「努力は必ず報われるという事を貴方が証明してみせなさい」 作:音﨑カラス
教えてくれた人ありがとうございます!!
第3回戦、突破しました!!
イエーイ、ピースピース。
今回は前回と違ってスタミナに余裕を持たせて勝つことが出来た。
これもここ数ヶ月間スタミナ練習に力を入れてきたおかげだな。
そしてこの試合でまた新たな特殊技能を手に入れた。
俺は新しい特殊技能の詳細を調べる。
特殊技能『ゲスブロックlv1』
・相手のトスを推測してブロックするのが上手くなる。
特殊技能『勘lv1』
・勘が良くなる。
説明文の高低差激しいな。けど、前のジャンフロの時の説明より遥かに良くなっている。(ゲスブロックは)
説明文も成長するんだなぁ。
ゲス……は推測って意味だね。へぇーそんなブロックがあるんだ。名探偵得意そうだな。
勘が良くなる……ってことは……え? トスを勘で推測するの?
ま、まぁ推測に勘はダイジダヨ。ウン。
まぁええんじゃない? バレーがより面白そうになるし、「勘だ」とか言ってみたい。
おおう、将来俺がイキリ倒してるのが目に浮かんじまったぞ。どうしてくれるんだ。
……よし、気を取り直して、次の試合は準々決勝だ。
準々決勝を制したら次は準決勝、そして決勝だ。
くぅ〜楽しみすぎる。
勘の精度がどんなもんかも気になるしな。
よし! みんな、もう恒例となってる気合い入れ、やるぞ!!
台北〜ファイ!!
準々決勝が始まった。
台北ジュニアはバランスが良く取れているチームだが、それは相手も同じの様だ。
攻守一体の攻防戦が続く。
先にブレイクをしたチームが流れを掴むだろう。
そんな一点一点に気の抜けない攻防戦についに終止符が打たれた。
「台北ジュニアブレイク!! 雨夜くん、ブロックを上手く利用してブロックアウトを決めたー!! さぁ台北ジュニアが2点リードなりました。このまま流れを持っていけるのか!?」
カウント18-16
終盤まで続いたシーソーゲーム。だがここでようやく試合が動いた。
台北ジュニアはそのまま雨夜のスパイクに続く様にファインプレイを決めていき、
「スパイクが決まったぁー!! ここで試合終了です! 台北ジュニア、準決勝進出です!」
「どちらのチームも良く粘れていましたね」
カウント 21-17
あのブレイクから台北ジュニアに追い風吹き、それに伴って相手チームは崩されていった。
台北ジュニアは準々決勝を制し、見事準決勝へと進出した。
続く準決勝。台北ジュニアVS菊丸ジュニアの対戦。
菊丸ジュニアは堅実さが売りの守備が強いチームだ。
去年は初戦敗退だったが、今年度はさらに守備力が上がったのか、どの試合でも失点が少ない。
それとどの選手もスタミナが多く崩れにくい。
守備力が高くスタミナが多いチームにどう流れを持っていくかが重要となるだろう。
そうこう作戦を考えているうちに試合開始のホイッスルが鳴る。
両チーム整列し、同時に礼をする。
サーブ権は台北ジュニアが握った。
今試合初サーブを打つのは雨夜。
「ピーッ!」
サーブ開始の合図のホイッスルが鳴る。
ボールを高く上げ、少し走って踏み込んでジャンプ。
ボールとのタイミングを合わせ腕を振る。
掌に丁度ボールが当たり、勢いよく相手コートへと向かっていった。
ボールの軌道はエンドラインスレスレに向かっていく。
カウント 0-1
雨夜の今大会初のジャンプサーブはギリギリエンドラインを通り過ぎて行った。
なんでもかんでも上手くいくと思ったら大間違いやでぇ…