GOD EATER 神となった少年と神をやめし少年 作:Jaeger
そんな彼の前に一人の少女が現れた
彼らの出会いはたまたまか、それとも?・・・
エントランスに集められたユウヤ達第一部隊。
いったい何があるのか考えながら待っていると彼らの前に見知らぬ少女を連れたツバキが現れた。
「今日からお前たちの新しい仲間を紹介する。」
「本日、ロシア支部からこちらに配属になりました。
アリサ・イリニーチナ・アミエーラです。」
肩まで伸びた白銀の髪、透き通った青色の瞳。
一目で美少女だとわかる。
「女の子ならいつでも大歓迎だよ!」
「・・コウタ少し黙れ。」
「私の時はそんなこと言ってくれなかったよね。」
「それじゃまるで私たちは歓迎されてないみたいだね。」
コウタ撃沈。・・・お疲れ様
「・・・そんな浮ついた考えで、よくここまで生きて来れましたね。」
今の一言で場の空気が凍りつく。
コウタはその場で押し黙った。
「アリサは実戦経験はないものの神機との適合率は優秀だ。
気を抜いていると先を越されるぞ。
それとアリサ、お前はまずリンドウの下につけ。あとユウヤもだ。」
「俺もですか?」
「そうだ、新型としてはお前はアリサよりも先輩だ。
神機のことはお前が教えてやれ。」
「わかりました。」
「・・・了解しました。」
「教官、私たちは?
一様先輩なんですけど・・・」
「ユウヤのほうが実戦経験が豊富だ。
教えられることが多いからな、お前たちも気を抜くと先を越されるぞ。」
『はーい』
「それでは早速三人には任務に行ってもらう。
内容はヒバリから聞け。以上だ。」
そういってツバキはエントランスを後にする。
「よし、それじゃ行くぞ、アリサ、わからないことがあったらユウヤに聞いてくれ。
オレは任務を受けてくる。準備ができたら声かけてくれ。」
そういってヒバリのもとへ向かうリンドウ。
「えっと、まずは自己紹介からだな。
俺は神狩ユウヤだ。よろしく、アリサ。」
「あなたが・・・よろしくお願いします、
あと少し慣れなれしいです。」
「あ、すまん。それじゃそろそろ行くか。」
「・・・わかりました。」
そういって二人はリンドウのもとに向かった。
●
「・・・遅いな、リンドウさん。」
一緒に向かったはずのリンドウがまだ来ない。
いったいどこで油を売っているのかと考えていると
「いやー、悪い悪い。ちょっとタバコ吸ってて遅れたわ。」
「・・・・・・」
「そんな冷たい目で見るなよ。
んなことより今回はシユウの討伐だったな。まあ、お互い頑張ろうぜ。」
いつものリンドウだ。仕方ないなと思いながらため息をつくユウヤ。しかしアリサは
「旧型は旧型なりの仕事をしていればいいと思います。」
アリサはリンドウに暴言同然の言葉をかけた。しかしリンドウは
「はは、足を引っ張らないようにするわ。」
どうやら気にしていないようだ。
そのやり取りにユウヤは何も言えなかった。
「おい、いたぜ。あれがシユウだ。」
背中から羽が生えた人型のアラガミ。肉弾戦の得意なアラガミだが遠距離船も得意とする危険な奴だ。
「前衛はオレがやる。
アリサは後衛、ユウヤは遊撃を頼む。」
「わかりました」
しかしアリサは
「行きます!!」
「アリサ!?」
「はあ・・あいつ、ユウヤ、指示はさっき言った通りだ、いくぞ!」
「はい!」
そういって二人もシユウに向かっていった。
●
「はあっ!」
アリサの攻撃が見事シユウの頭部に直撃、シユウは悲痛な雄叫びを上げる。
「キシャアァァァァァァ!」
「っ!きゃあ!」
叫び声とともにアリサが弾き飛ばされる、さらにシユウが追い打ちをかけようとして
「おっと!させるかよ!」
「くらえ!」
シユウの攻撃は失敗に終わった。リンドウとユウヤが邪魔をしたのだ。
「大丈夫か!?アリサ!」
「・・はい、大丈夫です。」
「なんで先に出た。」
「・・・私一人で十分だと判断したからです、何か問題が?」
「・・・あのなあ、それで死んだら意味ないだろ。」
「おいお前ら!とっとと戦え!」
「はい!よし、行くぞ!」
「っ!わかってます!指図しないでください!」
●
「よーし、これで終わりだ。二人ともお疲れさん。」
そういってシユウのコアを抜き取るリンドウ。
「はい、お疲れ様です。」
「・・お疲れ様です。」
「そんじゃ、戻るか。」
「はい。」
「・・はい。」
「?さっきからどうした、アリサ。」
さっきからふてくされているアリサ、どうしたのかユウヤが聞いてみると
「・・・だから一人で十分だって言ってるじゃないですか!」
「・・・・・・」
なんだそんなことかと思ってしまったユウヤ。どうやらリンドウにも聞こえていてらしく笑いを堪えている。
そしてついユウヤは苦笑してしまう。
「なっ!なんで笑うんですか!?」
「いや、ちょっと面白くてな。お前もまだ子供だな。」
そういって左手でアリサの頭をなでるユウヤ。
「子供じゃありません!あと頭をなでないでください!」
「悪い悪い。」
顔を赤らめながら怒るアリサ。
そして笑いながら謝るユウヤ、悪びれた様子がまったくない。
そしてリンドウはその様子を見て保護者になった気分になった。
(二人ともまだガキだっつーの)
そんなやり取りをしながら帰る三人なのであった。
続く