レース編の前にもう1話くらい閑話挟むかもしれません。
今日は書きたいこと書いたら長くなったので……
許してください。
「ねぇ、トレーナーさん?ホントに一緒に来てくれないの?」
「……ですよねー?あー緊張するぅ……ヤダなぁ……ねぇ?王冠ズレてない?髪はハネたりしてない?」
「……え?『バッチリ!ふわふわでかわいいよ!俺はついていけないけど、傍で待ってるから!』って?かわいい?ホント?じゃあちょっと頑張っちゃうかなー♪」
「ナイスネイチャさーん!そろそろお時間でーす!」
「あ、はーい……それじゃ、行ってくるね!トレーナーさん!」
……
『本日の特別ゲストは、現在連勝中の三冠ウマ娘、ナイスネイチャさんをお招きしております!』
『あ、どもどもー……ナイスネイチャですー……まさかアタシがテレビに出るなんてねぇ……あ、商店街のみんな、見てるー?ネイチャさんですよー?』
『破竹の勢いで勝ち続けているナイスネイチャさんですが、何か秘訣などはあるのでしょうか?』
『え?秘訣ですか?んー、なんだろ?目標にあったトレーニングをすること、ですかねぇ……?』
『なるほど!当たり前のことを当たり前にやる!積み重ねた努力の結果!ですね』
『え?うーん……まぁ、そんなとこですかねぇ?アタシがこう走りたい!って言うと、トレーナーさんがメニュー用意してくれて、それをやってきましたよ』
『なるほど!実力をひけらかすことのないその謙虚さこそ、三冠ウマ娘に必要な事なのでしょうか?』
『いや、謙虚というか、アタシがホントにそう思ってるだけで……あ、他の娘と違うとこが一つあるかもです』
『おぉ!それは、一体なんなのでしょうか!?』
『えっと、信頼出来るトレーナーがいてくれたこと、です。ね、トレーナーさん?』
『あぁ!あのトレーナーですね?……あ、そこにいらっしゃる?ところで、今身につけている王冠とブローチ、ナイスネイチャさんにとっても似合っていますよねー?これらはトレーナーが作成されたと聞いておりますが、本当なんですか?』
『似合ってます?……ふふっ♪はい、そうなんですー!いつもアタシにつけてほしい!っていろいろ作ってくれるんですよーホント困っちゃいますよねー♪あ、そうそうアタシがいつも使ってる蹄鉄もトレーナーさんが作ってくれててー!前まで使ってた蹄鉄よりしっくりくるし!なんでも蹄鉄技師の資格をもってるらしくて!それだけでもスゴいけど、他にも特技や資格をもってるそうですよ?例えば、ほら、今着てる勝負服なんかもトレーナーさんが修繕してくれて、え?どこほつれてたんだっけ?ってぐらいに繕うのが上手なの!それなのに折り紙作らせたらこれがすっごいヘロヘロで笑っちゃうのなんのってー!でも、一生懸命作ってくれたんだーってすごく伝わってきてなんか嬉しくなっちゃうんですよ♪トレーナーさんってば、いつもレースの後に折り紙で作った手作りトロフィーをくれるんですけど、それがアタシの楽しみのひとつだったりするんです!本人は出来栄えが悪いからって、気にしてるみたいなんですけどねー?あ!そうそう料理も上手なんですよー?実家の店で手伝ってたアタシより上手なもんだから、これは負けてられん!って練習しては食べてもらってるんですーそしたら美味しい美味しい!って良い顔して食べるもんだから、こっちもついつい作り過ぎちゃうっていう!ホント笑っちゃいますよねー?それで残すのももったいないからみんなで食べようかーって食事会開いたりするんですけど、それが結構好評でしてー!』
『そ、そうなんですね!で、では、トレーナーと契約をしたきっかけはなんでしたか?』
『え?トレーナーさんとですか?アタシが模擬レースで負けちゃったときです。その時スカウトしてもらって、そのまま契約しちゃったんですよ』
『負けたレースでスカウトされたんですか?』
『そうなんですよー!他のトレーナー達がテイオー達をスカウトしている中、トレーナーさんだけがアタシのとこに駆け寄ってきてくれたんです。最初は間違えて声をかけられたと思っちゃって、ご希望の娘はあちらですよ?おっちょこちょいなトレーナーですねー?って言ったら、トレーナーさんは『ナイスネイチャ!俺は君をスカウトしたいんだ!お願いします!俺と一緒に、走ってくれませんか!』って言いはじめてスゴかったんですからー!最初はなんでアタシなの?って思ったんですけどねー?だから、もし嫌になったら言いなよね?って伝えてたんですけど『嫌になるわけないよ!だって、ネイチャはスゴイんだから!』ってヘンにムキになっちゃってー!なんだこの人?とは思っちゃったりもしたけど、今ではトレーナーさん以外のトレーナーなんて考えられなくて、とっても頼りにさせてもらってるんですよ♪ま、カッコ悪いところもあったりするんですけどねー?あーそうそう!アタシがレースで勝った後なんかいっつもボロ泣き!なんでもアタシが勝ったときは嬉しすぎて感情が抑えきれないんですってー?はじめはオーバー過ぎでしょ!ってちょっとひいちゃったりもしてたんですけど、だんだんと見慣れてきたら、あの泣き顔もアタシをずーっと見守ってくれてたからなんだなぁって思ったら、まぁ悪くないかなぁ?って思うようになってきてー!あ、日本ダービーのとき、早く泣き止んでほしくて、恥ずかしいけど冗談で、あなたのウマ娘ですよー?なんて言ってから、また言ってほしい!ってせがんてくるですよー?ホント困ったトレーナーさんなんだからー♪』
『あ、あの!もう大丈夫です!大丈夫ですから!』
『え、あ、そうですか……』
『い、いやーナイスネイチャさんって、トレーナーさんの事になると饒舌になるんですねー』
『え?』
『トレーナーさんの話をする時のナイスネイチャさん、とてもいい顔で話をされていましたよ?』
『……やっちゃった……』
『こ、これが赤ネイチャ……さ、さて!今後の出場予定のレースは、やはり大阪杯・天皇賞春・宝塚記念の春シニア三冠路線でしょうか?』
『あう……え?あ、はい!そうですー!次のレースは大阪杯に出ます!』
『力強い表明をいただきました!今後もナイスネイチャさんに注目ですね!』
『あはは……応援、よろしくお願いしまーす……』
『頑張ってください!今日のゲスト、ナイスネイチャさんでした!』
『はい、それじゃ失礼します!』ダッ
『速っ!ちょ、ナイスネイチャさん!?』
「トレーナーさーん!どど、どーしよー!みんなにヘンな娘だって思われちゃったかもー!」ダキッ
「……え?まだオンエアしてる?……あ、あははは……お、お邪魔しました……」
アーモーヤダー!!
『……ナイスネイチャさん、ありがとうございました。お二人にはいろいろと頑張っていただきたいです。えぇいろいろと。それでは、今日の放送はここまで、それではご機嫌よう!……誰かコーヒーくれません?出来れば濃いめのブラックで!』
…………
「うー……またからかわれるー……どうしよートレーナーさん……」
「……え?『俺はネイチャの気持ち聞けて、嬉しかったけどねー?』って?」
「じゃあ……ま、いっか♪」
「……え?『また、アレ言ってほしい!』って?」
「や、やだよ!恥ずかしいって言ったでしょ!」
「そんなしゅん……ってした顔してもダメでーす!」
「まぁ……次、勝てたら、ね?」
この後はからかわれるどころか、テレビで惚気るネイチャの様に素直になれると評判のツインテもふもふ赤ネイチャステッカーが発売され、そこそこ売れたそうな。ネイチャは悶えた。
私も欲しい。
と言うわけで、はじめてのテレビインタビュー編でした。
あとひとつ閑話を書こうと思ってましたが、
長くなってしまったので、今日はここまでです。
その閑話は、レース編の前日譚にしちゃうか、
閑話回として投稿しちゃうかはまだ考えてます。
○感想、評価、お気に入り、ここすき!
いつもありがとうございます!
反応があるとホントに嬉しくなります!
返せる事といったら書いて投稿するだけなんですけどね!
本当に生きる糧になってます。
○Twitterで読了報告してくれた方々
ありがとうございます!
見つけたらいいね!をつけにいきます。
今後の予定について 希望等ありますか?
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現在の流れ保持してシニア編
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チームを組んで、他の娘視点も。
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閑話多め(ネイチャ小話)
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閑話多め(他のウマ娘小話)