冒犬   作:ねこひろかも

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友達の小説が面白いので投稿してみます。


第1話

(ここはどこだ…?)

耳をすましてみると、小さくガタンゴトンという音が聴こえ、ここが列車の中だということがわかった。

(ボクは一体どうして列車の中にいるのだろう…?)

そんなことを考えていると、列車が止まり、ドアが開いた。

ボクは人間がいないことを確認して、列車から出てみることにした。

そのときだった。

「おい!なんでこんなところに犬がいるんだ!」

後ろから男の人の声が聞こえた。

(マズイ!見つかった!)

 

ボクは全力で走った。

「待て!おい!犬がいるぞ!誰か捕まえるのを手伝ってくれ!」

1分ほど走ったところでボクは後ろを振り返ってみた。

まだ男の人が追いかけてくるのが見えた。

再び前を向いたとき、ボクの前に別の人間が現れた。

その人間はボクを見つけると、こっちに向かって走ってきた。

(マズイ!このままだと捕まる!)

ボクがそう思ったそのとき、 「こっちだ!早く!」

人間が通れないような、建物と建物の間の狭い通路からそんな声が聞こえ、ボクは声が聞こえたほうに向かって必死に走った。

なんとか人間に捕まる前に通路に入ると、そこにはボクよりもひとまわり大きくて、あまり毛並みの良くない犬が立っていた。

「あ、あの……」

「話はあとで聞く!お前、人間から逃げてんだろ?オレが安全な場所まで連れて行ってやる。ついて来い!」

そう言うと、その犬は走りだした。

ボクはその犬について行くことにした。

通路を抜けると、そこには2人の若い男が立っていた。

「あっ!こいつ、この前の!」

1人の男がボクの目の前にいる犬を指差して言った。

「こいつらはたしか…!おい!逃げるぞ!」

犬はそう言って、再び走りだそうとしたが、すでに2人の男が道を塞いでしまっていた。

「おーっと、今度は逃がさねぇぞ。」

1人の男がそう言って、ゆっくりとボクらに近づいてくる。

「クソッ!これはヤベェぞ!」

犬が悔しそうに言った。

ボクは何が起きているのか、全くわからなかった。

「からあげの恨みだ!ちょっとばかり痛い目にあってもらうぜ。ついでにそこのちっこいやつもだ!テメェの子どもか兄弟か知らねぇが、そいつも一緒に遊んでやるよ。」

男はそう言って、ボクを指差した。

(からあげの恨み?遊んでやる?どういうことなんだろう…?)

男たちはすぐ目の前まで迫ってきている。

男たちはすぐ目の前まで迫ってきている。

男の片方は意味不明な顔をして

「あのなぁ、今はそんな場合じゃないんだぞ。侵入者を排除‥」

その瞬間からあげがどうとか言っていた人間が自分に向けて拳をふるった。

挟み撃ちの形なので避けるのが難しい。

音がどうやらここは響くようだ。

「大丈夫か!?」

助けてくれた犬が言ってくれた。

犬はうまく自分を助けながら、2人の妨害をしている。

だが返事をしようと瞬間にもう一発の拳が飛んでくる。

「からあげの罪は重いんだぞ!!俺があのからあげをどれぐらい払って買ったのか知っているのか!?」

知らない。

待て待て知らない。

拳が壁に当たる。

音が反響し何事かと人が遠くから集まってくる音もする。

「おい!小さい方は無傷で捕らえろと言われただろ!

『ded』の規則は厳しいのは子供の頃から知ってるだろ!」

「うるせぇ!それにこいつをあのヨコドリクソ犬は放っておけないみたいだからな! この小せえ的をいじめてれば、 俺の気持ちもスッキリするし、 あのクソ犬も上手く立ち回れなくなる!俺ってかしけぇー!」 2人の会話に耳を傾けている暇はないが、

『ded』の単語を聞いてから恐怖で体が動かなくなった。

まぁ一瞬動かないだけだっと侮った瞬間だった 。

ミシャと大きい音がし、殴られ、僕は壁に当たり、

体が動かなくなった。

「チビ!」

気をかけないで!

と言おうとしたその時だった、

助けてくれた犬が足をねじったのだった。

「因果応報というやつかなぁ? からあげの恨みは重いんだぞおお‼︎」 犬が首を掴まれ上に持ち上げられた。

「うわおおおお!」

犬が人間の手を噛んだ。

しかし首が絞められているので上手く力が入らないようだった 。

「俺は自分の快楽のために生きてる。からあげを食べたり弱いやつをいじめるのは大好きなんだよなあ。 だからお前を動けなくなるまで殴った時俺は最高に気分が良くなるだろうなあ!!!」

もう1人の男はそれを見てやれやれ困ったと感情を表現している。

意識がもうろうとする。

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