就活の次は、卒論におわれております。
出来上がったら文字数7777でびっくりしました。
-SOUGORIKAI-
めぐみんに俺を観察する目的が全くなく、普通にデートをするだけの日がついにやってきた。
朝からめぐみんが照れる所を見て来たけれども、まだまだ今日は始まったばかり、街を出て約三十分。
そろそろ手を繋ぎたいと思いつつも、まだ人とすれ違うことがあるからできてない。
加えて後続の冒険者も数組いる以上、まだ出来ない。
「一つ聞きたいことがあるのですが、カズマの、その、初恋の人はタイプの女性像に近いのですか?」
「いいや。年上のお姉さんって時点で、同級生のあいつは違うって」
「そうですか」
めぐみんに伝えたタイプ像の人を好きになったことない気がする。
エリス様くらいか?
あの人は神様だけども。
「俺としてはあまり思い出したくない話だから、聞きたいことあるなら今のうち全部済ませてくれ」
「思い出したくない話なら大丈夫です。そんなに聞くつもりもなかったので」
「そうか」
考えてみたら、別にめぐみんって俺に興味ないんだもんな。
そんなやつの幼馴染の話なんてどうでもいいだろう。
思ってたよりも難しいな。好きになってもらうのは。
「でも、あと一つだけ聞いてもいいですか?」
「なんだ?」
「もし、またその人が現れて、カズマのことをまだ『絶対ない』いや、あの、仮定の話で」
どちらかと言うと会いたくない人だから、そう簡単に心が動くとは思えない。
めぐみんが言いたいのは、またアイツが現れて約束を果たそうとか言ってきたらどうするって話だろうな。
今はめぐみんに惚れ込んでるし、揺らぎようがない。
「だからその仮定の話があったとして、復縁なんてねえよ。めぐみんの方が大事だ」
「・・・もし、カズマの勘違いで、ずっとカズマのこと想っていたとしてもですか?」
「それでもない。俺ってばめぐみんと結婚一歩手前まで行ってんだぞ?今更言われても申し訳ない気持ちにはなってもどうしようもねえよ。クリスについてってなかったら、思いっきり動揺するだろうけど、すぐさま付き合うなんてのはないだろう」
紅魔の里に初めて行った時くらいの状態だったら、少なくともウチの三馬鹿よりもしっかりしてるアイツの方がいいって判断になって、揺らぐかもしれない。
でも、それをそのまま信じられるかは、別の話だ。
身寄りのない状況で知り合いで、かつ、幼少期に結婚の約束をしていた相手。
ともすれば利用しない手は無い。
本当にめぐみんの言ってる仮の話の通りだとして、この考えが過ぎる以上はどうしようもないだろう。
「・・・どんな人だったんですか?」
一つだけと言ってたけど、具体的な所聞いてきたな。
逆の立場なら聴きたくなるだろうし、気持ちは分かるけども。
即答で否定される人ってどんな人物か聴きたくなる。
単純に思い出したくないだけなんだけどな。
「俺の知ってるアイツは、そうだな。何考えてるのか分かるようで、全く分からん不思議なやつだった」
ババ抜きとかしてる時に、ジョーカー取ったら直ぐにわかるくらいには分かりやすいけど、急に泣き出したりする情緒不安定な所もあって、そうなるともう何考えてるのか分からなくなって、困り果ててたな。
一言で説明するならこんなもんだろう。
幼馴染だけあって、説明しようと思えばいくらでも出来るけど、そんなことしたくないし、思い出したくもない。
「カズマの周りって変わった人しか集まらないように出来てるんですか?」
「お前が言うなって、言いたいけど、何かそんな気がしてきた」
「それはどう言う意味か聞こうじゃないか」
そのまんまの意味だよって言いたいけど、そろそろ偶然じゃ済まなくなってきたか。
ここまでクエストでは来るのはほぼ有り得ない。
それくらい街から離れたが、まだ後ろに一人いる。
「なあ、めぐみん」
「なんです?話によっては絞め上げますよ?」
「鏡持ってるか?」
「言いたいことはそれだけのようですね」
しまった。
皮肉ったみたいに思われた。
現状、これ以上言っても焼け石に水だしから、行動に移すか。
「いや、鏡見ろってそう意味じゃなくて、こういう意味だって、『クリエイト・ウォーター』ッ!」
「うわあああああ」
「な、何ですか!?」
予想通り、水をかけた方向から男の悲鳴がした。
思った通りの人物だな。
めぐみんは、俺が魔法を放った所から状況の理解が追いついてないようだった。
「やっぱり誰かいたか。誰だ?」
「バレちまったらしょうがねえ」
「レックス?何故ここに居るんですか?え?」
めぐみんはパニック継続中で、あわあわしてる。
こんなに焦ってるめぐみんは、謎施設にアクアと三人で入った時以来だろうか。
出てきたレックスはと言うと、バツが悪そうに頭をかきながら言った。
「俺たち昼には王都に帰るからそれを伝えようと思ってな」
「街出てからつけてたのそれだけが理由か?」
「正門周辺を歩いてたら二人で歩いてるの見かけてな。それで、ほら、めぐみんを好きになった奴がどんなのか気になって」
「その気持ちはよく分かる。コイツに惚れるやつとか想像つかないしな」
だって誰でもないめぐみんだからな。
年がら年中爆裂爆裂言ってる頭のおかしな魔法使い。
そんなやつを好きになる頭のおかしい男は俺だけでいい。
「だよな!俺もそれが疑問でって、あんたがそれ言うのか?」
「惚れたってより、堕とされたからな」
めぐみんから好きだ好きだって言われてなかったら多分、一緒に居て落ち着く相手止まりで気付かなかっただろうな。
自分の気持ちに。
いや、と言うかそれ自体がめぐみんからアプローチによるものか?
うん?
俺どのタイミングでめぐみんのこと好きになったんだ?
初めて紅魔の里に行った時か?
それとも里から帰って甘やかされてからか?
わからん・・・
「あれ?めぐみんからだったのか?」
「話すと長くなるので割愛しますが、私であって私じゃない私に猛アタック受けたらしいです」
「・・・二重人格とか言うやつか?」
そこだけ聞くとそうなるよな。
それにめぐみんが言うとただの中二病発言にしか聞こえないのは、何故だろうか。
「違いますよ!と言うか二人して私に惚れる男がいたらおかしいとか失礼過ぎます!」
「だって、めぐみんだからなあ?」
「だよな」
さすが、一時期めぐみんとパーティ組んでたことがあって、王都入りに際してめぐみんをパーティに誘っただけはあるな。
よくわかってる。
「レックスはまだしも、カズマまで言いますか!もういいです!デートなんてもうしません!帰ります!カズマのバカ!」
「おい待て待て、俺たちはあくまで一般論をしたまでで、怒らせるつもりは無いからデート取りやめはやめてやれって、ある意味初デートだろうがお前ら」
言われてみれば、めぐみんが憂うことなくするデートって意味なら初デートだよなこれ。
フォロー助かるから、レックスにまた会ったら何か奢っとこう。
「何が一般論ですか!私を何だと思ってるんですか!」
「「爆裂狂」」
うんうん。
レックスとは仲良くやってけそうな気がする。
「分かりました。私が如何に爆裂狂か今ここで証明して見せましょう」
「お、落ち着け!早まるなって、話をしよう」
「その結果がこの判断なのですが?」
「うん。やっぱり怒ってるめぐみんも可愛いな」
「なっ!?あなたはこんな時に何言ってるんですか!調子が狂うのでやめてください!」
調子が狂うか。
俺はいつもめぐみんに狂わされて来たからな。
これでお互い様とは言わないけど、これくらいは許して欲しい。
「しょうがねえだろ!お前のことになると、頭と口が同期しちまうんだから!」
「知りませんよ!頭の中で止めといてください!それと、レックスはニヤニヤするのをやめろ!引っぱたきますよ!」
「いや、なんつーか。お似合いだなお前ら」
「そりゃどうも」
お似合いか。
仲間以上恋人未満の間はよく言われたけど、親友になってからは初めて言われた。
こう言うのは当人が意識しやすくなるから良いって、ネットか何かで見た気がする。
「ああああああ、もういいです!二人とは話しません、さっき言った通り帰ります」
「爆裂はどうすんだ?」
アクアとダクネスに頼むと言う手があるにはあるけども、今からだと難しいような気がする。
アクアはおそらくバイトしてるだろうし、ダクネスは家の用事片付けようとするだろう。
「他の人に頼みます」
やっぱり言ってきた。
とは言え、ここで黙って返す俺では無い。
「そっか、俺以外の奴と爆裂するのか・・・」
「浮気は良くないぞめぐみん。カズマが可哀想だ」
レックスのナイスフォロー。
やっぱりレックスとは仲良くやって行けそうな気がする。
「違いますよ!なんなんですか二人して!カズマ早く行きましょう!こんな人ほっといて行きますよ!」
「ほっといていいのか?一応別れを言いに来たんだろ?」
「・・・みんなに、よろしく言っといてください。あと、ソフィにこれを渡しといてください。相談に乗ってもらったお礼です」
「おう。任された。仲良くやれよ。またな」
と、ここでレックスとは別れることになり、ついに二人きりの時間ができる。
と思ってたけど、まだそれは早いようだ。
それはとりあえず置いといて、いい出会いだったな。
「レックスって気のいいやつだな」
「ふん!知りません!」
「そんな怒るなよ。悪かったって」
予想以上にご機嫌ななめになってしまった。
ここはとにかく謝り倒すしかないか。
「次やったら二度とデートしません。と言うかどうして、ほぼ初対面のくせにあんなに息ぴったりなんですか?本当は知り合いだったりしませんか?」
「昨日が初めましてだぞ。神に誓って」
とは言っても俺は無宗教だけどな。
一時期、レジーナ教に入ったり、名誉アクシズ教徒にさせられたりと色々あったが、今は特に何も無い。
「・・・カズマって何教なんですか?」
「無宗教」
「ム・シュウ教?」
「いや、無宗教」
「あっ、無宗教ですか。と言うかそれなのに神に誓うって全く宣誓になってませんよ?」
言われてみれば、無宗教の人間が神に誓ったとて何の意味もないな。
まあ、神を信じてない訳じゃないと言うか、実際に三人も会ってたら疑いようがないからな。
「いいか?日本には八百万の神って言う考え方があってだな。その結果と言うか、なんと言うか色んな宗教の行事を自分達が楽しめる形で楽しんでんだ。だから一応何かあったらとりあえず神頼みしたり、神に誓ったりする」
「カズマの国が変な国だってことはよく分かりました」
伊達に変態の国とは言われてない。
って、それとこれとは話が別か。
いや、でも、神社擬人化しようとして、止められたとか言う話もあったよな。
と言うか普通に考えて、戦艦やら戦車を萌えキャラ化してる時点でどうかしてるな。
そのコンテンツを漏れなく嗜んでた俺が言うのも変な話ではあるけど……
「日本が変な国ってのは自他ともに認める話だからな。いい意味でも悪い意味でも」
「・・・で、カズマは神を信じてるんですか?」
「まあ、実際に会ったことあると信じるしかなくなるよな」
「神を見たことがあるんですか?」
おっと、アクアを見る目ですねこれ。
そりゃまあ、神に会ったとか言うやつ信じられない気持ちはよく分かるけども。
「お前も会ったことあると思う」
クリスに会ってる以上一応会ってるし、ある意味エリス祭りで見てるだろうからな。
まさか知らぬ間に女神エリスに会ってたと知ったらめぐみんはどんな反応するんだろうな。
・・・向こうのめぐみんが知ったら、天界行けること話さないと怒られそう。
「・・・まさかアクアですか?」
「そうだと言ったらどうする?」
「カズマがアクアに買収されたと思います」
「・・・俺が思い浮かべてたのは違うけど」
流石にまだ信じるとか、アクアはアクアだとかそう言う話にはならないか。
あまりにも身近過ぎて、頭数には入ってたけど、認識が足りてなかった……
確かに俺が何かしらの理由で、アクアの言うこと聞いてるだけってのが一番信じられる筋か。
「じゃあ誰ですか?」
「俺のメインヒロインこと、エリス様」
「・・・エリス教徒に怒られてください。と言うか普通メインヒロインは私じゃないんですか!」
エリス教徒には怒られるだろうけど、エリス本人は恥ずかしがるだけからな。
うん。
メインヒロインが自分じゃないのかって言う主張には、俺は異を唱えないけど、そう言う話では無い。
「それはそれ、これはこれだ。嫉妬してくれてありがとう」
「何がありがとうですか、全く。女神をメインヒロインとか言ったらバチ当たりますよ」
「それは無い。だってエリス様だからな!」
もしバチを当てられたら神器回収をストライキしてやる。
そんなことにはならないだろうけど。
とまあ、馬鹿みたいな話してたらクリスも居なくなったし、手を繋いでも大丈夫だろう。
「そこまで言うならエリス教徒になればいいじゃないですか」
「めぐみんは分かってないな」
信者になってしまったら、より扱き使われるのが目に見えてるから絶対やだ。
聞いた話だとセシリーがアクセルに来たのは、アクアのお金をくださいって言うお告げを聞いたからだって言ってたからな。
「・・・所で何処で会ったんですか?」
「死んだ時に」
「・・・もういいです。こんな話に付き合った私が馬鹿でした」
おっと、アクアが女神だって初めて言った時に見せた目だこれは。
確かに俺はまだこっちで死んでないな……
と言うかこっちでは死にたくないな。
でも、死なないとエリスに会えないのは、いや待てよ?
テレポートで天界行けるよな?
だったら死ななくても問題ないな。
「待てって、本当だって、冬将軍に殺された時からの仲なんだって」
「・・・あっ、もしかして向こうの世界でですか」
「そうそう。そう言うこと」
冬将軍・・・
ハッキリ死んだことを自覚しながら死んだ初めての経験だ。
・・・死んだ初めての経験って何言ってるかよく分からないけど、とりあえず、冬将軍だけはダメだ。
今回は何としても雪精以外の方法で冬を越せるようにしとかないといけない。
「なるほど、理解しました。こっちでは冬将軍に殺られないようにしないとですね」
「だな。でもあの時の俺とは違うからな」
「とか言ってると殺られますよ。気を付けてくださいね」
「分かってるって」
コボルドの時に痛い目見てるからな。
調子に乗って殺られるなんてことは無いだろう。
さっきまでと違ってめぐみんが大人しくなった。
エリスをメインヒロインと言った事とか、レックスと二人でからかったことはもう大丈夫かもと考えたのが悪かったのか、めぐみんはそんなことを許してくれるような雰囲気ではなく、こちらを怪訝そうに見ながら言った。
「あの、今日ここまで来てすごーく疑問に思ったんですけど、本当に私と結婚したいんですか?」
「当たり前だろ?」
急にどうしたのだろうか?
なんでそんなことを?
「・・・私のことを守ってくれない所か、一緒になって馬鹿にしてきますし、メインヒロインは国教である女神だとか言い出しますし、そんなの見せられたら分からなくなりますよ」
「・・・」
うん。
ごもっともです。
自分の浅はかさに穴があったら入りたい。
「どうなんですか?」
「ごめん。めぐみんからの誘われたデートだから、変にテンションあがって、向こうでやってたノリで話してしまった」
「・・・そういうことなら良しとします」
渋々と言った感じで、ため息をついてから言われると心が痛む。
やっぱり、めぐみんに負担かけてるよな俺。
「なあ、めぐみん」
「何ですか?」
「これからも色々迷惑かけると思うから、何か至らないことがあったら言ってくれ治すから、めぐみんに無理させたくない」
「そこまで言われると信じるしか無くなるじゃないですか。いいですよ。治さなくて。それがカズマの素なら、それでいいです」
何だろうかこの天使は。
こんなにも俺の事肯定してくれる天使を、どうして俺は一度でも追い出そうとしたのだろうか。
・・・いや、アレは正当な判断だ。
うん。
って、そんなこと考えてる場合じゃない。
「でもなあ」
「カズマは私の事全部認めてくれてるんですから、その逆が出来ないのは対等じゃないでしょう」
「それ、俺からの押し付けになってないか?無理はして欲しくないからな?」
なんと言うかめぐみんの優しさにつけ込んでる気がして、罪悪感がある。
そう言えばプレゼントとかしたら、ちゃんとお礼の品渡して貰ってたか。
「そんなの気にしなくていいんですよ。私がしたくてしてるんですから、ほっといてください」
「・・・」
「カズマが思ってるより、私はカズマのこと考えてますよ?」
「えっ?」
俺のこと考えてるって、どういう意味?
いやいや、めぐみんのことだから思わせぶりなこと言ってるだけだろ。
俺は騙されないぞ。
これで浮かれてたら、全然意味違うとかあったからな。
「昨日覗いてたのならある程度分かるでしょう?」
「何が?」
「どうしてこういう所は鈍いんですか?カズマに変な所がなければその手を取ると言ってましたよね?」
「そうだったな」
俺が段階踏んでアプローチしてたら、問題なかったって言う話だよな?
それが今の話とどう繋がるのだろうか。
めぐみんは俺がまだ理解してないと分かったのか、ため息をついてから俺の目を真っ直ぐ見て言った。
「つまり、それくらいカズマとの結婚に魅力を感じてるのですよ!」
「そうなのか?」
「・・・はぁ、じゃなかったらデートに私から誘いませんよ」
「?」
急なこと過ぎて頭の整理がついてない。
めぐみんが俺との結婚に魅力感じてて、そうじゃなかったらデートに誘わない?
?
いやいや、あまりにも話が俺にとって都合良過ぎるよな。
多分、俺の耳がおかしくなったに違いない。
・・・何か、難聴系主人公みたいなこと考えてる気もするが、それは置いとこう。
「まだ混乱してる所もありますし、カズマが単に都合のいい存在だからって面も否めないので、色々確かめたいのですよ。今カズマのことが好きかと問われたら違うと答えますから」
「そういう事か」
良かった良かった。
俺が爆裂道歩む上で必要な人材だからって言う意味なら納得だ。
自分の生き様を支えてくれる人との結婚は魅力的に決まってる。
「ここで納得されるとそれはそれで違うような気がしますが、ともかく、これまで無理してカズマに喜んでもらおうとかしてたこともありましたけど、今は本気でカズマに喜んでもらいたいと思って動いてるので、そこだけは勘違いしないで欲しいです」
「分かった。現状のめぐみんの俺への気持ちは」
「全く、これではどちらが告白した側か分からないですよ」
実際、周りからはめぐみんの方が俺に気があるんじゃないかと疑われてる時もあったしな。
俺が自己肯定感低いのもあるかもしれない。
前はそこまでじゃなかったはずなんだけどなあ。
「めぐみんって、やっぱり恋愛強者だわ」
「私は基本的に強者ですよ?」
「・・・やっぱりめぐみんは大物だわ」
「はあ?」
自信に満ち溢れてる所がめぐみんは凄いよな。
尊敬してたりする。
「そういう所が大好き」
「そ、そうですか・・・」
照れみんもやっぱりまだ見れるから、まだ手玉に取られることは無いだろうと思う。
手玉に取ってくるめぐみんも好きだし、恥ずかしがってるめぐみんも好きだから、どっちに転んでも問題は無い。
いや、やっぱり前者は俺が我慢すること増えるから後者の方が……
いやいや、でもめぐみんに手玉に取られてる時のあのドキドキも良いし……
などと考えてると無言の時間が長くなり、お互いしばらく話さなくなってしまった。
幼馴染ちゃんが出るとか言っときながらカズマさんの回想だけですみません。
幼馴染ちゃんの話はエネルギー必要で、体調不良が続く今は向いてないので、お許しください。
次回もカズめぐのシリーズだと思います。