04の最後の方に出たキャラ視点から始まります。
俺の名前は佐野 翔(さの しょう)。
ハードボイルドを追い求める男だ。
かすみ ガブッ!「あの意地悪生徒会長〜」
このコッペパンにかぶりつくショートカットの女の子は中須 かすみ。まあ、簡単に言えば、典型的なぶりっ子だ。
しずく「怖かったねぇ。でも、生徒会室に忍び込んだりするからだよ」
俺の目の前に座っている女の子はかすみの頭を撫でる。
このロングヘアーを赤いリボンで結んだ女の子は桜坂 しずく。俺と同じ演劇部だ。因みに、かすみとは、しずくを通して知った。
しずく「部室、無くなったんだ」
俺はあの時と同じ表情になっていることに気がついた。よっぽど引きずっていたのだろう。
かすみ「こうなったら、''てっていこうせん"だよ!」
「かすみお前、そんな言葉知っているんだなw」
かすみ「なっ、かすみんだってそれくらい知ってるもん」
おっと、つい笑ってしまった。かすみの口から徹底抗戦なんていう言葉が出るのは意外だったからな。
しずく「ちょっと、翔さん。でも、かすみさんの気持ちもわかるよ」
かすみ「でしょー」
しずく「せつ菜さんには相談した?」
かすみ「する訳ないじゃん!そもそも、部室以外で会ったことないし」
どうやら、同好会のネームプレートを取り返すために、無断で生徒会室に侵入し、挙げ句の果てには、生徒会長に見つかって、今に至る。
全く、諦めが悪いぜ。まあ、本人の夢だからな。
廃部になった同好会とそれを諦めずに立ち向かう一人の少女。
まさに、''運命を抗うcuteガール''か。
中身全然可愛さねぇけどな。
しずく「あの……なぜ一人でナレーションのようなことを言っているのでしょうか?」
「なっ、別にいいだろ。つーか聞こえたか今の」
かすみ「いや、はっきり聞こえてたよ」
メタ発言だろ、絶対。
演劇部部長「……しずく、翔、行くよ」
しずく「ごめんなさい、演劇部の稽古に行かなくちゃ」
かすみ「えっ」
しずく「後で連絡するね」
「そんじゃな」
かすみ「あっちょっと!」
こうして俺達は食堂を後にした。
「先輩、今の聞こえてました?」
演劇部部長「うん、聞こえたよ、ナレーションっぽいの」
「なんか、すみません」
翔視点…終
はぁ、昨日は変なことを口にしてしまった。
僕は望月 満。今、絶賛一人反省中。
なんて事を言ってしまったんだ。なにが「その夢、僕に手伝わせてください」だ。僕に何の手伝いができるんだ。
二人に会って謝りたいが、どこにいるかわからない上に、いざ謝ろうとすると、恥ずかしさで破裂してしまう!
僕はベンチに体育座りで座りながら、考え込んでいた。
??ガブッ!「しず子と翔太の白状者!」
僕の座っているベンチの近くで女の子が何か言っている。
僕はまだ知らなかった。
この後、侑さん達が、ここに来ることを…
いかがだったでしょうか?
おそらく、というよりまた投稿が遅れます。
本当にすみません。