ホロライブラバーズ 完全初見プレイで難易度『オーディション』を選んでしまったガバ 作:カウン
っと様式美は置いておいて、今回の話は時系列的に存在しない未来です。それとホロメンが死亡するシーンがございます。この事からホロメンが死亡するの見たくねぇ!って方はこの話は読まなくてよいってことです。
それと、本作品は意図的にホロライブのタレントさんを貶めるためのものでは無いことを言っておきます。
さて前置きはここまで、お楽しみください。
《達成条件》
・大空スバルとの友好度が“600“以上。
・主人公が
・大空スバルが[庇う]を習得している。
・ボス「???」との戦闘を1回以上行っている。そしてその戦闘で「逃げている」。
・主人公が“結論“にたどり着いていない。
>「ここまで来れば一安心かな……」
>電車に揺られながら胸を撫で下ろすあさひ。流れていく風景は穏やかであったがあさひの心の中はそれどころではなかった。
>「……でも、いいのスバル?おれと来るってことは
>隣に首を回すとスバルと目が合う。スバルはこくん、と頷いてから問題ないと答える。
>「スバルはあさひを守る為についてきたんだから問題ないっす。……それよりも本当に追ってきてるんっすかね?」
>あさひは顎に手を当てながら今までの事を思い出す。
>「アイツはやけにおれに執着してる。って事はあのまま学園で暴れられるよりも、こっちの方が被害は少なくなるでしょ?」
>先程の戦闘ではあさひを必要に狙い、あさひを守る為に前に出たロボ子さんなどがやられてしまった。だからあさひはあえて逃げる事でみんなを守ったと言う事になる。それに今は平日、電車もがらんどうで客はあさひとスバル位だった。
>「そうだけど……これからどうするんすか?このまま逃げ続けても……」
>スバルはあさひの手を握りながら不安そうな表情で見つめる。スバルは怖かった。あさひから以前の様な自己犠牲の考えがなくなった訳ではない。初めてあった時の様に腹部が大きく裂けたあさひを思い出し、身震いする。そんな震えたスバルの手をあさひは強く握り返す。
>「大丈夫。……おれは、死なない。死ねないんだ。みんなを残してなんて。それこそ、みんなのせいでおれが死んだなんて思わせたくない。だから」
>今までのあさひでは至らない回答をスバルに返す。そして静かに、決意の籠もった声で言い、笑う。
>「アイツを倒してみんなの所に帰るよ」
>そう言ってからスバルを見つめ、呟く。
>「それに、スバルは、おれが守るから」
>それを聞いたスバルは頬を赤らめながら、あさひの肩に自身の頭を乗せる。
>「…………少し、このままで……」
>目的地の無い列車は、ただ、二人を揺らして真っ直ぐと進んでいく。
>隣町との間に架かる橋に差し掛かったとき、それは起こった。大きな揺れと共に、列車が跳ね上がり、外を流れていた景色が止まる。
>数秒後、車掌が悲鳴とともにこちらの車両に逃げ込んできて、そのまま後ろへと逃げて行く。
>それを見て見送った瞬間、先頭車両側の扉が吹き飛んだ。その扉はあさひ達の目の前を飛んでいき、反対側の扉にぶつかり止まる。
>「ようやく見つけたぞ……會川あさひ……!」
>その亡霊はゆらり、ゆらり四肢を揺らしながら扉のない入り口に立っていた。それを見るとあさひは鋭く睨みつつ、腰のホルスターから愛銃を引き抜く。
>「悪いが、ただでやられるつもりはない」
>相手はそれを聞くと同時にこちらに向かって距離を詰めてくる。あさひは素早く炎の弾丸を生成し、素早く発砲する。しかし、その弾丸は相手の腕部によって弾かれる。相手はそのまま直進し、あさひの目の前で手刀を上に振り上げる。
>「簡単には……ッ!」
>あさひは振り下ろされる手刀を前転する事で躱しつつ、背後から炎の弾丸を浴びせる。だが、背部に弾丸を当てられても、反応一つなく、こちらに振り向く。
>「……どうした、その程度か?奴はそんなものではなかったぞ……?」
>「意味の解らない事をッ!」
>叫びつつ、相手に対して回し蹴りを放つ。しかし、その回し蹴りはやすやすと止められる。相手はため息をつきつつ、もう片方の腕でこちらの胸を穿こうとする。その距離が近くなる瞬間、そこを狙い、弾倉に残っていた最後の一発を至近距離で脳天目掛けて撃つ。
>相手も驚いたものの、突きの為に引いた腕で素早く弾丸を弾き飛ばし、あさひの弾丸は窓の外へと飛んでいってしまった。そのタイミングであさひも素早く距離を取る。
>「ほぉ……今のは効いたぞ……」
>「そもそも、なんでおれを狙う!オマエになにかした覚えはない!」
>そう問いかけると、ソイツは片腕で反対の腕を砥ぎながら、不気味に嗤い、言い放つ。
>「そうだな……その通りだが……肝心なのは
>あさひは、話しても話になる相手じゃない、と判断し弾丸を装填。そして銃口を相手に合わせる。
>「……話をしてもわかり会えないみたいだ。討たせてもらうッ!」
>あさひは[狙い撃つ]を相手の頭部に放つが、あっさりと回避され距離を詰められる。相手は手刀を振り下ろそうとするが[キックバックショット]を使い、少しでも距離を稼ぐ。だが、相手は腕から何かを発射してきた。
>唐突な遠距離武器に虚をつかれ、咄嗟に両手を交差して防御する。直後に強い痛みが両手を襲いあさひは大きく吹き飛ばされた。
>「あさひっ!?!」
>「……っ!大丈夫ッ!」
>あさひは少し出血した腕でスバルを制して、止めさせる。吹き飛ばされたものの空中で受け身を取ることで腕以外、大したダメージにはならなかった。
>「ふっ……」
>だが、相手がまたも嗤う。こちらを憐れむように。
>「……なにがおかしい!?」
>「…………自身がまともに戦えなくなっているのに?……大丈夫か……お気楽なやつだ……」
>あさひは直ぐに違和感を感じた。いつもだったら手に流れていく魔力を感じられた筈なのにそれを感じることが出来なくなっていた。
>「まさかッ!?」
>あさひの嫌な予感は的中してしまう。いつものように[
>「……罪悪感は無い……黙らせてやろう!!」
>相手は先程同様距離を詰めてくる。あさひ自身、こんな事は無かったため動揺していまい、足がもつれてしまう。相手の口元はニヤリと歪み、腕が徐々に近付いて来た。咄嗟に左腕を出して突きを防御した。
>「……ッ!?ぐっァァァ!?」
>皮膚を貫かれる感触。筋肉を引き千切られる痛み。骨を砕かれる衝撃。その激痛に耐えながら銃を握り締め、相手を睨みつける。
>「……ワンセコンドトランザム!!」
>あさひは相手の腕から無理やり左腕を引き抜き、相手の背後に回り込む。そして、弾倉に残った最後の2発を相手の背部から至近距離で放つ。その弾丸は相手を穿ち抜き、風穴を開けることに成功した。だがその代償は大きかった。
>加速したことにより、あさひの傷口からおびただしい量の血が流れ落ちる。血が足りないからか段々とあさひの意識が遠のいていく。
>(駄目だ……ここで気絶したら誰がスバルを守るんだ……)
>どうにかベルトを使い止血をするも、終わる頃には倒れてしまった。
>「……っふははははははははは!!!!良いぞ……すごく良い!全盛期の……奴のパワーと同等だぁ……!!」
>「おか、しい、つうかくが、ないのか……?」
>だが、弾丸を受けた相手は愉しそうに笑い声を上げていた。腹部にはポッカリと穴が空いているのにも関わらず平然と立っている事自体異質だった。
>「……さて、どうやら……もう終わりの……様だな……もっと愉しみたいが……決着を……つけてやろう」
>先程と同じ様にゆっくりと近付いてくる相手。あさひ自身、限界を悟りスバルに逃げるように促そうと、スバルを見た。だが、その目は何かを覚悟するような目だった。
>「……おい、あさひを殺すんだったら、スバルを倒してからにするっす」
>「ば、か……にげ、ろ、!」
>すると、スバルはあさひを守るように相手の前に立ち塞がった。拳を構え、静かに息を吐くスバル。少し振り向き、こちらに聞こえる声で呟いた。
>「好きな人だから……守らせて欲しいっす」
>「……邪魔をするなら……何者だろうと……容赦はしない……!」
>相手は脚部から棒状の物体を取り出し、展開する。それは鎌に変形し、スバルに向けられる。対峙する双方は出方を伺い、お互いに動きを止める。
>一瞬の静寂、ひび割れたガラスが砕けた瞬間、両者は前に飛び出した。
>「ふっ!」
>先手を取ったのはスバル。深く踏み込んで後ろ回し蹴りを放つ。しかし相手も簡単にはやられない。鎌の持ち手で器用に防御すると、お返しとばかりに一回転しながら縦に鎌を振り下ろす。
>「これくらい……っ!」
>後ろにステップをし、どうにか回避するスバル。しかし、後ろには守る対象であるあさひ、そして左右は電車内であるため身動きが思うように出来なかった。そんな状態であっても、相手は容赦なく鎌を振るう。振り下ろし、横裂き、切り上げ、どうにかグローブでの防御や回避で凌ぐも、徐々に追い詰められていた。
>「だったら……!」
>ここで魔法を使おうとするスバル。ただ、相手も黙ってみているなんて事はしない。鎌を使わず、すぐに妨害出来る手刀で突きを放つ。その攻撃を予期していなかったからか、その手刀はスバルに吸い込まれるように当たってしまった。
>「すばる!」
>だが、その瞬間、しゅばぁ!と言う鳴き声と共にその姿がアヒルに変わった。相手も驚いたのか、少し引き下がった。そのアヒルはしゅば……と鳴くと煙を出して腕から消える。
>「貰ったっす!」
>刹那、相手の真下からスバルの蹴りが炸裂した。顎を捉えた蹴りはそのまま相手を浮かす。スバルは立ち上がり、素早くターンすると飛びながら後ろ回し蹴りを放った。
>「分身魔法なんすけど、なんかアヒルが出てくるんっすよね……ま、そのお陰で助かったっすけどね」
>吹っ飛んだ相手を見ながらボソッと呟く。相手は変わらずゆっくりと立ち上がりながら、こっちを空っぽの瞳で見ていた。すると、ゆっくりとこっちに向かって歩きながら、鎌を研ぎつつ呟く。
>「使う……つもりはなかったが……鬱陶しい……使うか」
>相手は鎌を後ろに引き、走り出すような体勢になった。この時、あさひはただならぬ不安に襲われ、動くようになり始めた体をどうにか起こしながら、叫んだ。
>「スバル、逃げろ!「繧ュ繧ウ繧ヲ繧ォ繧、繝帙え」
>「えっ……?」
>一瞬。一瞬だった。反応出来たのは斬った本人だけだろうか?スバルは相手に切り上げを喰らい、浮かされた瞬間、左右さら交互に斬り裂かれた。そして、高速の突きを腹部に叩き込まれ、あさひに倒れ込んだ。
>「……余計な……事を……」
>ただ、相手も想定外の事が起きていた。相手はあさひを斬るつもりでこのスキルを発動していた。なら何故スバルが斬られたのか。それはスバルは本能で反応して、動いたからだ。だからスバルが斬られたのだ。咄嗟に相手の狙いがあさひであり、自分は狙われていない事を悟ると、[庇う]を使ってどうにかあさひの前に出ていたのだ。
>あさひは腕の中のスバルがだんだん弱っていくのに気がついてしまった。
>「あはは……最初のバトロワの、時みたい……」
>「ばか……喋るな!傷が……広がって……」
>スバルの顔に水滴がかかる。あさひは涙を溢しながらスバルに止血をしようと、タオルを傷に押し当てる。それでもいくら強く押さえようと血はとめどなく溢れてしまう。やがてすっ、と止血をして居る右手に手が重ねられる。
>「もう、助からないのは、スバルが、1番、解ってる……だから……逃げて……」
>「そんなこと……そんな事できるわけが……!」
>「やっぱり、あさひはやさしいね……でも……もっとじぶんのこと、も…………」
>その言葉を最後に、瞼が閉じられる。その顔はまるで寝ているように穏やかで、揺すって声をかければ今すぐ目を覚ましそうな、そんな表情だった。だがそうではないと、滴る血がそれを知らせる。
>「さぁ……最終……ラウンドだ……」
>どうやら相手は律儀に
>「オマエはおれが討つ!今日、ここでっ!!」
>あさひは今の自分ではアイツを倒すことが出来ない、とわかっていた。だからこそ、
>(これを今の傷の状態で使うのは絶対に駄目だ。解っている。でも…………それでもっ!!)
>「繧ュ繧ウ繧ヲ繧ォ繧、繝帙え!!」
>「繧ュ繧ウ繧ヲ繧ォ繧、繝帙え」
>二人が同じスキルを叫ぶと同時に赤い閃光同士がぶつかり、列車を揺らす。今の一瞬であさひは蹴りを放つも腕に阻まれて攻撃は通らない。その隙に相手は鎌を振るう。それをあさひは跳ねるようにその場から飛び引きながら風の弾丸を生成。弾丸を高速で射出する。
>「この……程度……!」
>相手は、鎌を回転さて弾丸を弾く。瞬間、赤い閃光が相手の背後をとった。あさひは反転する勢いを殺さず、上段の回し蹴りを繰り出す。だが、そう簡単には当たらない。相手は先程同様腕による防御をおこなった。
>(今ッ!!)
>あさひは素早く回し蹴りを終えると天井に当たるような勢いでジャンプする。相手は、また背後をとられると振り向こうとするが、それを弾丸は許さなかった。
>あさひは天井を蹴り、逆さまになりながら相手の後頭部目掛け、弾倉に残る2発を撃つ。その弾丸は相手に防がれる事なく後頭部に撃ち込まれる。相手は冷静に振り向きながら鎌を横薙ぎに振るう。しかし、そこにあさひの姿は居なかった。
>「貰ったッ!!」
>その声と同時に先程と同様の衝撃が相手の顎を襲う。あさひは
>このまま追撃してトドメを、と思い一歩を踏み出すあさひ。だがその時、全身を激しい痛みが襲い、口から激しく血を吐き出してしまう。痛みに耐えられず、膝をつき、立ち上がれなくなる。相手の方は既に立ち上がっており、こちらに向かって歩いてきていた。
>「やはり……未完成……故に……停止する」
>ガシャン、ガシャンと機械が駆動する音が耳に這い寄る。まるで、死そのものが迫ってくる感覚にあさひは襲われた。その恐怖心からフードに手をかけ被り、震えが止まらなくなってしまう。
>(ここで……死ぬのか?スバルが託してくれたのに……?こんな所で……?)
>死の足音は直ぐそこまで迫っており、顔を上げれば簡単に相手と目が合うだろう。そんな距離で相手は鎌を振り上げた。
>「最後は……呆気ない……さらばだ……軛よ」
>(みんなが託してくれたのに……ごめん)
>『あさひは優しすぎるっす〜!』
>思い出が、流れてく。
>『え!?スバルのそば、美味しかったっすか!?やったー!!』
>消えてしまう。踏み躙られて。
>『もう大丈夫だから、一人で抱えちゃ、駄目だよ』
>そんな事、させない。
>鎌を振り下ろすが、手応えがない。動けるはずがないと高を括っていたから、動揺が走る。
>(背後……!?)
>そこには体から蒸気を立て眼を青く光らせたあさひが立っていた。
>「讖滓ァ玖ァ」謾セ」
>瞬間、青い残光が残る。それを認識した時には頭部の左側から蹴りが入った。そのまま流れるように上段の回し蹴り、回転のエネルギーを殺さず、後ろ回し蹴りを連続で放つ。
>「馬鹿な……これでは……!」
>相手も咄嗟に[魔封じの球弾]を撃つも、あさひは滑り込む様にスライディングで避け、膝蹴りを腹部に叩き込む。
>(このままでは……まず>あさひは着地すると同時にその場で[ムーンサルトキック]を間髪入れずに顎に叩き込む。更に浮かした相手に電車の壁を蹴りその反動で床に蹴り飛ばす。
>相手はその蹴りの反動でバウンドして床から跳ねる。あさひは着地して姿勢を立て直すと、先程スバルも行った蹴り上げを出し、更に相手を打ち上げる。
>(スバルのケツイが、思い出が、おれに勇気をくれた…………これでおれの命は終わると思う。だからこそ、おれの全てをこの一撃に込める!)
>あさひは青い残光を残しつつ相手より高く飛び上がると、縦に回転しながら狙いを定める。
>そう、この技はあさひとスバルが考えた技。まるで雪崩のように相手を蹴り続けるこの技には、こう、名がついた。
>「
>高回転のかかと落としは相手の頭部を捉え、地面と挟み込まれ、砕け散った。
>全てを終わらせたあさひはゆっくりと立ち上がるとスバルの元に向かおうとする。しかし、世界は無慈悲だった。
>「ぐっ!!」
>あさひは目眩と不快感からその場に倒れてしまう。目から何かが頬を伝って落ちる。
>(血……?)
>体が耐えられない加速により悲鳴を上げ、遂に限界を迎えてしまった。それは出血と言う形で現れてしまった。どうにか這ってでもスバルの元に向かおうとするも左腕は殆ど動かなくなってしまい、まともに這うこともすら、今のあさひには出来なかった。
>(スバル……君のお陰でおれは救われたんだ。おれの心の傷を、君は晴らしてくれた)
>手を伸ばしても届く事はない。だが、伸ばす。きっと届くと信じて。その時、窓から暖かい太陽が入ってきた。
>(あぁ…………そうだ、君はおれの…………)
badend「君はおれの太陽」
どうも皆さまこんにちは、作者です。
あ、興味ない方はスルーでおっけーですよ。
今回も時間がかかってしまいました……。まぁ、文章の量を見れば察して貰える筈です……(本編の中で1番の文章量)。とにかく、遅れて申し訳ありませんでした……。
バットエンドは初めて書いたのでこれでいいのか???って気持ちで進めてましたからおかしな所があれば、コメントしてくれると、作者はダメージを受けながら参考にします。
と、まぁ次回からは本編に戻りますので、安心してください。
では最後に…………ヴァイスシュバルツ楽しいですありがとうございます!!
皆さんがどんな回を楽しみにしているか教えて下さい!
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バトル回
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日常回
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ギャグ回
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ラブコメ回