ホロライブラバーズ 完全初見プレイで難易度『オーディション』を選んでしまったガバ   作:カウン

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かなたんチャンネル登録者数90万人達成おめでとう!なので初投稿です。


幕間 とある少女の独白

20年前、魔界から悪魔がやって来た。もともとこちらの世界には少しずつだが来ていたらしい。

 

だが、偵察部隊が殺された事が原因で争いが始まってしまった。

 

人間とは未知を恐れる。そして恐怖を抱く。その結果、殺してしまった。罪の無い悪魔を。

 

魔界の将軍は怒り狂った。「こちら側は何もしていない筈だ!」と。彼の怒りに触れ、多くの軍勢を率いて人間界に報復に来た。

 

そこから始まるのは戦争だった。今も語り継がれる悪夢のような1年間『魔襲戦争』。

 

 

 

魔界の軍勢は強く、人々は多くの屍を重ねることになった。悪魔は魔法や高い身体能力を生かし、次々に人々を屠った。

 

だが、人類は抗った。悪魔に屈するわけには行かない、と。過去に無銘の開発者が造った『機人』。その封印を解き、応戦した。

 

機人は強かった。プロトタイプだったらしいものの、ミサイルやレーザー、ビームサーベルを使い、悪魔を倒していく。

 

人類は獣人とエルフにも頭を下げ、共闘の同盟を結び、段々と戦況が良くなっていった。

 

そして、戦いは魔界の将軍と機人の一騎討ちとなった…………

 

「ほう、貴様が人間軍のエースか。いいぞ!この私が直々に相手になってやる!」

 

「…………」

 

戦いは熾烈を極めた。魔界の将軍は自信の得意とする火炎を使った魔法で機人を追い詰めていく。対する機人は少ない武装を生かしつつ、性能で魔界の将軍に迫る。

 

だが、段々と機人の動きが悪くなっていく。理由は相手にあった。

 

「我が軍の魔法部隊の[風化の霧]はどうだ?」

 

この魔法により機人の体は錆が出来ていた。だが機人は諦めていなかった。固くなった関節を無理矢理動かし、それでも戦い続けた。

 

だが、機人は数分も立たずに、膝を着いてしまった。追い詰められ、あわやここまで。その時、機人は1つの単語を呟いた。

 

讖滓ァ玖ァ」謾セ

 

瞬間、将軍の腕が飛んだ。何が起こったか、将軍本人も理解出来なかった。

 

なぜなら、将軍からみて機人は一歩も動いていないように見えたから(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

機人は眼を蒼く光らせ、将軍に睨み、また呟いた。

 

「嘗めるな」

 

そこからはあまりにも一方的だった。将軍はレーザーで貫かれ、両腕を斬られても反応できなかった。それ程までに機人が速かったのだ。

 

人類は見てしまった。人が造り出せる兵器の可能性を。それさえ造ることが出来れば人々の安寧は訪れるとまで錯覚してしまった。

 

最後は機人のレーザーにより将軍は爆ぜた。だが、機人も限界だった。

 

レーザーを撃った時、既に機人は片腕が取れ、両足も殆ど動かなかった。錆びによる影響だった。

 

その日機人(錆びた英雄)は戦場で死んだ。

 

実質、両軍のトップが死んだ。そのため、両国の主は同盟を結んだ。

 

魔界と人間界を行き来出来るようにした。留学も認められるようになり、住民票を出すことでどちらの住民も好きに住めるようになった。

 

これは先に同盟を結んだ獣人、エルフにも同様に適用され、この今の世界が完成した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、ここまでは教科書にも乗っている事。

 

ここから先は私が調べた事(・・・・・・)

 

それから少したって、平和になった人間界で事件が起こった。

 

誘拐事件。まぁ、今の世の中だと珍しいがなんも変哲の無いただの事件。『魔襲戦争』から10年たったある日を境に人が消えていった。その数合計120人。警察も捜査をしていたが何故か見つけることはできなかった。

 

警察はこの失態を世間に隠す為にマスコミを使い情報操作をした。その結果、120人もの人が誘拐されたかもしれないと言うのに。

 

ただ不可解な点として、誘拐したとしても身代金の要求などはしなかったこと。また、獣人や魔族は誘拐されなかったと言うこと。これらがあったから警察も動きづらかったのかもしれないね。

 

そして、『魔襲戦争』から15年後とある工場が粉塵爆発で壊れる事件があった。

 

表向き(・・・)は。私が調べたものだとこうだ。

 

曰く、その工場は研究所として使われていた。

 

曰く、毎晩悲鳴の様な声が聞こえた。

 

曰く、地下に数多くの死体(・・)が詰められていた。

 

曰く、それらの死体のDNAは誘拐され、行方不明だった人々と合致した。

 

もうここまで情報を出せば、察しの良い人は解るんじゃないかな?そう、誘拐された人は何らかの実験をさせられていたんだ。

 

だが、これが最初に述べた『魔襲戦争』になんの関係があるのか?って思う人も多いはず。

 

だけど、私は言った。『魔襲戦争』での機人の活躍を見て、機人に大いに憧れを抱いた、と。否、抱いてしまったんだ。

 

人々は機人を自らの手で造ろうとして、誘拐までして人体実験をしてしまった。

 

これが私の結論。

 

証拠もある。爆発した工場には機械の残骸がやけに多かったらしい。無論、その工場は表向きは機械と全く関係の無い、工場だからね。おかしいに決まってる。

 

それと、死体の山の中には機械を付けられた死体が多数存在したってこと。

 

それに警察の中にも動いていた誘拐を調査する部隊が有るらしい。もしかしたら、その部隊が突入したから、証拠隠滅のために、工場を爆発したのかもね。

 

まぁ、これが裏付け。

 

それで、この事件。解決していないと私は考える。

 

それは誘拐された人数が120人であるのに死体は111人分(・・・・・)しか存在しない点だ。

 

付け加えて、その爆発事件の直ぐ後から至るところで殺人事件まで起こるようになった。

 

対象は無差別。人だったり、魔族だったり、獣人だったり。完全に快楽で殺人していると思う。これも、悪魔や獣人との関係性を悪くしないために、マスコミを使って隠蔽してるらしい。

 

だけど、その殺人現場、レーザー痕や爆発痕とかがあるから関係はあるって考えて良いかな。

 

あと、解決していないと裏付けられる資料がある。それはこれ。死体の山の中に研究服を着た死体があった。そのポケットから見つかった謎の資料。

 


 

やあ、これを見ていると言うことは、君はこのドクターの偉大なるコレクション、リトル・ファクターズをみつけたことになるね!おめでとう!。下のチェックリストを埋めて、君もリトル・ファクターズをコンプリートしちゃおう!

 

デストラクション・ファクター

 

マーダー・ファクター

 


 

ここから先は破けていて、解らない。だが、このくだらない紙は、とてつもないヒントになるって、私は考えてる。

 

資料を置いて、私は窓から空を見上げる。それから誓う。私達の一族の想いを踏みにじった報復は必ずする、と。

 

まずは彼に接触してみよっかな。何か関係がある筈だし。

 

私はトランプをシャッフルしながら、上から五枚引く。

 

うん、フラッシュ。良いことがありそうじゃん。




《おまけ  ああ君の現在のステータス》

會川あさひ
HP>105(通常初期値120)
MP>87(通常初期値50)
STR(筋力)>7(通常初期値10)
DEF(防御力)>6(通常初期値10)
AGI(素早さ)>13(通常初期値10)
DEX(器用)>13(通常初期値10)
MIN(精神)>3(通常初期値10)
LUK()>5(通常初期値10)

※通常初期値は開始時のガチでニュートラルなステータス。

皆さんがどんな回を楽しみにしているか教えて下さい!

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