アタシのトレーナーさん   作:森竹

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※誤字脱字修整しました……
申し訳ありません……

エリザベス女王杯編、書きました。

いつもと書き方を変えた部分があるので、
読みにくかったらごめんなさい。


エリザベス女王杯編

「トレーナーさん!いよいよ明日だねーエリザベス女王杯!!」

 

「……うん、大丈夫だよ。出来る限りの事はやったからね!」

 

「なんたって、アタシ自慢のトレーナーさんのフルサポート付ですからねー♪」

 

「無理、してない?本当に大丈夫なの?……って?」

 

「……あははー、トレーナーさんにウソはつけないかー……」

 

「……ホントはね?ちょっぴり怖いんだ」

 

「負けるのはイヤだけど、それ以外にも怖いことがあってさ……」 

 

「ほら、前に話したじゃん?アタシの夢の話」

 

「それに関係してるから、詳しくは話せないんだー」

 

(トレーナーさんの1番になること、これは、アタシが自分で叶えたいからっ!)

 

「それはアタシがなんとかしたいから、平気だよっ!」

 

「ならせめて、何か出来ることはないの?って?」

 

「うーん、特にはない……」

 

 

 

 

「……!!!」ピコーン 

 

 

 

 

「あ、あのねっ!トレーナーさん?」

 

「……や、やっぱりね?ちょっぴり不安なんだ、アタシ」

 

「アタシ、頑張るから、さ?」

 

「もし、もしだよ?」

 

「一着になったら……さ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「頭、撫でてくれない、かな……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ダメ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えっ!!!ト、トレーナーさん!?」

 

「い、いいい今じゃないって!」

 

「勝ったら!!1位になってから……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……アッ、アッタカイ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……え?俺の手なんかで頑張れるんなら、いつでも貸してあげる!って?」

 

「それに、ネイチャなら勝てるから!って?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ア、アリガト……」

 

 

 

 

 

 

「さ、さーて!!そろそろ明日に備えて解散しますかー!」

 

「え?勝ったらプレゼントがあるから、楽しみにしててね!って?」

 

「ほほーん?それじゃー本気で行かせてもらいますよー?」

 

「それじゃ!期待しててね!トレーナーさん!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『第4コーナーを進んで、直線へ向かう』

 

『勝負所、最後の直線へと駆けていきます!』

 

『ダイワスカーレット、変わらず先頭!』

 

『その後ろから、ウオッカ!!鋭い脚でダイワスカーレットに並ぶ!』

 

『それに続くようにカワカミプリンセスも上がってくる!!』

 

『スイープトウショウ!後ろから追い上げ、4名が先頭集団のひと塊になっていく!』

 

『おーっと後ろからヒシアマゾン!!凄い追い上げだ!軽々と先頭集団を抜き去っていく!』

 

『その後ろ、先頭集団をかき分けるように抜け出て来たのはエアグルーヴ!!女帝エアグルーヴ!エアグルーヴだ!抜け出した!これは速い!』

 

『勝負はエアグルーヴ!ヒシアマゾン!両者の一騎打ちに発展していく!!』

 

 

 

 

「よーしっ!!タイマンだ!エアグルーヴ!」

 

「臨むところだっ!」

 

 

 

 

『エアグルーヴ!ヒシアマゾン!さらに加速していく!』

 

『残り400を切った!三冠ウマ娘、ナイスネイチャ!まだ後方!これは間に合うのか!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ、ハァ、は、速い……!あの二人!速すぎるっ!」

 

「や、やっぱり……アタシには、無理だったのかな……」

 

「アタシの夢も、ここまでかな……」

 

「ごめん、トレーナーさん……」グスッ……

 

「アタシ、もう…‥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネイチャぁああ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「い、今、トレーナーさんの声が聞こえた……!」

 

「……トレーナーさんなら、こんな状況でも、アタシの事、信じてくれてるよね……」

 

「そうだよね、アタシのトレーナーさんが、アタシより、先に諦めるワケ、ないよねっ!!」

 

「諦めたく、ない……」

 

「諦めたくない!」

 

「負けたくない!」

 

「負けたくない負けたくない負けたくない!!」

 

 

 

 

 

「ぜったいに、勝つんだっ!」

 

 

 

 

『残り200を切っ……きた!ナイスネイチャが上がってきたーーー!!』

 

 

 

 

「うらあぁぁぁああああああ!!!」

 

 

 

 

『ナイスネイチャ!もの凄い加速だ!上がってきた!上がってきた!!凄い末脚だー!!!三冠ウマ娘の執念とも言える!凄い気迫で先頭集団をゴボウ抜きーー!』

 

『そのままエアグルーヴ、ヒシアマゾンの背中を捉えたぁー!!』

 

 

 

 

「くっ!させるかっ!」

 

「タイマン中になんてやつだ!……いいぜ!ネイチャも掛かってきな!」

 

「でぇぇえりゃぁぁぁああああ!!!」

 

 

 

『残り100!勝負は三つ巴の戦いに発展したっ!!』

 

『3者横並びで、一歩も引かない競り合いだー!』

 

『これは凄いレースになった!』

 

『これは凄いレースになったぞ!!』

 

『残り50!誰が前に出るのか!』

 

 

 

「良くぞここまで来たな……ナイスネイチャ」

「だが!ここまでだ!!」

 

 

 

 

『おーっと!エアグルーヴさらに加速したーー!』

 

『これが女帝の由縁だ!徐々にナイスネイチャ、ヒシアマゾンを引き離す!』

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウソ!?まだ加速するの?!」

 

「これが、女帝……!」

 

「……でも、まだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 いけー!!ネイチャぁああ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アタシが!勝つんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

『残り30!ナイスネイチャも加速したー!!これが三冠ウマ娘の実力だー!!』

 

『残り10!!両者並んだーっ!!』

 

 

 

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

「うりゃぁぁぁぁぁああっ!」

 

 

 

 

 

『今並んで、ゴールイン!!勝負の行方は写真判定に持ち越された!』

 

 

 

 

 

 

 

「も、もう、む、無理……」

 

「あ、トレーナーさん……」

 

「アタシ、頑張ったよ……」

 

「これで、負けて、たら、ごめんね……?」

 

「勝ったら、ご褒美、って、ねだっておいて、情けないけど……」

 

「……はは、カッコよかった!って?」

 

「トレーナー、さん?アタシ、これでもオンナのコなんだけど……?」

 

 

 

 

「……えっ?」

 

 

 

「すっごく、輝いてたから!……って?」

 

 

 

「そっか……!良かった!」

 

 

 

「うん!アタシ、頑張って、良かったよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……へぇぇっ!?」

 

「今の笑顔、すっごく、か、かわいい!……って?」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……エヘ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『判定結果が出ました!ナイスネイチャ!ナイスネイチャです!』

 

『大接戦を制したのは、ナイスネイチャ!見事勝利を勝ち取りましたー!!』

 

『今ここに、中距離の女王が誕生ですっ!!』

 

『オーロラビジョンに、新女王、ナイスネイチャが映し出された!』

 

『彼女も凄く嬉しいようですねー!とても良い笑顔です。ただ、少々顔が赤すぎる気もします。レースで無理をしたのでしょうか……?』

 

『いや?これは……?おーっと!?顔を隠している?』

 

『感極まって泣いている?いや……これは、照れている様です!!』

 

『あー、近くに彼女のトレーナーさんがいるので、いつものでしょう』

 

『おーっと!トレーナー!凄い泣き顔でナイスネイチャの頭を撫で回しているー!』

 

『ちょっと掛かっているかもしれません。後で一息つければいいですが……』

 

『おっと!逃げた!ナイスネイチャ逃げた!新女王もあのトレーナーには敵わなかった!』

 

『流石は彼女のトレーナー、やる事が違いますね』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もおー!!ホントに!!ホントにもー!!」

 

「確かに!確かにアタシがお願いしたけど!」

 

「み、みんなが見てる前でやらなくても良かったじゃん!」

 

「え?あ、あまりにかわいかったから、つい……?」

 

「ト、トレーナーさん!今日はごまかされないからねっ!」

 

「ア、アタシ、恥ずかしかったんだからね!」

 

「お、怒ってるんだからね!」

 

「……ふーん!」

 

「……反省してる?」

 

「……ん、わかった」

 

「んじゃ、改めて……」

 

「トレーナーさん!」

 

「アタシ!勝ったよ!」

 

「……うん!ありがとう!」

 

「……それで、さ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、撫でて、くれる……?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えへへっ♪」

 

 

「あ、ありがとね?トレーナーさん……」

 

 

「うー、うれしいけど、は、ハズいね……」

 

 

 

 

 

 

 

「え?プレゼント?あ、そう言えば言ってたね?なになに?」

 

「え、凄っ!」

 

「王冠だ!」

 

「おぉー……すっごい、キラキラしてる……」

 

「新女王だからねっ!って?」

 

「嬉しいけど、こんなのどこで買ってくるの?高いんじゃないの……?」

 

「え!?自作!?ウソ!?作れるもんなの!?こういうのって!?」

 

「商店街近くの町工場にお願いしたら快くOKしてくれたよ!って?」

 

「え?!アタシがエリザベス女王杯に出たい!って言った時から作り始めたって?」

 

「そ、そこまでしてくれてたんだね……」

 

「アタシなんかのために……」

 

「……あの、ホントに、貰っちゃって、いいの?……え!?返されたら泣くって!?」

 

「もー!ホントにそういうとこ、カッコ悪いんだよねートレーナーさんは……」

 

「わかった。貰っちゃうね?」

 

「……すごく、うれしいよ!」

 

「ね、ねぇ!トレーナーさん!」

 

「これつけて、ウイニングライブ出たらー……」

 

「キラキラ出来るよ!って、ねぇ?ちょっと言うの早いんじゃないですー……?」

 

「んじゃ、トレーナーさん!」

 

「ライブ、行ってくるからね!」

 

「アタシがキラキラしてるとこ、見ててね!」

 

 




この後、翌日のスポーツ新聞に『ナイスネイチャ赤面頭撫で回し事件』と一面に張り出され、しばらくネイチャの友だちからイジられたりしたかもしれない。

裏面には、えへへ顔でウイニングライブに出た事で、『本日のゴキゲンネイチャちゃん』コーナーが新設されて、半日拗ねてしまったネイチャちゃんでした。


これが、私の精一杯です……
解釈違いだったらすいません……


誤字訂正、ありがとうございました!
全く気づきませんでした……

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励みになります!ありがとうございました!
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