戦姫抜刀シンフォニックセイバー   作:攻月レイド

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お待たせしました今年最後のシンフォニックセイバーの話です。

次回は来年度に投稿すると思います。


第十八章 烈火の力、歌の奇跡

 東吾・翔太・アランの順に並び3人はフィーネへと顔を向ける。仮面で表情は見えないが3人は決意に満ちた顔をしているだろう。その場面をカメラの向こう側で見続ける未来達、弓美が何度も何度も立ち上がる翔太達の姿を観て言う

 

弓美「どうして?どうしてあんなにボロボロになっても立ち上がれるの!?どうして!痛いだけじゃ無い!」

未来「観てて分からないの!翔太達は.........私達を助ける為に必死で頑張ってるの!」

弓美「どうしてそこまで........何でよ.........」

 

 弓美は泣き崩れ両手で顔を押さえる。その他の人達はカメラが捉えている映像を見る

 

 

フィーネは3人の剣士を見て表情を歪ませる。

 

フィーネ「まさか貴様達がか..........ならば!今ここで貴様達を倒し!私は悲願を遂げる礎にしてくれる!」

 

 フィーネはソロモンの杖を使い無数のノイズを出現させる。東吾とアランは剣を構えるが、翔太は2人の前に立ちニードルヘッジホッグのライドブックを押す。

 

ニードルヘッジホッグ

 

 烈火に針が現れ翔太は剣を向かってくるノイズに向けて放つ。針は射出されると共にその数を分裂していき一瞬にして召喚されたノイズは炭素へと還る。

 これには驚きを隠せないフィーネは、さらにノイズを召喚しようとしたが、フィーネの側方からピーターファンタジスタのフックが襲いかかってきた。

 

フィーネ「一体いつの間に!」

翔太「貴方が犯した罪を償うんだ!」

 

ピーターファンタジスタ

 

 翔太はピーターファンタジスタのライドブックを押し、目の前にサークルを作るとそれに飛び込む。フィーネの正面に同様にサークルが現れ翔太が切り掛かって来る。

 

フィーネ「正面から向かって来るか!」

翔太「何故貴方はこんな事をするんですか!」

フィーネ「何度も言わせるな!悲願を達成する為と言っている!」

翔太「ならば隠れていないで皆に言えば良いじゃないか!」

フィーネ「月を破壊すると言って素直に聞くか!政府も私を拘束して知識を奪うのがオチだ!」

翔太「二課の皆は!」

フィーネ「ッ!」

翔太「貴方にとっての二課という場所は、ただの使い捨ての物なんですか!?」

フィーネ「それ以上口を開くな!小僧!」

 

 フィーネは鞭を振り翔太を弾き飛ばす。翔太は空中で体勢を整えブレイブドラゴンのライドブックを押す。

 

ブレイブドラゴン

 

 右手に炎が宿りその炎が烈火へと流れる。剣は炎を宿し燃え盛る聖剣となる。

 

フィーネ「来るか」

翔太「オォォォォォォォォ!」

 

 上段から切り掛かりそれを防ぐフィーネ。次にピーターファンタジスタの鞭を近くの瓦礫に引っ掛けその瓦礫を引き寄せる様にしフィーネに向けて放つ。

 

フィーネ(コイツさっきまでと動きが違う!この短期間に何があったというんだ!)

 

 翔太の急成長に驚いているが烈火の炎が消える。それを好機と感じ攻勢に出ようとしたが

 

フィーネ(ッ!?なに!どうなっている!?)

 

フィーネはまたも驚く、翔太の烈火が纏っていたブレイブドラゴンの炎が消えたかと思った時今度は()()()()自ら炎を出していた。

 翔太はその剣を力の限り斬りつける。剣はネフシュタンの装甲に食い込むもしくは弾かれると思われたが、剣はまるで熱した包丁でバターを切るかの様にいとも容易く装甲を切り裂きフィーネ自身にもダメージが入る。

 

フィーネ「ウグッ!ネフシュタンの装甲を.......ッ!」

 

フィーネは体を動かし反撃に出ようとしたが身体の動きが鈍く感じる。

 

フィーネ(なんだ!いきなりどうしたというのだ!まるで自分の体ではない様な.......まさか!消え去った櫻井了子としての魂が蘇ったと言うのか!)

 

 自身の身体が思い通りに動かない事、そしてその原因が消し去った筈の櫻井了子の魂が蘇った事と何度目かわからない驚愕をする。

 

翔太「今ならわかる.........どうすれば良いのか、どうするのが正解かを!」

フィーネ「こんな事はありえない!私の予測をさらに超えるなど!あってはならない!」

翔太「それは貴方が決める事じゃない!

物語の結末は!俺が決める!

 

翔太は烈火を納刀しトリガーを一回引き抜刀する

 

必殺読破

 

烈火抜刀

 

ドラゴンヘッジホッグピーターファン三冊斬り

 

翔太「龍針精霊斬(りゅうしんせいれいざん)

 

ファファファファイヤー

 

 翔太が走り出すと赤・黄・青の光の残像のセイバーが現れフィーネに向かっていく。

フィーネはバリアを展開し防御をする。残像の3セイバーがバリアにそれぞれ攻撃をしていく、バリアはヒビが入るが完全に破壊する事はかなわなかった。

 

フィーネ「どんなに力が増そうと、私のこのバリアを破らぬ限りは届きはしない!」

翔太「確かに俺じゃそのバリアを完全に破壊することなんて出来ない........俺1人ならね」

フィーネ「なにを言って「必殺読破!」ッ!?」

 

 フィーネは完全に忘れていた。この場には自身とセイバーの他にも2人の剣士がいた事を

 

ライオン一冊撃

アランジーナ一冊撃

 

アラン「レオ・カスケード!

東吾「アランジーナ・ディアブロー!

 

アランの水を纏った飛び蹴りと、東吾の雷を纏った飛び蹴りがバリアに最後のダメージを与え、それを砕く

 

東吾・アラン「今だ(です)!翔太(君)!」

 

2人の叫びに残像が翔太の元に戻りその身に赤・青・黄のオーラを纏いフィーネに向かっていく。鞭を使って抵抗しようとしたが身体が思う様に動かない。

 

翔太「これが!俺達の!絆の力だぁぁぁぁぁ!!

 

 翔太の一撃がフィーネの左肩から右の横腹目掛けて光の斬撃が走る。斬られたフィーネは斬られた箇所を押さえネフシュタンで修復しようとしたが

 

フィーネ「うっ!うあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

叫び声と共に斬られた箇所から茶髪の女性が落ちてくる。翔太が落ちてきた女性をキャッチするその女性は.......櫻井了子だった。

 

翔太「えっ、どうして了子さんが.........」

フィーネ「うぐっ!まさか私の刻まれた魂を分離させ一つの肉体としたのか!?その聖剣はなんなんだ!」

翔太「烈火が.........了子さんとフィーネの魂を分裂させたのか。」

フィーネ「まぁ良い、肉体を持ったのならそいつは不要。そのまま一緒に消し去ってやる!」

翔太「そうはさせない!」

 

ピーターファンタジスタ

 

フィーネがエネルギー球を作り翔太に向けて攻撃してくるが翔太はピーターファンタジスタでワープゲートを作り出しそこへ櫻井了子を投げる。

翔太も回避しようとしたが突如身体が重くなる感覚に襲われる

 

翔太「しまっ!うわぁぁぁぁ!」

 

エネルギー球は翔太を捉え爆発し、翔太は地面に叩きつけられ変身を解除させられる。

 

東吾「翔太!」

アラン「翔太君!」

 

東吾とアランは翔太に駆け寄り無事を確認する。フィーネは翔太が生身になったのを見ると勝ちを確信していた。

 

フィーネ「クッハハハ!どうやら炎の剣士は限界の様だな!さっきの様な力が無ければ恐れるものなど無い!そのまま捻り潰してくれる!」

 

翔太は立ち上がれず東吾とアランももう限界が近い。

 

翔太「まだ......だ!俺は........諦め........ない!」

アラン「無茶をしちゃダメです!今は僕たちが!」

翔太「諦めない.........絶対に.......!」

 

フィーネが鞭を振り上げ翔太達に向けて放とうとした時、何処からか歌が流れる。

 

フィーネ「なんだ?」

アラン「歌?何処から」

東吾「これは.......リディアンの校歌」

翔太「未来.......」

 

 それはリディアン音楽学院の校歌、崩れたスピーカーが生きており地下で電力を復旧させた事によりマイクがオンになり歌っているのだ。

 

フィーネ「目障りな!今更この状況でなにが出来ると!」

翔太「ひびきぃぃぃぃ!

 

翔太は声を張り上げ響に向かって叫ぶ

 

響「聞こえる........みんなの歌が........声が.........思いが!」

 

地面から黄金の粒子が湧き上がってくる。それは生きたいと願う地下に避難する人々の願いの様にそしてその光は奇跡を起こす!

 

フィーネ「なに!?」

 

 フィーネは完全に不意を突かれた。下から溢れる光に目を奪われている間に立ち上がれなかったはずの翔太が烈火でフィーネを吹き飛ばしたのだ。

 そして近くにいた響は、ギアを纏う時と同じように光の球体の中にいる。

 

フィーネ「なぜだ!何故立ち上がれる!何故戦える!貴様の心は砕き貴様は地面に這いつくばっていた筈!貴様の纏うそれはなんなんだ!」

 

そして光の奇跡はこれだけでは無い。森の方角からは赤い光の柱が、崩れたカ・ディンギルからはオレンジと青の光が天に向かって伸びる

 

響「シィィィィンフォギアァァァァァァァァァァ!

 

そう叫ぶと響の纏うシンフォギアが今までと違う形になる。全体的に白くそして背中には光の翼を展開していた。そしてクリスや翼と奏のギアも同様の形になっている。

 それはシンフォギアシステムにかけられているいくつものセーフティロックが限定的に解除された力の一部......エクスドライブモードと言う。

 

翔太「すごい........」

アラン「まるで戦場に降りてきた天使の様ですね。」

東吾「そうだな......」

???「何ぼうっとしてんだ」

3人「ッ!」

 

 3人がそう言っていると後ろから声をかけられる。後ろを振り向くとボロボロの状態の剛が剣を担いで立っていた。

 

翔太「剛さん!」

アラン「無事だったんですね!」

剛「あぁなんとかな。おっと!忘れる前に.......新人」

翔太「はい?」

 

剛は翔太に近づき一冊の朱色のライドブックを渡した。

 

翔太「これは?」

剛「さっき拾ったライドブックだ。先代のセイバーが使ってたやつだ」

東吾「ッ!まさかストームイーグルなんですか!どうして今になって」

剛「わからん。だが、あるもんは使って行くぞ!」

翔太「はい!東吾!アラン!」

 

 剛はそう言って玄武神話を取り出す。

翔太は2人に向かって借りたライドブックを返し

ブレイブドラゴンストームイーグル

アランはライオン戦記ピーター・ファンタジスタ

東吾はランプ・ド・アランジーナニードル・ヘッジホッグをそれぞれ構える。

 

 

玄武神話

 

かつて、四聖獣の一角を担う強靭な鎧の神獣がいた

 

 

ブレイブドラゴン

 

かつて、全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた

 

ストームイーグル

 

この大鷲が現れし時、猛烈な竜巻が起こると言い伝えられている

 

 

ライオン戦記

 

この蒼き鬣が新たに記す、気高き王者の戦いの歴史

 

ピーター・ファンタジスタ

 

とある大人にならない少年が繰り広げる、夢と希望のストーリー

 

 

ランプ・ド・アランジーナ

 

とある異国の地に古から伝わる、不思議な力を持つランプがあった

 

ニードル・ヘッジホッグ

 

この弱肉強食の大自然で、幾千もの針を纏い生き抜く獣がいる

 

 

 剛は激土のスロットに、翔太は右と中央のスロットに、東吾とアランは中央と左のスロットにライドブックを装填する。剛はトリガーを弾き、翔太・アラン・東吾は剣を抜刀する

 

 

一刀両断!

 

烈火流水黄雷 抜刀!

 

 

変身!!

 

 

ぶった斬れ!ドゴッ!ドゴッ!土豪剣!ゲ・キ・ド〜!

 

 

トゲ!トゲ!ランプド・ヘッジホッグ!

 

 

輝く〜ライオンファンタジスタ!

 

 

タ・ツ・巻〜ドラゴ〜ンイ〜グル!

 

烈火、二冊!荒ぶる空の翼竜が、獄炎を纏い、あらゆるものを焼き尽くす!

 

 

 

仮面ライダーバスター

仮面ライダーエスパーダ ランプドヘッジホッグ

仮面ライダーブレイズ ライオンファンタジスタ

仮面ライダーセイバー ドラゴンイーグル

 

 聖なる四剣士が再び立ち上がり巨悪に立ち向かう!

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