IS〜総てを守り、総てを砕く牙〜   作:白銀色の黄泉怪火

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感想宜しくお願いしますm(_ _)m


4話

 

 

「箒、誕生日おめでとう」

「箒の誕生日はまだ先だぞ?」

 

 

織斑に「何言ってんだコイツ」みたいな目で見られる。

 

 

「ごめん、何か言わなきゃいけない気がして。てか、山田先生まだかよ?」

「さあな、IS学園は教員が少ない気がするし、一人頭の仕事の量が多いんだろ」

「成程」

 

 

現在、放課後の教室で山田先生を待っている状況。「渡さなきゃいけないものがあるので、帰らないでくださいね、絶対に帰らないでくださいね!?」って念を押された。分かった、待ってるからそんな泣きそうな顔しないでと思ったわ。

 

 

「あ、織斑君と藤木君、まだ教室にいたんですね、よかったです」

「いや、山田先生、アンタが帰らないでくださいって念を押したんじゃん」

「そ、そうでしたっけ……アハハ」

 

 

教室に入って来た山田先生にツッコミを入れる。何この人、天然?天然合法ロリ巨乳とか初めて見たわ。オルコットといい、IS学園自己主張強い人多いな。

 

 

「えっとですね、お二人の寮の部屋が決まりました」

 

 

そう言って部屋番号が記されたキーを渡してくる山田先生。

IS学園は全寮制。理由としては、学生の保護。

言ってしまえばIS学園の生徒は優秀な操縦者や整備士に成り得る可能性のある金の卵達。国としては優秀な操縦者や整備士はいればいるほど良いからな、早めに唾を付けておきたいだろう。が、そんな各国の思惑に三年生は兎も角として、一年生や二年生を巻き込んでいたら学べる物も学べなくなる。簡単に言ってしまえば「IS学園に在籍のうちには、生徒に手を出すな。破ったら殺劇舞荒拳な?」って事だろう。

 

 

「……俺、一週間は自宅から通えと言われていたんですが」

「そうなんですけど、事情が事情なので一時的な処置として部屋割りを無理矢理変更したらしいです。……織斑君、そのあたりのことって政府から聞いてます?」

 

 

織斑と山田先生が話し始める。

恐らく、一人目の男という事でどういう扱いしたらいいのかわからんかったんだろうな。俺は動かした後に寮暮らしになる事を説明されたから、寮に入れる事に決まったのは四月に入る直前だった、て所か。

 

 

「とりあえず、着替えも何も持ってきてないんで一回家に帰っても良いですか?」

「あ、それならさっきーーー」

「私が手配しておいた。ありがたく思え」

 

 

アンノ〇ンネ〇リム登場。と思ったら頭に衝撃。

 

 

「貴様、今失礼な事を考えただろ」

「割と間違ってない事は考えましたけど……」

 

 

何で頭の中覗けるんだこの人。開心術でも会得してんのか?てか、出席簿がマジでインディグネイション。

 

 

「まあ、持ってきたと言っても生活必需品だけだがな。着替えと、携帯の充電器があれば充分だろ?」

 

 

織斑先生、それ長旅しない男の荷物。

 

 

「はあ……、まあ、それでいいですけど」

「では時間を見て部屋に行ってくださいね。夕食は六時から七時、寮の一年生用食堂で取ってください。各部屋にはシャワーがありますけど大浴場もあります。でも、織斑くん達は今のところ使えません」

 

 

まあ、当然だな。流石に混浴とかにする訳にはいかないし。

……街の奴等で銭湯行ったらよく誰かを女湯の方に放り込んだり、逆に放り込まれたりしてたけどなー。

 

 

「分かりました。使えるようになったら連絡ください」

「はい、任せてください!えっと、それじゃあ私達は会議があるので、これで。ちゃんと寮に帰るんですよ。道草くっちゃダメですよ」

 

 

校舎から寮まで大して距離ないのにどう道草くえと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ、そういえば、藤木の部屋番号って何番だ?」

 

 

寮に着いた後、キーに記された部屋番号を探してると織斑がそんな事聞いてくる。

 

 

「俺か?1030だけど……お前と同じだろ?」

 

 

何気なく返した言葉に織斑が固まる。どうかしたのか?

 

 

「……俺、1025だぞ」

「は?マジで?」

 

 

織斑のキーを奪って確認。うん、どっから見ても部屋番号違う。

 

 

「何考えてんねん、IS学園……」

「本当にとりあえず捩じ込んだんだだけなんだな……」

 

 

頭を抱える俺とため息をつく織斑。確か寮は二人で一部屋って言ってたし、部屋違うって事はルームメイトは女子って事だよなー……。

 

 

「ハニトラとか勘弁して欲しいんだがな……」

「ハニトラ?何それ?」

 

 

織斑の呟きに思わず質問する。

 

 

「ハニートラップ。色仕掛けで既成事実作って、それを盾に俺やお前を手に入れようとする国や企業も居そうだろ?」

「あー、そ〜ゆうことか」

 

 

成程な……、そんな事考えて無かったわ。

今、後ろをぞろぞろとピク〇ンの様に着いてきてる女子達にもそういう類がいるのかね。

織斑も色々考えてるんだな。

 

 

「オイ、今失礼な事考えなかったか?」

「何でお前ら姉弟は人の頭の中見れんの?」

 

 

織斑性の人間はサトリの血でも引いてんのかよ。

 

 

「まあいい、それより、俺の部屋はここだよな?」

 

 

いつの間にか、織斑の部屋の前に着いてたらしい。部屋にはしっかり『1025』と表示されてる。

 

 

「んじゃ、また明日な」

「ん?夕食はどうするんだ?」

「部屋でどうにかする。これ以上視線の集中砲火は喰らいたくない」

「……それもそうだな。それじゃ、また明日」

 

 

そこで織斑と別れ、自分の部屋へと向かう。

といっても、織斑の部屋から歩いて一分もかからないんだけどな。

 

 

「えーと、とりあえずノックしとくか」

 

 

三回、ドアを軽く叩く。

…………反応ねえな、入るか。

ドアノブに手をかけて、ドアを開けるとーーー

 

 

「おかえりなさい。お風呂にします?ごはんにします?それともわ・た・し?」

 

 

目の前に痴女がいた。





という事でルームメイトは生徒会長にしました。
男性操縦者だから、一般生徒と一緒にはできないと思ったんで。

後、一夏変わりすぎかな?
どうなんでしょう?
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