病院
残り一週間くらいで退院できるはずだった。けどなんでか知らんけど
一週間2日増えた、なんでや!
「あー暇だなー死のっかな」
なんて独り言を呟いていると、聞き覚えのある声がした
振り返ると、そこにいたのは
「歩く死亡フラグ!?」
「ひど!?…って久しぶりだね、プロデューサー」
そこには加蓮がいた、え?なんでここにいるの?
「加蓮も入院してたんだっけ?」
「そうだよ、ちょっと熱が上がりすぎてね、一週間だけの入院することになったの」
「そうか、こっちは色々あったからな…あはは」
「聞いたよ奈緒から、お腹刺されてたんだっけ?
それに晴ちゃんにセクハラしてた犯人捕まったって聞いてね」
「ああ、おかげでお腹に刺されたところもだいぶ治ってきたから今週には退院できるしな。」
「そうなんだ、あ、わたしそろそろ診察の時間だからまたね」
加蓮は去っていき、俺は外の空気を吸いたくなり、病院から抜け出した。
「くぅー!流石外の空気は美味い!建物の中に閉じこもりは嫌だしたまにはな!」
軽く身体を動かして、しばらくした後、病院に戻っていったんだけど
なんか病院が慌ただしかった
「ん、どうしたんだ?」
「なんか、アイドルの少女が何者かに刺されて出血してるらしいよ」
通りすがりの患者の人がそんなことを言っていた、俺はすぐさまに加蓮の元に行くが医者や看護師に止められてしまい今どうなっているのかわからない状態だった
「くそ!俺が離れてなかったら!」
「落ち着いて、加蓮ちゃんなら大丈夫よ!」
「けど!」
お隣の人とは知り合いであってよく話し相手になってもらってる人だ
少し暑くなっている俺を落ち着かせてる。けど加蓮は元から身体が弱い
ただえさえ、出血して、血が少しでも足りないと加蓮の命が危ない
最悪の場合、死ぬことを考えていた、けど、どこかで助かってほしいと
そう願った、願ったのに
「あ、OOさん」
岡野医者だ、他の看護師達は目を逸らしていた。顔の表情を見たら暗い顔をしていた。結果は…
「精一杯頑張りましたが…間に合わずに…その」
「あ…ぁ…ぁぁぁ!!!」
加蓮は亡くなった、そう伝えられた
意識を失っていたのか、俺はベットの上で目が覚めた
近くにちひろさんや、奈緒、凛の姿があった。
「プロデューサー…聞いたぜ…加蓮…」
「奈緒言うな、本来なら俺がちゃんと見てなかったから」
「プロデューサー…」
「プロデューサーさん、加蓮ちゃんの親が後で来ます
…私は事務所に連絡入れておきますね」
「私も連絡しないと、奈緒は?」
「アタシも付き合う、じゃプロデューサーまた後でくる」
3人は病室を出ていった、俺はいつのまにか手を握っていて
血を流していた。
「くそ…が…何がみんなのプロデューサーだ!
…目の前の人を救えなくて!クソが!」
ことん、と音が聞こえて、下を向くそこに落ちていたのは時計だった、そして、光っていた
「…そうか、ああ!わかったよ!やり直せばいいんだろ!」
時計を持ち、俺はボタンを押した
「加蓮、必ず、助けるから」
口にして、時が戻っていく