「努力は必ず報われるという事を貴方が証明してみせなさい」   作:音﨑カラス

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ちょっと色々ありました。色々。


2話

俺が小学3年生になった頃、一通り基礎を父から教えてもらい終えた俺は地域のバレーボールチームに入る事になった。

 

「雨夜蒼と言います! バレーは父さんに教えてもらって基本は出来ます! よろしくお願いします!」

 

俺の元気な挨拶にバレーボールチームの人達は喜んで迎えてくれた。

 

この台北ジュニアには俺を含めて8人しかいない小規模のバレーチームだ。

 

「さて、自己紹介を済んだところで早速練習をしようか」

「「はい!」」

 

チームの監督が練習開始を促すとチームのみんなは大きな声で返事をした。

 

 

 

 

まず最初は準備運動。しっかりと身体を解してから練習しないと怪我するかもしれないしね。

 

準備運動の後、早速チームでレシーブの練習を行った。

 

俺はレシーブにはかなりの自信がある。なんてったって父さんとの練習では毎回レシーブを行っているからな!

 

俺は向かい合わせでチームメイトの人とレシーブ練習をしていく。

 

すると監督が俺の方へと近寄って来た。

 

「驚いたよ雨夜くん、ものすごく上手いじゃないか」

「よく父さんと練習したので自信はあります!」

 

監督は感心したように俺を笑顔で褒めてくれた。

それに釣られて俺も笑顔で返事をした。

 

その後、監督がきっかけで他のチームメイトからも「上手いな!」と褒められた。

 

そ、そんなに褒めても嬉しくねーぞコノヤロ〜!

 

俺は調子がぐんと上がり、その後のレシーブ練習にも精を出して取り組んでいった。

 

はりきっていこうじゃないの。

 

 

 

 

 

練習は概ね順調、チームメイトとの交流も順調、監督とも仲良く出来て順調。

 

今のところ全てが順調。

 

やはり転生特典は偉大であった。感謝感激雨あられである。

 

そして一通り基礎練が終わったところで新入生、つまり俺の歓迎会で試合形式でバレーをする事になった。

 

俺は今までは父さんと基礎練しかやった事がない。まぁ二人しかいなかったからそれぐらいしか出来なかったというのもある。

 

だがバレーボールは6人対6人の団体戦、台北ジュニアには俺を含め8人しかいない。

 

なので地域の大人達のチームから4人入ってもらい、子供4人大人2人のチームでの試合となった。

 

試合なんてやったことがないから正直迷惑しかかけないと思う。

 

だが監督から「楽しんでやりなさい」とのお声がけをもらったので、この試合は勝ち負けに拘らずに楽しむことを重点におこうと思う。

 

いややっぱり勝ちたいわ。うん、負けたくねぇわ。

 

向上心って大切だよね。その心構えからこうなんか、勝利への執着が生まれてくるんだと思うんよ。

 

さてさて、俺の心構えの話は置いといて、そろそろ試合が始まるとのことだ。

 

ポジションとかそういうのはないらしい。バレーにポジション……? まぁあるか。俺が知らないだけだな。後で聞こう。

 

そんなことを考えているうちにホイッスルが鳴り、その合図で俺の初めての試合が始まった。




次回は主人公君の初試合。ちょっと試合の書き方勉強してきます。
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