前投稿していた分を上げた後の続きをどうするか悩んでいます。
長い目で見てやってください。
ある日の事、彼らはやはり、思い思いの事をしながら会議をしていた?
「えー本日の議題は、一誠が帰って出来てしまった暇についてでーす」
このメンバーのトップをやっている特徴が有るようで無いような平凡に見えるがわりと整っている?と言うゲームのキャラクターエディットの基礎パーツのみで作ったような……白とも黒とも言えない顔の青年、灰根がそう切り出す。
「いや、主殿?暇と言っていますが、研究や防衛でそれほど暇では無い気がするんですが………」
糸目笑顔の一見優男で紳士的に見える青年、草がそう返す。
「………否、そうでもない。新作組み立て弟子で十分」
表情が殆ど無く言葉数も少ないバランスの良いからだをした青年、防人がそう淡々と感情の読めない声色で告げた。
「まあ、そうよね。侵略とかもこの魔界に修行に来ている悪魔たちが経験値にしているから………厄介なのが来ない限り城下町に結界張って見学してれば良いんですものね」
腰近くまでの艶やかな光加減では赤くも見える髪を持った、ナイスバディなお嬢様と言うよりお姉さまな淑女?の朱麗が思い返すような表情で続ける。
「うむ、また『主人公』がァ何ォ処かにィ………落ちていないものかァ……」
筋骨隆々とした、身長3mオーバーなとても濃い、とても彫りの深い顔をした巨漢、阿呑はそう言う。
「流石に無いだろ」
「流石に連続は無いですね」
「ええ、流石にそんな珍しい事が立て続けには無いでしょうね」
「………迷い込む事事態珍しい、主人公となるともっとだ……」
「ぬう………いっその事拉致……」
「「「「止めろ!!」」」」
そんなこんなでだらだら会議をしていると………
突然、一人のファイターが飛び込んでくる。
「皆様!!城下町に直接、少年が転移してきました」
「あ?城下町って俺直々に結界張っておいたんだけど?」
城下町には、灰根と防人で術式を組み立て、灰根が膨大な魔力で起動させた、正規の方法以外での侵入を防ぐ結界を張っていたのだ。
「はい、結界に損傷は一切無く……空間が突然揺らいだかと思えば、少年が突如姿を現しました」
どこかで聞いたような内容……
「………確かに、微かだが……空間が歪んだ痕跡が見られる」
防人が大量のディスプレイを出現させて何かをしているかと思ったら出現ポイントを調べていたようだ。
「阿呑、あなたがあんな事を言うからですよ?」
草がからかう。
「ぬう?我のせいか!?」
「草ちゃん、それは後よ。それでその少年は?」
「その時は眠っていたので、客間に軟禁中です」
「了解、目が覚めたら教えてくれ、会いに行く」
全く……楽しくなってきたじゃないか!!
今回はどんな風に育てるかな……いやいや、まだ物語の人物とは……違っても介入させれば良いか。
「じゃあ、また明日集合って事で、解散」
ふう、それにしても言いタイミングで流れてきたな……
最初に発生する問題は修行に着いてこれるかだ。
一誠は、目の前に餌(オパーイ)吊るしておいたら馬車馬の如く動いたが……他のには使えそうにない。
あそこまでの反応を返すのは間違えなく少ない。
やっぱりそいつに合った鍛え方で、だな。
あ、そー言えば管理結界……今は他にリソース使っていたから繋がり切っていたな、繋げ直すか、そうすればなにかが不意に現れても拾える。もしかしたら、気づいてないけど流れてきたの他にも居たかもしれないな。
さてさて、今回のはいったいどこの誰だろな♪
「王!!例の次元漂流者ですが、面倒をみていたメイドに襲い掛かったので拘束しました!!何でも「おお、さすがテンプレ。…このメイド……先に食べちゃっても問題ないよね」と、口走ったそうです。止めに入った者に何処からか取り出した剣で斬りかかったので拘束して牢に放り込んでおきました。武器の取り出しは何らかの術だと思われます!!」
………大外れのようだ。
「解った、ああ、何と無くだが把握できた。一応確認する。その牢へ案内してくれ」
「はっ!!幹部の方々へは報告しますか?」
「いや、不要だ。」
パンパンと手を叩く、召し使いを呼ぶかのように。
すると最初から居たかのように背後に一人の男、草が現れる。
「はい?どうしましたか?さっき別れたばかりじゃないですか」
すでに知っているだろう彼は胡散臭い笑みを浮かべながらそう、問い掛けてくる。
「お前ならもう知っているだろうが、他の皆に報せてくれ、今回のはハズレだってな」
俺は平然と返す。
草はクックッと喉を鳴らすように笑いながら
「あ~あ、みんな、残念がるでしょうね」
続けて、
「ところで処分の方は?」
言外に私に下さいと言っているのがよくわかるが……
「お前の拷問もいいが…」
「まさか、私じゃないですよ、カリーナちゃんにあげるんです。彼女の尋問中のあの笑顔が私はとっても大好きでしてね。いい笑顔なんですよ?あと少しして、身体年齢が上がったら告白しようと考えているんです。いや~今回ので何処まで成長するか楽しみです」
何でか、唐突にのろけられた気がする。
しかし、弧を描いた糸目の奥に本気の光を見て、追求は止めた。
うんこいつは純粋に好みだからでコクるのだろうが……その、いい笑顔をするときが尋問と言う名の拷問最中なのだから、競争相手は少ないだろう。
カリーナ……銀髪美幼女。年齢は900位で、悪魔なので外見年齢はあてにならない。現在、外見年齢は11歳程、だけど成長期なのか、二週間前はもっと小さかった。と言うか10才ぐらいだった。
趣味が尋問、特技が《いつの間にか、尋問が拷問になる》で、彼女の尋問を受けた男どもは、八割新しい自分と出会い、残りの一割は尋問段階で目覚めるとか……最後の一割は……物言わぬ仏に………
尋問部門のマスコット的立ち位置だが、普段は感情の動きが少ないのかほぼ無表情。
例外は拷問……もとい尋問中か………草と一緒に居るとき。
そうだ、正直な話、やつらは相思相愛だ。
「だが、だめだ。奴には修羅の山に入ってもらう」
「…………え~っと………修練じゃなくてですか?」
「ああ、修羅だ。たぶん、一階で死ぬだろうな」
修行、修練、修羅、羅刹の四つの山から成る我が魔界名物の惨脈。
子供、大人、変人、廃人が日夜自分を鍛える場所。入場制限は総レベルでLv.1~、Lv.400~、Lv.10000~、Lv.50000~
とは言っても、あくまで入場制限であり、このレベルで行くと、大抵一階で終わる。
入場者には、一度だけ死ぬ寸前で帰還させるアイテムが渡されるが、使う、使わないは個人の自由。
もちろん、転移先は病院で金も取られる。
今回の漂流者にはこれを渡さない。死ぬまで頑張ってもらう。
こんな場所を公に創ってしまったせいか、今や廃人は5000を越え、
我が魔神達にレベルで追い付きそうなのが十人は最低でも居る。
「ああ、勿論、ヤツの妄想に付き合って、ん゛ん゛『あの山の魔王を倒してくださブフゥwwwwww魔王は俺だってのwwwwww」
「外道ですね」
「ハッ、この世界に正道なんて有るのか?いや、無い。言うなれば力こそ正義。衛兵が言うには、ヤツのレベルは精々50、世界が世界なら確かに英雄だろうさ」
はっきり言って、草の笑みも嘲笑だ。長い付き合いだからこそわかる、微妙な笑みの変化だが……
「それなら仕方ないですね。じゃあ私は報せてきます」
む?この反応は……
「あ~すまん内容チェンジ、反応があった、乱重力エリア『龍落とし』のRQB3794辺りだ。ファフとリオ、シャルに行かせておいてくれ。」
「はい、あのエリアを自由に飛べて背に大勢を乗せられるのはのはファフニルぐらいですからね後は……魔法剣士のシャルに格闘家のリオですか……良識的で常識人な面倒見の言い二人ですね。強くも合って、確かに外から来る者の迎えには一番正しい選択かと」
「別の場所なら他の奴でもいいんだけどな、場所が場所だけに、確保前に目覚められた場合を考えるとこの組み合わせしかなかった」
「御意に」
その一言と共に、まるで透過率を上げていくようにスーッと薄くなり、姿を消した。
結構、いろんなパターンあるよな……
さて、それじゃ俺は漂流者……否、『転生者』の見きわめと死刑宣告にいきますかね。