〜前回のあらすじ〜
自滅と引き換えの呪いとなった【双胴白鯨】
自ら呪いの依代となり犠牲になった【星浄巫蠱】
覚醒したがその後名を失い、殆どの力を失った【】
廻る、廻る、捻れた輪。
レジェンダリアに存在する森も土も空気も全ては等しく一つに還る。
生まれ変わる。
“転生”
雪だるま方式で膨れ上がっていくリソース。転生を繰り返し実情に反して低いレベル。
成長と退化。
それは元は錬金術から作られ、失敗作として生まれ落ちたキメラだった。
作り手は超級職、生産設備は最高、希少な素材を惜し気もなく注ぎ込み、出来上がったのはただ脆く、短命で、大した知能も無い、死なないだけの産業廃棄物。
死なないが故に殺処分される事なく放逐され、モンスターの餌になりながらも生を繋いで生き延び続けた。
生きて、生きて、数え切れないほどの死地に巻き込まれながら坂を転げ落ちるように生き続けて。
月日が流れ、季節が終わり、一つの時代が終わり、そして、数百年が経過した。
塵が積もれば山となるように。
───それはいつしか生態系の最下層から〈イレギュラー〉となっていた。
しかし、終わりは突然だ。
永く生きていたが故に訪れる必然。
使命を与えられる事もなく、ただ受動的に存在し続けた数百年。
数え切れないほどの生命を摘み取って、生きてきた。
「“フィン”。」
エンドロールを意味するたった一言。
それを合図に、命が鼓動する。
《
掌に収まる程の卵が反転し、途方もなく巨大な“中身”が溢れ出す。
始まりと終わりを司る、全と一。
矛盾を内包して膨張し続ける宇宙、無限に収縮し続ける星。
崩壊と形成を繰り返す超常現象。
熱が高い所から低い方へ伝わる様に。
水が高い所から低い方へ流れる様に。
何方が格下で、何方が格上か。
それは、ただ傲岸不遜に、単純に、純粋に、明確に、それだけを問い掛けてくる。
それは極めてシンプルだからこそ覆し難く。
故に、それは天秤が傾くが如く。
それに触れた肉体、魂、能力、存在は────一切の機能を停止する。
【<UBM>【歪環廻生 メビウス】が討伐されました】
【MVPを選出します】
【【】がMVPに選出されました】
【【】にMVP特典【不乘黎 メビウス】を贈与します】
「・・・失って、最後に残るのが一点の曇りも無い真実なのだとしたら」
「もしかしたらお前が俺の証明になるのかもしれない」
「だから、俺はお前を歪めない」
「融合と置換・・・お前が受け継いだ力は、他でもないお前の為に在る」
「他者を支配し、支配される事を拒み、どんな時でも自我を突き通す為の力」
「立ちはだかるものを捩じ伏せ、自由を掴み取る為の力」
「だから、お前は自由に生きろ」
独白は続く。
「意志と力が存在する理由なのだとしたら」
「他の誰にも左右されず、自由に生きたお前が滅ぼそうと思ったのなら」
「その時は」
「世界を滅ぼしてもいい」
「この世界に生まれて、最後に残ったのなら」
「それにはこれまで存在してきた全てを超える意味が生まれる」
「だから、フィン。お前がいつか巣立つその時まで」
「俺はカーソンが残したお前を見守ろうと思う」
episode「あらゆる生ある者の目指すところは死である」
Qつまりどういうことだってばよ
Aカルデアスに突っ込まれた所長みたいになる
子供の教育方針はどれにする?
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蠱毒にぶち込む
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普通の子供のように育てる
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子供の為だけの揺籠()で育てる
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放任主義。子供は勝手に育つ
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帝王に愛など要らぬ!!