全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス 2ndシーズン   作:ダシマ

2 / 15
第3話「2年3組、全員集合!?」

 

 

 バンドガールズと全員同じクラスになった一丈字飛鳥。

 

「よ、よろしくね…。一丈字くん」

飛鳥「あ、はい…」

 

 元1年3組のクラスメイト3人とも同じクラスになっていた。一人はとても小柄でおとなしい眼鏡っこ・小築、一人はデブ女子(本人はまったく気にしてない)・萬部、そしてもう一人はメカクレののっぽの女子・木茂田。

 

木茂田「女子しかいない感想はどーう?」

飛鳥「肩身が狭いですね」

 

 教室を見渡すと確かに女子生徒しかいなかった。

 

萬部「利府先生、一丈字くんの事嫌ってたもんね」

飛鳥「ええ…」

小築「き、気にしないで…」

飛鳥「ありがとうございます」

 

 小築の言葉に飛鳥が困惑して腕を組んだ。

 

飛鳥「1年何とか乗り越えられたので、ある程度対策は立てれます」

萬部「…何か起こる前提なの?」

飛鳥「残念ながら」

 

 その時、香澄たちがやってきた。

 

香澄「一体何の話してるの?」

飛鳥「ああ、戸山さん。こちらの話です」

有咲「なんか物騒な話をしているのが聞こえたんだけど…」

 

 飛鳥の言葉に有咲が困ったように表情をゆがめた。

 

香澄「そういえば一丈字くんと一緒にいる人たちって…」

飛鳥「私と同じ1年3組だった方々です」

小築「こ、小築です…」

萬部「あちし萬部美智子。よろしく」

木茂田「木茂田よ」

香澄「私、戸山香澄! よろしくー!」

萬部「よろしく」

 

 と、香澄たちはすぐに打ち解けるとほかのメンバーも集まった。

 

蘭「そういえば、一丈字ってもとにいたクラスの子たちと仲良かったの?」

飛鳥「…それなりには」

萬部「いざという時すっごく頼りになるから、皆から慕われてたわよ」

飛鳥「え、そうなんですか?」

木茂田「そうそう。今まで君自身には言わなかったけどネ」

 

 そう言って木茂田がくすくす笑った。

 

萬部「少なくとも嫌ってる人はいなかったわ。寧ろ嫌ってたらひどい目にあってるもの」

蘭「そ、そう…」

モカ「それじゃあ学級委員長に推薦しちゃおうかな~」

飛鳥「いや、ちゃんとやりたい人にやらせてください」

 

 モカの言葉に飛鳥が困惑したが、予感を感知した。

 

飛鳥「……」

ひまり「どうしたの?」

モカ「分かるよ~」

 

 ひまりが声をかけると、モカはすぐに察した。

 

モカ「だってハーレムだもん~。男子たちの嫉妬が凄いよ~」

「!!?」

 

 すると、別のクラスから男子生徒たちが見ていた。バンドガールズたちのもとクラスメイトは恨めしそうに見ていて、飛鳥のクラスメイトは困惑したように見ていた。

 

飛鳥「…お気持ちはわかりますよ」

「一丈字てめぇえええ…」

「主人公の権限悪用しやがって…」

「お前ごときが同じ土俵に立って言い訳がないんだよ…」

「ブシロードに申し訳ないと思わないのか…」

 

 と、完全にほぼ逆恨みだった。

 

飛鳥「手を出した覚えないんだけどなぁ…」

モカ「ある程度交流がなかったら、お話にならないもんね~」

 

 飛鳥のボヤキにモカが突っ込みを入れた。

 

萬部「そういやあんた達も寝返ったのかい?」

「いや、違うよ」

 

 萬部が元3組の生徒に話しかけた。

 

「あのね。戸山さん達がいないせいか、クラスがギスギスしてんの…」

「ブスしかいないって言ったせいで修羅場に…」

飛鳥「心の底から同情します」

 

配分

 

1組:男子20人、女子10人

2組:男子29人、女子11人

3組:男子1人、女子19人

 

「だからってこの配分はねーだろ!!」

「あからさまに狙ってるとしか思えないね!」

飛鳥「あの、すいません。それならよろしいでしょうか」

 

 飛鳥が挙手をした。

 

飛鳥「なぜ国際クラスを選ばなかったんですか?」

「そ、それは…」

「国際クラスを選ぶなんてふつう思わないだろ!」

「しかも担任は間違いなくあの利府になりそうだったしよ!」

「もしかして裏で打ち合わせとかしてたんじゃないだろうなぁ!?」

飛鳥「してないですよ。打合せしてるにしては、あまりにも出来すぎてませんか?」

「どうせご都合主義だろぉ~?」

「あ~。そんなに美少女のハーレムがいいんですかぁ~?」

 

 と、完全に恨み言を言う元1・2組の男子。

 

飛鳥「逆に聞いていいですか。あなた方のクラスの女子の皆さんって、そんなにかわいくないんですか?」

 

 飛鳥がそう言い放つと、皆が衝撃を受けた。

 

「そ、それだったらお前は付き合えんのかよ!!」

飛鳥「付き合うかどうかは別として…」

「付き合えないんじゃ意味ないだろ!!」

「そうだそうだ!!」

 

 この時、飛鳥は感知していた。隣にいる女子たちが段々切れてるのを…。

 

 ちなみに5段階で言うとこうなる。

 

5:有咲、美咲、蘭、巴、マスキング

4:沙綾、モカ、ひまり、レイヤ

3:香澄、はぐみ、

2:たえ、りみ、つぐみ、イヴ(どっちかっていうと困ってる)

1:こころ(どっちかっていうと理解できない)

 

飛鳥「付き合えないなら意味ないって…女性をなんだと思ってるんですか」

「うるせぇ! 紳士ぶんな!」

「所詮お前も顔で判断してるんだろ!!」

「いや、それはないよ」

 

 飛鳥の元クラスメイトが口を開いた。

 

「ああん!!?」

「てめぇ、陰キャのくせに何意見してんだよ」

「一丈字くん、誰にだって優しいよ。男女問わず」

「!!」

 

 クラスメイトの言葉に皆が驚いた。

 

「そうそう」

「結構話とかしてるの見てたよ」

 

 と、言葉を続けると…。

 

萬部「実際そうよ。あちし達みたいなブスにも気さくに話しかけてくれるもの」

 

 萬部の言葉に小築が数回頷いた。

 

木茂田「そういう意味では、そういう男子は一丈字くらいだったわ」

 

 クラスメイトとしては陰キャだったため、女子に中々話しかけられないという背景があった。

 

萬部「大体、顔で判断してるって、それはあんた達じゃないのよ」

「!!」

「そうだそうだ!!」

 

 萬部の言葉に一部のメンバーが続いた。

 

有咲「黙ってたら言いたい放題言いやがって…」

美咲「あんた達と別のクラスになれて清々してるくらいよ!」

蘭「本当にそういう所成長しないね」

巴「人の事ねたんでる暇があるなら、なんか努力でもしたらどうなんだよ」

マスキング「男らしくねぇぞ。古いかもしれねぇけど」

 

飛鳥・元3組男子(女子つおい)

 

 有咲たちの気迫に何とも言えなくなった元1・2組の男子たちはバツが悪そうに去っていった。そして飛鳥ともとクラスメイト達が見つめた。

 

「一丈字くん…」

飛鳥「?」

「あいつらはオレたちがみはっとくから」

飛鳥「皆さん…」

 

 飛鳥が苦笑いした。

 

飛鳥「ありがとうございます」

「ううん。一丈字くんこそ頑張って」

 

 と、本当の意味で絆がはぐくまれた。

 

*****************:

 

 HR

 

ひまり「そういや思ったんだけど、担任の先生誰なんだろう」

はぐみ「さあ…」

 

 その時、軍服を着た一人の女性が教壇に立った。

 

(だ、誰だ…?)

 

 黒髪ロングヘアーに黒目できつそうな感じの女性教諭だった。

 

(な、なんか怖そうな先生…)

 

 その時、女性教諭が20人の生徒たちを見渡した。

 

「きょ…」

「?」

 

「きょ、今日からこのクラスの担任になった、楊紅花(ヤン・ホンファ)です。ヨロシクオネガイシマス…/////」

 

 とてもかわいらしい声であいさつをした女性教諭・楊に衝撃を受けた。

 

(声すっごい可愛い!!)

(中国人!!?)

(見た目きつそうなのに、なんか可愛い!!)

(ギャップ萌え!!?)

 

飛鳥(あ、これまた嵐きそう…)

 

 担任を見て、飛鳥は嫌な予感がしたという。

 

 

おしまい

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。