ありふれない天の鎖の投影魔術師は世界最強   作:小説大工の源三

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オリ主の技能が続々と解放されて行きます。
この辺でタイトルのE-Eがわかって欲しい所さん


さぁ訓練、馬鹿につける薬はない

こうして戦闘員、総勢24人のメンバーと共に戦闘訓練を受けることになった。

最初畑山先生が参加しようとしていたのだが、ボクが先生にその力で権力を高めて欲しいと説得した。畑山先生は渋々作農師として動くことになった。

訓練メンバーはまず天之河、坂上、辻、吉野、野村の5人、檜山集団4人、ハジメ、香織、清水、優花、永山の5人、ボク、恵里、鈴、雫、遠藤の5人、玉井、仁村、相川、菅原、宮崎の5人に分けられた。団長曰く、メンバーの職業の相性やそれぞれの中の良さから決めたそうだ。

最初にやるのはそれぞれがペアを組んでの自由訓練だった。術師は繰り返し術を使うことで慣らしていく、詠唱はそれぞれメルド団長が詠唱が書かれた紙を渡しているので問題はない。ハジメに関しては繰り返し地形を錬成するのが一番だと考え、ハガレンみたく出来るまで頑張っている。

一方のボクはというと雫と組み手をしていた。その際大切に使い込まれた訓練用の木剣を手にした途端様々な記録か流れ込んでくると同時にステータスプレートの伏せ字の一つが読めるようになっていた。

 

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天野士郎 17歳 男 レベル:1

天職:■の■/■■魔術師

 

筋力:100×α

体力:150×α

耐性:75×α

敏捷:110×α

魔力:60×α

魔耐:50×α

 

技能:対魔力・■■・■■/解析魔術・憑依継承・■の■■・魔力操作・狙撃・■■■■・鷹の目・■■なる■・心眼・強化魔術・気配感知・言語理解

 

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おそらく憑依継承の効果なのだろう。理由は雫にも木剣を渡すとボクと同じ反応をした為、彼女のステータスプレートにある共通の技能に憑依継承があったからだ。

座学では魔法についてなのだが、ボクには適性が一つもないのでメルド団長に相談、この世界の詳しい知識をハジメと共に覚えておきたいと頼む。それを聞き入れてくれたのか図書館に行かせてもらえた。

欠点を伸ばすよりも、自分の長所を伸ばす方が効率が良いし

皆の座学の時間が終わるまで本を読み続けた。

そして2週間が経過したボクのステータスは

 

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天野士郎 17歳 男 レベル:10

天職:■の■/投影魔術師

 

筋力:200×α

体力:215×α

耐性:150×α

敏捷:180×α

魔力:100×α

魔耐:80×α

 

技能:対魔力・■■・投影/解析魔術・憑依継承・民の叡智・魔力操作・狙撃・■■■■・鷹の目・■■なる■・心眼・強化魔術・気配感知・言語理解

 

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と、また2つ技能が読めるようになり使えるようにもなった。『×α』が気になるが、それは置いておこう。

完全にアレだなと分かったので民の叡智はある程度使い熟すのにはそう時間はかからなかった。この2週間で起きたイベントと言えば、まずハジメの派生技能が追加されたことや、リリィことリリアーナ王女と仲良くなったことだろう。

雫達にも派生技能はついたのだが1、2個で、ハジメは5個も増えていた。

リリィと出会った経緯は訓練休憩日の時に王宮の中庭で鳥と戯れていたところを見ていたらしく、珍しいと思い声をかけてきたらしい。それからはハジメ達と話すようになり、今では全員名前呼びにまでなっている。その時に雫達にも敬語をやめるように話した。なんか他人行儀に感じて少し寂しかったし。

今日も訓練が始まるのだが、何処からか怒声が聞こえてくる。

ボクは嫌な予感がし、その声の元にいく。そこには四方八方に壁を作り檜山集団の攻撃に対応しているハジメの姿があった。

 

「クソ!なんだよこれ!すぐに壊れる癖に何度でも出てきやがる!」

 

「ここに風撃を望む!『風球』!」

 

「ここに焼撃を望む!『火球』!」

 

「『錬成』!」

 

攻撃魔法がハジメに襲いかかるが、ハジメは錬成で壁を作り攻撃を防ぐ。それにより檜山達の怒りのボルテージが上がる。

 

「キモオタの癖に調子乗ってんじゃ「はい、ストップ」うがっ!」

 

ボクはそろそろ我慢の限界になり『民の叡智』で地面をせり上がらせて檜山の横っ腹を突き飛ばす。

 

「ハジメ大丈夫?」

 

「うん、士郎の言う通り錬成を頑張って練習して、派生技能が増えて対応出来るようになって良かった」

 

すると別の方から足音が聞こえる。どうやら香織達のようだ。

 

「ハジメ君!?大丈夫!?」

 

「うん、怪我とかは特にないよ。ただ錬成のし過ぎで魔力がほとんどないけど……」

 

「士郎、こいつらどうする?」

 

幸利はボクの民の叡智で作った鎖で捕縛(グルグル巻きに)した檜山集団を指さす。

反省もしていないのか「ほどきやがれクソが!」などとほざいている。

 

「とりあえずリリィ達に突き出そう。彼女なら公正な判断を下してくれるはず」

 

そして遅れて天之河がやってくる。

 

「なんで檜山達が縛られているんだ!?」

 

「それはボクがやった。ハジメのこと一方的にリンチしようとしてたみたいだからね」

 

「その南雲は怪我をしてないが?」

 

「そりゃそうだろ?ハジメは錬成を駆使して防御したからな」

 

「ならなんで檜山達を縛ったんですか?」

 

「ハジメの魔力が尽きたら危ないからね。怪我する前に止めた」

 

「なら縛る必要はないでしょう!話せばわかってくれるはずです!」

 

「アホかお前。それが出来るなら、こっちに来る前からのこいつらのハジメに対する行動も止まってるだろうが」

 

話をするのも無駄だと思ったので雫を呼ぶ。

 

「雫、メルド団長を呼んできて、リリィの所に突き出そう」

 

「分かったわ」

 

「まて雫、話は」

 

その後、檜山集団はメルド団長達に引きずられて王宮に連れていかれ、処罰を受けることになった。

牢屋行きにはならなかったもののハジメ達に近づくことを禁じられた。

どうせなら牢屋行きになって欲しかったが、流石に神の使徒が牢屋行きになるのは教会の尊厳に関わるのだろう。

 

「ちぇっ、そのまま捕まればよかったのに……」

 

「舌打ちしても仕方ないよ」

 

「エリリン残念そー」

 

不満そうに頬を膨らませ不貞腐れる我が義妹。

このまま訓練も終わり、部屋に戻ろうとするとメルド団長から報告があるらしい。

 

「明日から実戦訓練の一環として『オルクス大迷宮』へと遠征に行く!必要な物は此方で用意してあるが、今までの王都での訓練とは一線を画すと思ってくれ!まあ要するに気合を入れろって事だ!今日はゆっくり休めよ!では解散!」




天野士郎豆知識
友人以外に呼び捨て及び名前呼びはあまりされたくない。友人以外が名前呼びした時は反応はするが敵対者の場合は無視する。

追加設定
士郎の技能に狙撃を追加しました。
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