悪魔・天使・堕天使の三大勢力と呼ばれる存在が実在するこの世界には、他にもある勢力が存在していた。
二大龍と呼ばれる赤龍帝ドライグと白龍王アルビオンを遥かに上回り、見下す人間のように三大勢力を見下していた。彼らはただ静かに暮らせればよかった。平穏で平和に、同じ“文明”の者達と暮らせることに。
だが三大勢力は調子に乗り始めた。
自身の力に溺れ始め、三大勢力の者達は手を出してしまったのだ。
手を出してはいけない“5つの聖域”に
活火山が絶え間無く鼓動し、空間そのものが熱を持っているかのようにさえ錯覚する“火の聖域”。
この地に足を踏み入れた三大勢力の憲兵達は、そこに住まう者達に尽く倒された。辛うじて生き残った者達は口々に
『人間のような竜に切り裂かれた』
『機械のような人間に殴られ、撃たれ、斬られた』
『数多の龍に襲われた』
と言って息絶えた。
その数多の龍の周りには、同じく数多の鳥がいたらしい
安らぎや憩いの場所として求められ、全ての生命の誕生を司る水が占める“水の聖域”。
この地に足を踏み入れた三大勢力の憲兵達は、そこに住まう者達に激流のように押し流された。帰還した者達は
『こちらの攻撃を防がれた』
『攻撃の準備をしている瞬間に戻された』
『相手勢力がいつの間にか増えていた』
と報告してきた。
その中には山以上に巨大な海獣達が優雅に泳いでいたとか。
広大な自然と緑に覆われ、命の源や命を失う場所でもある“自然の聖域”
この地に足を踏み入れた三大勢力の憲兵達は、そこに住まう者達に敗北した。負傷者達は
『獣人から襲撃を受けた』
『妖精達に翻弄された』
『巨大な虫が襲ってきた』
『巨人がいた』
と報告していたが、恐ろしいのはその襲撃者や憲兵の犠牲者も命を落として大地に倒れると、大木により吸収されたらしい。“自然に飲み込まれた”ということを言っていた。
目映い光に満ちており、天使さえも踏み入れることを躊躇してしまうほどの神々しさを放つ“光の聖域”
この地に足を踏み入れた三大勢力の憲兵達は、そこに住まう者達に負けた。帰還した者達は、
『相手の防衛が異常に高い』
『こちらの魔法を受け付けない』
『動きを封じられた』
と報告してきた。光の聖域の防衛の後ろには屈強な精霊王達がこちらを視ていたことを知らずに
死と暗闇が支配し、破壊や腐敗が空間を包み込むこの世のものではない者達の“闇の聖域”
この地に足を踏み入れた三大勢力の憲兵達は、そこに住まう者達に殺された。逃げ戻ってきた者達は、
『腐敗者達が跋扈している』
『人形までもが恐ろしい勢力』
『死んでも蘇る』
『あの聖域に住む悪魔達は次元が違う』
と報告してきた。その後、逃げ戻ってきた者達は数日後、闇の聖域に踏み入らないために自ら命を絶った。強大で凶悪な悪魔神の誘導だとも知らずに
5つの聖域に足を踏み入れることを決して許されない。もし入れば、命の保証はないからだ。
しかし彼等はある人間に力を貸している。その人間は、領域の“クリーチャー達”にこう呼ばれている。
“マスター”と
最近はまっているデュエルマスターズとコラボさせてみました