翔太と未来は仲直りをしてお好み焼きを食べていた
翔太「やっぱり何かを終えた後のお好み焼きって最高に美味いな!」ガツガツ
未来「もうそんなに急いで食べなくてもいいじゃない。」
2人はお好み焼きを食べ続ける。(主に翔太が)
そんな時翔太の携帯にメッセージが届く、差出人は東吾だ
翔太「マジかよ.........」
未来「誰から?」
翔太「東吾から、用事で今日は先に帰るってさ」
未来「そうなんだ、今度お礼を言わないとね」
翔太「あぁ」
2人はそれだけ言うと食事を再開する
一方その東吾は
東吾「悪いがこの先には行かないでもらおうか。」
そう言って東吾はふらわー近くの路地裏で黒服の数名の前に立ちはだかっていた。
この人物達は二課のエージェントであり、おそらく翔太を見かけふらわーを出てきたところを確保しようと言う魂胆だろう。
東吾は先程ふらわーから出るとこの人物達を見つけた。
そして丁度仲直りをした時に来たのだから怒っているのだ。
そしてそんな中から風鳴翼が現れる。
東吾「風鳴翼..........」
翼「申し訳ないがそこを通して欲しい」
東吾「お前達は.......
翼「また?」
東吾は怒り手に力が籠る。
このまま殴ってやろうか?それとも黄雷を取り出して切り刻んでやろうか?
しかしそれをしては意味がない。
東吾は手の力を抜き話始める
東吾「お前達のライブの所為で風評被害に会った奴らが大勢いた。
ありもしない事を言われ、イジメや嫌がらせ挙げ句の果てには殺人や自殺まで起こった。
それなのにお前らは何をしていた!」
翼「それは............」
慎二「それは承知していました。ですが我々ではそれら全てを収めることはできません。奏さんだって大怪我をしていたんです」
東吾「・・・俺の親友の友達に立花響って奴がいる。」
翼「っ!?」
東吾「そいつはライブに行って胸に大怪我を負った、心臓の位置だ。
手術が成功しなかったら死んでた。それでもアイツはリハビリを頑張って学校に復帰したよ。
だけど待っていたのはおめでとうなんて言葉じゃなかった。
響は人殺しと言われた、アイツは頑張って生き延びただけなのにそれなのにこんなのはあんまりじゃないか!家庭は崩壊し父親は行方不明になった。
俺達とアイツの母親と祖母だけが味方だった。
事態は収束したがアイツに刻まれた傷はそう簡単に癒えない。
覚えておけ他の誰かがお前達の境遇に同情しよく頑張ったと言っても、響や未来そして翔太の日常を崩したお前達を
俺は絶対に許さない!」
東吾はそう言うと腕を組み通さないと言う意志を更に主張する
黒服の人物達は前に足を出そうとしたが翼は後ろを振り返り
翼「戻りましょう、一般人を巻き込めません」
慎二「・・・わかりました」
それだけ言って去っていった。
そのすぐ後に一緒にふらわーから出てくる翔太と未来の姿
2人は扉を閉めると何処かへ歩き出した
視点は戻って翔太と未来
翔太と未来が店を出る数分前
未来「あ、響から連絡が」
翔太「なんて?」
未来「話したいことがあるから音樹公園に来て欲しいだって」
翔太「俺も一緒に行くよ」
未来は頷き翔太と一緒に会計を済ませる。
ふらわーを出ると公園へ向け走り出す2人
公園へ入ると響が何処へいるのか見渡すが一向に姿が見えない。未来は携帯を取り出し電話をかけようとした時遠くで爆発音が響いた。
未来「ッ!今のって?」
翔太「まさか!」
翔太は何かを察知したのか音のした方向へ走り出す。未来もそれを追うように走り出す。
翔太「音が近いもうすぐか!」
未来「翔太、それって.......」
翔太は音が近くなるのを確認すると聖剣ソードライバーを取り出し装着する
聖剣ソードライバー
翔太がベルトを装着した時向かいの坂の上に響が見えた
未来「響!」
響「未来!翔太!」
響も確認し声を出す。
未来は近づこうとしたが
響「来ちゃダメ!!」
響がそう叫ぶとネフシュタンの鎧を纏った人物が姿を表す。
ネフシュタン「ちょこまかと逃げるんじゃねぇ!」
ネフシュタンの人物が鞭を振るうとその場が大きな衝撃に見舞われ、響そして近くにあった車と木を吹き飛ばす。
響はなんとか着地をしたが車と木は未来と翔太の方へ向かっていた。
ネフシュタン「アイツ以外にも居たのか!?」
車は刻一刻と2人に降りかかっている。
響は聖唱を歌おうとしたがそれより早くに翔太が動いていた。
ブレイブドラゴン
烈火抜刀!
翔太「変身!」
翔太は抜刀時に現れたドラゴンを使い車と木を吹き飛ばした。
そしてそのままX字に斬撃を飛ばす、ドラゴンが翔太に巻き付くと姿を変え飛ばした斬撃が顔に刻まれる。
セイバーへと変身した翔太は未来に近づき確認する
翔太「怪我はないか?」
未来「うん............それが隠していた事なの?」
翔太「あぁ、だけどもう隠さない俺は未来や皆を守るためにこの力を使う!」
翔太はそう言ってネフシュタンの人物へ走り出す。
剣を斬りつけネフシュタンの人物は鞭で鍔迫り合う
ネフシュタン「丁度いい!まずはお前からだ!」
翔太「響!お前は未来と話をしてくれ!先ずはそっちが先だ!」
翔太はネフシュタンの人物を押しながら森に中へ入っていった。
翔太が消えていきその場には未来と響が残る
2人は黙っていたが響が口を開く
響「未来も知ってたの翔太の事」
未来「うん、昨日翔太と久しぶりに出会ってその後教えてもらったの」
未来は翔太に聞いた事を全て話した。
響は翔太がシンフォギアの事について話していない事を
そして私に話す機会をくれた事に
響(話すなら今しかないよね)
響は意を決すると話し始める
シンフォギアの事やこれまでの事を、未来は黙って話を聞いていた
響「これが私が隠していた事なの、ごめん未来今まで言えなくて」
未来「良いよ、響も翔太と同じだったんでしょ?わかってる」
響「未来........」
未来「私は大丈夫だから翔太のところに行ってあげて」
響「うん!行ってくる!
Balwisyall Nescell gungnir tron」
響はそう言うと聖唱を歌いギアを纏うと森の中へ消えていった。
響が森へ入りセイバーとなった翔太を探していると奥の方からドゴン!と言う爆発と大量の土煙が舞い上がる。
響(あそこだ!)
響は土煙が上がった場所へ走る。
森を抜け少し開けた場所へ出ると目の前の光景に驚く
目の前にはさっきまでいたネフシュタンの鎧を纏った人物、その目線の先には烈火を手に持つセイバーの翔太そして土煙が舞い上がる中でもその存在はハッキリと認識できた。
まず見えるのは地面に突き刺す巨大な鼠色の大剣、そして煙の中から光って見える黄色い複眼
響が知らない人物に驚いている中ネフシュタンの人物が叫ぶ
ネフシュタン「てめぇ何モンだ!」
???「俺様が何者かだって?」
煙の中にいる人物は片手で大剣を地面から引き抜き横に一閃すると突風が軽く起きその姿を露わにする。
剣と同じく鼠色を主とする色合い、その身に纏う鎧は正に重工なる戦士
剣士は横薙ぎにした大剣を肩で担ぐと
バスター「北方の神獣をその身に宿し、土の聖剣
剣士........仮面ライダーバスターは高らかにそう叫ぶのだった