ウルトラマンジード ベリアルの子ら   作:ヨアンゴ

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第十話「強敵-アマルガム-」Cパート

 

 

 

 アマルガムタイプビースト・バシレウスが、災厄を呼ぶ五本の角を輝かせる。

 直後、メタフィールドの空が広範囲に渡って割れて、おどろおどろしいほどの赤い光が揺らぐ異次元の穴が姿を見せる。

 その割れ目から、無数の眩い光点が、轟音を伴って飛来した。

 

〈異次元の穴の向こうに、地球周辺のものと思しき宇宙線を感知。飛来しているのは、惑星間空間に存在する隕石と思われます〉

 

 すなわち、この攻撃は隕石落とし――レムの解説を聞きながら、培養合成獣スカルゴモラ・レイオニックバーストは自らの創造した大地を踏みつけた。

 

「(レッキングヘルボール!)」

 

 それは、強烈な火炎を纏った岩石を飛ばす牽制技、ショッキングヘルボールの強化版。

 レイオニックバーストで強化され、自らの生み出した亜空間内という遠慮の必要がない戦場であることで、一切の枷を外して強化された火炎弾は、爆発的な大噴火を再現する破滅の業と化した。

 流星群と火山弾。天と地から放たれた大災害同士が、互いを砕き合う衝撃を連続させる。噴火に伴って吐き出された大量の火山灰や黒煙が、超極音速の隕石が伴う衝撃波に切り裂かれ、一瞬ごとにメタフィールドの中の景色が有様を変えて行く。

 一歩ごとに地殻を貫く大噴火を誘発させながら、スカルゴモラは隕石を降らせ続けるバシレウスへと進撃する。

 対して、バシレウスはリーチで勝る尾を翻して一手先んじ、その先端にある凶刃でスカルゴモラの喉を切り裂いた。

 ――だが、効かない。異常活性化した細胞が分裂して即座に断面を癒着、負傷した事実さえも覆い尽くす。

 

 完治を誇示する雷鳴のような咆哮を放ったスカルゴモラは、間合いに捉えたバシレウスと真正面からぶつかり合った。

 否、厳密には違う。激突の瞬間、肩の角を押し当てるような、斜身靠(シェシェンカオ)の構えに移ったスカルゴモラは、インパクトを調整して一方的にバシレウスの巨体を打ち飛ばした。

 弾かれたバシレウスは、追撃を牽制するように、腹部の吸入口から超低温の冷凍ガスを放射するが――

 

「(効くか、そんなもの!)」

 

 自らの纏う超高熱だけで、鼻先に迫っていた冷凍ガスを吹き散らしたスカルゴモラは、そのまま右腕を薙ぎ払った。

 バシレウスが左腕で受け止めるが、勢いに持ち堪えられず体勢を崩す。対してそのまま旋回したスカルゴモラは、続けて強靭な尻尾で追撃を繰り出した。

 その場で受け流そうとするバシレウスの翼を構わず骨ごと叩き折り、さらに勢いのまま一回転したスカルゴモラは頭の大角を叩きつける。

 同じく角で受けるバシレウスはまたも一方的に打ち負けて、スカルゴモラの嵐のような猛攻を止める術を持っていなかった。

 

 ……出現直後に生じた強化現象により、バシレウスの念力や超振動波の出力は今のスカルゴモラとも同格。そこから繰り出す能力の幅広さは、スカルゴモラを軽く上回る。

 そんな難敵を、しかしスカルゴモラは今、圧倒するに至っていた。

 理由は単純。バシレウスの方が、ゴモラやレッドキング、デビルスプリンターを含む多くの能力を備えていようとも――少なくとも、その共通する部分の質が劣っているのだ。

 

 他者から安易に奪うことでしか、成長できないスペースビースト。そんな手合に流れるゴモラの血では、過酷な環境を自らの生命力で乗り越えるだけの純度がない。

 薄められたレッドキングの在り方には、守るべきもののために限界を越える熱さがない。元より弱者を嬲りその恐怖を喰らうしかできない浅ましき獣に、それほどの闘志があるはずもない。

 デビルスプリンターでは、Bの(ベリアル)因子に及ばない。個々の強みをより高度に調和させ、闘志に呼応して怪獣を強化するレイオニクスの血そのものは、バシレウスには流れていない。

 そして何より眼前の獣には、安易な肉体の強さや特性へ頼るばかりで、スカルゴモラが朝倉ルカとして、鳥羽ライハとの鍛錬で得たような技がない。

 

 ただの感情論だけではない。バシレウスの豊富な能力はどれも初見でこそ通じても、単発の攻撃ではスカルゴモラの強靭な生命力を潰えさせるには及ばない。対して野生の直観力とレムの助言を併せ持つスカルゴモラは、短い時間でその攻撃に適応し、撃たれるままを許さず、踏破する。

 まして、悠長に構えていられない純粋な肉弾戦に持ち込めば、心技体の総合力で勝るスカルゴモラがバシレウスを捻じ伏せるのは、至極当然の帰結だったのだ。

 

 もちろん、決して楽観はできない。格闘戦においても優位を取っているのはあくまでも総合力の話であり、純粋な肉体の強さには見かけほどの差はない。つまりは技術の差で先手を取った勢いのまま、強引に押し込んでいる状況に過ぎない。

 現に、一方的に攻撃を受け押されているにも関わらず、バシレウスは少しも弱った様子を見せはしない。バラバラバテールで喉を裂かれようと、意に介さないスカルゴモラと同じように。

 強化現象が前提とはなるが、このスペースビーストはおそらく、スカルゴモラが記憶する限りのサンダーキラー(ザウルス)をも越える強敵だ。何かのきっかけがあれば、また戦況をひっくり返されてもおかしくない。

 ……だが、この脅威を取り逃がして妹の方に向かわせることは、許してはならない。よりにもよって、自分と似た姿のスペースビーストによって、また恐怖を与えてしまうような事態だけは、絶対に。

 その決意が、スカルゴモラの体にさらなる力を漲らせ、バシレウスを強く打ちのめし、敵にペースを握らせない。

 

 そんな風に、戦いの主導権を保ち続けていられるのは、スカルゴモラだけの力によるものではなく。邪魔立てする相手を、味方が引き受けてくれているからだった。

 

 

 

 ――数キロ単位で離れた地点で、各々別宇宙出身の三人のウルトラ戦士が、もう一体の強大なスペースビーストと激突していた。

 

「スワローバレット!」

 

 再び、黄金の鎧を纏ったウルトラマンタイガ・フォトンアースが腕を十字に組んで、そこから機関砲の如く光弾を連射する。

 標的は巨大な積乱雲と見紛うほどの白煙にその姿を包まれていたが、彼の放った光は過たずに着弾したらしく、炸裂の輝きがその煙を染め上げる。

 だが、次の瞬間、白煙を割いて現れた悪魔の如きスペースビースト、イズマエルグローラーの威容は、全くの無傷であった。

 

「まだ威力が足りないか――!?」

「おいおい、この俺様がサポートに徹してやってるんだ。頼むぜ!?」

 

 タイガの嘆きを叱咤して、ウルトラマンフーマが再びイズマエルの周囲を縦横無尽に駆け巡る。

 彼が放つ幻煙の術が作り出す、視覚妨害の白い煙。メタフィールドの補正でその生成量も強化されているとはいえ、連続行使で微かに息が上がり始めている様子だった。

 だが、それも無理はない。目で敵を見れば狂わされる故に、精神を研ぎ澄まし見えない敵を察知する超波動探知を応用し、敢えてイズマエルを見ずに至近距離で攻撃を回避し続けている続けているだけでも、本来は絶大な負荷となる。しかも、敵の姿を隠すのに充分な量の白煙を用意できても、イズマエルグローラーはそのアリゲラの翼を一度羽撃かせるだけで、大量の煙を晴らしてしまうのだ。

 その羽撃きが、連続する。イズマエルは再び飛行することで、フーマの撹乱を逃れようとしていた。

 ――だが、煙を晴らすという一動作を挟む必要がある分、そこに隙ができる。

 

「今だ、タイタス――!」

 

 フーマに煽られたからではないが、それを狙って飛び込んだタイガが、鎧の重量も駆使してイズマエルグローラーの飛行を妨害した。

 

「俺に構わずやれ――っ!」

「……君たちの覚悟、受け取った!」

 

 イズマエルの左腕、ゴルゴレムの部位から伸びた口吻が鎧に噛み付いてきながらも、負けじと敵の右腕を掴んだタイガの叫びに、ウルトラマンタイタスが光球を出現させながら応じた。

 

「プラニウム――バスタァーッ!」

 

 自らの生み出したエネルギー光球を、力の賢者の拳が打つ。殴り出される格好で飛翔したプラニウムエネルギーの塊は、イズマエルの右肩に浮き出た、皮を剥がれたネズミのような顔――不死性を司るノスフェルの部位を狙い澄まして撃ち抜き、その根本までを見事に焼き潰していた。

 

「すぐにトドメを――離れるんだ、タイガ!」

 

 今の一撃だけでは、イズマエルグローラーは攻略できない。ノスフェルの部位が機能不全に陥っている短時間に、続けて全身を破壊しなければならない。

 故に第二撃を構えたタイタスだったが、憤怒の咆哮を上げたイズマエルが、その射線上に口吻で捕らえたタイガを掲げたことで断念を余儀なくされる。

 その様を見て取ったイズマエルは、嘲笑うように全身の砲口から火を噴かせ、タイタスやフーマ、そしてタイガを一斉に攻撃した。

 

「タイガっ! ――いや!?」

 

 イズマエルの掲げていた巨人のシルエットが、火力の集中を受け砕け散る。救出が間に合わなかったフーマが、思わず相棒の名を叫ぶ最中――目で事態を追わない今の彼だけは、先んじてその変化に気がついていた。

 

《プラズマゼロレット》

 

 黄金の鎧を脱ぎ捨て、着弾に先んじてイズマエルの拘束を脱していたウルトラマンタイガは、その彼本来の銀色の体躯を虹色に煌めかせていた。

 

「タイガ! ダイナマイトシュート――!!!」

 

 自らの存在を聖なる炎に変換する、一族に伝わる秘奥義。未だタイガ一人では発動できないその大技を、ウルトラマンゼロの力が込められたブレスレッドの助けを借り、一部だけを光線として発射する形で行使する、彼個人として最強の必殺技。大地に背中から叩きつけられる格好になりながらも、鎧が飛び散るのに気を取られていたイズマエルグローラーを、タイガはその全身から放つ虹色の光線で貫いた。

 膨大な光に、イズマエルグローラーの強固な肉体が食い破られる。蒸発する細胞にノスフェルの不死身の再生力が付与されることはなく、遂にメタフィールドの中で無意味に散乱するビースト振動波にまで無数のビーストの集合体が変換されて行く。

 数秒の後、遂にイズマエルが爆発。巨大な火柱となって、かつて最強と謳われたビーストは今度こそ消滅した。

 

「タイガ!」

「全く、無茶をする」

「へへ……今のが多分、最後のチャンスだったからな」

 

 駆け寄った仲間に、無理の通しどころだったと語るタイガは、その手を翳した。

 

「だけど、後ちょっとだけ頑張ろう――付き合ってくれ、皆!」

「もちろんだ!」

「へっ、今更なんだよ!」

 

 それから、もう一人。誰かが頷くのを待ったような間を置いて、再び三人のウルトラマンが合身する。

 再臨したウルトラマンタイガ・トライストリウムは、炎の剣を携えて、最後に残されたスペースビーストを目指し駆け出した。

 

 

 

 

 

 

 次々と出現するスペースビーストの軍勢を焼き払い、サンダーキラー(ザウルス)の元を目指していたウルトラマンジードは道中、AIBのペイシャン博士から現地の状況を聞かされた。

 リトルスターを宿したサンダーキラーSが、現在強力なスペースビーストに襲われていること。

 そこにAIB研究員である、ピット星人トリィ=ティプが居合わせていること。

 ……どうやら、辛うじて拾える音声によると、(サラ)はトリィを見捨てず、結果として不利な戦場に留まり続けているらしいということ。

 そして現地で動ける別の戦力は、安静の身を圧して戦場に出たウルトラマンゼロただ一人であり――彼はサンダーキラーSから距離があり、道中の人々を摘み食い感覚で襲おうとするスペースビーストから、たった一人で星山市周辺を守り続けている状況にあって、駆けつけるのが困難であるということも。

 それを聞き、すぐ助けに向かうべきだと。同行していたミラーナイトが鏡から鏡へと二次元を経由して物質を転送させる光線・ナイトムーバーで、別位相に隔離された現地まで、ジードを送り届けてくれた。

 

 そして、トリィが取り零していた携帯電話の画面を転送先の鏡面とし、隔離空間内に出現したジードは、ジードクローをその手にスペースビーストへと突撃した。

 エネルギーが拡散させられてしまう位相空間は、ウルティメイトファイナルにとっても非常に不利な戦場だ。

 だが、体外に出た傍から無力化されるとしても、体表に攻撃エネルギーを纏って飛び込むコークスクリュージャミングは、ウルティメイトファイナルの無尽蔵のエネルギーに物を言わせ、不完全ながらもその発動を可能とした。

 結果、自身を一本の矢としたジードの突撃は、強敵であるヘイデウスに痛打を与え、隔離空間を解除させることに成功していた。

 

 かつて、ベリアル融合獣サンダーキラーを攻略する鍵となったジードクローを手に、ウルティメイトファイナルはさらに畳み掛ける。

 

「――ディフュージョンシャワー!」

 

 ベリアル融合獣サンダーキラーを倒した光の雨が、未だ倒れ込むヘイデウスへと降りかかる。

 対して、ゼッパンドンがその真上にテレポートすると、六角形の緑のバリア・ゼッパンドンシールドを二重展開して自身とヘイデウスを庇い、光線のエネルギーを全て吸収してしまった。

 一定のエネルギーを放出する攻撃では、ゼッパンドンの護りを突破するのは難しい。

 次なる攻撃に思考を巡らせていたジードへと、レイキュバスの鋏を閃かせたファイブキングが迫り来る。ジードは武器を下ろし防御するも、鋏同士のぶつかり合いにより、ジードクローがもぎ取られる。

 だが、それは次撃に繋ぐために、ジードが自ら手放した結果だった。

 

「ギガスラスト!」

 

 両手で握ったギガファイナライザーを旋回させ、鋭い突きとともに光線を放つ。ファイブキングはガンQの盾を合わせたが、ウルティメイトファイナルの無尽のエネルギーを吸い込みきれず、左腕を爆散させてしまう。そして無防備となった胴体へと、ギガファイナライザーによる刺突が突き刺さり、その勢いで後退させる。

 

「ライザーレイビー……!?」

 

 そのまま、三体纏めて一気に薙ぎ払おうとしたジードだったが、そこで光線が拡散するのを感じ取った。

 ――立ち上がったヘイデウスは、既にジードクローに微塵に刻まれたメガフラシの顔を、元通りに修復していた。

 

「もう……!?」

 

 驚愕したところへ、ヘイデウスが口から強烈な破壊光線、デストルドブレスを発射。咄嗟に回転して躱し、ジードクローを拾い上げ、コークスクリューブロックを発動。ファイブキングが残された四つの頭から展開する弾幕もろとも、敵の猛攻を空へ受け流して凌ぐ。

 

「ゼッパンドンは――!?」

 

 残る一匹の姿が見えないことに気づき、ジードは視線を巡らせる。

 真っ先に心配した妹と、彼女が縋るように覗き込む瀕死のトリィ=ティプのところには居なかった。

 代わりにゼッパンドンは、ジードが出現した際に弾かれ転がった、ラグストーン・メカレーターたちの遺体付近に出現していた。

 そして、その両腕の爪と尾の先で、三体のラグストーン・メカレーターの唯一の弱処、その目玉を突き刺した。

 

「――っ!?」

 

 猟奇的な行為にジードが息を詰まらせていると、さらに悍ましい展開が続いた。

 ……茸に塗れ、既に死んでいたはずのラグストーン・メカレーターたちが、潰された目を復元しながら次々と起き上がったのだ。

 

〈なるほど――ビーストヒューマンと同じ理屈か〉

 

 星雲荘の機器を通し、こちらの状況を把握したペイシャンが、レムに代わって解説する。

 死者にスペースビーストの細胞を埋め込み傀儡とした存在、ビーストヒューマン。同じ理屈で、ラグストーンの死体にゼッパンドン型スペースビーストの細胞が侵入し、意のままに操るゾンビとして駆動させているのだ。

 

「……酷すぎる」

 

 ノワール星人の欲望に始まり。死後もこうして酷使され続けるラグストーン・メカレーターの姿に、同じく造られた命であるウルトラマンジードは思わず呻いた。

 ペイシャンが言うには、彼らは元より意識の生じる余地すらない消耗品だとされているが――一切の尊厳を剥奪された様を見れば、思うものはある。

 もし、本当は彼らにも心があったなら――いったい、何を思うのだろうか。

 ――あるいは。ノワール星人の視線に立てば、あくまでも善良な目的で造られた存在であるというのなら。彼らが辿った境遇こそ、かつてダークザギの見た……

 

〈……おいおい。あの大空大地でも駆除を選ぶような相手にまで入れ込むなよ〉

 

 そんなジードへ呆れたように、苦笑交じりのペイシャンが告げる。

 

〈造られた命だからって、何でもかんでも上から目線で同情するな〉

「別に、そんなつもりは……」

〈それに、今はおまえでも、そんな余計なことを考えていられる状況じゃないだろう〉

「……わかっています」

 

 心なし彼の声が苛立って聞こえるのは、同僚のトリィが危機的な状況にあるからだろうか。

 そして、そこに駆けつけたウルトラマンジードとしても――かつて苦戦したラグストーン・メカレーター三体に加えて、強力な合体怪獣型のスペースビーストが三体という、決して安心できない状況にある。

 眼前の敵に集中しろというペイシャンの意図に頷いたジードだったが、そこで悲痛な叫びを耳にした。

 

「トリィ! トリィ! ねぇ、おきてよ!?」

 

 嘆くのは、応戦をジードに任せ、ずっと治癒光線をピット星人トリィ=ティプに浴びせていた、サンダーキラーSだった。

 彼女が呼びかけ続けるトリィは、今も意識が戻らずに、生命が危機的な状態にあるようだった。

 

「サラ、トリィさん――くっ!?」

 

 ジードは、トリィを救おうとする妹を励まそうとしたが、そこにラグストーンが突進してきた。

 サンダーキラーSがバッカクーンの能力で使役していた際は、生前よりも劣化していたそのパワーが、ビースト細胞で不足を補ったためか元に戻っている。二体の突進で手一杯なところに、三体目が飛び込んできて、弾かれる。

 弾かれた先へ、ゼッパンドンが転移する。その灼熱の尾でジードを打ち上げると、今度は飛翔したファイブキングが頭部から放つゴルメルバキャノンで追撃する。

 直撃を受けて垂直落下したところで、ヘイデウスが全身から電撃を放つデストルドサンダーブラストに晒されて、ジードは瞬く間に大ダメージを受けてしまった。

 そこへ、再びラグストーンの一体が突撃して来ようとするところに、背後から三本の触手が絡みついて、その身を浮かせてタックルを中断させた。

 

「……どうしてかってにうごいているの?」

 

 ラグストーンの死体を引っ張り出した張本人であるサンダーキラーSが、その変貌に疑問を感じながらも、兄を救うために触手を回してくれていた。

 サンダーキラーSは、その三本の触手の先端をバッカクーンの尾にキラートランスさせ、再び三体のラグストーン・メカレーターに接続。その支配権を、スペースビーストから奪い返そうとする。

 しかしまるで通用せず、逆にサンダーキラーSの方へラグストーンたちが躙り寄る。事態を察したジードは、ファイブキングの鋏を両手で構えたギガファイナライザーの柄で受け止めて振り返り、警告を発した。

 

「駄目だ、サラ……! ビースト細胞に同化された彼らはもう、今までのようにはいかない!」

「そうなんだ……じゃあ、きのこになぁれ」

 

 兄の助言を聞いたサンダーキラーSは、自らに迫ろうとする怪獣のゾンビに淡々と応じた。

 そして、菌糸を通してエネルギーを吸い上げるのではなく、逆に送り込まれたバッカクーンの茸が急成長。既に全身に根を回していたラグストーン・メカレーターの身体をさらに侵食し、その血肉を自身の構成要素に変えた無数の茸が宿主の甲殻の隙間で無遠慮に笠を拡げ、脆くなった体を崩壊させて行く。拘束されていた一体に至っては、投げ捨てられて地面にぶつかった衝撃だけで砕け散った。

 あっという間にラグストーンを貪り尽くした菌糸たちが合体し、三本の巨大な茸として墓標のように突き立つ凄惨な眺めに、ジードは思わず言葉を失った。

 

「――そっか!」

 

 その頃、サンダーキラーSは何かに気づいたように呟きを漏らしていた。

 

「そうすればよかったんだ……!」

 

 天啓を受けたように逸るサンダーキラーSは、他の何もかもを無視したように、再びその顔を倒れ込んだトリィに向けた。

 

「まっててトリィ、いまたすけるから!」

「サラ、何を――っ!?」

 

 ファイブキングを払い除けたところで、ヘイデウスからデストルドリッパーを喰らって仰け反ったジードの問いかけも、サンダーキラーSは無視していた。

 彼女のすぐ傍には、ラグストーンごと自らのビースト細胞を取り込んだ茸を操れないか、試すように前足で手招きするがしかし何も起こせない、やや間抜けにも思える姿を晒すゼッパンドンも居たが、これも当然無視されていた。

 そして、サンダーキラーSがトリィ目掛けて倒れ込むと――その姿が光の量子に解けて、消えてしまった。

 

「サラ――っ!?」

「うふ――うふふふ、あははははは――!」

 

 焦って身を起こすジードの声に応えるのは、おかしくてたまらないとばかりの笑声。

 それを発しているのは、先程までピクリとも動かなかった――寸前まで身体に負っていた傷が急に完治したピット星人、トリィ=ティプだった。

 身長二メートル足らずの宇宙人に、いずれも体高六十メートルを越す巨大スペースビーストたちが、しかしただならぬ迫力を感じたように様子見へ移った。

 

「……あーあ、本当に馬鹿だったなぁ、わたし。こんな簡単なことも思いつかなかったなんて」

 

 微かな安堵を滲ませながら自嘲するトリィは、しかし彼女の物とは違う声で喋っていた。

 その声は――寸前までの物と比べて、幼さが鳴りを潜めているものの。自らの直感は間違っていないと、ジードは確信していた。

 何故なら、彼女の胸に――既にジードが受け取ったはずの輝きが、灯っていたから。

 

「ウルトラマンも、超獣も……人間と同化できるのにね?」

 

 サンダーキラーSの声を発し、その背に翼の如く八本の触手を展開するピット星人トリィ=ティプは。表情の読み取れない顔で、それでも妖艶に笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 立ち上がったピット星人トリィ=ティプの姿が、眩い雷光に変わった。

 それは隔離空間の作用で拡散させられてしまう前に、究極融合超獣サンダーキラーSとして実像を結び、虹の障壁に包まれた更地に再びその巨体を現した。

 

「……こんな馬鹿な妹を助けに来てくれてありがとう、お兄さま」

「サラ……なのか?」

「ええ、そうよ」

 

 (リク)よりも大人びた丁寧な声音で、スペースビーストたちに囲まれたジードの問いへとサンダーキラーSが頷いた。

 

「トリィさんと、融合した――!?」

「そう――わたしの命で、トリィの身体を治すために」

 

 応えたサンダーキラーSは、その左腕を上向きに構えた――まるで、かつてのベリアル融合獣のように。

 

「……最初からこうしておけば、トリィも危なくなかったのにね」

 

 自嘲するように、サンダーキラーSが呟いた次の瞬間。ジードたちの踏み締める大地が、突如として一変した。

 螺旋を巻いて流砂を呑み込む、底なしの穴――異次元の蟻地獄に。

 

「――っ!?」

 

 突然足場が崩れたのに、ジードとスペースビーストたちはそれぞれに対応を強いられた。

 重力制御での飛行能力を持つジードは、そのまま飛翔。テレポート能力を持つゼッパンドンは、連続の転移により擬似的な飛行状態を作り出し、ホバリングする。

 そしてヘイデウスとファイブキングは、それぞれバードンとメルバの翼を羽撃かせ、空を飛んでいた。

 

〈異次元蟻地獄――アリブンタの能力か!〉

「キラートランス」

 

 ペイシャンが状況を解説する一方で、巨大キノコを呑み込んでいく流砂の上でも平然と立つサンダーキラーSは、静かに呟いていた。

 

「リガトロン・ブースター」

 

 トリィと融合する以前の、舌足らずな印象もない呼びかけとともに、サンダーキラーSの背が変形する。

 巨大なブースターを出現させた究極融合超獣は、その推進力に物を言わせて、打ち上げられたロケットのように、宙を舞う獲物に襲いかかった。

 

「わたしは頭が悪いけど……トリィは賢いんだよ?」

 

 自慢するように嘯くサンダーキラーSが向かう先にいるのは、手負いのファイブキングだった。

 ジードの攻撃で潰された左腕の修復がまだ叶っていない超合体怪獣型のスペースビーストは、右腕の鋏を振り回して抵抗しようとするものの、八本の触手に対しては余りにも無力過ぎた。

 一瞬で右腕を絡み取られへし折られたファイブキングは、破れかぶれとばかりにゴルザとメルバ、(スーパー)コッヴの光線を乱れ打ちにする、カタストロフィースパークを発動。だが、両腕を欠いた不完全なそれは全て、正面から吸収したサンダーキラーSが自らの活力へと変換するだけに終わり、何の牽制にもなりはしない。

 最後に抵抗しようとしていた尻尾まで、サンダーキラーSは己の尾を巻き付かせ拘束。そしてブースターの噴かれる勢いのまま、ベリアルのように禍々しく伸ばした左手の爪を、ファイブキングの腹部、ジードが付けた傷口へと突き刺した。

 

「おいで……?」

 

 密着して放った、誘うような囁きとともに。頭足類の狩りのように、サンダーキラーSは八本の触手でファイブキングを完全に包み込んだ。そのまま、進行方向に開いた異次元の穴へと、貫いた相手もろともに飛び込んでいく。

 

「――ウルティメイトリッパー!」

 

 そして――特殊位相空間から離れたサンダーキラーSが、戒められていた能力を存分に発揮する掛け声が、開いたままだった異次元の穴から零れて来る。

 

「ベリアルデスサイズ……結晶化光線!」

 

 嗜虐的な叫びのたび、血が爆ぜ肉の裂ける音とファイブキングを構成する五大怪獣の悲鳴が唱和される。しかし、すぐに異次元の穴が閉じると、それも聞こえなくなった。

 ……優勢だろうとは、予想できるものの。妹側の戦況も気になるところだったが、ジードとしてもこれ以上、注意を逸らすわけにはいかなかった。

 

 サンダーキラーSが離れたことで、元の地面に戻った更地の上。ジードは残された二体の強力なスペースビーストを、同時に相手取ることとなっていた。

 

 ヘイデウスが大鎌状の切断光線、デストルドリッパーを投げつけてくるのを、ギガファイナライザーで打ち弾く。だが、そちらに応戦していると、今度は背後を取るように転移したゼッパンドンから襲われる。

 ゼッパンドンは距離を取って出現し、両頬からの破壊光線やゼッパンドン撃炎弾で遠方からの攻撃に徹している。光線技を封じられる隔離空間内では純粋な格闘戦しかできないジードは、一方的に嬲られるがままとなる。

 かといって、ゼッパンドン相手に肉薄しようとも、テレポートで瞬時に逃げられてしまうだけ。故にヘイデウス相手に突貫しようとするジードだったが、不用意に近づけば全方位に放たれるデストルドサンダーブラストを躱すことができず、感電させられてしまう。

 ならばともう一度ジードクローを構えたウルティメイトファイナルだったが、そうするとゼッパンドンもヘイデウスも全身から光線や火球、生体ミサイルまで放ってきて、正面のみを防御するコークスクリュージャミングでの突撃を許さない。

 そうして攻めあぐねていると、再び空が割れた。

 

 異次元に通じる穴から飛び出して来たのは――心配無用な様子だった、サンダーキラーSのみ。先程までは使っていなかった、触手の間にエネルギー状の皮膜を展開した翼を拡げて、究極融合超獣は悠然と舞い降りてきていた。

 

「キラートランス」

 

 ジードとヘイデウスの間へ割り込むように降り立ったサンダーキラーSは、前翼を構成する触手の先端を、死神に似たスペースビーストへと向けた。

 

「ファイブキング・アームズ」

 

 次の瞬間、サンダーキラーSの触手の鉤爪が、ファイブキングの左腕の装備であったガンQの頭部に変貌。計四つの魔眼が吸収能力を発動し、光線も電撃も、生体ミサイルさえも綺麗さっぱり、その目の中に取り込んでしまう。

 

「返すわね」

 

 収束された火線が放たれ、ヘイデウスを強襲。自らの繰り出した猛攻に晒されたヘイデウスの動きが鈍る。

 

「ウルティメイトリッパー!」

 

 続けて、サンダーキラーSは後列四本の触手から、矢継ぎ早にジードから模倣した八つ裂き光輪を発射。転移してゼッパンドンが躱すと、背後に先回りしていた触手が光輪をキャッチして、再投擲する。

 転移先で意表を突かれたらしいゼッパンドンがシールドで凌ぐが、内一発には展開が間に合わず素通りされ、光の巨大手裏剣がスペースビーストの顔面に突き刺さる。

 

「――やるね」

 

 サンダーキラーSが、感心した声を漏らした。

 顔面まで到達したウルティメイトリッパーは、スペースビーストの首を落としていなかった。

 寸でのところで、ゼッパンドンは自らの牙で光輪を文字通り食い止め、そのまま噛み砕いて防いでいたのだ。

 

「サラ……なんでその技を?」

 

 だがジードはゼッパンドンの反射神経よりも、そもそもサンダーキラーSが繰り出した技にこそ驚いていた。

 

「トリィと融合して、賢くなったのよ――わたし」

 

 対して、焦らすようにサンダーキラーSは豪語する。

 

「おかげで、どうしてわたしたちと違って、スペースビーストは光線が使えるのかわかった――ビースト振動波があれば、この中でもエネルギーは拡散しないの」

 

 それは確かに、中ノ鳥島での戦いの頃からそうだった。おかげでジードたちは、不利な戦いを強いられ続けていたわけだが……

 

「だから、食べちゃった♪ さっきの怪獣さん」

「えっ」

 

 妹のとんでもない悪食を聞かされて、ジードは二の句を繋げなくなった。

 

「ビースト振動波を取り込んだから――わたしはもう、この空間に邪魔されない」

 

 告げる間にも、サンダーキラーSは触手からフォトンエッジとフォトンクラッシャーを発射して、体勢を立て直しつつあったヘイデウスの翼腕を切り落とそうとする。

 八条の光の鞭刃が迫るのを、ヘイデウスはその翼の強靭さで打ち返す。しかし、流石に無数の裂傷を代価として刻み、圧されたように後退する。

 

「お兄さま。このスペースビーストは、わたしにやっつけさせて」

「サラ……?」

「トリィを傷つけた報い、思い知らせてあげるの……!」

 

 憎悪の滲んだ声を漏らす究極融合超獣に、ジードは一瞬気圧された。

 ――続けて、そんな理由だけで戦ってはならないと、制止を呼びかけようとしたが。

 不吉な気配が、彼女の睨む先から漂ってきて、ジードは思わずそちらを向いた。

 

 見れば、前方に転移してきたゼッパンドンが、シールドでサンダーキラーSの攻撃から庇っている間に、ヘイデウスが胸部に膨大なエネルギーを蓄えていた。

 

〈またあの攻撃か――っ!〉

異次元潰滅光線兵器(Different dimension destruction device ray)――D4(ディーフォー)レイって、トリィは仮称したみたい」

 

 ジードからの通信を経由し、状況を把握したペイシャンが忌々しいとばかりに舌を打つ。一方で、流暢に英単語を並べたサンダーキラーSは、悠然と構えていた。

 

〈空間を物理的に破壊する超獣の特技を、M78星雲人の光線制御と合わせることで、直接攻撃への転用に成功した能力。破壊力の本命は光線ではないから、光線吸収能力は無意味。次元崩壊であらゆる物質的、そして時空構造への干渉による防御も無効化し、一方的に消滅させる。同等以上のエネルギーを相互干渉させるしか、防ぐ術はない!〉

 

 ペイシャンの解説に、ジードは息を呑む。光線技やバリアを封じられた今の己には、耐える手段がないということを意味していたからだ。

 

「ええ。そんな使い方があるなんて、驚いちゃった」

 

 ジード単独では脱出もできない現状、対抗する唯一の希望となるサンダーキラーSは、余裕綽々でその禍々しい光を見据えていた。

 

「でも――わたしもできるよ?」

 

 ウルトラマンベリアルの血を受け継ぐ究極融合超獣が、傲然と嘯いた。

 その言葉を証明するかの如く。サンダーキラーSの胸元には既に、ヘイデウスが収束するのと同じ、紫色の極光が集まっていた。

 

「デスシウムD4レイ……発射」

 

 サンダーキラーSが告げると同時。向かい合う融合獣が互いの胸から放った眩い破滅が、正面から衝突する。

 光線は拮抗し、激突の余波で周囲の空間を陶器のようにひび割れさせながら、その凄まじい異次元のエネルギーで互いを砕き合う。

 そこで、サンダーキラーSの集中を乱そうとするように。撃ち合いの寸前に転移で逃れていたゼッパンドンが、横合いから火炎弾を発射する。

 

「――させるか!」

 

 そこでジードは身を翻し、ゼッパンドンの火球を旋回させたギガファイナライザーで防いだ。

 

「……ありがとう、お兄さま」

 

 振り返って――どこか、寂しそうに。けれど、嬉しさも隠さずに呟いたサンダーキラーSは、その顔を正面へ向け直すのに、八本の触手も連動させていた。

 ――その瞬間、ヘイデウスは戦慄したことだろう。

 八本の触手、その一つ一つ――そしてサンダーキラーSの口も、胸から放つのと同じく眩い輝きを、湛えていたということに。

 

 次の刹那、ヘイデウスが放つデストルドD4レイとの撃ち合いに、追加で発射された九条のデスシウムD4レイが合流。出力を跳ね上げたサンダーキラーSの放つD4レイが、あっという間にデストルドD4レイを丸呑みにして、ヘイデウスへと直撃する。

 破滅の光に蹂躙された死神の如き異生獣は、自らの存在した空間ごとひび割れを走らせ、もろとも砕け散ったことで、この世界から完全消滅したのだった。

 

 

 

 

 

 




Cパートあとがき



・隕石落とし
 バシレウスことストロング・ゴモラントの設定では特に言及されていない技。
 元ネタはEXタイラントの同名の技。巨大な小惑星を鎖で繋いで力任せに引き寄せるEX版とは仕様が色々と違うので、他の技と同じようにカタカナ表記でも良いのかもしれませんね。シューティングディザスターとか。まぁた厨二。
 本当はあちらがペダン星を滅ぼした展開に合わせ、地球の衛星である月を落として来ようとするのに月を壊してしまうと勝っても大災害が……と念力合戦を頑張って制する流れを考えていたのですが、流石にインパクトの閾値が本筋の邪魔なので泣く泣く断念。バシレウスことストロング・ゴモラントの格を上げるチャンスだったもののやはり不憫枠のようですね。


・レッキングヘルボール
 あんまり使われないうちに本作オリジナルの強化技に変化しました。
 インフェルノ・バースト含め、言うまでもなくお兄ちゃんリスペクトの技名ですね。


・異次元潰滅光線兵器
『ウルトラマンZ』で登場し、ラスボスの主砲として活躍したD4は正しくは「異次元潰滅兵器」なのですが、『ウルトラマンZ完全超全集』の79p等で確認できるD4レイの設計図では「Different dimension destruction device ray=D4レイ」と記載されているため、D4レイという名称を何とか使おうとした結果、光線が兵器の前に付け足された格好になります。


・アマルガムタイプビースト「ファイブキング」&「ゼッパンドン」

 邪神ザ・ワンが取り込んだ怪獣の情報を組み合わせて作った分身のスペースビーストで、収斂進化的に能力や容姿が同名の怪獣に近くなっているという扱い。
 ファイブキングの方は、キメラベロス化しても顔面的に扱いに困るのでそのまま出ました。

 ゼッパンドンの方は、ジャグラーやマガオロチの要素はそこまで目立つ形で出ていないのでスペースビーストの収斂進化と言い張るとして、問題はウルトラマンゼットがゼッパンドンのことを知らなかった点になります。
 考察元のゼットさんの座学の成績自体に不安があるものの、本作では「光の国はニアミスしながらもその存在を正確には把握していないが、アングラ宇宙人の中にはゼットンとパンドンが融合した怪獣の噂を知っている者も居る」ぐらいの感覚でいきたいな、と考えております。
 自動的に光の国とスペースビーストの戦争では記録に残るほど出ていないし、当時のゼットさんが目撃することもなかったことになるので、こいつも光の国から逃げた後に新たに対ウルトラ戦士用に開発した分身という方向でお願いします。

 ヘイデウスことデストルドスと合わせて、ある意味『ウルトラマンZ』組としての合体怪獣チームになります。


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