僕と紅魔郷とスカーレットデビル   作:ゆっくり翼

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活動報告にお知らせを載せました。良かったら見てください。



[前回のあらすじ]
……この小説の主人公とヒロインって誰だっけ……?


第十問 AとFの交渉

「一騎討ち?」

 

「ああ。Fクラスは試召戦争として、Aクラス代表に一騎討ちを申し込む」

 

Cクラスと戦った三日後、代表である雄二を筆頭に、康太、秀吉、霊夢、魔理沙、チルノ、シェーダ、ルーミアが交渉を含めた宣戦布告に来た。

 

「狙いは何かしら?」

 

交渉に応じているのはレミリアだ。

レミリアはこういうの得意だしね。

 

「もちろん俺達Fクラスの勝利が狙いだ」

 

「却下よ。わざわざリスクを冒す必要はないわ」

 

「賢明だな。

……そういえば、Cクラスの連中との試召戦争はどうだった?」

 

「直ぐに終わったわ」

 

確かに数分で終わったね…………。

 

「そうか。ならBクラスとやりあう気はあるか?」

 

Bクラス? ああ、そういえばさっき代表の根本君が…………おぇっ。

い、嫌なもの思い出した…………雄二め、何てもの思い出させるんだ!!

実はFクラスが宣戦布告に来る前にBクラスの代表が来たんだけど、その代表が何故か似合いもしない女装をしていた。そのおかげで何人気分を害したことやら。

周りを見ると僕みたいに吐き気を催した人がたくさんいた。中にはトイレに向かった人もいる。

 

「……その様子だとやりあいたくないみたいだな」

 

うわっ、全然悪びれてない!

 

「……別にそうでも無いわ」

 

そう言うレミリアも気持ち悪そうにしている。

 

「それで今のはBクラスとの試召戦争は『和平交渉にて終結』で終わっているからBクラスは私達と試召戦争をすることが出来るって事かしら」

 

「理解が早くて助かる」

 

ああ、Fクラスが今まで設備交換をしていなかったのはそういうことをするためだったのか。

 

「……まあこっちの要求を呑むなら受けてあげてもいいわ」

 

「条件?」

 

「タッグ戦四回、代表戦一回の計五対五で先に三回勝った方の勝ちというルールを呑むことよ」

 

「……ほう、Aクラスとあろうものが随分と慎重だな。臆病風に吹かれたのか?」

 

「どんな戦いでも臆病な方が良いのよ。例え、相手が貴方達雑魚でもね」

 

……どうして二人はそこまで悪口が言えるんだろう? ……うっ……この会話聞いていたらなんか胃が痛くなってきた……。

 

「ふむ…………」

 

「ところで貴方達、Cクラスと試召戦争する気はあるのかしら?」

 

「何? どういうことだ?」

 

「Cクラスとの試召戦争も貴方達と同じ『和平交渉で終結』で終わってるってことよ」

 

そっか、この為にレミリアはCクラスに試召戦争を挑んだのか。

さて、雄二はどう出る?

 

「……分かった、その要求を呑む」

 

あっ、あっさり認めた。てっきり粘るのかと……。

 

「けど、勝負する内容はこちらで決めさせて貰う。そのくらいのハンデがあってもいいはずだ」

 

ああ、科目指定を取るためか。

 

「三つの条件を呑むなら四つ与えても構わないわ」

 

……え? 条件があるとはいえ四つも与えちゃうの!? そんなに条件が重要なのかな?

 

「それは嬉しい限りだな…………で、条件は?」

 

「代表戦は総合科目でやること、そして決めた科目は試合開始10分前までに公表すること、最後はそれぞれのタッグバトルで勝った方に負けた方への命令権を一つだけ与えること、その三つよ」

 

「…………命令……!(ブシャァァァッ)」

 

……康太は相変わらずだね……。

てかそれだけ? てっきり霊夢を出すなとかそういう条件だと思ってたんだけど……。

 

「…………分かった、その条件を呑む」

 

まあきっとレミリアなりの深い考えがあるんだろうなぁ……。

 

「交渉成立ね。

それで、勝負はいつ頃する予定なのかしら?」

 

「そうだな。10時からでいいか?」

 

「構わないわ」

 

試合は10時からか。緊張するなぁ。……まあ僕の出番はないだろうけど。

さて、10時まで何をしようか左腕が捻れるように痛いぃぃぃぃぃ!?

 

「吉井! 何であんたがAクラスなの!?」

 

左腕を見ると島田さんが間接技を掛けていた。

って島田さん、いつの間に!? さっきまでいなかったよね!?

 

「必至に勉強して入ったんだよ!」

 

「嘘ね! どうせカンニングでもしたんでしょ!?」

 

「してないよ!」

 

僕ってそんなに信用がないんだろうか……?

後左腕がそろそろやばい。

 

「島田、今すぐ止めろ!」

 

「嫌よ!」

 

もう駄目だ、限界―――

 

パンッ

 

「うわっ」

 

突然、近くから乾いた音が響くとともに僕の左腕は解放された。

音がした方を見ると島田さんが頬を押さえていて、その前でフランが腕を思い切り振った後の状態で立っていた。

なるほど、フランが助けてくれたのか。

 

「いきなり何するのよ!?」

 

「それはこっちのセリフだよ!

どうしていつもあきひさに暴力を振るうの?」

 

「暴力じゃ無いわ、これは立派なお仕置きよ!

吉井は観察処分者なんだからウチがちゃんと管理しないと駄目なのよ!」

 

管理って……僕そこまで悪いことしてるのかなぁ……。

 

「なにそれ!? あなたはあきひさよりか偉いって言うの!?」

 

「当たり前よ! 吉井なんて社会の最底辺なんだから!」

 

……島田さんにここまで言われるなんて……僕、島田さんに何か悪いことしたっけ?

 

「あきひさは社会の最底辺なんかじゃ無いよ!

どちらかというと自分勝手なあなたの方が社会の最底辺だよ!」

 

ちょっ、フラン、言い過ぎ!

 

「っ、このっ!」

 

「させませんよ」

 

咲夜が島田さんを羽交い締めにした。

 

「ちょっと、離してよ!」

 

咲夜から離れようと島田さんがもがく。

そんな島田さんにレミリアが近づく。

 

「島田さん、Fクラスに帰ったらどうかしら?」

 

「何でウチがあんたの言うことを聞かなきゃならないのよ!?」

 

「……言い方を変えるわ、Fクラスに帰りなさい」

 

そのレミリアの言葉には怒気が含まれていた。

 

「っ!?」

 

その怒気に当てられた島田さんは怯えながらAクラスの教室から出た。

……大丈夫かなぁ?

 

「うちのクラスの奴がすまなかったな。後で叱っておく」

 

「えぇ、そうして頂戴」

 

こうして、Fクラスとの交渉は終了した。

それにしても何で島田さんはいつも僕に間接技をかけてくるんだろう?

……きっと僕が悪いんだろうなぁ……。

 

「あきひさ、大丈夫?」

 

あっ、フランに注意しておかないと。

 

「大丈夫だよ。後僕のことで怒ってくれるのは嬉しいけど、さすがに言い過ぎだよ」

 

「……そう、かなあ?」

 

えっ、自覚無し?

 

「いや、だって社会の最底辺って明らかに悪口じゃないか。そんな言葉人に向けて言っちゃ駄目だよ」

 

「…………」

 

あれ? 何で沈黙?

 

「フラン? どうしたの?」

 

「……ううん、何でもない。次から気をつけるよ」

 

良かった、分かってくれた。今の一瞬の沈黙が少し気になるけど。

 

「……ところであきひさは怒ってないの?」

 

「何が?」

 

「あいつに社会の最底辺って言われたこと」

 

何だ、そのことか。

 

「別に怒ってないよ。どうせ僕が悪いんだろうし」

 

「へ? どこが?」

 

「分からない。でも多分きっと僕が変なことやったからいけないんだよ。自業自得だね」

 

一体何したら間接技をかけられるか、未だに検討がつかないけど。

 

「………あきひさ」

 

突然スッと背中に手が回され、そのまま抱きつかれた。

 

「わっ!? ど、どうしたのさフラン?」

 

「あきひさは優しすぎるよ」

 

えっ? 優しすぎる? 僕が?

 

「そんなこと無いよ」

 

はっきり言って僕よりか優しい人はいっぱいいると思う。

 

「ううん、そんなことあるよ。あきひさは物凄く優しい。その証拠にあいつから酷い扱いを受けても全く怒らないじゃん」

 

「それは僕が――――」

 

「でもさ、たまには自分の為に怒っても良いと思うよ」

 

唐突にフランは僕から離れた。

 

「それが言いたかったんだ、わたしは」

 

そう言い残して、フランはレミリアのところに行った。

…………。

 

「優しすぎる…………か」

 

そんなことないと思うんだけどなぁ。










ドカーン

「「わぁい!
なぜなにぼっこう、はっじまっるよぉ!」」

「みんなー集まれー。なぜなにぼっこうの時間だよー」

「このコーナーでは、本編での補足と」

「読者から寄せられた質問に答えていくよ」

「と言っても今回は補足はないから質問返答だけよ」

「じゃあ質問返答だね。今回の最初の質問は紅桜◇さんから頂いた
『質問です。メンバーは変わらずで、この中の音ゲーだったらどれをやりますか?
1maimai
2太鼓の達人
3グルーヴコースター』
という質問だよ」

「じゃあ早速答えるわよ」



1maimai
フラン、コア、愛子、魔理沙、チルノ、ルーミア、島田

2太鼓の達人
美鈴、雄二、霊夢、秀吉

3グルーヴコースター
明久、レミリア、咲夜、パチュリー、翔子、瑞希、久保、優子、シェーダ、康太



「と、こんな感じよ。因みにゆっくり翼は1と2ならやったことあるらしいわ」

「プレイした回数は1と2を合計しても一桁だけどね。
次の質問はFNo.0さんから頂いた
『明久には自分が大きな代償を払っても誰かを護る力が欲しいか。
女性陣+明久の親友達には、島田のような奴が明久に襲いかかってきた。自分ならどうする?』
という質問だよ。
……これってどう見ても二つの質問だよね」

「んー……まあ一人に一問しか聞いてないからありよ」

「随分ゆるいんだね……」

「まあ厳しくしすぎるのもあれだしね。じゃあ答えるわよ」



明久「当たり前だよ。もう誰も失いたくないから……」


フラン「羽交い締めにしてでも止めるよ」

レミリア「羽交い締めにしてでも止めるわ」

咲夜「羽交い締めにしてでも止めます」

パチュリー「……明久を助けられそうな人をなるべく速く呼んでくるわ」

コア「明久さんを庇います!」

美鈴「羽交い締めにしてでも止めますよ」

翔子「……明久の手を掴んで逃げる」

瑞希「明久君との間に入ってでも止めます」

久保「吉井君との間に入ってでも止めるよ」

優子「助けを呼んでくるわ」

愛子「助けを呼ぶよ」

雄二「羽交い締めにしてでも止めるな」

霊夢「ぶん殴る。話はそれからよ」

シェーダ「…………人を呼んでくる」

魔理沙「明久の手をひいて逃げるぜ」

秀吉「庇うのじゃ」

康太「…………手を掴んで逃げる」

チルノ「明久を庇うよ」

ルーミア「手をひいて逃げるー」



「以上よ」

「最後の質問は切り裂きさんから頂いた
『なんでも手に入るとしたら何が欲しいですか?』
という質問だよ。
……ん? 今なんでもするって―――」

「止めなさい。じゃあ早速答えるわよ」



明久「…………家族……いや、何でもないよ」

フラン「……ーーーに会いたい」

レミリア「特に無いわね」

咲夜「時を止める能力が欲しいですね。時間はいくらあっても足りませんし」

パチュリー「……私がまだ見たことも無いような本が欲しいわ」

コア「原作の私に公式の名前を与えてほしいですね!」

美鈴「うーん、特には無いですかね」

翔子「……雄二さえいれば、それだけで良い」

瑞希「特にはありません」

久保「……吉……いや、何でもない」

優子「……新作のBL小説」

愛子「んー、特には無いや」

雄二「特に無いな」

霊夢「賽銭よ」

シェーダ「…………勇気、かな?」

魔理沙「私用の召喚獣だ。雑用に使えそうだからな」

秀吉「……男らしい外見かの?」

康太「…………性能が良いカメラ」

チルノ「いや、特には無いよ」

ルーミア「美味しいものたくさんー」

島田「……胸よ」



「とまあこんな感じね。

「一人メタいこと言ってる!?」

「まあ気にしなくて良いわ。後フランの台詞の一部が隠蔽されているのはネタバレになるからよ。以上で今回の質問返答は終了よ。紅桜◇さん、FNo.0さん、切り裂きさん、質問ありがとうございました」

「それじゃあ次回も」

「「ゆっくり読んでいってね!!」」
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