「努力は必ず報われるという事を貴方が証明してみせなさい」   作:音﨑カラス

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日に日に短くなる……


6話

第2回戦、負けてしまいました。

 

よろしくない……よろしくないぞぉーー!!!

 

試合中にスタミナが切れて俺は使いもんにならなかった。

 

悔しすぎる……逆転も何も出来なかった。

 

バレーは6人でやるスポーツ……一人でも動けなくなったらそれだけで足を引っ張る。

 

申し訳なさすぎる。自分が不甲斐ない。

 

とりあえず、監督とチームメイトに謝りに行こう……

 

「すみませんでした……途中で足を引っ張ってしまって……」

「あまり気にするな。3年生にしてはよく持った方だと思う。それこそ俺がしっかりとスタミナ管理出来なかった方が申し訳ない」

 

監督はそう言って俺の背中をポンポンと押した。

 

「そうだぞ! あんま気にすんな! お前のおかげで全国行けたしな!」

「そうだぞーあんま気負いすんなよー」

「しっかりと練習してるならスタミナはそのうちついてくるから」

 

チームメイトの皆もそう言って俺を励ましてくれた。

 

本当にいい人たちだ。

 

……よし。俺もいつまでも落ち込んでいる訳にはいかないな。

 

そうと決めたらまずは体力作りだ!

 

サーブとかの練習は後だ後。まずは基本を固めなきゃな。

 

監督! 今から走り込みに行ってきます!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの日から約1年が経ち、6年生は中学生へ、それ以外は学年が一つ上がった。

 

6年生2人が中学へ上がって6人チームとなったが、台北チームは新入生が3人も入り、9人チームとなった。

 

1年生が入って数ヶ月後、各都道府県予選大会を勝ち抜き全日本バレーボール小学生大会への切符を手に入れた。

 

俺はあの日、スタミナ切れで足を引っ張ってしまった時からスタミナ練習を重点的に行ってきた。

 

スタミナはそう簡単に付くものじゃなかったが、毎日走り込みをしていたおかげかかなりのスタミナは付いたと思う。

 

全国大会初戦は難なく突破、第2回戦は去年初戦と当たったチームだ。

 

キャプテンのサーブが厳しかったと記憶しているが、そのキャプテンはもう中学へと上がったらしい。

 

だがそのキャプテンの後輩達もサーブがとても上手く苦戦を強いられた。

 

接戦となったがなんとか勝利を手にすることができた。

 

そして次は第3回戦。対戦相手は去年の準優勝チームの東大寺クラブだ。

 

守りは少し物足りないが、それを補う程の攻撃力を持ったチームだ。

 

対して台北チームはバランスが良くとれているが、なにか特筆しているところがないのが難点だ。

 

ちなみにこのチームも優勝候補だ。

 

去年に続いて早い段階で優勝候補に当たるとは……燃えるじゃあねぇか。

 

もうあんな見っともない姿は晒さない。

 

円陣を組み、今度は負けないとやる気を上げる。

 

さぁみんな! 気合い入れていくぞ!!




全国大会、一体何回戦あるのだろうか。よく分からないのでwikiで調べて私なりの解釈をしときます。
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