全バンド一貫! バンドリ学園! エンドレス 2ndシーズン 作:ダシマ
今回の設定
・ 全員5組です(飛鳥も含めて)
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それはある春の事だった。飛鳥は高等部2年生に進級したわけですが…。
飛鳥「クラスメイトが全員女性」
モカ「ハーレム漫画でよくあるパターンだよね~」
飛鳥「体育の授業どうすればいいんだろ…」
何という事でしょう。飛鳥はポピパ、アフグロといったバンドガール達と同じクラスになったのだ。まあ、1年の時が違うクラスだったので、2年生では同じクラスにしてみました。
「ゆるさーん!!!」
飛鳥「うわあ、びっくりした!」
廊下から男子生徒たちがやってきて、飛鳥が驚いていた。
「やっぱり主役の権限を悪用したんじゃないか!!」
「そんなの男としても人としてもどうなんだ!?」
「恥を知れ!!」
「うんこ!!」
とまあ、飛鳥を罵っていたが、この男子生徒たちは過去に有咲たちに執拗に迫っていた過去があったのだ…。
有咲「そんなのお前らに言われたくねーよ!!」
美咲「違うクラスになって清々してます。いやもうマジで」
「い、一丈字に脅されてるんだな!?」
「待ってろ! 僕たちが今助けてや…」
モカ「ふーん。正直に飛鳥くんに嫌がらせをしにきたって言ってくれたら、モカちゃんの靴下をあげようと思ったんだけどな~? しかも脱ぎたての」
モカの発言に空気が止まった。すると…。
「ブ、ブヒィイイイイイイイイイイイイイイ!!!」
「ぬ、脱ぎたての靴下をくれぇ~~!!!!!」
「一丈字に嫌がらせをしようとした挙句、冤罪をかけて人生終了させようとしてましたぁ!!」
「美少女JKの靴下の匂い~!!!」
あまりにも気持ち悪すぎる男子生徒たちに、飛鳥は入院しそうになった。
レイヤ「ちょ! 一丈字くん大丈夫!!?」
飛鳥「あ、はい…大丈夫です…」
マスキング「お前ら本当に気持ち悪いな…」
飛鳥「あの、佐藤さん…」
マスキング「マスキングって呼んでくれ…」
飛鳥は気持ち悪さに具合が悪くなると、隣にいたレイヤが心配して声をかけ、更に片方の隣にいたマスキングが男子生徒たちに対してドン引きしていたが、それが男子生徒たちをさらに興奮させていた。
「あの、もう一回言って?」
有咲「帰れ!!!」
「それももう一回!!」
すると飛鳥とモカがアイコンタクトをして、超能力で何とか帰した。だが、この時飛鳥はもし超能力がなかったら一体どうなっていたんだろうと考えていた。
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休憩時間。
有咲「本当にあいつらにも困ったもんだな…」
蘭「迷惑なんだけど」
去年から続く男子生徒たちのセクハラに有咲たちは困惑した。自分たちが所属しているバンドが有名になった反面、このような迷惑行為も目立ってきているのだ。
そしてそれを毎回いろんな手で止めている飛鳥だったが、口だけで実質何の被害も出していない男子生徒達には手を焼いていた。正直警察に訴えようにも、警察も人間だし、規模もそんなに大きいわけではないので、嫌な顔をされるのも分かっていたからだった。
しかし、一番の問題はこのクラスで男子が本当に自分一人だけだったという事だ。というのも、昨年の冬にクラスの希望を聞かれ、飛鳥は一番人気がなかった『国際クラス』を選択したのだ。というのも、国際クラスを担当する先生がとても嫌味な性格で生徒達から凄く嫌われていたという事もあったからである(だがなんだかんだ言って生徒思いなのだが…)。
そして国際クラスが1クラスだけという事もあり、選択すれば確実に同じクラスになれると選択したポピパやアフグロ、皆が選ぶならとこころ、はぐみ、美咲、レイヤ、マスキング。元々フィンランドのハーフだった事から選んだイヴ。
事もあろうに国際クラスを選んだ男子が飛鳥一人だけだった事から、男1人、女子19人というラノベ小説にありそうなクラスが出来上がってしまった。ちなみに残りの女子は飛鳥と同じクラスだった女子3人。
このような事態になって、男子生徒たちのフラストレーションが爆発して、去年よりも大規模なトラブルが起こらないか不安だった。
香澄「あ、それはそうとさ!」
「?」
飛鳥がそう考えていると香澄がある事を考えた。
香澄「皆でお花見しようよ!!」
香澄が突如花見に行こうと言い出すと、こころとはぐみが賛成した。
こころ・はぐみ「さんせー!!」
沙綾「皆って、このクラスで?」
香澄「うん! Afterglowも飛鳥くんも同じクラスだし…あと3人もいるから!」
香澄がそう言うと、飛鳥は難しい顔をした。
香澄「どうしたの? 飛鳥くん」
たえ「もしかして、女の子ばっかりなの恥ずかしいの?」
飛鳥「そうではなくて、無事に参加できるかどうかが…」
飛鳥の言葉に有咲や美咲が察した。
有咲「そっか…。お前、あいつらに絡まれるもんな…」
美咲「確かに…」
有咲と美咲の言葉に不穏な空気になった。
蘭「確かに一丈字を参加させるのはちょっと…」
つぐみ「ら、蘭ちゃん!」
モカ「いや、飛鳥くんは寧ろいた方がいいと思うんだよね」
「え?」
モカの発言に皆がモカの方を向いた。
蘭「どうして?」
モカ「もし仮に飛鳥くんを参加させなかったとしても、他のクラスになった男子たちがあたし達に声をかけない保証はないと思うよ」
蘭「!」
巴「確かにそうだな…っていうか、いくら男子だからって一人だけ仲間外れにするのは良くないよな」
ひまり「そうだよね…っていうか、一丈字くんは何度も私たちを助けてくれたし」
モカ「ケンカも強いしね」
皆が受け入れてくれることに飛鳥は感動していたが、廊下で男子生徒たちがにらみを利かせていて、『しつけぇ~』と呆れていた。
こころ「そうよ! 皆一緒の方が楽しいわ!?」
とまあ、飛鳥をお花見に参加させる流れになったが、
「それだったらオレ達も参加させてよ!」
「そうだよ! こういうのは皆で…」
男子生徒たちが懲りずに割り込んできたので、モカと飛鳥がまたアイコンタクトをして排除した。
マスキング「さっきから何なんだよあいつら…」
レイヤ「…花ちゃん達も苦労してるんだね」
たえ「苦労はしてないけど」
男子生徒たちのキモさにレイヤとマスキングが辟易していたが、
マスキング「ま、まあ! とにかく2年5組でお花見だ! お前もちゃんと来いよ!」
飛鳥「行っても良いのなら行っても良いのですが…」
飛鳥が蘭の方を見た。
蘭「いや、来るなとは言ってないから…」
飛鳥「ありがとうございます」
モカ「もし飛鳥くんが来なかったら、蘭や有咲や美咲ちんがツッコミを…」
蘭・有咲・美咲「お願いします。来てください」
飛鳥「そんなに!!?」
モカの発言に蘭たちがあっさり頭を下げてお願いすると、飛鳥は驚きが隠せなかった。
おしまい