僕と紅魔郷とスカーレットデビル   作:ゆっくり翼

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知ってるか? 今回投稿したやつ、本文の文字数がサブタイ合わせて全部で4444文字なんだぜ。……物凄く不吉だ……。



前回のあらすじ
魔理沙がフラグを立てた。


第五問 FVSD 決着

これは…………ヤバいな。

 

『ヤバい、点数が後10点しかねえ!』

 

『死ぬ、死ぬぅ!』

 

『ぎゃあ、やられた!』

 

各地からFクラスの援護を求む声があがる。けど私には援護する余裕はない。何故なら―――

 

 

 

化学

霧雨魔理沙 Fクラス 32点

 

VS

 

朝永刀利 Dクラス 112点

伊藤香菜 Dクラス 121点

山中実 Dクラス 92点

 

 

 

私も大ピンチだからだ。

相手は軽傷の召喚獣が三体、そして近くに味方はいなく、しかも私の点数は補充した科目全てをかなり消費しているときた。

 

「最初は優勢だったんだけどなぁ……」

 

やっぱ調子にのって魔法をドンドン撃ったのが駄目だったな。私の召喚獣の武器(魔法)は攻撃力は高いが消費点数も高い、両刃の剣みたいなとこがあるし。

てか援軍はまだなのか? 予定だとそろそろ来るはずなんだが………。

 

『霧雨、持ちこたえろ!』

 

この声は……!

 

「雄二か!」

 

後方を確認すると雄二が部隊を引き連れてこちらに向かってきていた。

よし、これで私達の目的はほぼ達成した! 後は―――

 

『Fクラスを合流させるな!』

 

戦死しないように気をつけながら雄二達と合流するだけだ!

 

「死ね、霧雨!」

 

「うおっと」

 

いつの間にか矢が飛んできていたので、召喚獣を横に跳ばして避けさせた。

危ない危ない、後もう少しで当たるところだったぜ。戦闘中は集中しないとな。

敵の方に意識を向けると、敵二人が私の召喚獣に突っ込んで来ていた。

 

「喰らえ!」

 

片方がそのままの勢いで突き出してきた槍を召喚獣を右に半歩動かすことで避けさせる。その次にもう片方が繰り出してきた一閃を一歩後ろに下がることにより回避。

さて、次はどっちが―――

 

「うおう!?」

 

いきなり敵と敵の間から矢が飛んできた。その突然の事に私は反応が遅れ、回避しきれず、左腕に矢が直撃した。

くっ……まさか敵がそんな高等技術を扱えるなんて…………いや、まぐれだな。他の敵の背中に矢が刺さってるし。

 

 

 

化学

霧雨魔理沙 Fクラス 2点

 

VS

 

朝永刀利 Dクラス 82点

伊藤香菜 Dクラス 93点

山中実 Dクラス 61点

 

 

 

げっ、ごっそり減ってる。

これ少しでもかすったら戦死しそうだな。

まあ―――

 

「霧雨さん、助けに来ました!」

 

無事合流出来たからよしとするか。

 

「俺が来たからにはもう安心ですよ!」

 

さっ、後はこいつを囮にして逃げるだけだな。

 

「俺の活躍を見て惚れないでくださいよ? 試獣召喚(サモン)!」

 

 

 

化学

霧雨魔理沙 Fクラス 2点

狭川斗真 Fクラス 69点

 

VS

 

朝永刀利 Dクラス 82点

伊藤香菜 Dクラス 93点

山中実 Dクラス 61点

 

 

 

さて、逃げよう。

 

「……ふっ、どんな劣勢でも貴女を守れるならっていなくなってる!? ちょっ、待ってぎゃあああ! 死ぬぅぅぅぅぅ!!」

 

山川が囮になっている隙に私は召喚フィールドから抜け出した。谷川、お前の犠牲は無駄にはしないからな。

 

『くっ……一旦退くぞ!』

 

しばらくすると劣勢を感じたのか、Dクラスが退却を始めた。

 

「深追いはするな。逃げ遅れた敵を倒した後俺たちも戻るぞ」

 

Fクラスに雄二が指示を飛ばす。

下手に深追いして敵の本隊が出てきたら目も当てられない状況になるからな。

……ん? 雄二が何かを言いたげにこっちを見ている? 私に何か言いたいことでもあるのか?

 

「全く……慎重に戦えって言ったはずなんだがな」

 

何だ、そんなことか。

 

「それは私の信条に違反するからな。

……それに、どうせ予想の範囲内だろ」

 

「まあお前の頭の中に『慎重』という文字は無さそうだからな」

 

「照れるぜ」

 

「誉めてないからな、ったく……とりあえず戻るぞ、霧雨」

 

「了解だ、代表」

 

私達はFクラスに戻った。

因みに私の囮になったやつは戦死したらしい。名前? 忘れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あたいが補給室から戻ってくると結構な人数が教室に集まっていた。ということは戦争が終盤に差し掛かっているのか。

作戦は……結構な人数が残っているのを見る限り、今のところは成功しているみたいだね。

さて、

 

「雄二、須川は?」

 

須川を殴ろう。

 

「ああ、あいつならあそこだ」

 

雄二が教室の隅を指差した。あたいがそっちを見ると、

 

『……………………(ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ)』

 

縄でぐるぐる巻きにされた須川が怯えながら放置されていた。

……ああ、そういえば霊夢の放送でアキの代わりになったんだった。見つけ次第殴ろうと思ってたけどこの状態はさすがにねえ…………しょうがない。

 

「後で殴ろう」

 

「殴らないという選択肢は無いのか……」

 

そりゃあたいの友人を貶めようとしたからね、そのぐらいじゃ物足りないよ。

 

「まあ気持ちは分かるがな。……と、そろそろ時間だな」

 

さっきから時計を見ていた雄二が唐突に立ち上がった。

なるほど、そろそろ時間ってことね。

 

「野郎共、決着をつけに行くぞ!」

 

『おぅ!!』

 

「よしっ、ついてこい」

 

雄二が部隊を引き連れて廊下に出た。あたいもそれに続く。

廊下に出たと同時に部隊は散り散りになり、Dクラスの生徒に多対一となるように襲いかかった。

さて、あたいも戦わないと。数学のフィールドはどこかな?

 

「うん?」

 

あれは…………Dクラス代表? 近くに護衛は…………いないみたいだね。

さて、チャンスみたいだけどどうしよっか?……まあ一応挑もっと。失敗しても対した被害は無いし。

じゃあ早速―――

 

「鈴木先生。Fクラスチルノ・イスアードがDクラス代表に―――」

 

「Dクラス玉野美紀が受けます!」

 

……まぁ普通そうなるよね。

 

「残念だったな、学園の恥」

 

Dクラス代表が余裕の笑みを浮かべながら立っていた。

 

「女の子相手にそれは酷くないかい?」

 

「だって事実だろ、観察処分者(・・・・・)

 

……まあそうなんだけど。

 

『Fクラス博麗霊夢が―――』

 

『Dクラス山川聡美が勝負を受けます!』

 

『富永英一郎も受けます!』

 

『私も!』

 

あっ、近衛部隊まだいたんだ。

てか霊夢に躊躇い無く挑んだってことは……

 

「霊夢がFクラスなのがバレてたのか」

 

「だって学年首席候補がFクラスなのはとっくのとうに知れ渡ってるからね」

 

まあそりゃそうだよね。高得点者が休んだとはいえFクラスなんて前代未聞すぎるし。

それにしてもいつもの霊夢だったらDクラス三人ごときに後れはとらないけど

 

 

 

現代国語

博麗霊夢 Fクラス 131点

 

VS

 

山中聡美 Dクラス 131点

富永英一郎 Dクラス 141点

仲山東美 Dクラス 137点

 

 

 

今回は時間内に全教科を満遍なく受けるために各科目の試験時間を減らしたから点数が低い。

これは…………少し厳しい状況だね。

 

 

 

まあここまでは雄二の作戦通りなんだけど。

ということで

 

「後は任せたよ、だいちゃん」

 

「…………うん」

 

あたいはDクラス代表の後ろにいただいちゃんに呼び掛けた。

 

「あれ、君は……?」

 

「…………え、Fクラスのシェーダ・イスアードがDクラス代表に勝負を挑みます。試獣召喚(サモン)

 

「えっ、あっ、さ、試獣召喚(サモン)

 

 

 

現代国語

シェーダ・イスアード Fクラス 398点

 

VS

 

平賀源二 Dクラス 137点

 

 

 

これは勝ったね。

 

「えっ、あれ?」

 

「…………ご、ごめんなさい」

 

だいちゃんの召喚獣のクナイがDクラス代表の召喚獣をあっという間に切り裂いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Dクラス代表の戦死

 

その報せを聞いて、Fクラスの勝鬨とDクラスの悲鳴が大音量で放たれた。

 

『まさかDクラスに勝てるなんて……!』

 

『これも坂本のおかげだ!』

 

「ああ、坂本様々だな!」

 

『みっこ巫女最高!』

 

『いや、ここは魔女っ娘だろjk』

 

『イスアード姉妹丼こそ至高!』

 

『この世で一番最高なのは…………ロリだ』

 

前半はともかく後半気持ち悪っ。

 

「まさかここまで戦力がいるなんて……信じられん」

 

「…………ごめんなさい」

 

卑怯な手で倒したからか、だいちゃんが申し訳なさそうにDクラス代表に謝った。

……やれやれ

 

「だいちゃん、騙し討ちとはいえ見抜けなかったあっちが悪いんだから別に謝らなくても良いと思うよ」

 

「…………でも……」

 

「いや、君の姉さんの言う通りイスアードさんのせいじゃないよ。全てはFクラスを舐めていた俺の責任だから……」

 

へぇ……ここで認めるとは結構人が出来てるね。Fクラスの連中とは大違いだよ。……いや、比べる自体が間違ってるか。

 

「それで、設備の交換は明日でいいか?」

 

……設備交換、ねえ……。負けたからしょうがないにしても明日から三ヶ月もあの設備で過ごさなきゃいけないことを考えると、何か少し可哀想になってくる。

うーん……目標はAクラスなんだし、設備は変えなくても―――

 

「いや、Dクラスの設備を奪う気は毛頭無い」

 

……ん?

 

「雄二、今何て?」

 

「Dクラスの設備を奪う気は無いと言ったんだ」

 

『おいっ、どういうことだ坂本』

 

『俺達の教室の質を上げるっていう約束を忘れたのかよ!?』

 

『俺たちを騙したのか!?』

 

雄二のその言葉を聞いて、あちらこちらにいるクラスメイトから抗議の声があがった。

 

「おいおい、忘れたのかお前ら? 俺達の目標はAクラスだ。ここで交換したってどうせ後でAクラスの設備になるんだから意味ないだろ」

 

なんだ、雄二も同じことを考えてたんだね。

 

「てかここで交換したら何人か満足してやる気無くすだろ」

 

雄二のその言葉に、クラスメイトの大半がそっぽを向いた……いや、多いよ。

 

「それは願ってもないことだが……良いのか?」

 

「ああ、良いぞ……ただし、条件がある」

 

「条件?」

 

「その時になったら話す。まあそれほど悪い条件じゃ無いさ」

 

「……分かった、その条件を呑もう。

お前らがAクラスに勝てるよう願っているよ」

 

「無理するな、勝てるわけないって思ってるだろ?」

 

「いや、それだけ優秀な戦力がいてさらに優秀な指揮官。作戦次第では勝てるんじゃないか?」

 

へぇ……中々嬉しいことを言ってくれるね。

 

「…………これでも()勝てるかどうか()分からんがな」()

 

「ん? 何か言ったか?」

 

「いや、何でもない。じゃあな」

 

「ああ、待たな」

 

手を挙げて、Dクラス代表は去っていった。

途中雄二が何か言ってたみたいだけど何て言ってたんだろう?

……まあいいか。

 

「さて、皆、今日はご苦労だった! 明日の回復試験のために今日のところはしっかりと体を休めてくれ! 解散!」

 

その言葉を聞いた皆は鞄を回収するために教室に入っていった。

さあっ、あたいもいつまでもここにいないで早く帰ろう。

優子は確か用事があって、秀吉とだいちゃんは……今日は部活があったね。

 

「じゃあだいちゃん、あたいは先に帰ってるよ」

 

「…………分かった」

 

本当は一緒に帰りたいけど家の手伝いとかやらないといけないしね。まあ秀吉がいるから大丈夫。

 

「秀吉、だいちゃんのエスコートよろしく」

 

「承知しておる」

 

「あっ、二人きりだからイチャイチャして帰れるよ。優子は友達と帰るみたいだし」

 

「か、からかうでない! 第一シェーダとはまだそのような関係では無いのじゃ!」

 

「まだ?」

 

「む、むぅ…………」

 

やっぱり秀吉をからかうのは面白いね。

 

「じゃあまた明日ね」

 

あたいは鞄を取りに教室に向かった。

……あ、そうだ。

 

「何で俺が船越先生と―――」

 

「アキの仇ぃ!」

 

「ぐふぉっ!?」

 

いやぁ、須川を殴るのをすっかり忘れてたよ。

 

「ルーミア、帰るよ」

 

「分かったー」

 

さて、帰るか。










ドカーン

「「わぁい!
なぜなにぼっこう、はっじまっるよぉ!」」

「みんなー集まれー。なぜなにぼっこうの時間だよー」

「このコーナーでは、本編での補足と」

「読者から寄せられた質問に答えていくよ」

「じゃあ早速補足からね。今回はDクラスVSFクラスであまり出なかった人が何をやってたかについてよ」

「完全に出番無かった人とかいたもんね。ゆっくりつばさの技量が足りなくて」

「駄目よフラン、本当のことを言っては。そんなこと言うとあいつが鬱陶しいほど落ち込むわ」

「うん、分かった。まあそんなことは置いといてまずはこうただね」

「土屋ね。土屋は色々と情報収集をしていたわ。情報は大事だからね」

「じゃあひでよしは?」

「最初に足止めをやったあとはずっと補給ね。ルーミアもそうよ。
と、これであまり出番の無かった輩の説明は終了ね。補足は以上よ」

「……誰か忘れてない?」

「気のせいよ」

「そうかなあ…………まあいいや。次は質問返答だよ。今回の最初の質問は黒金丸さんから頂いた、
『みんなに質問です。
フランor明久の機嫌が目に見えて悪いです。貴方はどうしますか?(フランと明久は機嫌が悪くなる理由を付けてください)』
という質問だよ。……いかにもゆっくりつばさが発狂しそうな質問だね」

「確かに多すぎるわね。まあだからといって減らすなんてことはしないけど。それでそれについての返答はこんな感じよ」



明久「フランを悪く言うやつがいたんだよ。全く…………」

フラン「あきひさを悪く言うやつがいた。あきひさのことよく知らないくせに……!」

レミリア「話を聞いてあげるわ」

咲夜「気持ちを落ち着かせる紅茶を出した後、話を聞いてあげます」

パチュリー「……話を聞いてあげるわ」

コア「触らぬ神に祟りなしです! 私の性格じゃどう接しても逆効果な気がするので!」

美鈴「私で良ければ話を聞いてあげます」

翔子「……話を聞いてあげる」

瑞希「話を聞いてあげます」

利光「吉井君の話を聞いてあげるよ」

優子「話を聞いてあげるわ」

愛子「まずは話を聞くヨ」

雄二「話を聞いてやる。話によってはフォローを入れるな」

霊夢「本人が話す気があるなら話を聞いてあげるわ」

シェーダ「…………話を聞いてあげます」

魔理沙「まずは話を聞いてやるぜ」

秀吉「話を聞いてあげるのじゃ」

康太「……話を聞いてあげる」

チルノ「話を聞いてあげるよ。話によってはフォローもするね」

ルーミア「話を聞いてあげるよー」

美波「吉井のくせに何機嫌悪くしてるのよ!」

ちくわ大明神



「以上よ」

「……あれ? 何か今変なのなかった?」

「気のせいよ」

「……まあいっか。それにしても皆話を聞くばっかりだね」

「まあ何で不機嫌なのか分からないと手の打ちようがないのよね。それに話すことによって気持ちが少し楽になることもあるのよ」

「それもそうだね。最後の質問は紅桜◇さんから頂いた、
『今までに出てきた東方メンバー&明久に質問。貴方達はそれぞれ誰を一番大事にしてますか?(友人として)』
という質問だよ」

「それについての返答はこんな感じよ」

明久「フラン。友人としてなら……皆だね」

フラン「あきひさ。友人としてならみずき」

レミリア「フランよ。友人としてならパチェね」

咲夜「お嬢様です」

チルノ「皆だね」

シェーダ「…………えっと、皆さんです」

ルーミア「チルノとシェーダと秀吉と優子ー」

霊夢「……まあ、魔理沙ね」

魔理沙「霊夢だな」

「と、こんな感じよ。因みに『今までに出てきた』って条件があるからパチェと美鈴とコアはパスしたわ。えっ、前に後書きで出ていた? ……貴方達、疲れているのよ。
これで今回の質問返答は終わりよ。黒金丸さん、紅桜◇さん、質問ありがとうございました」

「それじゃあ次回も」

「「ゆっくり読んでいってね!!」」
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