時系列は本編より後なので、満くんの相手の呼び方も変わっています。
せつ菜「さあ、行きましょう!満さん!」
「うん、行こう!」
僕はせつ菜と一緒にスクールアイドルのライブに来ていた。
どうしてせつ菜と来ているのかというと、時は数日前にさかのぼる…
侑「え、スクールアイドルのライブ!?」
せつ菜「はい!実はこの近くでスクールアイドルのライブをやると、さっき知
りました。ぜひ、侑さんと満さんもいかがですか?場所と日付け
は…」
せつ菜はライブの詳細を説明した。
「僕は行けるよ」
侑「私も!っと言いたいところだけど、この日はちょうど歩夢との用事が入っ
ちゃって、ごめん!」
せつ菜「用事なら、仕方がありません。では満さん、一緒に行きましょう!」
こうして僕は、せつ菜とスクールアイドルのライブに行くことになったのだが、
侑「ねぇ、満」
「どうしたの?」
侑「さっきの話で気になったんだけどさ、せつ菜ちゃんと行く日ってまさか…
で、今に至る。
せつ菜「うわあーグッズがたくさんありますね!まずはどこから行こうか悩み
ますね」
ここのイベント会場は、様々な屋台で並んでいる。僕達はグッズ系の屋台の前にいる。
「僕達もこんなライブをやるのかな」
せつ菜「はい。そうですね。私達もいつか、ライブをやります。…と言っても
具体的なことはまだ決まってませんが」
「でも、やるかやらないかが大事だし、具体的なことはこれから決めればいい話だから、いいんじゃない」
せつ菜「満さん…はい!まだ始めたばかりですが、頑張っていきましょう!」
「あっ、そろそろ行かないと間に合わないよ」
せつ菜「はっ、そうですね。急ぎましょう」
こういう話はもっと場を選んで話すべきだな。失敗した。
そうしてなんとか間に合い、スクールアイドルのライブを楽しんだ。
せつ菜「ああっ…最高のステージでした。どのスクールアイドルも本当に最高
でした」
「うん!最っ高だった!」
最初は他のスクールアイドルを見て、勉強しようとしたけど、途中から、本気で楽しんでた。やっぱりスクールアイドルは心に惹かれるものがある。
せつ菜「あのスクールアイドルをもう一回見たいですね!」
「あっ、そのライブ、サイトでアップされてる」
せつ菜「本当ですか!あのステージをもう一回見れるなんて。ありがとうござ
います!」
今日ライブを見に来たのがせつ菜でよかったと思った。こんな何かに熱く燃えている人といて共感することがあると、自分も燃えることができる。そんなことを今思った。
ミーンミーンミーーン
暑い。
ライブ中は気にならなかったが、終わった後はめっちゃ暑い。
額に汗がダラダラと流れる。タオルで拭ってもどんどん流れてくる。
「せつ菜、どっかでアイス食べない」
せつ菜「いいですね。でも、どうせ食べるなら、身体をサッパリしてから食べ
ませんか?とても暑いですし」
ということで、次は近くの有名温泉施設に行くことになった。
「ふぅ〜ひとっ風呂入った後のアイスは最高だね」
せつ菜「ですね。それよりいいんですか?アイス奢ってもらっちゃって」
「いいよ。別にそれくらい」
そう。せつ菜には今日のことを提案してもらったので、お礼にもならないが、アイスを奢ったのだ。
せつ菜「そういえばここ、9月に閉まってしまうんですよね」
「うん。こんなにいいところなのに残念だよ」
そんな会話をしていると、せつ菜から話を持ちかけた。
せつ菜「今日はありがとうございます」
「いや、こちらこそだよ…今日、せつ菜の誕生日だよね?」
せつ菜「はい。満さん覚えてくれたんですね」
「覚えてるけど、今日はなんでこういう形にしたの?」
誘われた時からの疑問をせつ菜に聞く。
せつ菜「私、こういう友達と誕生日を過ごしてみたかったんです。黙っていて
すみません」
満「いいんだけど、僕、何も誕生日プレゼント用意してないよ…本当にごめ
ん!」
誕生日だというのに用意してなかったことに全身誠意で謝る。今後はこんなことがないようにしよう。
せつ菜「いえ!いいんです。私の誕生日プレゼントはもう貰いました」
「え?」
せつ菜「この満さんと過ごした時間とアイスです!」
僕はこんなにも素直な彼女をこれからも応援する身として頑張っていこうと思った。
同時に、多分、みんななら、もっとすごいものを用意しただろうとも思った。
いかがだったでしょうか?
初めて書いたので、感想と質問等お待ちしてます。
誕生日回は満くんとの絡みを書いていこうと思います。