、ユウヤは隣を見ると神機が二つ突き刺さっていた。

 

 

「さてと……そろそろ決着つけるとしますか…」

 

 

そんな言葉を発しながら左右の神機を抜き取り、静かに身構える。

 

 

「ふぅ………行くぜ」

 

 

そして、ユウヤのその一言と同時に地を駆ける。

 

 

ゼロも自らの右腕をスサノオの剣に変化させ迎え撃つ。

 

 

ユウヤは素早くゼロの目の前まで迫ると後ろに飛躍し神機を銃形態に変形させ銃撃を放つ。

 

 

ゼロはすべての銃弾を切り裂くと反撃に出る。

 

 

瞬時にユウヤの目の前まで迫り剣を振り下ろす。

 

 

ユウヤは左の神機で装甲を展開させ攻撃を防ぎもう片方の神機で攻撃する。

 

 

ゼロはそれに気づきすぐさま後退し体制を立て直す。

 

 

「流石に片手で防ぐのはちょっと無理があったか……」

 

 

左手を見ると肉眼でも確認できるほど痺れていた。

 

 

そんなことは気にせずゼロは猛攻を続ける。

 

 

ユウヤは辛うじて装甲で防ぎながら反撃の隙を狙う。

 

 

しかし、その戦法もそう長くは続かなかった。

 

 

「ぐっ……!まずい!」

 

 

装甲をはじかれ完全なる隙を与えてしまうユウヤ。

 

 

「ギイィィィアアアアアアアアア!!」

 

 

ゼロは雄叫びをあげながらユウヤの体を貫こうとする。

 

 

(こうなったらイチかバチか…!)

 

 

ユウヤはその一撃を紙一重で回避する。

 

 

そしてカウンターのごとく神機を横なぎに振るう。

 

 

流石のゼロもこれには対応できず、それでも後ろに後退しダメージを減らす。

 

 

ゼロはそのまま吹き飛ばされ地面を転がり、すぐさま起き上る。

 

 

「何とか成功したか……」

 

 

そうは言うもののユウヤは左のわき腹を押さえていた。

 

 

先ほどの一撃でわき腹をかすめていたのだ。

 

 

しかしユウヤはその時自分の体に起きているもう一つの異変に気が付いていた。

 

 

それは人間の誰もが感じる痛みだった。

 

 

わき腹をかすめただけとはいえ多少の痛みはあるはず、しかしユウヤはその多少の痛みすら感じなかった。

 

 

ユウヤはそんなことは気にせず攻撃の手を休めない。

 

 

二つの神機でゼロに追い打ちのごとく攻撃を続ける。

 

 

ゼロは先ほど傷ついた部分の傷が回復するとこれまで以上のスピードと攻撃力でユウヤに襲い掛かる。

 

 

二人の剣と剣がぶつかり合い、火花が散り激しい攻防戦が続く。

 

 

しかし、ユウヤの体力は徐々に減っていき攻撃の速度が遅くなっていく。

 

 

一方ゼロは遅くなるどころか徐々に早くなっていく。

 

 

ユウヤの体のいたるところに切り傷が刻まれる。

 

 

その時、ゼロがユウヤの一瞬の隙をついて神機の片方を弾き飛ばす。

 

 

「まずい……!」

 

 

一度体制を立て直そうと後退するユウヤ。

 

 

しかし、ゼロは左腕を元に戻すとユウヤの片足を掴み遠くに投げ飛ばす。

 

 

「がっ!!」

 

 

ユウヤは地面を数回バウンドし、しばらく転がり止まる。

 

 

強い衝撃で脳が揺れフラフラしながらも立ち上がろうとする。

 

 

―――――――――――しかし、その時にはもうすでに遅かった。

 

 

「なっ……!」

 

 

立ち上がったが目の前にはすでにゼロがいた。

 

 

そしてユウヤの腹部に剣を突き刺す。

 

 

「ごふっ!!」

 

 

ユウヤは大量の血を吐き、ゼロは一気に剣を抜き取りそこからさらに血が溢れ出る。

 

 

「さすがに……これは…きついな…」

 

 

ユウヤは痛みを堪え神機を振るう。

 

 

ゼロは軽々と回避しユウヤと距離を取る。

 

 

ユウヤは今の一撃で立つことも困難な状態になっていた。

 

 

「はあ……はあ……たった一撃でこれか……」

 

 

霞んでゆく意識の中、ユウヤは記憶の中の自分に言われた言葉を思い出す。

 

 

――――――――――信じてるぞ――――――――――

 

 

「そう、だったな……期待に答えねえと…」

 

 

ユウヤは何とか立ち上がり神機をバスタータイプに切りかえる。

 

 

「これで……決める!」

 

 

最後の力を振り絞りユウヤは高く飛び上がりチャージクラッシュの体制に入る。

 

 

ゼロも右腕を先ほど以上の大きさの剣に変化させ迎え撃つ。

 

 

ゼロは自分の射程距離にユウヤは入った瞬間、剣をユウヤ目掛けて突き出す。

 

 

ユウヤは空中にいるため身動きが取れない。

 

 

しかし、ユウヤは超人的な動きで身体の軸を下にずらし致命傷を免れた。

 

 

それでも、ゼロの一撃はユウヤの肩を貫きユウヤの動きが止まる。

 

 

――――――しかし、彼の狙いはこれだった。

 

 

「やっと……捕まえたぜ…もう、逃がさねえ…」

 

 

ユウヤは左手でゆっくりとゼロの剣を掴む。

 

 

ユウヤはあえて自分の体に剣を突き刺させることでゼロの動きを封じたのだ。

 

 

渾身の力を振り絞りユウヤは神機をゼロ目掛けて振り下ろす。

 

 

「これで――――――終わりだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ま・さ・か・の・二か月!!Σ(゚д゚;)


これほど更新が遅れるとは作者本人も思ってませんでした。


てなわけでこれにて第三部が終わりました。


次からは多少のギャグとか新キャラとか考えてます。


まあ何はともあれありがとうございました!


そしてこれからもよろしくお願いします!!(*´∇`*)
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