嗚呼 忙しなき日々よ   作:ノイフェル

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ルドルフ「何故投稿が遅れた?」

作者「バッテリーがへばってりー」

ルドルフ「うむ、ならば仕方ないな」

エアグルーヴ「(絶不調)」



というわけでiPhone 6sがバッテリー死んでました

申し訳ないっすorz



拙作では年代に独自設定ございます


 プライドと信念

  ウマ娘だけに限ることではないが、プライドともいえるものは誰しも持っている

 

事にウマ娘のみに限る話ではないが、プライドというものはそのまま向上心に直結する場合が多い

 

故にプライドを持たないものは淘汰されやすいのが勝負の世界と言える

 

 

勿論、根拠のないプライドは邪魔にしかならないのであるからして、その辺りを弁えるのはある意味では当然と言えた

 

 

 

例えば『皇帝』シンボリルドルフに憧れたとしても、いきなり実績も努力もしていないものが『皇帝』を倒すといったところで、誰も信じる筈もなし

 

 

 

ただの妄言と取られるのがオチである

 

 

 

 

 

『神バ』シンザンを筆頭とした『第一世代』

 

『皇帝』シンボリルドルフを始めとした『第二世代』

 

仰ぎ見るものが多ければ多いほどに闘争心を燃え上がらせれるのがウマ娘という者である

 

 

所謂、『第一世代』には

ミスターシービー、カブラヤオー、テスコガビー、レイクスプリンター、アグネスタキオン、マンハッタンカフェ等といった綺羅星の如きウマ娘が揃っていた。

 

無論、彼女達のみでなく他のウマ娘もまた彼女達を超えようと研鑽を重ねていた

 

 

だからこそ、『栄光世代』とも評され、後に続くウマ娘への道標ともなったのであるが

 

 

 

 

続く世代の中ではシンボリルドルフとエアグルーヴ、ナリタブライアンだけはシンザン、ミスターシービーと直接レースにて対決したことがある。

 

残念ながら、非公式のレースであった

そこでルドルフ達は目指す頂きの高さを思い知り、それでも尚挑もうとしたのである

 

 

 

 

 

 

今期、府中トレセン学園にあるウマ娘が入学してきた

 

 

彼女の名はダイワスカーレット。従姉妹より贈られたティアラを付けているウマ娘であった

 

 

 

 

「ねぇ、理事長室で見た?」

 

「ああ、アレか」

 

そんな彼女が話をしているのはウオッカ

 

 

 

トレセン学園入学初日にあるきっかけで話をする様になったウマ娘である

 

スカーレットは口に出さないが、内心ではカッコいいと思っていたりする

 

 

 

では彼女らの話をしているアレとはなにか?

 

 

 

 

「いや、いくら小さいって言っても」

 

「子猫一匹頭の上にのせといて、普通にしてるとか、ただモンじゃねぇな」

 

「「うん?」」

 

 

スカーレットとウオッカは顔を見合わせた

 

 

 

「え、おかしくないかしら?

子猫が人の頭の上でじっとしてるのよ?」

 

「確かにそうだけどよ、それよりも子猫をのせても全く影響ない様に見える理事長の方がやばくないか?」

 

 

スカーレットは子猫『ミリー』の特異性に驚き、ウオッカは秋川理事長のフィジカルの高さに驚愕した

 

 

 

 

なお、某ウマ娘ならば

 

「やれやれ、つまらない事を言うものだね

ミリーがおかしいのも、理事長が妙なのも普段通りだというのに」

 

と自らを棚に上げて発言するだろう

 

 

 

 

 

 

ちなみに余談ではあるが、似たような事を以前言った時には

 

「そうですね、やはり自分の事は自分自身では見えないと言う事もあるのでしょう」

 

「あ、あの、タ〇〇ンさん

そ、それってタ○オ〇さんが言うのはどうかと思うのだけど」

 

 

と某ウマ娘2人がかりでツッコミを入れられて、涙目になったウマ娘がいるらしい

 

 

 

 

 

この様なやり取りは彼女達がトレセン学園から卒業するまで続いていた為に

 

 

「やれやれだ。彼女の奇行はどうにかならないだろうかな」

 

という当時の生徒会長の発言に、当時の副会長は

 

「彼女にはまぁ、あの2人を付ければいいでしょうね」

 

という投げやりチックなやり取りもあったとか、なんとか

 

 

 

 

 

 

 

 

更に余談になるが、

 

当時の副会長に対して

「ミスター?いや、ミスじゃないのか?」

 

と聞くのは最大のタブーであったりもしたりした

 

 

 

 

どのくらいかと言うと、トレセン学園に入学したばかりのシンボリルドルフとエアグルーヴ、ナリタブライアンがそれを聞いて

 

「二度とあの質問はしない」

 

と3人揃って青褪めた顔をしていたくらいであった事から察して欲しい

 

 

 

その場にいたミリーは質問した瞬間には逃亡していたりもするが、まぁあまり関係ない話であろう

 

 

 

 

 

 

 

 

「んな事どうでもいいじゃんかよ

それよりもあの猫面白そうじゃなかったか?」

 

「はぁ、あのねぇ理事長の飼い猫なのよ。分かってるの?」

 

「いや確かに興味なくはないけどな

だからって俺たちがどうこう出来る話じゃないだろ?ゴールドシップ」

 

 

スカーレットとウオッカの微妙な空気を壊したのはゴールドシップというウマ娘であった

 

入学して早々に破天荒な行動から目立っていたウマ娘である

 

 

 

 

 

「いやつっても、いるじゃんミリー」

 

「「はぁ?」」

 

ゴールドシップの指摘に思わず間抜けな声を上げる

 

 

 

 

「にゃお?」

 

 

 

「いるな」

 

「いるわね」

 

首を傾げるミリーに放心気味に呟く2人であった

 

 

 

 

 

「うっし、じゃあミリーについていってみるか!」

 

「まぁ、いいけど」

 

「暇、だしなぁ」

 

 

 

なんだかんだで付き合いのいいスカーレットとウオッカであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「にゃお?」

 

 

「なんだ、お前か。また来たのか?」

 

 

トレセン学園の裏手に行ったミリーを追いかけていた3人は少し大きな花壇の側にいた

 

「えっと、エアグルーヴ先輩ですよね?」

 

「知ってんのかよ、スカーレット」

 

「すげぇ花壇だな、これ」

 

 

 

「ああ、確かに私はエアグルーヴだ

一応、生徒会副会長もしているが、そのティアラは

成る程な

という事はキミがダイワスカーレットか」

 

スカーレットの問いに答えるエアグルーヴだが、スカーレットのティアラを見て懐かしそうな顔をした

 

 

「す、すいません

ダイワスカーレットです」

 

「ウオッカです」

 

「ゴールドシップです」

 

 

「あの、このティアラご存知なんですか?」

 

 

 

各々に挨拶を済ませた後、スカーレットはエアグルーヴに問いかけた

 

 

「そうだな

私たちの世代ではあまり知られてないが、私たちの先輩達ならば知っている方々も多いだろうな」

 

「何かあったんですか?」

 

スカーレット以外の2人も興味津々の様である

 

 

 

 

 

 

 

『殺人ラップ』カブラヤオーは天皇賞秋の出場を待たずして引退した

 

そのカブラヤオーの特に親しかった友人であるマンハッタンカフェ、アグネスタキオン

 

この2人と天皇賞秋で同じレースを走る

 

 

 

3人が願っていた事であった

 

 

 

その願いは叶わずマンハッタンカフェとアグネスタキオン、ミスターシービーなどが揃うレースとなった

 

 

 

 

世代においても、シンザンに次ぐと評されるシービーとのレースであったが、アグネスタキオンは普段の余裕を投げ捨て、天皇賞秋に挑んだ

 

 

『ゲーミングトレーナー』と呼ばれたタキオンのトレーナーであったが、トレーニングに付いてはキッチリ管理していた。だが、この天皇賞秋に関してのみタキオンの自由にさせる事としていた程である

 

 

 

この鬼気迫るタキオンであったが、レース展開もまた普段の彼女とは異なっていた

 

アグネスタキオンの戦略は先行タイプであった

マンハッタンカフェとミスターシービーは差し型である

 

 

 

だが、天皇賞秋において、アグネスタキオンは『逃げ』を選んだのである

 

 

 

慣れぬ走りに疲弊するアグネスタキオン。迫るシービーとカフェ

 

 

 

 

 

 

 

それでもタキオンはレース開始より一度として先頭を譲らず、二バ身離しての勝利を収めた

 

 

 

その際にカブラヤオーより贈られたのが、今ダイワスカーレットが身につけているティアラであったのだ

 

 

 

 

 

 

しかし、慣れぬ戦法はアグネスタキオンの脚に尋常ならざる負荷を強いた結果、天皇賞秋を最後にアグネスタキオンは引退する事になった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「このティアラにそんな由来が」

 

「すげえな」

 

「お前も背負ってんだなぁ」

 

 

 

 

ティアラの由来に驚く3人

 

 

 

 

 

「だが、タキオン先輩とてそれを背負えと贈った訳ではあるまい

あの先輩も大概奇抜だったが、それでも面倒見の良い先輩だったからな。

多分、恐らく、きっとな」

 

「いやそこ言い切りましょうよ」

 

徐々に語尾の弱くなるエアグルーヴに思わずツッコミを入れるスカーレット

 

「にゃおぅ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほほぅ、随分な言い草ではないかね

エアグルーヴクン」

 

「ヒエッ!」

 

「にゃおーっ」

 

そこに聞こえてはならない筈の声が響いた

ついでにエアグルーヴは思わず悲鳴を上げ、ミリーは突撃した

 

「おおっと、ミリーくん久しぶりだねぇ

それにスカーレット。元気そうでなによりだよ」

 

「あ、タキオン姉様来てたんですか?」

 

「いやぁ、久しぶりに面白い話があってね

カブラヤオー君から誘われたとあっては断れないさ」

 

「(カブラヤオー先輩、お願いですから来て下さい

それでなかったら、会長でもいいですから!)」

 

楽しそうに話をしているスカーレットとタキオンだが、その側でエアグルーヴは死んだ様な目をしていた

 

「アグネスタキオン先輩っすか

ウオッカと言います、宜しくお願いします」

 

「アグネスタキオン。マックイーンから聞いたことがあるな」

 

 

 

「ふむ、ウオッカ君か宜しく

マックイーン?メジロ嬢の?

ああ、という事は君がゴールドシップくんかな?」

 

「知ってんのかよ」

 

「無論だとも

些か余裕がなさそうのは問題だと思うけども、中々に向上心溢れるウマ娘じゃないかな?」

 

「なんか色々ありそうだな」

 

さしものゴールドシップとて『動く危険物』『取扱説明書必須型ウマ娘』と呼ばれていたウマ娘に単独で切り込めるほどに無謀ではない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




実は?問題児アグネスタキオンでした

ではご一読ありがとうございました
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