遅れた理由? スランプとか私用とか設定追加とか諸々ですね。
……それにしても前回投稿したのが去年の11月か…………これ、終わるのかな……?
ps活動報告に質問返答のルールを載せました。質問返答をする前に必ず見てください。
【前回のあらすじ】
雄二と翔子、おめでとう!
決勝数分前、やたら広い舞台の前で僕は佇んでいた。
……ついにこの時が来た。僕の目的を達する時が。
緊張をしていないって言ったら嘘になる。でもそれ以上に僕はーーーー
「明久」
やけに神妙な声がしたので振り返ると、ーーが神妙な表情をしながらこちらを見ていた。
負けじとじっと見ていると、突如ーーは僕の肩に手を置いてきた。
「お前に僕のお小遣い全てを託した。負けるなよ」
その言葉に、隣にいたーーーさんがずっこけた。
「負ける気は無いよ」
「なら良し」
僕がそう答えると、ーーは笑顔で頷いた。
「……やけに神妙な顔だと思ったら……あのねーー君、賭けごとはあまりしない方が……」
「頑張ってねアッキー! 私のお小遣いの為に‼︎」
「ーーちゃん⁉︎」
「私の分のお小遣いまで頑張ってください」
「ーーーちゃんまで⁉︎ ああ、もう、明久君も何か言って‼︎」
ーーーさんが期待に満ちた目でこちらを見てきた。
うん、もちろん分かってるよ。何を言うべきか。
「僕が優勝したら、何か奢ってね」
「違う、そうじゃない!」
「ああ、その時は酒で一杯やろうや」
「楽しみにしてるよ」
「未成年だよね貴方達⁉︎」
「大丈夫。明久はともかく僕は……心は18歳のつもりだから」
「結局アウトだからねその年齢‼︎」
「……明久君」
冗談を交えながらわいわいと話してると、その隣にいた子が声をかけてきた。
「うん?」
「あっ、えっと、その……」
僕がその子に目を向けると、その子は顔を赤くしてすぐに下を向いてしまった。
……けど、すぐに顔を上げて
「が、頑張ってね」
そう、はっきりと言った。
……やれやれ、
「うん!」
負けるわけには、いかないじゃないか。
『それでは、選手は舞台に立ってください!』
と、そろそろ行かないと。
「じゃあちょっと優勝してくる!」
「おう、行ってこい」
「最後まで諦めないでね」
「アッキーなら出来るよ」
「賭けなんて気にせずに頑張ってくださいね」
「無理、しないでね」
皆からの声援を背に、僕は舞台に立った。
『さて、両者が舞台に立ったところで選手の紹介といきましょう!
まずは今大会期待のダークホース! 人間とは思えないほどの操作技術で優勝候補の一人を圧倒!
その勢いで優勝できるか⁉︎ 吉井明久ぁっ‼︎』
人間とは思えない程って……そこまで酷くは無いよ。
少なくともーーーー
『そして対する選手は今大会の優勝候補! 今までの試合全部圧勝!
廃スペックの天然馬鹿! 吉井明人ぉっ‼︎』
目の前にいる、兄さんよりかは。
「…………」
兄さんは無言でこちらを見据えている。僕も負けじと見つめ返した。
そしてじっと見つめ合うこと数秒間。
「なあ明久」
兄さんが突如、口を開いた。
「ん?」
「……良い友達を持ったよな。お前も……僕も」
そう言いながら兄さんはちらりと後ろを見たので、僕もつられて後ろを見る。
その視線の先にいた舞台の近くにいたーーさんがぐっと親指を立てた。
それを確認したあと、今度は後ろをちらりと見た。
するとそれに気づいた皆から手を振ったり親指を立てたりここでボケてという紙を見せてきたりといった様々な反応が返ってきた。
「……そうだね」
意見が食い違って喧嘩する時もあるけど、それでも皆は、最高の友達だ。
『早よ、ボケ早よ』
『明久君、ーー君の言うことなんか聞かなくて良いからね‼︎ ーー君もそんなこと言わないの!』
…………で、
「何で今そんなことを?」
「……いや、ちょっとな……」
おや? 言いたいことはハッキリと言う兄さんにしては歯切れが悪い返事だな。でも……
「別に良いんじゃない?」
「……⁉︎」
僕がそう口にすると、兄さんの表情に一瞬変化が見えた。
やっぱりね。
「どうせまた本当に僕は幸せで良いんだろうかとか考えてたんでしょ?」
「……どうして分かった?」
「いや、だって兄さんが悩む理由って大体それだし……」
それにさ、と続ける。
「兄さんは分かりやすいから」
僕のその言葉に、兄さんは数秒動きを止めた。そして、急に溜息を吐いた。
「……これでも昔は友達からは何考えてるか分からないって言われてたんだけどな」
「まあその人の気持ちは分からなくも無い……かな?」
今はともかく昔の兄さんって感情に乏しかったらしいし。
「てかまだそんなこと思ってたの?」
「いや、お前に説教されてからはそんなに気にしてないんだが、それでもたまに、な……」
「……じゃあ一応聞くけど、もう一回説教した方が良い?」
「いや、大丈夫だ」
僕がそう聞くと、兄さんはあっけらかんとした感じで答えた。
うん、これなら大丈夫そうだね。
「ならいいや」
と、大事な事言うの忘れてた。これだけは言っておかないとね。
「……ところで話は変わるけどさ」
「なんだ?」
「兄さんに一つ言っておくことがあるんだ」
「…………」
僕のその言葉に、兄さんは訝しげに眉をひそめた。
そんな兄さんに
「僕は、今回は兄さんに勝つ!」
僕はそう、大声で宣言した。
その言葉に兄さんがポカンとするのも束の間、兄さん不敵な笑みを浮かべて
「悪いが、今回も勝ちは貰うぞ」
そう、返した。
「……では、そろそろ召喚の準備をしてください」
……さあ、そろそろ決戦だ。気を引き締めよう。
今回で兄さんに勝つため。
僕の好きな女の子にかっこいいところを見せるため。
そしてーーーー
『おっ、良いこと思いついた。明久! 負けたら一週間女装だからな!』
……僕の尊厳の為にも。
絶対に、負けるものか。
「それでは、試合開始!」
『
見ててね、僕の好きな子ーーーー
目を開けると、見覚えのある白い天井が目に映った。起き上がって周囲を見渡すと薬品が入った戸棚やらベッドに腰掛けているチルノやら椅子に座っているフランやらが見えるところ、どうやらここは保健室のようだ。
そっか、あの後気絶しちゃったのか。フランには悪いことしちゃったな……後で謝らないと。
……それにしても
「懐かしい夢を見たな……」
家族がまだ生きている時代の僕の大切な思い出の一つ。
確か召喚獣が大分安定してきたからテストも兼ねてお手伝いの皆でやったんだっけ。
お手伝いの人数が人数なだけに規模は小さかったけど、結構盛り上がったなあ……。
「懐かしい?」
「うん。昔にやった召喚大会の夢。確かあの後の勝負は……?」
あれ? 今の声は?
疑問を確かめる為に声のした方を向くとフランが椅子に座っていた。
「ってフラン!? いつからそこに!?」
「あきひさが起きる前からいたよ。さっき見渡した時に気づいてなかったの?」
……あ、そういえばいたや。
「それよりも、明久。その……大丈夫なの?」
フランの心配そうな顔がこちらを覗きこむ。
「大丈夫。もうどこも痛く無いし、特に問題はーーーー」
「そうじゃなくて、その涙は何?」
「え……?」
泣いてる……?
目元に手を当てると、確かに濡れていた。
「えっ、あれ?」
なんで僕は泣いてるの?
「……あきひさ」
フランが手を伸ばして、僕の目元にある涙を拭う。
そのまま後頭部に手を置かれ、そのままそっと抱き締められた。
ただ、それだけ。優しい言葉を与えるとかそういうのは一切無いそれだけの行動。それでも、今の僕には十分だった。
「……ありがとう、落ち着いたよ」
「どうもいたしまして……それとね」
フランが離れる。それと同時に頭に置いてあった手が右頬へと移動した。もう片方の頬にはフランのもう片方の手が。
「……え?」
そのまま頬を掴まれ、勢い良く横に引っ張られた。
「ひょっ、いひゃいひょフヒャン!」
「わたし、避けろって言ったよね? よね?」
「ひょ、ひょへんひゃひゃい!」
痛みに耐えながら謝ると、フランは掴んでいた頬を離してくれた。
うぅ、まだヒリヒリする……。
「どうやら起きたようね」
僕が頬をさすっていると、保健室のドアが開いた。
そこからレミリアが入ってきていた。その後ろには魔理沙と優子さんが。
「調子はどうかしら?」
「問題は無いよ」
今はどこも痛まないしね。
……ってあれ?
「咲夜は?」
いつも一緒にいるのに……。
「咲夜なら今学園長室に行かせてるわ」
「学園長室? 何で?」
「ちょっとした野暮用よ」
学園長室ってちょっとした野暮用で訪れる所だっけ……?
まあいいや。それよりも戦争の結果を聞かないと。
「結局どっちが勝ったの?」
「三対二でこちらの勝ちよ」
「そっか……」
勝てたのか、良かった……。
……それにしても三対二……つまり、最終戦までやったってことか。
ということは
「あの勝負は負けちゃったのか……」
「いや、あんたらの勝ちだよ」
唐突に隣のベッドから声がした。
顔を向けると、チルノが隣のベッドの上に座っていた。更にその側にある椅子にはシェーダちゃんが。
「チルノ!? それにシェーダちゃん!? いつから!?」
「あんたが起きる前からいたよ。てか起きた時あんなに周囲を見渡してたのに気づいてなかったんだね」
そ、そういえばいたような……。
「それにしてもまさかあんたがあそこまで勝ちに貪欲にいくとは思わなかったよ」
…………あ。
「すいませんでしたぁ!!」
僕はベッドの上で土下座した。
「えっ!? ど、どうしたのさ急に!?」
「いや、だってチルノにはフィードバックがあるのにお構い無しに傷つけちゃったし、途中で躊躇っちゃったから……」
チルノは唖然とした顔で聞いていたけど、やれやれと言った感じで首を振った。
「何を言い出すかと思えば……そのくらい、あたいは全然気にしてないよ。それに観察処分者なのに傷つけちゃったーはあたいにも言えることだしね。
そもそもあたいもあんな情けない姿晒しておきながら偉そうなこと言っちゃってたし、それでおあいこだよ」
チルノ……。
「全くもう……チルノは優しすぎるよ」
「あきひさが言うな」
「アキには言われたくない」
「貴方もよ」
「明久が言うな」
「明久君もよね」
「…………えっと、明久君もだよね?」
「えぇっ!?」
思ったこと言っただけなのに……。
「それだけ元気なら大丈夫そうね」
「大丈夫って……何が?」
「命令権を決めてちょうだい」
「命令権? ……あっ」
すっかり忘れてた。
「まずは二回戦目よ」
「二回戦目? やってなかったの?」
「片方はやったわ。ただもう一人の命令される人がチルノが倒れたあとからずっと付きっきりだったのよ」
「…………ご、ごめんなさい」
レミリアのその言葉にシェーダちゃんが謝る。
ああ、確かに二回戦の片方はシェーダちゃんだったね。
「別に怒ってないわ。ただ物分かりが悪い明久に詳しく説明しただけよ」
今レミリアにさりげなく貶されたような……。
「別にアタシはシェーダに命令することなんて特に無いんだけど……」
「別に何でも良いのよ。ジュース買ってきてとか好き嫌いせずに食べなさいとかそういうしょぼい命令でも」
「そう言われても……あ」
何か思いついたのか、優子さんが手をポンッと叩いた。
「シェーダ、これからもうちの弟をよろしく頼むわね」
「…………うん、分かっ…………ふぇっ!?」
予想外の質問だったのか、頷きかけたシェーダちゃんの動きが数秒止まった。
「…………あっ、えっ、えっと、わ、私と秀吉君はまだそういう関係じゃ無いから!」
そのあと慌てながら弁解を始めた。でも『まだ』ってついている辺り、説得力皆無だ。
「あら? アタシはこれからも友達としてよろしくって意味で言ったんだけど?」
「…………え?」
しかも自爆になってるし。
「…………も、もうっ、それだったら言われなくても分かって――――」
「まあ確かにそれも悪くないわね」
「…………うー」
シェーダちゃんの優子さんを見る目が恨みがましい目に変わった。
でも顔を赤らめてるからあまり恐くない。むしろ可愛い。
……まあフランの方が可愛いけどね。
「さて、次は四回戦目ね」
次は僕達の番か。
といっても命令したいことは特に無いんだけど……。
「あきひさはどっちに命令したい?」
「特にそういうのは無いよ」
「じゃあわたしがまりさに命令しても良い?」
フランが魔理沙に命令か。
…………もしかして僕に対する想いを諦めろとかそんな風に……いや、フランならそんな風には使わないか。
「良いよ」
「ありがと」
フランが魔理沙の前に立ち、魔理沙を睨んだ。魔理沙も負けじと同じ様にフランを睨む。
……使わないよね?
「…………」
「…………」
数秒睨み合った後、突如フランは口に笑みを浮かべ
「後悔はしないこと!」
そう、言い放った。
「……は?」
その言葉が予想外だったのか、言われた当の本人である魔理沙は呆けた顔つきになった。
僕? 予想外じゃないよ…………本当だよ。
「どうしたのその顔? この命令に不満があるとか?」
「いや、てっきり明久への想いを諦めろとかそういう命令がくるかと思ってな」
……実は僕もそう思ゲフンゲフンッ‼︎
「そんなこと命令しないよ。……それともそっちの方が良かった?」
「馬鹿言え、そんな訳あるか。……だけど良いのか? そんなのんびりと構えてると盗っちゃうぜ」
「…………良いよ、別に」
…………え?
「まあそう言うと……ん?」
今……何て?
「例えあきひさがまりさを選ぶことになっても、それはあきひさ自身が決めたことでなおかつそのあきひさの決意が固いなら、わたしは潔く諦めるよ」
まあ、とフランは続ける。
「あきひさはずっとわたしのことを一番に愛してくれるって信じてるけどね」
……何だ、そういうことか。びっくりした。てっきり嫌われたのかと思ったよ……。
……それにしても……
「ほう……ならその自信、粉々に打ち砕いてみせるぜ!」
……自覚が無かったとはいえ、僕がまいた種だもんな。キチンと決着をつけないとね……。
と、それは一旦置いといて
「チルノに命令か……」
チルノにも特に何があるというわけではないんだけど……。
「アキ、まだ決めてないのかい?」
「いや、まあ……少しは」
「少し? ……まあ何でも良いからちゃっちゃと決めてくれよ」
ん? 今何でもいいって…………というのは冗談。で、何でも良いのか……なら
「学力向上を目指して勉強を「断る」することってですよねー」
何でも良くないじゃないか。
「全く……それだと来年もFクラスだよ」
「数学を極めてるからそれは無いね」
……そうなんだよね。なぜなら、チルノは数学二つだけでEクラス上位並の総合科目の点数取れちゃうから。
「そんなお前に朗報だぜ、チルノ」
僕が頭を抱えていると、魔理沙が不敵な笑みを浮かべながらチルノに話しかけた。
「朗報?」
「お前、明日から補習な」
「…………へ?」
チルノが目を丸くした。
「な、何で補習?」
「鉄人がFクラスの担任になっちまったからな」
「鉄人が!?」
ああ、鉄人が担任になっちゃったのか……それは災難と言うか何と言うか……御愁傷様?
「…………私も?」
「お前は補習免除だったな」
「なんであたいは駄目でシェーダはOKなの!?」
「点数だ」
「ぐぅっ!」
確かにチルノは数学以外は基本ダメダメだからね。
「まったく……そうやって得意科目しか磨かないから補習に引っ掛かったりするんだぜ」
「貴女も引っ掛かってたわよね」
「うぐっ!」
ああ、魔理沙も引っかかっちゃったのか……確かに国語が苦手だもんね。
「ま、まあとにかく、僕は命令を変える気は無いからね」
「分かったよ……」
僕の言葉に、意気消沈といった感じのチルノが頷いた。それだけ勉強が嫌なのか……まあ気持ちは分からないでも無いけど。
「はい、てことで命令権については全て終了よ」
レミリアがポンッと手を叩きながらそう言葉にする。
そういえば他の人はどういう命令を出したんだろう? ……まあそれは後日聞こうっと。
「じゃあ解散」
「あれ? 用ってそれだけなの?」
「ええ。それが何か?」
「いや、何でもないよ」
『については』なんていかにも含みがありそうな言い方をするからまだ何かあるのかと思った……。
「チルノ、シェーダ、アタシ先に帰っても良い?」
「…………私は良いけど……」
「アタイも良いよ……何か用事でもあるのかい?」
「……まああれよ、察して。
じゃあ皆、また明日ね」
優子さんがやけにソワソワしながら出ていった。
どうしたんだろう?
『…………そういえば今日新刊が出る日だって嬉しそうに言ってたね……』
『ああ、それか……』
後ろでチルノとシェーダちゃんがこそこそと話しているようだけど声が小さくて全然聞こえない。まあ内緒話っぽいし聞こうとは思わないけど。
「さて、じゃあ私も用事があるから失礼するわ。明久とフランは先に帰ってなさい」
「用事?」
「まあただの野暮用よ野暮用。気にすることでも無いわ」
むっ、そう言われるとちょっと気になる。まあだからと言って聞き出そうとは思わないけど。レミリアに舌戦で勝つことなんてほぼ無理だし。
「じゃあね」
レミリアがドアに手をかける。
「あっ、そうそう明久」
と、そこでレミリアは突如振り返った。
「今度は自己犠牲なんてしないで済むよう、もう少し上手く戦いなさい」
「分かってるよ。僕だって痛いのは嫌だし」
そもそも僕が余計な気遣いをしなければ、あの状況に陥らなかったしね。
「……なら良いわ」
僕の答えに満足した(と思う)レミリアは今度こそドアから出ていった。
「はあ……まさか補習があるだなんてね……」
「…………元気出して、お姉ちゃん」
「……しょうがない、今日は明日からの補習の分までゲーセンで目一杯遊ぼうっと」
そう言うとチルノはベッドから立ち上がった。身体はもう大丈夫なのかな?
「…………お姉ちゃん、今日はゆっくりした方が……」
「大丈夫。あたいは馬鹿だからね」
「…………それ大丈夫な理由になってないよね……?」
……ま、まあ大丈夫そうだね。
「なあそれ、私もついて行って良いか?」
「オッケー。アキとフランも来る?」
ゲーセンか……うーん、いつもだったらのるんだけど……。
「今日は遠慮しておくよ。ゆっくりしたい気分だしね。フランは?」
「わたしも遠慮するよ」
「そうかい。ならいいや」
僕とフランが参加しないことを告げると、チルノはあっさりと引き下がった。
「…………あー、もう……私も行くよ。お姉ちゃんが心配だし」
「はいはい。まあ折角だし、皆も誘ってこようっと」
そんな会話を交わしつつ、チルノとシェーダちゃんは外に出ようとする。
「ああ、そうだアキ」
その途中で急に僕に呼びかけてきた。
「ん?」
僕が返事をすると、チルノは僕に向けて人差し指を向けて
「次は負けないからね」
そう、宣言した。
「……こっちこそ」
僕のその答えに満足したのか、チルノはドアから出ていった。
「な、なあ明久」
僕がその後ろ姿を見送っていると、魔理沙が話しかけてきた。
「何?」
僕がそう聞きながら魔理沙の顔を見ると、魔理沙は瞬時に顔を逸らした。そのあと何かを言いたそうに頬を人差し指でかきながらあー、とかえー、とかいう声を漏らす。
「……いや、何でもない。また明日な」
数秒後、魔理沙の口から出てきたのは、そんな当たり障りの無い言葉だった。
「ああ、うん、またね」
「……ああ」
僕がそう返事をすると、魔理沙はドアから出て行った。
『おや、良いのかい? アキをデートに誘わなくて』
『本当はそうしたいところなんだがな……まあ勝負に負けた身だ、今日は大人しく引き下がるぜ』
皆が出て行った。ってことは今部屋にいるのは僕とフランの二人だけ……まあだからといって何かするってわけでも無いけど。
と、いうわけで
「よっと」
僕はベッドから降りた。
「身体はもう大丈夫なの?」
「まあね」
フィードバックで倒れただけで怪我したわけじゃ無いしね……あれ? そういえば……
「ねえフラン」
「何?」
「四回戦目が僕等の勝ちならさ、3対1で僕等の勝ちだよね」
「そうだね…………って、ん?」
「ならさ……ってどうしたのフラン?」
「いや、何でお姉様はこちらの勝ちが決まっていたのに5回戦目をやったんだろうって思って」
…………え?
「知らないの⁉︎」
「あきひさを保健室に運んだあとずっとここにいたから……」
……そっか、あの後ずっと見ててくれたのか。
「ありがとう」
「どうもいたしまして」
それにしてもフランは知らないのか……。
「……それでさ、それってどうしても今すぐ知りたいの?」
「いや? 特には?」
少し気になっただけだし。
「まあフランは気にしなくても良いよ」
そう答えながらフランの頭を撫でる。
「……にゃあ〜……」
何この可愛い生き物。あっ、僕の彼女だ。
「まあ何にせよ、勝てて良かったよ」
1ヶ月も経たない内に設備交換はさすがに嫌だし。
「そうだね〜。
……ってあきひさ」
フランが後退して僕の手から逃れる。
「何?」
「わたし、まだ怒ってるんだよ」
フランは腰に手を当てて頬を膨らませるといういかにも怒ってますって感じの仕草を取った。
でも全然恐くない。むしろ可愛い。
「……どうしたら許してくれる?」
僕がそう聞くと、顎に片手を添えてうーんと考える仕草をとる。そこがまた可愛い。
しばらくすると考えついたのか、手をポンッと叩いた。
「今日一日わたしの言うことを聞いてくれれば良いよ」
……いつも聞いているような気がするんだけど……まあやぶ蛇になりそうだし言わないでおこう。
「分かった、その条件を飲むよ」
「やった!」
嬉しそうに跳び跳ねる。そこがまた(ry
「じゃあさじゃあさ、今からちょっと軽めのデートをしようよ!」
うん、いつものことだ…………うん?
「軽め?」
「うん。ちょっと町をブラブラするだけの軽めのデート」
あー、確かにいつもよりか軽めだ。ひょっとしてフランなりに気遣ってくれたのかな?
「りょーかいフラン。じゃあ早速――――」
「あっ、その前にあっち向いて?」
「ん?」
フランに言われた通りに背を向ける。直後、背中に衝撃がはしった。
「おっとっと」
思わぬ衝撃に一瞬体勢を崩すも、何とか耐えられた。
「えへへー!」
そして耳元からはフランの声、背中には柔らかい感触が。なるほど、僕の背中にフランが飛び乗ったのか。
「急に飛び乗ると危ないよ」
「ごめんごめん」
僕がそう注意すると、フランは上機嫌で返事をした。
それにしても全然重くない。むしろ軽い。ちゃんと食べて……はいるね。しかも僕よりか。
……さて、デートに…………あっ。
「鞄どうしよう?」
フランを背負うと、明らかに持って帰れないんだけど……。
「んー……置いていくとか?」
「いやいや、それは駄目だから」
鞄には財布等の貴重品が入ってるからさすがに置いていくのは……。
「むぅ……じゃあおんぶは我慢するよ……」
フランは一瞬躊躇したあと、僕の背中から降りた。名残惜しかったのか、ゆっくりと。
ああでもあの柔らかさをもうちょっと堪能したかゲフンゲフンッ!
「ならさ……」
フランが僕の手を握る。
「これなら、大丈夫だよね」
「……うん、バッチリだよ」
僕はお返しにとフランの手を少し強く握り返す。
そして僕等は手を繋ぎながら鞄を取りに教室に向かった。
3
2
1
ドカーン
「「わぁい!
第十七回なぜなにぼっこう、はっじまっるよぉ!」」
「みんなー集まれー。なぜなにぼっこうの…………ん?」
「このコーナーでは「ちょいちょいお姉様」本編……どうかしたのかしら?」
「何でタイトルの前に回数がついてるの? 今まで無かったよね?」
「そうね……簡潔に言うといつ返答するのかを分かりやすくするためよ」
「……どういうこと?」
「ほら、うちの
『その質問は第◯問の後書きで答えます!』
って返答するじゃない?」
「あっ、確かに……それで?」
「でもこれの次の話はテスト用紙回収……つまりエピローグだから第◯問ってつかないのよね」
「へぇー、そうなんだ。でもそれだったらテスト用紙回収の後書きで答えるって言えば良いんじゃないの?」
「それだけだったらそうするつもりだったらしいわよ」
「?」
「まあ話は最後まで聞きなさい。
で、そのあと休み時間……章と章の間の小話的な何かをやるつもりらしいんだけど……」
「……まさかそれも第◯問が付かないとか?」
「当たりよ」
「ああ、やっぱり?」
「一応理由を説明しておくと、休み時間なのに第◯問ってつくのはおかしくね、ということよ」
「そうなんだ…………てことは感想欄でいつ返答するのかを分かりやすく伝えるために回数を付け始めたってこと?」
「まあそういうことよ。
……さて、この話は以上よ。補足にはいりましょうか」
「うん。
今回はいきなりあきひさの夢が始まったね」
「ええ。ただでさえ数ヶ月ぶりの投稿で読者が前話の内容を覚えてるかどうか不明だってのに、さらに混乱させるような始まりかただったわよね」
「前話の確認の為に前に戻った読者がはたして何人いたんだろうね?」
「そうね…………と、あの馬鹿を弄るのはここまでにしましょう。
……それで、内容は明久が昔に体験した出来事の一つ、召喚大会。その決勝前の出来事ね」
「うん、それであきひさは友達と話してたね。名前は、伏せられていたけど」
「ああ、それただゆっくり翼が名前を出すのをなんとなく避けただけで特に深い意味は無いわ」
「あ、そうなの?」
「ええ。因みに彼ら4人はまた後で出てくるから、説明はまた今度にするわ」
「その今度がくるかどうかは不明だけどね。
で残りの1人はすぐ分かるから今はパスしてっと…………そして、ついに出たね。
あきひさの、お兄様」
「そうね……といっても夢の中だけど」
「なんていうか……よく分からない人だね。暗い人だと思ったらあきひさの言葉に笑ったり……」
「当然よ。作者のキャラ掴みにくい登場人物ランキングぶっちぎりのNo.1だからね」
「あきひさのお兄様なのに⁉︎」
「ぶっちゃけるとね。まあでもある程度は掴んでいる……つもりよ」
「つもりなの⁉︎」
「ええ。まあ何とかなるでしょう。
……因みにそのランキングの上位にはAクラスメンバーが何人か居座っているわ」
「結構関わるのに⁉︎」
「そして東方キャラは設定が少ない分勝手に作りやすいからという理由で全員下位の方よ。
……っと話が脱線したわね。
まあ明久の兄……明人の性格についてはおいておきましょう」
「……あのさ、お姉様」
「何かしら?」
「あきひさによると、お兄様は自分は幸せになってはいけないって思ってたらしいけどさ、何でそんなことを? ……昔に何かあったの?」
「それはいつか本編で明かされるわ…………多分」
「ん? 今多分ってーーーー」
「そして明人の後ろにも1人いたわね」
「…………うん。本編であまり語られてなかったけどね」
「因みにそいつもお手伝いであり、オリキャラよ」
「へぇ、そうなんだ」
「ついでに言っておくけど、そいつで召喚獣のシステムを手伝ってた人は最後」
「へぇ…………え?」
「後は全員科学者よ」
「……ってことはお手伝いさんの人数って…………」
「8人よ」
「お手伝いさん少なくない⁉︎」
「まあ親族がそのシステムに関わりがないと参加できないからね。信頼的な意味で」
「ああ、ちゃんと理由あるんだ。それもまともな」
「…………まあ半分は関わり無いけど」
「信頼は⁉︎
……ってことは召喚大会に参加した人数って8人ってことなの⁉︎」
「そういうことになるわね」
「そうなんだ……実況者とか審判とかいたからてっきり結構な人数がいるもんだと……」
「因みにお手伝いの内訳はこうよ」
原作キャラ:2名
他作品キャラ:3名
オリジナルキャラ:3名
「原作キャラが少なくない⁉︎」
「まあ小学校の時点で明久に関わってる原作キャラが瑞希だけだったからね。仕方ないわよ。
ってことでお手伝いの内1人は瑞希よ」
「ああ、また無理やり話を……まあいいや。
それにしても驚いたよ。まさかあきひさの初恋の相手がみずきだったなんて……」
「安心しなさい。今はフランが一番よ」
「いや、そこは微塵も疑ってないけど。でも……」
「でも……何?」
「……ううん、何でもない。それよりも補足を続けようよ」
「……フラン。これだけは言っておくわ」
「……?」
「明久の過去にどんなことがあったにせよ、明久は最終的に自分の意思でフランを選んだ」
「…………」
「だから、そのことについて貴女が悩む必要は無いのよ」
「……悩むのはあきひさの役目ってこと?」
「まあそういうことよ。正確には悩んだ、だけどね」
「……悩んだ……」
「まあそれも含めて貴女が気にすることでは無いわ。もう終わったことだし」
「……そう、だね。
……ごめんお姉様。雰囲気を暗くしちゃって」
「気にしなくていいわ。さて、話を戻しましょう」
「うん。
そして場面は変わって、保健室。あきひさが夢から覚める場面だね」
「で、そこで何故か涙を流したわね」
「わたしが聞くまで気づいてなかったみたいだけど」
「その泣く明久をフランが抱きしめながらあやして……そのあと軽い制裁を加えてたわね」
「そりゃそうだよ。あきひさは避けるって言ったのに避けなかったんだよ!」
「実際は『わかってる』で避けるとは一言も言ってなかったわよ」
「そんなの屁理屈だよ!
……まったく、わたしはあの時から二度とあきひさを傷付けたくないって思ってるのに……」
「……つまり、明久に対してはMでありたいってことね」
「……うん……って違うよ! わたしMじゃない!」
「あら、そう? ベッドの上では最終的に攻められる方だって聞いているけど?」
「……ま、まだ3回しか負けてないし」
「そりゃ3回しかやってないからよね」
「うぐっ。
……ってなんでお姉様がそんなこと知ってるの⁉︎」
「企業秘密よ(釜かけただけだけどね)。
……まあそれはおいといて、なんやかんやあって残りの命令権を決めることになったわよね」
「うー……。
えっ、えっと、それでゆうこのしぇーだに対する命令は『これからも秀吉をよろしく』だったね」
「受け取り方によってどうとも取れる命令ね」
「ゆうこは友達としてという意味で言ったみたいだけど……」
「それが本当かどうかは…………秘密にしておきましょう。
で、フランが魔理沙に告げた命令はーーーー」
「『後悔はしないこと』だよ」
「あら。明久の想いは諦めろって命令じゃないのね」
「……分かってて言ってるでしょお姉様」
「さて、ね。
因みにそのあとフランが魔理沙に言ったことについてだけど……要約すると
『あきひさを 盗れるものなら 盗ってみろ』
ってことよ」
「何で五七五なのか分からないけど……まあそんな感じだよ」
「そして明久が魔理沙について決着をつけることを決意したわね。まあいつ決行するかは謎だけど」
「で、あきひさがちるのに告げた命令が『勉強すること』だね。一瞬で断られてたけど」
「まあ彼女は勉強嫌いだからね。結局鉄人の補習に引っかかってするハメになったけど」
「自業自得だね。
そういやお姉様。話は変わるけどゆうこって何であんなにソワソ「知らないわ」ワしてってまだ話してる途中――――」
「この事についての追求は終わりよ。イイネ?」
「アッハイ。
……えっと、じゃあお姉様、野暮用って何?」
「秘密よ」
「えー」
「そんな不満そうな顔をしても駄目よ。
それで場面は少し進んで、フランが明久の行動を許す代わりに今日一日の命令権を要求したわね。で、明久があっさり応じたと。
……相変わらず明久はフランに対して激甘ね」
「そうかな? わたしだけじゃなくて皆にも激甘だと思うけど。
それにしても次はあきひさとのデートか……」
「ああ、省略されるわよそれ」
「ええっ!? 何で!?」
「話が思いつかないからよ」
「身も蓋も無い⁉︎」
「そんな会話だけで場を繋げるなんて今のゆっくり翼じゃ到底不可能よ」
「このコーナー全否定⁉︎」
「まあこのデートは書かないけど、別の日にやったダブルデートは書く(と思う)から安心しなさい読者諸君。
っということで補足は以上よ」
「つ、次は質問返答だよ。今回の最初の質問はHAZAMAさんから頂いた
『皆さんに質問です。明久にイタズラするとしたらどんなイタズラをしますか? 美波は関節技等の物理攻撃以外で』
という質問だよ。
あきひさにイタズラか……何しようかな?」
「そういえばフランには悪戯好きっていう設定があったわね。見事に活かされて無いけど」
「メタいよお姉様!」
フラン「寝ている時にキス! もちろん深いほうだよ!」
レミリア「寝ている時に顔に落書きね」
咲夜「ふむ……いつもと違う味付けの料理を出す、ですね」
パチュリー「……明久の飲み物に薬を投入するわ。効果? まあ悪いものでは無いわ」
コア「ベッドの下に、薄い本をたくさん置いておきます!」
美鈴「門番中に寝ていると思わせといて、明久さんが近づいたところで急に目を開けて驚かします」
翔子「……後ろからそっと近づいて驚かす」
瑞希「えっと……明久君の目の前で手をパチンと叩きます。要するに、猫だましですね」
久保「よ、吉井君に悪戯? そ、それはどんなことをしても……いや、何でもない。
そうだね……後ろからそっと近づいて声をかけるよ」
優子「明久君×久保君……いや、何でもないわ。そうね……明久君のノートに落書きをする……とか?」
愛子「フランの前で抱き着くよ!」
雄二「ん、そうだな……ならあいつのノートに落書きだな…………マジックで」
霊夢「目の前に賽銭箱を置くわ」
シェーダ「…………えっと、後ろからそっと近づいてから大声を出して驚かすよ」
魔理沙「ふむ、迷うな…………じゃ、じゃあ寝ているところにキス……いや、やっぱり今のは無ーーーー」
秀吉「ふむ……鉄人の声で怒鳴る、じゃな」
康太「…………いきなり写真を撮る」
チルノ「後ろからこっそり近づいて、冷えた缶ジュースを首に当てるよ」
ルーミア「後ろからこっそり近づいて驚かすー」
島田「……ならノートに鉛筆で落書きするわ」
「……しまだが思ったよりか普通だ」
「そりゃ彼女は…………と、これ以上語るとネタバレしそうだから次いきましょうか」
「はーい。次の質問は切り裂きさんから頂いた
『レミリアが目の前でカリスマブレイクしているので、理由を考えてください』
という質問だよ」
「その質問は無効ね。はい、次」
「ちょっ、何で!?」
「前提条件が成り立ってないからよ」
「と、言うと?」
「私がカリスマブレイクすることは皆無に等しいってことよ」
「(結構な頻度でしてるような……)でもゆっくりつばさが断ってないから答えないと駄目だよ」
「……しょうがないわね……じゃあ皆で適当なのを考えなさい」
明久「お化け屋敷に入ったからかな? 前に遊園地に行ったとき言い訳をしてまでお化け屋敷に入らなかったし」
フラン「ホラー映画を見たときかな。お姉様ってホラーが大の苦手だからね」
咲夜「人目の無い時ですね」
パチュリー「……本棚の角に小指をぶつけたわね」
コア「あれですよ、
美鈴「んー、1人の時ですね」
翔子「……怖い話を聞いたんだと思う」
瑞希「えっと……怪談を聞いたんだと思います」
久保「ふむ……想定外のことが起こった時……か……?」
優子「んー……ホラー映画でも見たんじゃない?」
愛子「きっとゲームでボロ負けしたんだよ」
雄二「あのスカーレット姉がカリスマブレイク? ふむ……大切なやつを失ったから、とかか?」
霊夢「何も無いところで転んだんじゃないの?」
シェーダ「…………えっと……その……怖い話を聞いたんじゃ無いかな?」
魔理沙「どうせ大事に取っておいたプリンをフランに取られたんだろ」
秀吉「むう……想像出来んな。シェーダやチルノによると頻度は少なくないらしいのじゃが……なら残しておいたおやつを食べられた……いや、さすがにこれはスカーレットを馬鹿にしすぎじゃな」
康太「…………誰か大切な人を失ったのか……?」
チルノ「残しておいたアイスが食べられたんじゃない?」
ルーミア「暗いところに一人でいるときー」
島田「どうせ吉井が何かやったんでしょ⁉︎」
えっ、僕もか!? ……じゃあ転んだ。
レミリア「殺すわ」
何で僕だけ!? ……うわっ、ちょっ、止め……!
ピチューン
「ゆっくり翼が死んだ!」
「この人でなし!
…………って殺したのお姉様だよね!?」
「良いのよ。どうせすぐ復活するんだし」
「……まあそれもそうだね。
最後の質問はレイヴェルトさんから頂いた
『神座万象シリーズの創造・流出・太極をどれか一つ選んでください。
・混沌より溢れよ怒りの日(ドゥゾルスト・ディエスイレ)
・死森の薔薇騎士(ローゼンカヴァリエ・シュヴァルツヴァルド)
・経津主神・布都御魂剣(ふつぬし・ふつのみたまのけん)
・紅楼蜃夢・摩利支天(こうろうしんむ・まりしてん)
・湯槃寂静・終曲(アインファウスト・フィナーレ)
・人世界・終焉変生(ミズガルズ・ヴォルスング・サガ)』
という質問だよ。
……えっと、確かこれって『Dies irae』ってゲーム?に登場するキャラクターの技?だっけ?」
「そうらしいわね。あまり知らないけど」
「わたしもあまり知らないや」
明久「うーん……消去法で紅楼蜃夢・摩利支天かな? 他のものは危なそうだからね」
フラン「じゃあわたしもあきひさと同じやつで」
レミリア「カリスマ溢れる私にピッタリな混沌より溢れよ怒りの日ね」
咲夜「湯槃寂静・終曲です。見た瞬間、ピンときましたので」
パチュリー「……紅楼蜃夢・摩利支天ね。これで実験が捗るわ」
コア「経津主神・布都御魂剣ですね〜。ほら、全てを斬ることが出来るとかかっこいいじゃないですか」
美鈴「ふむ……この中なら湯槃寂静・終曲ですかね。他人に押しつけるのは気が引けますが……」
翔子「……一番使いやすそうな紅楼蜃夢・摩利支天で」
瑞希「この中で一番安全そうな紅楼蜃夢・摩利支天ですね」
久保「経津主神・布都御魂剣だね。これがあれば吉井君を……フフッ」
優子「この中なら紅楼蜃夢・摩利支天ね」
愛子「んー……じゃあここは無難に紅楼蜃夢・摩利支天かな?」
雄二「紅楼蜃夢・摩利支天だな」
霊夢「紅楼蜃夢・摩利支天……これを上手く使えばお賽銭がガッポガポ……!」
シェーダ「…………えっと、紅楼蜃夢・摩利支天にするよ。他は危ないから……」
魔理沙「他人の技を使える、混沌より溢れよ怒りの日にするぜ」
秀吉「この中なら紅楼蜃夢・摩利支天じゃな」
康太「…………経津主神・布都御魂剣で服を切…………!(ブシャアァァァッ)」
チルノ「んー……なら紅楼蜃夢・摩利支天で。そこまで危なくなさそうだし」
ルーミア「一番使いやすそうな紅楼蜃夢・摩利支天ー」
島田「経津主神・布都御魂剣ね。これがあれば吉井を……!」
「……紅楼蜃夢・摩利支天が一番人気だね」
「能力が『可能性の拡大』だからね。そりゃ選ぶ人も多いでしょ」
「それにしてもくぼとしまだがムカつくことを考えてそうなんだけど……!」
「その技を覚えるわけじゃ無いんだし放っておきなさい。
と、今回は以上よ。HAZAMAさん、切り裂きさん、レイヴェルトさん質問ありがとうございました」
「それじゃあ次回も」
「「ゆっくり読んでいってね!!」」