アタシのトレーナーさん   作:森竹

13 / 24
トレーナーのセリフをネイチャたちに喋ってもらってる際、わかりにくいかもしれませんので、
『』をつけました。

閑話回です。
次回からは、アンケート通り進めていきたいと思います。
……脱線したら、ごめんなさいね?


閑話6

●一緒にお出かけ編

 

「ね、トレーナーさん?今日ってヒマだったりしない?」

 

「『ヒマだよ?』って?それなら、ちょっと付き合って欲しいんだけど、いいかな?」

 

「……え?『もう付き合ってるよ?』って?」

 

 

 

「……う、うん」

 

 

 

「……て、違う!いや!違わなくて!そうだけどっ!?そういうんじゃなくてっ!!一緒にお出かけしない?って言ってんのっ!」

 

「もー!トレーナーさんのせいで、顔アツくなってきちゃうじゃん……!」

 

「でさ、良かったら一緒にいかない?」

 

「ん?トレーナーさん?何固まってんの?」

 

「……え?『ネイチャからデートのお誘いなんて!俺、幸せ過ぎて怖いっ!!』……って?」

 

「へ、へぇぇっ!?な、なにバカなこと言ってんのさ!?……そんなこと言われたら、アタシもちょっと意識しちゃうじゃん……」

 

「『もちろん行くよ!』って?……あはっ♪それじゃ、よろしくお願いしまーす♪」

 

 

 

 

 

 

「トレーナーさん、今日はありがとね♪」

 

「トレーナーさんがこの服、すごく合ってるよー!なんて言うからついつい買いすぎちゃったよー」

 

「前のアタシだったら、モブには似合わないーって、買わなかっただろうけどね」

 

「でも、ほとんどトレーナーさんが買ってくれたよね?お金、大丈夫だった?」

 

「……え?『ネイチャは気にしないでいいから!それより、今度は俺から誘うから、その時着てくれたらうれしいな……』って?」

 

「うん、いいよ♪」

 

「……あー!ね、ねぇ!トレーナーさん!」

 

「ア、アタシたち、いつから手、繋いでたっけ……?」

 

「あっ……って、トレーナーさんも気づいてなかったんだ……やばー……もう寮のすぐ近くまで来ちゃったし……」

 

「あはは……失敗しちゃったね〜?」

 

「んじゃ、手、離そっか……」

 

 

 

「……」ギュッ

 

 

 

「……トレーナーさん?手、離さなきゃダメだよ?寮の門限近いし、もう、アタシ行かないと……」

 

「……え?『ネイチャも離すどころか、ギュッ!ってしてるじゃん……』って?」

 

「まぁ、そうなんですけどぉ……」

 

「……『あと5分だけ、繋いでよっか?』って?」

 

「……うん♪」

 

 

 

 

 

この後、このまま小一時間過ぎ、無事に門限を過ぎたふたりは、仲良くフジキセキに平謝りをしたそうな。

 

 

 

 

○理事長推参編

 

 

「遺憾!!君たちの関係について!説明を問う!」

 

 

「『いきなりどうしました理事長?』じゃないだろう!君と、担当ウマ娘であるナイスネイチャが不純な関係である!と噂が流れている!!昨日も寮付近を仲睦まじく歩いていたと報告を受けた!これは学園の!そして、学園に所属する生徒達の沽券に関わる問題である!」

 

「……何!?『不純ではなく、健全な関係です!』だと!?」

 

「愚蒙!君は成人した社会人で、ナイスネイチャは未成年で中学生だ!付き合うという事そのものが問題だということ!よもや、その道理がわからないとは言わないだろう?」

 

「『それについては、申し訳ありません。ですが、誓って、ネイチャは不純な事は致しておりません!』……だと?」

 

「疑念!もう一度、私の目を見て話すんだっ!!」

 

「……そうか」

 

「……君はそう言うが、指導者として、教育者として、君の行動は失格であり、その言葉も信用に値するとは言えないぞ?」

 

「だが……信頼ッ!!私はあえて、君の言葉と、君の目を信じよう!ただし、一度でも誤った事をした場合は、即刻トレーナー免許は剥奪させてもらう!」

 

「……『むしろ、首を吊ります!』か、その言葉も、本当のようだ。さては、君はバカだな?だが、バカではあるが、その能力は本物であるだろう!」

 

「何故なら、賛辞!君は新人トレーナーながら、その才能を遺憾なく発揮し、ナイスネイチャを三冠ウマ娘に導くという偉業を成し遂げた!その点、私は高く評価しよう!」

 

「……何?『ネイチャなら他のトレーナーとでも三冠ウマ娘にはなっていただろうと確信しています。ネイチャは努力を惜しまない娘ですから。だから、ネイチャの頑張りを俺の手柄みたいに言わないでください!』……だと?よろしい!では、その君の謙虚な点を評価しよう!」

 

「決定!君とナイスネイチャを黙認する代わりに、受け入れてもらう事がある!君とナイスネイチャを時折見張らせてもらうこと!この提案を受け入れる事が出来ないなら、トレーナー契約は即刻無効にさせてもらう!」

 

「……何?『理事長が来たら、何かあったかと萎縮してしまうのではないでしょうか?』だと?……確かに一理あるな……」

 

「!」ピコーン 

 

 

「名案ッ!!私にいい考えがあるっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいっすー!トレーナーさーん!今日もよろしくお願いしまーす!」

 

「……て、あれ?この娘、誰ですか?見たことないウマ娘ですね?」

 

「紹介!私は秋……いや、ノーザンテーストである!」

(ウマ耳としっぽ+度無しメガネ装着)

 

「あ、どもどもーナイスネイチャでーす」

 

「希望!三冠ウマ娘を達成したナイスネイチャ!そのトレーナーの元で、私も指導願いたいと思った次第である!今日はその為に見学をしに来ている!」

 

「あ、そうんだー?それじゃ、テーストって呼んでいい?」

 

「了承!好きに呼んでくれて構わない!」

 

「りょーかい!それじゃテーストに、アタシ達の頑張り、見せてあげないとねー!」

 

「その前に、トレーナーさん?ちょっといい?」

 

「……なんでそんな泣きそうな顔してんの?え?『前だったらおっちょこちょいな娘だなー?アタシを見たって参考にならないよー?とか言いそうなのに、成長したなぁネイチャぁ……』って?」

 

「あはは……確かに言いそうだけどさー?ま、アタシも誰かさんの影響を受けたんじゃないですかねー?」

 

「……トレーナーさんのところでトレーニングしたい!って娘が増えるのはうれしけど、ちょっとだけ、さみしい気もするけどね?」

 

「……え?『はは、さみしがり屋さんだなーネイチャは!』って、ちょ!頭撫でないでよー!もー!……ふふっ♪」

 

「諸君!?イチャついてる暇があるなら、早くトレーニングを見せてほしいのだが!?」

 

「へっ!?い、いいいイチャついてなんかないしー!?これはただ、なんて言うか……ほら、コミュニケーションって言うか、そんな感じのやつでー……」

 

「もー!ほら!さっさと行くよトレーナーさん!」

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ…はぁ…トレーナーさん、今のアタシの走り、どうだった?言われたこと、出来てる?……完ぺき?ん、わかった!もう一回走ってカラダに覚えさせてくるよ!そこからテーストと見ててね!」

 

「うむっ!しっかり見ておくぞ!……見たか?私の事を微塵も理事長だと疑っていない様子!どうだ?私もまだまだいけると思わないか?」

 

「それはさておき……快活!良く理解し、良く走るウマ娘だ!ナイスネイチャ!私が聞いていた情報とまるで違う!あれほど練習に励んでいるのであれば、三冠ウマ娘になるのも納得がいく!」

 

「しか〜し!ナイスネイチャのやる気を引き出したのは、君の指導の賜物であるだろう。そこは素直に誇るべきだ!」

 

「……おや?ナイスネイチャが戻ってきたが、何かあったのか?」

 

 

 

「ちょっと!トレーナーさん!?ちゃんと見ててって言ったのに!テーストのことばっかり見てるじゃん!テーストもトレーナーさんとばっかり喋ってたら見学にならないよー!」

 

「謝罪!すまない!私の話を親身に話を聞いてくれるものだから、ついつい話しをし過ぎてしまった!」 

 

「むー……!だからって見てくれないのはひどいじゃん!」

 

「いやはや!その通りだ!しかし、良いトレーナーだな!これからも仲良くさせてもらいたいものだ!」

 

「……仲良くするのは、いいけどさー……」

 

「……」ダキッ

「「!」」

 

「ト、トレーナーさんは、もうアタシのものだから、……とらないでよね……?」

 

「……トレーナー?後でお話をしようじゃないか?」

 

 

 

 

 

〜秋川理事長がトレーニングに参加(監視)するようになった!〜

 




アンケートのご協力ありがとうございました。
次回から、いつも通り進めて行こうと思います。

「チームを組んで〜」を希望する方も居られますね。
そっちが多かったら、秋川理事長から、
ふたりっきりにしてらないからチームを組んでもらう!
と話を切り出す予定でした。

……そこまで考えたし、せっかくだから今回は秋川理事長に出てもらいました。いろいろごめんね理事長!

見た目的にも、ウマ耳としっぼがあったら違和感なさそうだし、ノーザンテースト説がまことしやかに流れてる様なので、思わず乗っかってしまいました。

嫉妬するネイチャが書きたかったですが、ちょっと表現弱かったですね。
トレーナーの横から抱きついて「とらないでよね?」って言ってるイメージで書いたんですが、うーん、難しい!

あ、お出かけ編は、なかなか手を離せないふたりってシーンを脳内に受信したので、書きました。
フジキセキごめんね!
ガチャに来たら絶対に回すから!

○感想!
楽しみに読ませてもらっております。
嬉し恥ずかしなへんなテンションで返信してるので、
何言ってんだこいつ?ってなったらごめんなさい。
本当にありがとうございます!

○評価!
総合評価がいつのまにか1000ptを超えている……
本当にありがとうございます!

○お気に入り登録!
名前を確認出来る方のお気に入りにしてくれてる方が600人を超えてる……!
覚えが悪いもので、全員の名前は覚えきれないです……
ごめんなさい!
でも、お気に入り登録者名を表示しては、
ニヤニヤさせていただいてます。
ありがとうございます!

○誤字脱字報告!
お世話になっております……
ありがとうございます!

今後の予定について 希望等ありますか?

  • 現在の流れ保持してシニア編
  • チームを組んで、他の娘視点も。
  • 閑話多め(ネイチャ小話)
  • 閑話多め(他のウマ娘小話)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。