朝7時
ニュースでは先日のノイズの事についてニュースが流れていた。
翔太「結構響達がいるリディアンに近いな......」
翔太はテレビを消し片付けをし学校に向かう。
昨日と同じく登校途中で幼馴染の東吾と合流する翔太
東吾「おはよう」
翔太「おう、おはよう」
東吾「ニュースは見たか?響や未来に注意する様に言っとけよ」
翔太「毎回思うけどなんでお前は俺に連絡させるんだよ。」
東吾「面倒くさいから」
翔太「おい」
2人は雑談をしながら学校に向かう
日常が壊れるまであと13時間
午後6時
いつもの様に学校を終え帰宅する翔太と東吾、帰る際に響から「CD買うから付き合って」と連絡が来ていた為そこに向かう
翔太「今日はどうだ?バイト」
東吾「悪い今日もある。」
翔太「お前の分もCD買っとこうか?」
東吾「別に良いよ時間が有れば自分で買うし何より最終的にはダウンロードで済むからな」
翔太「お前と響は正反対の考え方だな。」
東吾「普通だと思うけどな......そろそろ時間だからじゃあな」
翔太「おうまた明日」
翔太と東吾は別れる。
翔太は響と待ち合わせている場所へ東吾は路地裏へ
日常が崩れるまであと2時間
響「あっ!翔太ーー!コッチ!コッチ!」
翔太「そんな叫ばなくても良いから、とっとと行くぞ」
響「えっへへ!久しぶりだねこんな感じで買い物をするのは」
翔太「俺の記憶が正しければ響は寄り道して迷子に.......」
響「ちょっと!今言わないでよ!うぅ〜翔太はいつからこんなに意地悪になったの〜」
翔太「さぁな」
2人は会話をはずませCDショップに向かうその近くまで行くと2人は立ち止まる。そこには大量の炭が舞っていた。
響「これって.....」
翔太「ノイズだ。逃げるぞ」
翔太は響の手を取り走ろうとする。その時
少女「キャァァァァァ!」
幼い女の子の悲鳴が聞こえる。
響「ッ!?翔太!逃げ遅れた子が!」
翔太「あぁクッソ!響お前は逃げろ!俺は女の子を.....」
響「私も行く!」
翔太「だけど!」
響「人助けは私の趣味だよ!」
翔太「遅れてもしらねぇぞ。」
響を逃がそうとする翔太だが響の想いを尊重し同行を許可悲鳴が聞こえた所に走る。
翔太「はぁ....はぁ.....いつまで追ってくるんだよ!」
響「とにかく自壊するまで逃げないと!」
少女「うぅ......ヒッグ......」
響「あぁもぉ翔太が大きな声出すから!」
翔太「俺の所為なのか!?」
翔太と響は少女を保護した際にノイズに見つかり翔太が少女を背負い響と一緒に逃げている。
必死に逃げているがノイズはどこまでも追いかけてくる、路地裏に入り道を進むそこを抜けると左右の道にノイズの群れが待ち構えていた。
響「そんな.....」
少女「おねぇちゃん.....おにいちゃん......」
翔太「響飛び込むぞ!」
響「うん!」
響と翔太は目の前の川に飛び込む、服はビチョビチョになるが死ぬよりはマシであろう。
この時翔太の内ポケットに一冊の赤い本が入った。
なんとか少女を背負いながら向こう岸にたどり着く三人
翔太「ゲホッ.....ゲホッ.....無事か?」
響「ケホッケホッ.....うん、なんとか」
少女「だい.....じょうぶ」
翔太「すぐに行くぞ。ここに居たらその内囲まれる。」
翔太は確認をとると立ち上がり少女を背負うそして響と走り出す。
暫く走っていると工場の上へと昇る梯子で上へ登る。
少女「私達死んじゃうの?」
少女が不安な声で聞くそれに対して2人は
響「大丈夫!必ず生き残ろう!」
翔太「いざとなったら俺が時間を稼いでやるから。」
2人は笑顔で少女に言う。登り切ると2人は息を切らして膝をつく。
響「はぁ......ここまで.......逃げれば.....ッ!そんな」
翔太「はぁ.......はぁ.......畜生!」
息を整えてる間にノイズに取り囲まれた。響は少女を抱き抱え翔太は守る様に2人の前に立つそして右手を力強く握る
少女「お姉ちゃん.....お兄ちゃん......」
翔太「諦めない!絶対に!」ググッ!
響「大丈夫お姉ちゃんがいるから.....だから!生きるのを諦めないで!」
ドクンッ
夜空に一筋の光が天に伸びる。
場所???
???「ノイズ発生源にて異なるエネルギーを確認!」
???「エネルギーを照合します!これって.....アウフヴァッヘン波形!?」
オペレーターの2人の声に目の前のモニターに文字が出る
Code: Gungnir
???「ガングニールだとっ!?」
奏「どうして私の槍が.....」
翼「一体なにが起きているの。」
聖剣保管庫
ここには二課が回収した炎の聖剣が呼吸をするかの様にほのかに光る。
場所は戻って工場
翔太「響.....それは......」
響「へっ?えぇぇぇぇぇぇぇ!?何これなにこれ!私どうなっちゃったの!?」
少女「お姉ちゃんカッコイイ!」
響「へ?あぁうん。ありがとう......じゃなくて!翔太捕まって!」
翔太「うぉ!?」
響は少女を抱き抱え翔太の手を掴み工場から大きく跳躍する。
響「飛びすぎたーーーー!」
翔太「おいぃぃぃぃぃ!」
響と翔太は落下の衝撃に備えて目を瞑る。しかし地面に着くときに衝撃は全くなかった。
響「あれ?」
翔太「なにがどうなってんだ?」
少女「お兄ちゃん胸の所が光ってるよ?」
翔太「えっ」
翔太は胸ポケットを探ると一冊の本を取り出す。その本は小さいが赤く龍のイラストが描かれていた。
翔太「なんだこれ......」
その時降りてきたノイズが翔太達に襲いかかってきた。
翔太「ッ!?」ガバッ
響「翔太!?」
少女「お兄ちゃん!!」
翔太(せめて2人だけでも!!)
翔太は2人だけでも助けようと2人を抱きしめる。
その時
ボォォォォォォォォ
翔太を中心に炎の円が作られる、そして翔太の目の前に一本の剣が出現する。
翔太「.....アレは」
場所???
???「司令!ガングニールの現場に新たな反応が!」
???「これは.....私達が保管していた炎の聖剣の反応です!」
???「なんだと!すぐに映像を回せ!」
奏「いくぞ翼!聖剣だけでも回収するんだ!」
翼「わかった!」
奏と翼は反応のあった場所に向かう。
場所:工場近く
???「あれが炎の聖剣......彼がセイバーに選ばれたんですか。東吾君?」
東吾「どうしてお前なんだ。翔太......」
東吾は悲しい顔をしていた。
戻って翔太&響
翔太「これは.....剣?」
翔太は燃え盛る錆びた剣を見つめる。
響「アレはなに?守ってくれたの?」
翔太「アレを引き抜いてみる。」
響「ッ!?危ないよ!だってアレ燃えてるんだよ!」
翔太「それでも!剣が呼んでる様な感じがするんだ!引き抜けって抜いて戦えって」
響「翔太.....」
翔太は少女を響に預け剣の前に立つ
そして剣の柄を握るすると炎が翔太の腕に巻き付いてくることその熱さに声を上げる翔太
翔太「グァァァ!グッ!」
響「翔太!」
翔太「大丈夫だ!俺を信じてくれ!」
翔太は響が少女から離れない様に待ったをかける。そして翔太はそのまま柄をしっかりと握り引き抜いていく。
翔太「多分コレが響とあの子を守れる力なんだ!だったら俺はこれくらい耐え抜いてみせる!そして2人を守るんだ!オォォォォォォォォォォ!」
雄叫びをあげ一気に引き抜く錆びた剣は炎に包まれ黒い物に剣が納刀されている様な物に姿を変える。
翔太「納刀した剣?ッ!」
翔太が疑問に思うと頭の中に赤いマスクをつけた戦士の映像が流れる。
それと同時に
???「覚悟を超えた先に希望はある!」
???「物語の結末は!俺が決める!!」
2人の男性の声が聞こえた
そしてこの剣.....「聖剣ソードライバー」の使い方が流れる。
翔太「覚悟の先に希望があるなら......俺はその希望を掴んでみせる!」
聖剣ソードライバー
そして赤い本.....ブレイブドラゴンワンダーライドブックを開く
ブレイブドラゴン
かつて全てを滅ぼすほどの偉大な力を手にした神獣がいた・・・
ワンダーライドブックを閉じベルトの一番右に装填する。
するとベルトから待機音が鳴る。
翔太は右手で剣の柄を握り思いっきり引き抜く
烈火抜刀!
翔太「変身!」
掛け声と共に目の前でX字に斬る。
それと同時に赤い龍が翔太に巻きつき右肩に龍がついた鎧を纏い顔を仮面に覆われた姿に変える。
ブレイブドラゴーン!
X字に斬った炎が顔にくっつくすると複眼に色が宿り変身が完了する。
烈火、一冊!勇気の竜と火炎剣烈火が交わる時、真紅の剣が悪を貫く!
今ここに剣士セイバーが誕生した。
翔太「凄い....力が溢れてくる!」
響「翔太その格好って......」
翔太「今は.....響とその子を守る為の力だ!」
翔太は剣を構えノイズに向かって走り
翔太「やっぱり.....これならいける!」
翔太は次々にノイズを切り裂いていく。
しかし響達を守るために余り離れることはできない。
翔太「クッ.....戦えても数が多い!」
響「なんとか隙をついて逃げれないかな?」
翔太「多分難しい」
そんな話をしているとバイクの音が聞こえる。
翔太「誰だ?」
響「あれって!」
そのバイクに乗っていたのはツヴァイウィングの天羽奏と風鳴翼だった。2人はバイクから飛び
Croitzal ronzell Gungnir zizzl
Imyuteus amenohabakiri tron
歌を歌う。
2人は響と似た姿になり翔太達に近づく
翔太「あんた達一体.......」
響「ツヴァイウィングが私と同じものを......」
翼「貴方達!惚けない!そんなんじゃすぐにやられるわよ!」
奏「それと赤いアンタは後で話をさせて貰う」
2人は武器を出現させノイズを蹴散らしていく。翔太と響は一旦落ち着く為に近づき状況を把握する。
響「翔太私夢でも見ているのかな?」
翔太「いや、これは現実だよ......俺だって信じられねぇよ。」
響「その前に翔太のその姿は何なの?私やツヴァイウィングの人たちとは全然違うし」
翔太「いや〜生き残る為に必死だったからよくわからん」
そんな話をしているとノイズの数体が奏と翼を通り抜け2人に襲いかかる。
奏「そっち行ったぞ!」
翔太「ッ!?響!その子を抱きしめとけ!多分その姿だったら触られても炭化はしないはずだ」
響「わかった!」
翔太は再び剣を構えノイズを斬っていくしかし数が多く2体のノイズの攻撃を喰らい火花を散らす。
翔太「グァァァ!」
響「翔太!」
翔太「まだだ!」
翔太は剣を杖の様に使い立ち上がる。
翔太「こんな所で終われない!」
翔太は再び剣を構える。
しかし剣道すらしてなかった翔太の剣術は素人レベルだ、とてもじゃないが全てを切ることはできない。
その時翔太の頭の中に今の姿の戦士が剣を黒いドライバーに納刀しトリガーを引く映像が流れる。
翔太「これだ!」
翔太はすぐさま剣を納刀しトリガーを押す
必殺読破!
烈火抜刀!
翔太「火炎十字斬!」
ドラゴン一冊斬り!
ファイヤー!
その音声と共に火炎剣烈火に灼熱の炎が灯りドラゴンが現れる。そしてドラゴンに乗りノイズを全て斬り裂く。
翔太「はぁ....はぁ......や、やった。」
響「翔太!」
翔太「うおっ!響.....急に抱きつくなよ。」
響「今だけは......こうさせて.......」
翔太「わかった。」
響は翔太の背中に抱きつき暫く離れなかった。
奏「なんか.....緊張感がねぇな〜」
翼「心配だったんだと思うわ。そんな感じがする」
ツヴァイウィングの2人はその光景を離れて眺めていた。
暫く経つと自衛隊の人が駆けつけ事後処理をしていた。
響と翔太は少し離れた場所でその光景を見ていた。
響「いつもこんな感じで処理をしてたんだね。」
翔太「それにツヴァイウィングが歌って踊れるアイドルだけじゃ無くてノイズと戦う人たちだったとはな......」
響「それで、翔太はいつまでその格好でいるの?」
翔太「解除の仕方が分からない......そう言う響は?」
響「........実は私も」
翔太・響「「どうしよう.........」」
2人がそんな感じです話していると1人の職員が近づき
???「はい、あったかいものどうぞ」
響「あ、あったかいものどうも......はふぅ〜」
翔太「ありがとうございま」カン
響は渡された飲み物を飲むが翔太は仮面が当たり飲めない。これには職員も苦笑いだった。
翔太「........ウソーン」
響「ぷっ」
翔太「笑うことないだろ.....」
響「だって今カンって.....うわぁ!」
翔太「おっと」
響「あ、ありがとう」
響が笑っているとスーツが光りさっきまで着ていたリディアンの制服になっていた。
いきなり変わったことにより倒れそうになるが翔太がすぐに支える、そんな2人にツヴァイウィングの2人が近づき
奏「なぁ、あんた....あっ赤い方な」
翔太「なんですか?」
奏「あんたが今手に持っている剣を返してくれないか?それは私達が元々持っていた物なんだ。」
翔太「そうなんですか?えっと.....どうぞ」
翔太は火炎剣烈火を差し出す。
翼「緒川さん」
緒川「はい」
緒川と呼ばれた人物は翔太に近づき火炎剣烈火を手に持とうとする。
しかし
緒川「っ!」バッ
火炎剣烈火から炎がでてそれを拒む
翔太「どうしよう.....」
翼「それならば貴方ともう1人を、特異災害対策二課本部について来てもらいます。」
翼がそう言うと黒服が翔太と響を囲むその時
???「悪いがそうはいかない」
その声と共に雷が落ちる。
翔太「うお!」
響「きゃっ!」
奏「なんだ!」
翼「この雷は!エスパーダ!」
雷が落ちたところには左肩にランプをつけた黄色い剣を持つ仮面の人物エスパーダが居た。
エスパーダ「それじゃあ火炎剣烈火は返して貰う。行くぞ
翔太「えっ、俺のこと?」
エスパーダ「他に誰がいる」
エスパーダはそう言うと翔太
翔太「っ!待ってくれ!響は!?」
エスパーダ「彼女は向こう側の組織の人間だ。連れて行くことは出来ない」
翔太「なんでだよ!響!」
翔太は手を伸ばすが響を掴むより先にとてつもない速さでその場から消えた。
響「翔太ーーーーー!」
響の叫びが夜空に響く