全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス 2ndシーズン   作:ダシマ

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笑ってはいけないバンドガールズ編
第2話「これがお前らのやり方か~!!!」


 

 

 ある日の事。

 

香澄「またなんかやるみたいだねー」

有咲「もうあの牛乳含むやつか…。やりたくねぇ…」

たえ「成功しても失敗してもバイト代貰えるんだし、いいんじゃない?」

沙綾「そうだけど…あの男子たちが口を含むのだけはやめて欲しいな…」

りみ「う、うん…」

 

 ガールズバンドたちが今日も牛乳を噴出さない企画をやろうとしていた。

 

『笑ってはいけないバンドガールズ』

 

 さすがに女子の尻に警棒やタイキックをすると怒られるので、牛乳を口に含んでそれを男子生徒たちにかけないようにするという企画だった。

 

蘭「いや、男子たちどう考えてもいらなくない!?」

モカ「むー…。今日はモカちゃんも含む側―…」

巴「5人でやろうな」

ひまり「そうだよー。モカだけずるいよー」

 

 巴とひまりがモカをけん制するが…。

 

「あのー…」

「!?」

 

 モルフォニカのリーダー・二葉つくしが気まずそうに手を挙げた。

 

つくし「うちのバイオリンが一人いないんですけど…」

こころ「あら? 花音もいないわ?」

 

 つくしとこころの言葉に空気が止まると、

 

「あ、皆集まったわね」

 

 まりなが現れた。

 

香澄「まりなさん!」

つくし「あの、瑠唯さん見ませんでした?」

まりな「瑠唯ちゃんならさっき、なんかステージで準備してたけど…」

(まさか…)

 

 つくし、七深、ましろ、透子はあることを思い出した。エンドレス1の第250話で流れたPVの中にあった瑠唯の裏切り映像を…。

 

まりな「まあ、それは見てからのお楽しみという事で!」

透子(ルイ…さては牛乳吹出たくないから逃げたな…)

七深(いや、牛乳を口に含むこと自体したくないから逃げたんじゃ…)

ましろ(そもそもこの企画自体嫌なんじゃ…)

つくし「もー。本当に仕方ないんだから…」

まりな「ちなみに花音ちゃんと瑠唯ちゃんの分はリーダーのこころちゃんとつくしちゃんが頑張ってもらうからね!」

つくし「え゛」

こころ「牛乳を噴出さないようにすればいいのね。分かったわ!」

 

 ルール

 

・ 制限時間内までに牛乳を噴出さないようにする。噴き出したら失格

・ 1人1ポイント(ただし、欠員がいる場合はリーダーが欠員の分のポイントを補う)

・ 1番噴かなかったグループが優勝。

 

**************************

 

 そんなこんなで始まったコント。するといきなり舞台袖から瑠唯がライトアップされたが、制服のままだった。

 

ましろ(瑠唯さん!!?)

つくし(いったい何する気!?)

 

 すると、自分のバイオリンでディズニーの「星に願いを」のワンフレーズを演奏した。

 

香澄(綺麗な音色…)

有咲(やっぱりお嬢様なだけあるな…。弾いてる姿も様になってる…)

 

 そして弾き終わると、

 

瑠唯「コント、悲痛な叫び」

 

 そう一言だけ言うと、瑠唯のライトアップが消えたが、その時…。

 

「ぶーっ!!!」

 

 一部のメンバーが盛大に噴き出した。

 

<Poppin’party>

 

・ 戸山香澄

・ 市ヶ谷有咲

 

<Afterglow>

 

・ 美竹蘭

・ 上原ひまり

・ 宇田川巴

 

<Pastel*Palletes>

 

・ 丸山彩

・ 大和麻弥

 

<Roselia>

 

・ 今井リサ

・ 宇田川あこ

 

<ハロー、ハッピーワールド!>

 

なし

 

<RAISE A SUIREN>

 

なし

 

<モルフォニカ>

 

全員

 

「あぁ…恵みの雨じゃあ…」

「美少女の口を含んだ聖水…」

有咲「キモい!!」

「ありがとうございます!!」

 

 沙綾とりみは噴出さないように必死にこらえていた。その時、またライトアップがされたが、今度は飛鳥と花音に向けられていた。花音は泣きそうな顔をして、飛鳥はげっそりしていた。まるで初代ストリートファイター2のバイソンの負け顔のような顔をしていた。

 

飛鳥「先生大変です…」

 

 飛鳥が本当にげっそりした顔で言い放った。

 

飛鳥「松原先輩の下着がまた盗まれました…」

 

 飛鳥の発言に沙綾、つぐみ、美咲が噴き出し、千聖が必死にこらえていた。

 

飛鳥「そしてこともあろうに、私に罪をなすりつけようとしていました」

 

 これは飛鳥、花音、瑠唯によるコントだった。

 

香澄「おかずクラブだ!」

有咲「い、意外にお笑い芸人知ってるんだな…」

沙綾「やっぱり関西の子だからかな…。あの、さっさと顔を拭いてほしいんだけど…」

「やだ! さーやちゃんが口に含んだ牛乳なんだもん!」

有咲「かわいくねーよ!! キモいわ!!」

 

******************:

 

飛鳥「先生お願いします。あいつらをぶん殴る許可をください!」

 

 飛鳥の言葉にマスキングが噴き出すと、チュチュは「何噴き出してんのよ!」とジェスチャーをした。しかし、飛鳥の演技はガチだったので、既に噴き出した組の一部は笑っていた。

 

飛鳥「勢いあまって相手の首吹き飛ばしそうなんですけど、殴る許可をください!!」

花音「い、一丈字くん。そんな怖いこと言ったらだめだよっ!」

 

 飛鳥の過激な言葉に花音が突っ込んだ。

 

花音「私が悪いの…。私があんな分かりやすいところに置いてたから…」

飛鳥「松原先輩は優しいお方ですね」

 

 飛鳥が慈しむように言い放った。

 

飛鳥「ただ、松原先輩がよくても私も冤罪かけられそうになったので、許されることは決してないのですよ。後、私以上に白鷺先輩が怒ってまして」

 

 飛鳥の言葉に千聖が反応した。

 

花音「ち、千聖ちゃんが…?」

飛鳥「ええ。松原先輩の下着を盗んだことに対して、死刑にしろって仰ってました」

 

 飛鳥の言葉に千聖が噴き出しそうになったが、日菜が盛大に噴き出した。それに対して、千聖は激怒した。

 

飛鳥「そして今、そんな白鷺先輩を紗夜先輩、白金先輩、丸山先輩のご三方に足止めしていただいております。命を懸けて」

 

 飛鳥の言葉に紗夜、燐子が噴き出した。

 

飛鳥「あと、瀬田先輩に対しては「かおちゃん」って連呼してました」

 

 飛鳥の言葉に薫がむせて失格になった。

 

飛鳥「それだけ白鷺先輩はあなたの為に怒ってくださっています。それで先生、我々は何をすればよろしいでしょうか? え? どんな下着を盗まれたのか詳しく教えてくれ? いや、そんなのいいですから、殴っていいかどうかだけ教えてください。え? うるさい? そんな事よりも松原がどんな下着をつけてるか教え…松原先輩!!」

花音「ふ、ふぇええええっ!!?」

 

 飛鳥が大声を出したので、花音が驚いた。

 

飛鳥「絶対に教えてはいけませんよ。先生もしかして松原先輩に言わせようとしています!」

花音「ふぇえええっ!!?」

飛鳥「私そういうの分かるんですよ! 叔父にや叔母にも感受性豊かだって言われて育ってきたんですから!! 実際前にもこんな事あったんですから!! その度に人を信じるって何だろうって…」

花音「一丈字くん!!」

 

 花音が叫ぶと、飛鳥は花音の方を見た。

 

花音「悪いのは全部私なの。私がこんなドン臭くて人から舐められやすいからなの! ふぇえええ~ん!!」

飛鳥「松原先輩!!」

 

 花音が泣きまねをすると、飛鳥が正面を睨みつけた。

 

飛鳥「…これがお前らの、やり方かー!!!!!」

 

 飛鳥が盛大に叫んだあと、また「星に願いを」が演奏され、瑠唯にもライトアップされた。そして飛鳥と花音も正面を向いた。

 

 こうしてネタが終了した。

 

**************

 

 

まりな「えーと…優勝は、RAISE A SUIREN!」

チュチュ「Great! よくやったわ!!」

 

 RASの優勝で終わったが…。

 

千聖「飛鳥くん、花音。これはどういう事かしら?」

花音「ふぇえええ…」

飛鳥「どういう意味でしょうか」

千聖「私、そんなに怖いかしら?」

日菜「うん。怖い」

千聖「日菜ちゃんもお説教されたいのかしら?」

紗夜「一丈字さん!! 私をネタに出さないでください!!」

 

 と、すっかり無視されていた。

 

チュチュ「無視するなー!!!!」

 

 

七深「るいるい…もしかして裏切りって…」

瑠唯「これの事よ」

つくし「皆で一緒にやらないとダメじゃない!」

瑠唯「この仕事は私がいなくてもあなた達4人でできるわ」

つくし「一丈字先輩。次回は瑠唯さんもこっち側で!」

瑠唯「……」

 

 

おしまい

 

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