ありふれない天の鎖の投影魔術師は世界最強   作:小説大工の源三

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遅くなりました……


英霊(未満)VS英霊

 

恵里side

 

空が真っ暗になった。

それと同時にいつもは感じなかった、言いようのない『ナニカ』を感じ取る。

セイバーを召喚する前には感じなかったけど、今は身体がチクチク刺されるような感じだ。

 

「さて……マスター……感じてると思うけど見られてる」

 

「やっぱり?」

 

「存外にマスターは胆力が据わってるみたいだね」

 

セイバーにそう言われてしまった。

 

「それに、お相手様の方から出向いてくれたみたいだ」

 

そう言った彼の視線の先を見るとそこには、あの日、自分を襲ったさーゔぁんと?と男の子が立っていた。

 

「赤嶺くん……?」

 

あの時の夜に居たのは彼だった。

だから今日、目で追ってしまっていたのかもしれない。

 

互いのサーヴァントは睨み合っている。

 

「アーチャー……」

 

「……そういう貴方はセイバーですね」

 

「隠す必要はないか……それで?」

 

「我々がここで見えたのならば理由は一つでしょう」

 

長髪ロングの男、アーチャーから、うっすらと殺気が溢れ出てきた。

その左手には竪琴が握られ、その弦に右手がかけられる。

『ポロロロン』と綺麗な音が鳴ると、そこから攻撃が放たれた。

 

ガキィン!

 

その攻撃はセイバーの目の前で弾かれる。

 

「なるほど……最優のクラスで召喚されただけはありますね…」

 

「吐かせ……傷をつける気もない攻撃をしてよく言う…」

 

今のが本気じゃないの!?

 

そのことに私は彼らが本気で戦うとどうなるか想像もつかない。

 

「さて……ここじゃ手狭だ、少し広いところへ行こう」

 

セイバーが指を鳴らすと、住宅街から、広い公園の一角にある広場一緒で移動した。

そこでは野球が出来そうなほど広い。

 

「アーチャー……セイバーは全力を持って倒すぞ……前例のないようなサーヴァントだ」

 

「ええ……令呪の一画はやむなし……でしょう」

 

セイバーとアーチャーがぶつかり合った。

 

─────────────────────────

 

セイバーside

 

さてと……このアーチャーと戦うに当たって気をつけないといけないのは恵里の安全だ。

奴の宝具から放たれる一撃の範囲は音の聞こえる場所は確実に危険だ。

 

「かと言って接近も危ない…」

 

そう言いつつも自分の得意な戦法に持ち込むしかないと判断し、干将・莫耶を投影し、構える。

 

「ふっ…!」

 

アーチャーの正面から突っ込み切り掛かる。

一撃目は弓に受け止められ、反撃の攻撃が自身の首を狙って飛んでくるのを、首を傾けてかわす。

蹴りを入れて距離を取りつつ、自身の周囲に剣を投影し射出する。

アーチャーはそれを全て撃ち落とす。

 

「……」

 

「……」

 

互いに沈黙しながら次の手を探る。

 

「!?」

 

アーチャーの背後から、鎖が複数本生えてくる。

それをなんとかかわすものの、回避先に追尾してくる。

 

「なるほど…!」

 

竪琴を鳴らし、鎖を撃ち落とす。

 

「そこっ!」

 

セイバーの二刀の斬撃はアーチャーが剣を持つ手に回し蹴りを入れて弾く。

 

それから数分の攻防が続く。

激しい攻防に、公園の広場の地面が耐えられずにめちゃくちゃになっていた。

地割れを起こしていたり、陥没したところが複数あり、芝生もほとんどが禿げてしまっていた。

 

─────────────────────────

 

恵里side

 

これが英霊同士の戦い……

目で追えないくらい速い上に激し過ぎて離れているのに吹き飛びそうだ。

 

「セイバー……負けないで……!」

 

私は祈るしかできない。

彼を手助けすることができない。

そもそも魔術師でもない。

 

「くっ……このセイバーを残すのは危険だが……ここで令呪を切るのは早い……」

 

アーチャーのマスターも吹き飛びそうになっている。

 

「……あまり気は進まないが……マスター殺しが最善の策……か……」

 

彼の視線が戦いから私の方に向いた。

視線から私への嫌な感情が伝わる。

 

「ひっ……」

 

「……令呪を差し出せば見逃す」

 

「……嫌だ」

 

セイバーと離れ離れになるのは嫌だ。

 

「そうか……ならしょうがない……」

 

赤嶺くんは腰に下げているカバンに手を入れ、3つほど何かを握る。

嫌な予感がした私はセイバーに作ってもらったウサギの人形を取り出して胸に抱えてる。

 

「少し痛い目にあってもらうぞ!」

 

彼は右手に握っていた小石を投げてくる。

小石が青い光をまとって私に襲いかかる。

 

走って小石から逃げるが、小石の勢いは落ちることなく、追いかけてくる。

 

「キャア!?」

 

1つが私の脛に直撃する。

強い痛みに顔を歪めながら転んでしまい、さらに2発が背中に当たる。

 

「……い、痛い…!」

 

「今、令呪を寄越せばこれ以上は何もしない」

 

彼はその言葉で私を誘惑する。辛いことから逃がそうとする。

それでも私は諦めたくなかった。

なんでこんなにも諦めが悪いのかわからなかった。

 

聖杯戦争が終わってからセイバーに言われた事で私が諦めが悪かったのがわかったが今は置いておく。

 

私は再び立ち上がって、駆け出す。

セイバーに心配をかける訳にはいかない。

 

「交渉決裂……この石の雨をくらって泣いても許さないからな!」

 

再び彼は石を取り出して投げつけ始める。

私は石に何度も当たり、転んでしまうが、めげずに走り続ける。

 

「うあっ!」

 

石の2つが私の顔に直撃して背中から倒れてしまう。

もうダメかと思ったその時、今、握っている、セイバーからもらったうさぎの人形のことを思い出した。

 

『エリの身に危険が及べばすぐに撃退してくれる優れ物さ。大人の男1人なら余裕で撃退できる』

 

「お願いうさぎさん!助けて!」

 

私はうさぎの人形を赤嶺くんに向けて投げた。

飛んでくる石が全てウサギの人形に叩き落とされる。

 

「何!?」

 

可愛らしい人形に自身の攻撃が無力化されたことに赤嶺くんは仰天していた。

 

「チッ!その小さな人形如き…!すぐに破壊してやる!」

 

石だけでなく地面の土を握り、鋭く尖った形状へ変化させ、人形を貫こうと射出する。

しかし人形はその手に持つ金槌でその土槍を次々と叩き落としていく。

 

「つ、強い……セイバーが大人一人倒せるって言ってたの本当なんだね……」

 

人形の強さに驚いていると、目の前の殺気とは別方向から殺気を感じ取る。

 

「何?」

 

その方角を見ると私の頬をナニカが掠める。

 

「痛っ……」

 

私が攻撃を受けた事を察知した人形が高速で移動して、別方向からの攻撃も防ぎ始める。

 

「その使い魔…厄介すぎでしょ…君、若しくは君の家系が相当時間をかけて産み出したのかな?」

 

「……」

 

彼がセイバーが作ったと思っていないようだ。

 

「……残念だけど私、魔術師じゃないから」

 

ここでそのことを言うのはダメかもしれない。でも相手に剣使いではなく魔術師としての力があるとわかれば、迷いが生まれるはずだと判断した。

 

「……セイバーがだと…?」

 

「……子供にこんな強いぬいぐるみが作れるわけないじゃん」

 

「……たしかに」

 

しかし赤嶺くんは魔力とやらを行使しようとしている。

そして土の散弾が私に襲いかかる。

その量は人形一つでは防ぎ切れない。セイバーの作った人形は悪魔で悪漢1人に対して余裕を持って勝てるだけだったのだから。

痛みに堪える為に全身を強張らせる。

だが、痛みは一向に来ない。

不思議に思い、目を開くと、無色透明の何かが私を守っていた。

 

─────────────────────────

 

セイバーside

 

アーチャーと戦闘を続けていると別方向から接近する気配を感知する。

彼も気づいたようだ。

そしてボク達の間に何者かが空から襲撃してくる。

 

「くっ……!」

 

「チィッ……!」

 

襲撃して来た者が、土煙の中から姿を現す。

緑色の服、黒いマント黄金色の穂先を持つ男、ランサーだった。

 

「ランサー……貴様、漁夫の利でも得に来たか?」

 

「……オジサン争いが苦手でしてね。そこまで苦労せずに勝利が得られるのならそうするさ」

 

「ですが……奇襲は失敗……このまま三つ巴になる……」

 

「…オジサンもそう思うよ」

 

アーチャーが再び竪琴を鳴らす。ランサーはその槍で弾き、ボクは干将・莫耶で弾く。

ランサーがアーチャーへ突進、その槍での連続突きで攻め続ける。アーチャーは竪琴の持ち手でその攻撃を捌く。

ボクは2人に対して、オーバーエッジ化した二刀で切り掛かる。

背後からの攻撃をランサーは持ち手で受け、アーチャーは少し離れていた為、余裕を持って回避する。

 

「……ランサー、貴様のマスターの命令か」

 

「なんのことだか」

 

惚けたように答える。

背後からは『ポロロロン』と華麗な音色と共にアーチャーの狙撃がボクらの首を狙う。

ボクは片手の刀で防ぎ、ランサーは受け流すように、ボクの刀をそらし、アーチャーの狙撃を防ぐ。

そしてランサーがボクの剣に向かって槍を突き出す。それを剣に当てないように避けて、地面に爪先を立てて砂埃を起こし、目を眩ませる。

アーチャーには再び投影剣を射出する。

 

三人の攻防は地面だけに留まらず、少し離れた所にある遊具にすら影響を及ぼしていた。

滑り台はのぼり梯子が壊れ、滑走部分に穴が空き、シーソーは片方が吹き飛び、ブランコは釣り金具が砕けたのか、座板がボロボロになって落ちており、チェーンもバラバラになっていた。

 

「今日はここでやめにするか…!」

 

ボクは魔力を込めて新たな武器を投影する。

青銅色の手甲に鋭く研がれた5本の爪。ドラク◯で毒を付与できる数少ない武器、『悪魔の爪』だ。

干将を投げつけ、空いた左手に爪を装備、そのまま空間置換でアーチャーの横から攻撃する。

 

「っ!?」

 

まさかセイバーである自分が空間を超えての攻撃をするとは思わなかったアーチャーは爪の一撃を貰う。

しかし当たったのが、鎧だった為にボクの作戦は失敗してしまった。

 

「さてと……さっきも言っていたけど、これ以上の戦闘はやめにしよう。そろそろ夜も明ける」

 

「……オジサンも賛成。これ以上戦ったら腰が悪くなっちまう」

 

「……そうですね。我がマスターの方も剛を煮やしているようです」

 

2人もそれに同意のようだ。

アーチャーは霊体化してこの場を離脱した。

 

随分とあっさりとやめたな……

ここでやり合っても埒が開かないからか…?

 

─────────────────────────

 

恵里side

 

私は目の前の見えない壁を見つめている。

 

「何これ……」

 

「やれやれ……少し脅したから参加してないと思ったけど……」

 

「その声は……」

 

声の方を振り向くとそこには夜の闇で色はわからないが、月明かりで朧げに照らされる、茶髪のお下げの少女。谷口鈴だった。

 

「谷…口…さん……」

 

「はぁ……男の子が無抵抗に近い女の子を襲っているから、助けたらまさか、貴女だったなんてね……」

 

困ったように谷口さんは息を吐く。

今回だけと言っていたのにもう一度助けられてしまった。

 

「やれやれ……谷口くんが参加していたなんてね……」

 

「それはこっちのセリフだよ。意外だね君も聖杯に願いでもあるの?」

 

「…単純に興味があるだけさ。聖杯なんて歴史的価値が高い…だから僕はこの戦争に参加するのを決めたのさ」

 

「ふーん……親が歴史研究家だから?」

 

「それもあるね」

 

「それで、どうする?」

 

「……アーチャーが撤退したから、僕はここで引く」

 

「そう……なら今日はここでおしまいだね」

 

赤嶺くんはどこからかいきなり現れたアーチャーにおぶられ帰っていった。

 

「……中村さん」

 

「な、何かな…?」

 

突然、名前を呼ばれたので、『ビクッ』となってしまった。

 

「また質問するね……聖杯に何を願うの?」

 

「私は……まだ決まってない……セイバーとはこれから一緒に見つけて行こうって話でこの戦争に参加してる」

 

「そう……なら、貴女は聖杯を使って悪いことをするつもりは無いんだね」

 

「うん……」

 

「なら…私と同盟を組まない?」

 

「どう……めい…?」

 

「そう……貴女の願いが決まらないのなら、それまでは私の願いの為に手を貸して欲しいの」

 

「谷口さんの願いって…?」

 

「私は大切な物を守れる力が欲しいの。その為に聖杯にそれを貰うか、それを手に入れる為の方法を願う」

 

「そうなんだ……セイバーと話してもいい?」

 

「いいよ…私はもうランサーとは話を済ませているから」

 

そして戦闘を終えたセイバーと合流して、セイバーに同盟の件を話す。

セイバーは少し悩む素振りを見せる。

 

「マスターはどうしたいの?」

 

「わ、私?」

 

「うん。君が彼女の願いを叶えたいのならいい……でも前に言った通り、聖杯が壊れているかもしれないこと。つまり、その願いで多くの人が死ぬかもしれない」

 

「えっ?」

 

守るはずなのになんで人が死ぬの?

 

その疑問にセイバーは私の心を読んだのか話を続ける。

 

「そうだな……大切な人を守るには強い力とか使うけど、逆にその大切を脅かす者を消してしまう。ホラ、そうすれば守れたでしょ?」

 

「そ、そんなの守ってないじゃん!」

 

「そう、でも狂った聖杯はそうやって願いを叶える。大金を求めれば、人が死んでその人の遺産相続で大金を得ることだってある」

 

「……ならそれを谷口さんに伝える?」

 

「…このことを信じてもらえるのならね」

 

正直、魔術のまの字も知らない私がこんなこと言っても信じてもらえないだろう。

 

「……でも谷口さんとは戦いたくない…だから信用してもらえるように協力する」

 

「なら伝えてきたらいいよ」

 

私は谷口さんの元へ行く。

 

─────────────────────────

 

「……なるほど」

 

だから鈴があのランサーを召喚したのかわかった気がする。

 

「よぉ……さっきぶりだな」

 

霊体化を解いたランサーが隣に現れる。

 

「さっき参戦したのはこういうことか」

 

「……言っただろ?マスターは優しいって」

 

「そうだな……」

 

「で、同盟の件はどうするつもりだ?」

 

「受けるよ……マスターの願いが決まるまで、だけど」

 

「そうかい……ならこれからよろしく頼むぜ」

 

「ああ、よろしく」

 

そう言って軽く握手をする。

 

「真名明かしたりする?」

 

「ボクの真名知ったところで意味ないから、明かす意味はないね」

 

「そうかい」

 

そこから恵里が戻って来るまでランサーと軽く食事をした。

宝物庫から取り出した軽食を渡した所、高評価だった。

 

「美味いねこれ」

 

「カロリーメイトみたいなのだけどね」

 

「保存食だけどね」

 

「俺からしたら、オジサンのいた時代の保存食なんて味気なかったからねぇ……いい時代になったもんだよ」

 

ランサーのいた時代の保存食、場所的にパンとかだろうか……

 

そんな事を考えていると、恵里達が戻ってきた。

 

─────────────────────────

 

恵里side

 

「と言う訳だから、同盟のことよろしくお願いします」

 

「…うん。これからよろしくね中村さん」

 

「よ、よろしくお願いします」

 

私は谷口さんと握手をする。

 

「同盟結んだ訳だし……お互いに名前で呼ぼうよ」

 

「うぇ!?」

 

名前呼び!?

ボッチね私にはハードルが高いよ!?

 

「よろしくね恵里」

 

そんな私の心を知らない彼女はいきなり名前で呼んでくる。

 

「よ、よろしく…す、鈴さん」

 

照れながらもなんとか名前で呼んでみる。

 

「さんも外して?」

 

「す、鈴…」

 

「……かわいいなぁ恵里は」

 

は、恥ずかしい…

 

そう言っていきなり私に抱き付き、ほっぺとほっぺをくっつけて、頬擦りし始める。

 

「く、くすぐったいよ…!」

 

「えー、いいじゃん減るもんじゃないし〜」

 

「私のメンタルが一擦りごとに削られてる!」

 

そう言って私は彼女から離れる。

鈴は残念そうな顔をする。

 

「と、というか友達ってこんなことするの?」

 

「え?知らないよ。私、友達いないし」

 

「ええ……」

 

どうやら目の前の彼女もボッチだったようだ。

ボッチとボッチは惹かれ合うのだろうか。

 

「とりあえず、セイバー達に報告しよう?」

 

「そうだね」

 

セイバー達がいる場所に向かうと、そこでは2人が何かを食べながら話していた。

 

「お帰りマスター。同盟は締結したかい?」

 

「う、うん……」

 

「そうか」

 

「…セイバー、私は谷口鈴。ランサーのマスター。同盟相手としてよろしくお願いします」

 

「スズ…ね。よろしく」

 

握手をすると鈴は驚いた顔をした。

 

セイバーの力がすごかったのかな?

 

「ね、ねぇ恵里……どうやってセイバーの実体化をキープしてるの…?こんな霊格の高いサーヴァント…並の魔力じゃ現界、保ってられないよ?」

 

「え?」

 

「ちょ、ちょっと待ってね。恵里、魔術回路調べるよ?」

 

「う、うん…?」

 

鈴に両手を握られる。すると私の身体から青く発行する線がいっぱい現れる。

 

「う、うそ……なんでこんなにあるの…!?」

 

「ま、魔術回路って何?」

 

「魔力が通る道、これが多いと魔術師として優秀なの。まぁ例外はいるけど……でも恵里…貴女…回路の量もそうだけど質もすごいのね…」

 

そうして鈴が私の魔術回路とやらを調べた結果、メインの本数が50サブが3つで25あるので合わせて125本あるらしい。

因みに鈴の数はメインが35、サブが2つで20あって合わせて75本らしい。

 

「本当に魔術の家系じゃないの?」

 

「うん……私、魔術のこと知ったのこの戦争が初めてだから……」

 

「……もしかしたら恵里の実家のどっちかが魔術師なのかもね……」

 

「遺伝するの?」

 

「遺伝するというより、世代を重ねて行って、より能力の高い子孫を残すの」

 

「つまり、進化するんだね……」

 

「簡単に言うとそうなるね」

 

さらについでに属性について調べたら、どうやら私はレア中のレアな属性、虚数だったらしい。

そしてそのことを口外してはいけないと鈴に強く言われた。

どうやら珍しすぎて封印指定……つまり、標本にされちゃうらしい

ちなみ鈴の属性は地と風だそうだ。

 

「そろそろ朝になっちゃうから、これからのことはまた今度ね」

 

「うん……」

 

「それじゃあまたね!」

 

ランサーの肩に乗りながら、手を振る鈴。

私も手を振り返す。

 

「それじゃあボク達も帰ろうか」

 

「うん」

 

セイバーにお姫様抱っこしてもらい、自分の家まで帰った。

その帰り道、私の心は少し温まった気がした。

 

 




士郎君が鯖相手に口が荒っぽい理由。
あくまで相手は敵対者。カルデアみたいな反応する理由がない。
そんな反応すればつけ込まれる可能性があると考えている。
カルデアだったら、エミヤみたいにジャパニーズ大興奮とかする。

ランサーの口調これで合ってんのかね…

そして聖杯戦争が終わったら多分この二人百合百合して、そのままゴールインする未来が一瞬よぎった。

2人の令呪




【挿絵表示】


恵里


【挿絵表示】


令呪は診断メーカーで生成したものになります。

一応この聖杯戦争のコンセプトは金色のガッシュの王様決定戦的な感じにしてます。

本作のアフター編をどうするか

  • 幸利組でまどマギクロス
  • 士郎が平行世界の聖杯戦争に参加
  • ハジメ組で勇者のいないドラクエ
  • ミュウ&リーニャで暗殺教室
  • または別の作品とクロス
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