剛の判断でノーザンベースにて待機している翔太と東吾。その時ノイズの発生を知らせる白い本がまたも光る。
翔太「なっ!また出てきたのか!」
東吾「まさかさっきのは揺動なのか?場所は.......ッ!?」
ノイズの発生した場所に東吾は言葉を詰まらせる。
翔太「東吾、何処に出たんだ?」
東吾「・・・リディアンだ」
東吾の発言に翔太はすぐにソードライバーを装着し駆け出す。東吾はどうするべきか悩んでいた。ここで翔太と共に出るか、剛達を待ち一緒に向かうか。前者を取れば被害が抑えられるが剛達と合流するのが遅れてしまう。フィーネは確実にデュランダルを狙ってきている。ネフシュタンが相手であれば4人で戦った方が確実性は高い。しかし後者を取れば被害は増えさらに翔太は向かっている為、翔太の負担が増える。
東吾「どっちが正しいんだ。俺は........どうすれば.........」
本日はソフィアも不在の為状況が判断できない。悩む東吾その時かつて自分を助けてくれた雷の剣士の言葉を思い出す
エスパーダ(先代)『何が正しいかか。それは誰にもわからないと思う。俺も剣士として生きてそれなりになるが間違えてばかりだ。かつての友を救う為に無茶をしようとしたがそれは結局正しくはなかった。俺はもっと信じるべきだったんだ。仲間を........友を........お前もこれからたくさん悩めそして自分が正しいと思うことに正直になれ』
東吾「・・・・・・俺は、俺は!」
気づけば東吾はノーザンベースから駆け出していた
先に向かった翔太は目の前の光景に言葉が出てこなかった。大型のノイズが校舎を破壊し小型は自衛隊の人々を襲い炭素へと変えていた。
翔太「これ以上はやらせない!」
翔太はブレイブドラゴンを取り出すが死角からノイズの一体が翔太に攻撃をしてくる。反応に遅れた翔太は炭素へと
東吾「やらせるか!」
変わることはなかった。後からやってきた東吾が黄雷でノイズを突き刺したのだ。
翔太「東吾、助かった。」
東吾「翔太、あまり油断するな。」
翔太「あぁ、もう遅れは取らない!」
翔太はそう言ってもう一度ブレイブドラゴンを取り出し、東吾もランプドアランジーナを取り出す。
ブレイブドラゴン
ランプド・アランジーナ
翔太は右のスロットに、東吾は左のスロットにそれぞれライドブックを装填し抜刀する。
烈火 黄雷 抜刀
「変身」
ブレ〜イブドラゴ〜ン
ランプドアランジ〜ナ〜
セイバーとエスパーダに変身した翔太と東吾は頷き合うと、ノイズに向けて走り出した。大型のノイズは後回しにし翔太と東吾は襲われている自衛隊の人、そして逃げ遅れたかもしれない人を助ける為に小型のノイズの殲滅を優先する。
翔太「ハァァァァ!」
翔太は火炎を放ち襲いかかったノイズを炭素へと変える。東吾は絨毯を出現させるとそれに乗せ避難を進めていく。避難をする中で未来と3人の学生を見つける。
翔太はこの場を東吾に任せて未来の方へと近づく
翔太「未来!無事か!?」
未来「え?翔太、来てくれたの!?」
翔太「あぁ俺ともう1人で来たんだ。どうしてリディアンが狙われて......危ない!」ザン!
翔太は襲いかかってくるノイズを切り裂き、辺りを確認する。ノイズがわらわらと近づいて逃げ場を無くしてこようとしている。
創世「ヒナ、この人は?」
未来「前話してた私と響の幼馴染」
詩織「この方が幼馴染なのですか!」
弓美「アニメじゃないんだからそう言うのはやめてよ........」
翔太「・・・未来、3人を連れて走れるか?」
未来「どうにか出来るの?」
翔太「やるだけやって見せる」
未来「わかった」
翔太は先ず一方向に火炎を放ち退路を確保する
翔太「走れ!」
未来「皆!走って!」
未来を先頭に他の3人も走り出す。ノイズが襲い掛かろうとするが、翔太がそれを防ぐ様に切り裂いたり炎で炭素へと変える。避難用の入り口を発見し全員が安心した時、大型のノイズが窓を突き破り翔太に攻撃してくる。
翔太「しまっ!うわぁぁぁぁぁ!」
翔太は吹き飛ばされ壁に激突する。翔太が居なくなった事により小型のノイズ達が未来達へと襲いかかる。東吾もいない為このままでは間に合わない。
翔太「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
翔太は叫ぶがノイズは足を止めない、未来達に後2メートル
START UP
翔太「え?」
その音声と共に赤い閃光を残してナニカが高速でノイズに接近すると襲い掛かろうとしていたノイズ達を一瞬にして炭素へと帰る。
そのナニカは今度は大型のノイズに向かっていくと一瞬にしてそれをも炭素へと変える。
3・・・2・・・1・・・TIME OUT
DEFORMATION
先程と同じ様に音声が聞こえると大型ノイズの炭素を背景に銀色の装甲に赤いラインが入った体そして2つの大きな黄色い複眼の仮面ライダーが立っていた。
翔太「あ、貴方は.......」
翔太はふらつきながらも立ち上がりその人物に質問する。その人物は顎に手を当て少し考える様な仕草をした後こう答えた
???「そうだな、俺は通りすがりの仮面ライダーだ。別に覚えておかなくても良い。じゃあな」
そう言って通りすがりの仮面ライダーを名乗った人物は破壊された窓から外へ出るとそのまま何処かへ消えていった。
翔太「俺たちと同じ.........仮面ライダー」
東吾「無事か翔.....セイバー!」
翔太「え、あぁなんとか無事だ。」
翔太が考えていると東吾が合流する。襲われそうになった未来達は何かを話した後、未来は何処かへと走り出す。他の3人はそれを心配そうに見つめていた。
翔太「な!マジかよ未来!」
東吾「チッ!追うぞ!」
翔太と東吾は駆け出した未来を追いかける。途中でノイズが数体現れるがそれを倒す翔太と東吾。走っている未来を突如黒服の男性が担いだかと思うとこちらに目線を向けると
男性「此処はお願いします!」
翔太「ッ!わかりました!」
と言ってくる。翔太はそれに大きな声で返事を送ると目の前のノイズに集中する。
東吾「信用して良いのか?多分だがあいつは二課の」
翔太「良いんだよ、ここら辺にいるよりは二課の人達といてもらった方が助かる確率は高い。それにそのお陰で戦闘に集中できる!」
東吾はやれやれとため息を吐くと、翔太と肩を並べノイズを見据える。
東吾「行けるか?翔太」
翔太「あぁ、問題ない!」
2人はノイズを切り裂いていく
数分後、ノイズを全て倒し終え翔太と東吾は未来と男性が逃げたであろう方向に足を進める。暫く進むとこじ開けられた形跡のある扉を見つける。
2人がその扉を覗いた時
未来「きゃぁぁぁぁ!!!」
未来の悲鳴が聞こえ、翔太と東吾は考えるより先に扉へと入り下に落ちていく。するとすぐに止まったエレベーターに着地し穴が開けられた場所から中に入り目の前の扉が無かったため、外に出ると倒れている先ほどの男性にそれに寄り添う未来。そして未来の視線の先には腹部を貫かれた赤毛の大柄の男性に突き刺している黄金の鎧を身に纏った女性.......いや、金髪の女性.......フィーネがそこにいた。
翔太「なっ!」
東吾「ッ!あの顔は!」
フィーネ「ほう、遂に現れたか聖剣使いども」
翔太「どうして貴方が此処に、そしてそんな物を着ているんですか、了子さん!」
そう、フィーネの正体は二課の技術担当者でもあった櫻井了子であった。これまで敵が作為的に狙われていたり聖剣使いの情報が回っていたのは櫻井了子が情報を手に入れていたからだ。
フィーネ「何故も何も私は昔からこちら側だっただけだ。私の悲願を達成するために二課を利用させて貰った。」
東吾「まさか踊らされていたか、二課でさえも」
フィーネ「貴様ら2人が此処にいる事も想定外だったがな。ノイズが現れれば向こうに集中すると思っていたが、配慮が足りなかったか。」
翔太「貴方は!これまでの事も響達やクリスさんを利用したのも貴方の悲願を達成するためだけだったんですか!!」
フィーネ「そうだ、お陰で十分なデータが入手できた。あとは貴様の持つ炎の聖剣を頂こう。それは人が鍛えた始まりの一振り、神さえも打ち砕くことができ、更には神と対等に接する資格がある」
翔太「そんな理由で渡すものか!」
キングオブアーサー
ワンダーライダー
翔太はキングオブアーサーのライドブックを開くと左のスロットに装填し抜刀する。左にアーサーの装甲が付けられ左手にはキングエクスカリバーを持つ
翔太「と.....エスパーダ、未来達を頼む」
エスパーダ「わかった。」ランプドアランジーナ
東吾は魔法の絨毯を出現させると、それに未来達を乗せその場から移動する。
翔太「今此処で貴方を止める!」
フィーネ「ハッ!倒すではなく止めるか!貴様も甘いな!」
翔太は駆け出し、フィーネは翔太に向かってネフシュタンの鞭を繰り出す。壁や天井をバウンドし翔太に放たれるが翔太はそれを的確に避けると烈火とエクスカリバーを切り付ける。フィーネはバリアを展開しそれを防ぐ。
フィーネ「その剣エクスカリバーであろう。初めは聖遺物とも思ったがそれに似て非なるものか。面白い」
翔太「これは誰かが俺に託してくれた願いだ!聖遺物なんかじゃない!これは思いの剣だ!」
翔太はバリアから離れるとブレイブドラゴンのページを押す
ブレイブドラゴン
翔太「はぁぁぁ、タァァァ!」
右手に炎を集めるとそれをフィーネに向けて放つ。フィーネは再びバリアを張りその攻撃を防ぐが近くの管に引火し爆発が起きる。予想外の事にフィーネは爆発の黒煙に包まれる。
フィーネ「チィ.......小賢しい!」
フィーネは鞭を使って煙をその風圧で払う。視界が晴れた時翔太は烈火をサイドのホルダーに納刀しキングエクスカリバーを両手で叩きつける。鞭でガードするが両手で押し付けているため徐々に押し始める。
さらに翔太は烈火のトリガーを引き必殺技を加える
烈火居合
読後一閃
翔太「オォォォォォ!!」
フィーネ「小癪な!」
翔太「なに!?」
フィーネが叫ぶと鞭が先端から伸び翔太に向かっていく。翔太は真正面からダメージを受け弾き飛ばされる。フィーネは倒れた翔太に向かって足を進める。
フィーネ「今の一撃は良かった、しかし経験の差だな」
翔太「クッ!グハッ!」
フィーネは翔太の身体を踏みつけ抑えつける。そして烈火へと手を伸ばしていくが
アランジーナ一冊撃
東吾「トルエノ・デストローダ」
そこへ東吾が雷速の一撃で攻撃して来た
フィーネ「邪魔をしてくれる剣士だな!」
東吾「無事か翔太!」
翔太「名前で言ってるって、あぁなんとかな」
フィーネ「たかが1人増えたところで!」
東吾「ならギアをあげるぞ」
東吾はそう言って一冊のライドブックを取り出す。そこには「ニードルヘッジホッグ」と書かれていた。
この弱肉強食の大自然で、幾千もの針を纏い生き抜く獣がいる
東吾はページを開いた後閉じるとそードライバーに装填していたランプドアランジーナを一度閉じ、その後真ん中のスロットにニードルヘッジホッグを装填し抜刀する
黄雷抜刀
トゲ!トゲ!ランプドヘッジホッグ!
黄雷二冊!キュキュッと擦ると現れた、その魔神への願いとは、チクチクの鎧だった!
エスパーダの中心の装甲に針を模した装甲が新しく加わった姿仮面ライダーエスパーダ ランプドヘッジホッグフォーム
東吾「行けるか?」
翔太「任せろ」
フィーネ「捻り潰してくれる」
フィーネはそう言うと鞭で攻撃してくる。翔太はそれを二刀流で弾き道を作ると東吾は一直線にフィーネへと肉薄する。フィーネはバリアを張り鞭の軌道をエスパーダの後方を攻撃するようにする。勝ちを確信しニヤけるが、エスパーダは黄雷を納刀しトリガーを一回引くとすぐさま抜刀し必殺技を繰り出す。
必殺読破
黄雷抜刀
ヘッジホッグ アランジーナ 二冊斬り
東吾「トルエノ・ミル・ランザ」
サ・サ・サンダー
一度空を切り裂くとそこから千本ものエネルギーの針が放たれバリアへと降り注ぐ。バリアはヒビが入るもその攻撃を防ぎ切るが、最後に東吾は黄雷でバリアを斬るとバリアが砕けた。そして東吾へと襲いかかる鞭。
翔太「ハァァァァ!」
それを翔太が東吾の後ろに位置すると、烈火とキングエクスカリバーで弾き烈火を納刀と同時に二回トリガーを引く。
必殺読破
ドラゴンアーサー王二冊撃
翔太「竜王蹴撃破」
フィーネ「ガハッ!」
東吾と背中を合わせ、お互いの位置を入れ替えるように回転するとそのまま右足を横蹴りの体勢で繰り出す。蹴りはフィーネの腹部に突き刺さり、フィーネを通路の認証ドアへと叩きつける。
翔太と東吾はフィーネの動きに注意して警戒をする。叩きつけられたフィーネはドアに手をつき立ち上がるとソロモンの杖を取り出す。
フィーネ「まさかたった2人に追い詰められるとはな、炎の聖剣は諦めよう。しかしカ・ディンギルは起動させる!」
フィーネはそう言って
翔太「どこにノイズを出しているんだ?」
フィーネ「私はこの施設を作った、そして避難出来るような場所に全て把握している。」
東吾「貴様まさか!」
フィーネ「その通り!避難区画へとノイズを向かわせたのだ!ノイズが優先事項だよな聖剣使いは!」
フィーネはなんと避難民達を襲わせる為にノイズを向かわせた。そしてドアは認証する端末が必要でありそれを開いている間にノイズの対処にあたればフィーネを逃すことになる。
翔太達は民間人を守るかフィーネにとどめを指すかを選ばなければならない。
東吾「ッ!」
翔太「東吾!ノイズを対処するぞ!」
東吾「今は致し方ないか!」
翔太と東吾はフィーネを諦め、ノイズの対処を優先させた。その間にフィーネはドアを通り深層へと向かっていった。
数分前
あの後エスパーダに運ばれた未来達は司令部に来ていた。未来は送ってもらったエスパーダの対応に見知った人物をを思い浮かべていた。
未来「ねぇ、あなたもしかして東吾?」
東吾「!.........いや、俺は」
未来「嘘。さっき翔太と話してる時東吾とそっくりだった。それに信頼しているところも、東吾なんでしょ!どうして東吾も翔太と一緒に」
東吾「俺はセイバーの元に戻る。」
エスパーダはそう言って廊下を駆けていく。
怪我を負った弦十郎を見て、オペレーターの藤尭朔也と友里あおいは驚いていた。
朔也「ッ!司令!どうしたんですか!?」
慎二「了子さんにやられました」
あおい「そんな...........医療バッグ持って来ます!」
弦十郎「それより............先に装者に連絡を...............」
朔也「りょ、了解チャンネル開きます」
慎二「未来さん通信をお願いします。私は司令を」
未来「はい!響!響!聞こえてる!?学校がリディアンが襲われているの!翔太と東吾が戦って!了子さんが........急いで戻って!」
朔也「ッ!コンソールが反応しません!それに電力が.........」
あおい「こんな事了子さんしか.........」