題名の通りあのライダー登場です
夜 クイーン・オブ・ミュージック本番前
今回のライブには大勢の観客が期待に胸を踊らせていた。日本が誇るアイドルツヴァイウィングとアメリカの歌姫マリアのコラボと言うかキャッチコピーで観客は満員、更には行けない人のためにテレビ局が大勢カメラを構えていた。
大勢の観客が本番を今か今かと待つ中、当のアーティスト達は楽屋で顔合わせをしていた。
慎二「ツヴァイウィングのマネージャーをしている、緒川慎二と言います。」
煉「・・・マリアのマネージャー、
名刺を渡す慎二に対して煉は手を出すだけである。この対応に慎二が困っていると
マリア「ごめんなさい、彼は名刺を持つのが嫌らしいの。これまでも名刺を渡さずに握手のみで済ませていたの」
慎二「そうなのですか、では失礼して」
慎二は名刺をしまうと手を握る。握手を終わらせると次はアイドル同士が話し出す。
奏「ツヴァイウィングの天羽奏だ。今日のライブはよろしく頼むな!」
翼「同じくツヴァイウィングの風鳴翼です。今日はよろしくお願いします。」
マリア「知っているとは思うけど、マリア・カデンツァヴナ・イヴよ。刺激的なライブにしましょう。」
そう言ってお互いに握手を済ませる、挨拶を終えたツヴァイウィングはスタッフとの打ち合わせに向かっていく。
ツヴァイウィングが出ていくのを確認すると、マリアはため息をつきながら煉に言う
マリア「煉......社会人としての最低限のマナーくらいは教えたでしょ?どうしてあんな態度になるの」
煉「どうせ今日でマネージャーの真似事は終わりだ。それに今までと変わってないだろ」
マリア「そう言う事じゃないのよ.........はぁ、まぁ良いわそれじゃあ私はステージに行ってくるわ。貴方は剣士が来たらお願い」
煉「任せろ・・・マリア」
マリア「ん?なに、どうかしたかしら?」
煉「今日で最後なんだ。最後くらいは楽しんでから終わってこい」
マリア「・・・いいえ、私が歌うのはあくまで計画の為。楽しんでいる訳にはいかないもの。」
マリアはそう言うと楽屋を出てステージへと向かっていった。
マリア(そう.........あの時誓ったのよ。弱いままでは助けられない、少しでも強くならなくては)
マリアは胸に手を当てるとステージに向けて気合いを入れ直し向かっていった。
準備も終わりステージのスクリーンにはカウントダウンのタイマーが表示される。残り1分となり会場の熱気は上がっていく。
ライブにきていた未来と由美・創世・詩織の4人もペンライトを持ち参加していた。
そして会場の屋根の一部には黒いローブで身を包んだ1人の人物がライブを上からみていた。
開始10秒前には観客が声をあげてカウントダウンをしていた。
ゼロになるとスクリーンには猛々しい炎と共に「ツヴァイウィング&マリア」と書かれ下にはコラボライブの文字が。
そして初曲のイントロが流れ始める
初めにツヴァイウィングが歌い出し、それを追いかけるようにマリアが歌う。そして3人が声を一つにして歌った時会場の炎の仕掛けが作動しライブ開始の合図を知らせる。
観客は歓声をあげライブは始まった。
二課 輸送ヘリ内部
その光景を画面越しに見届ける響・クリス・翔太・剛。基地での後始末を終えると4人はすぐヘリに乗り込みライブ会場へと向かっていたのだった。
そしてその中は
響「奏さーーーーーん!翼さーーーーーーん!」
翔太「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!熱いな!コレ!早く会場に行きてぇぇぇぇぇぇぇ!」
クリス「うるせぇぞ!馬鹿共!」
剛「ガッハッハ!コイツら飽きねぇな!」
あおい「うぅ、耳が.......」
ライブに夢中な響と翔太、それに着いて物申すクリス、そしてその光景に笑って居る剛、そして片隅で耳を抑えるあおい。
ヘリの中な為声がめちゃくちゃ響くのだ、まぁうん兎に角うるさいのだ
ライブは一曲目を終え会場のボルテージは最高潮、翼と奏は観客に感謝を述べる。マリアも感謝を述べた後
マリア「私はこの先も止まらない!着いて来れる者は着いてこい!」
と言う、この発言にも観客は沸いている。ステージの上に居る2人にも挑戦的な発言をするマリア。翔太は中継を見て違和感を覚える
翔太(なんだか.......敵を作るような発言が多い様な、気のせいかな?)
響「どうかしたの翔太?」
翔太「ん〜、なんと言うかマリアさんの発言に違和感と言うか......敵を作るような発言をしてる様な........」
クリス「考えすぎだろ?」
剛「そう言うキャラ付けなんだろ」
剛の発言で落ち着く翔太。納得した時ライブ会場にノイズが現れる。翔太達や観客が慌てている中、マリアの一声が響く。
マリア「狼狽えるな!」
マリアの一言に会場が落ち着きを取り戻した、そしてノイズは現れたが一体もその場から動いていないのだ。
これらの行動に違和感を覚えるがそれらは全て次のマリアの言葉で明かされる。
マリア「私は.......私達はフィーネ!終わりの名を持つ者だ!」
その一言に観客は疑問を浮かべるが先の戦いで知っている者達は驚愕の表情となる。その名は終わりの巫女の名、故に知っている者は限られている。
翔太達が画面を見続ける中マリアはマイクを手に更に言葉を放つ
マリア「私が望むものはただ一つ聖剣使い!今この場に姿を現せ!」
なんとマリアは聖剣を使う翔太達を指名して来た。これには翔太と剛は驚いており、同じく現場にいた東吾とアランも驚いた。
剛「何が目的なんだ?」
翔太「俺と剛さんは今ここに居るから行けない。でも現場には」
剛「あぁ東吾にアランが居る。もしアイツの狙いが俺たちの正体ならかなり不味いぞ」
会場は以前とザワザワとしている、マリアは翼と奏に向かって何かを話しているようだがマイクを使っていないのでそれは聞こえない。やがてマリアはマイクを一度上に放り投げると
マリア「Granzizel bilfen gungnir zizzl.......」
聖唱を歌う。
これが意味することはただ一つ
奏「なんだと.......!」
翼「まさか.......!」
響「嘘.......」
クリス「どう言う事だよ!」
歌姫マリアはシンフォギア装者だと言う事
翔太「マリアさんがなんで響と奏さんと同じガングニールを!」
剛「多分だが、フィーネが欠片の一部を何処かに隠してそれを持って来たんだろう。」
中継は全世界に放送されている為、今あの場でギアを纏えば奏と翼の歌手としての人生は終わりを迎えてしまう。
そんな誰もが動けない状況の中、ステージに向かっていく黒いフードを被った人物がいた。
翔太「待ってください!誰かがステージに向かって言ってます!」
剛「なに!?」
クイーン・オブ・ミュージック会場
マリア「そこの貴方、誰の許可を得て動いているのかしら?止まりなさい」
マリアはフードを被った人物にそう言い放つ、しかしその人は止まることはなくステージに登ろうとしていた。マリアは腕を動かしノイズを一体その人物に近づける。流石に止まるだろうと思ったが
ザシュ
その人物は止まるどころか
このことには会場にいた人物や翼や奏、さらにはマリアすらも驚いていた。
???「ハァ〜........マジないわ〜、折角日本に帰ってきて初めて音楽ライブに来たのに楽しみ奪われるとかマジないわ〜」
その人物はいつの間にか片手に緑色の剣を持っていた。その剣を見た事により知っている者は理解した。あの人物は聖剣使いであると
マリア「ノイズ!ソイツを捉えなさい!」
マリアの指示によりノイズはフードの人物めがけて一斉に向かっていく。フードの人物はステージに上がると向かってくるノイズを次々に倒していく。
その戦い方は、身体を柔軟に動かし捻りや回転で威力を上げたと思えばトリッキーな動きでノイズを翻弄していく。
???「ほらほら!今のうちに逃げな!じゃないと危ないぞ〜!」
フードの人物が言うと観客は次々に外へと向かっていく。二年前のライブの時とは違い、今回は誰も慌てた様子はなかった。それはノイズを倒せる人物と言う存在が大きかったのかもしれない。
二課ヘリ内部
中継を見ていた翔太と装者達は驚いた顔をしており、剛は顔に手を当て「あの野郎.......」とため息をついていた。
その行動に翔太は何か知っていると思い剛に質問をする
翔太「剛さんあの人は一体........」
剛は答えたくないようでずっとうねっていたが、肩を落とすと答える
剛「アイツの名前は
翔太「風の剣士.........」
剛「因みに年齢はお前の一個下な?」
翔太「と!歳下!?」
戻って会場
会場ではもう既にノイズは粗方倒され観客に全員外へ出た。フードの人物.......疾太は翠風をマリアに向ける
疾太「それで、次はアンタが相手か?」
マリアが前に出ようとすると、そこへ今度は飛行タイプにノイズが現れ、更には倒した地上タイプにノイズも補充された。
マリア「今私たちは忙しいの、大人しく剣を置いてどこかにいくなら追いはしないわ。」
疾太「そう言うセリフは俺に膝を着かせてから行ってもらおうかな!」
疾太がそう言うのと同時に会場のモニターが消える
マリア「ッ!中継が!」
マリアが驚く中、疾太はフードを取っ払い猿飛忍者伝ライドブックを出しページを開く
猿飛忍者伝
とある影に忍は疾風! あらゆる術でいざ候
疾太はページを閉じるとライドブックを翠風のスロットにセットし、両手で翠風を持つと片方を90度回転させ分離する
双刀分断!
疾太「変身!」
疾太は右に持つ剣を最初縦に振り、その後一回転すると同時に左の剣で横に振る。斬撃は手裏剣のようになり、疾太の周りを飛び回る。斬撃が飛ぶと同時に疾太の周りを緑の風が包み、姿を変える。斬撃がフェイスマスクの右側につくと複眼に彩りを与える。
壱の手、手裏剣〜弐の手、二刀流〜風双剣 翠風!翠風の巻!甲賀風遁の双剣が、神速の忍術で敵を討つ!
疾太「仮面ライダー剣斬、此処に参上!どっちが強いか勝負しようぜ!」
今この場に、5人目の剣士が今現れた