ありふれない天の鎖の投影魔術師は世界最強   作:小説大工の源三

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2週間かけたのにこの出来は酷い……そして短いのです……
誰か文才を恵んでぐたされよぉ〜


さてさて、これから先どうなりますことやら。

恵里の魔改造をボクとヴェアベルトが神山で行なっている間、ハジメ達は自身達の武装の強化や王都侵攻によって損害を受けたところを時間の許す限り復興していた。

ボク達が神山に向かった後、フリードが再び現れたが、ハジメの試作兵器、『ヒュベリオン』で威嚇攻撃。(威嚇攻撃に見えなかったらしい)に撤退し、王国に残っている魔物や魔人族は殲滅され生き残りはフリードの命令で王都を離れていったようだ。

 

恵里の魔改造は3日ほどかかってしまった。

まず1日目はハジメとボクが殺した神の使徒の肉体と技能を恵里に融合させる。この時、恵里の魂は一度肉体から分離している。

そこから微妙な調整を行う。

2日目は恵里の魂を定着させさらに微調整を行う。

今回は上手い具合に調整ができたので元々の予定の3日目に行う予定の実践調整に入れた。

恵里に合う武器を用意して、それを使った戦闘練習をする。

彼女が選んだ武器は二刀流だった。

ボクはそれに合わせて絶対に折れないと言われるデュランダルと竜殺しとして有名なグラムおよびバルムンクを投影して渡した。

4日目に王国に戻ることになった。

 

「ただいま〜」

 

と、緊張感のない声で上空から王都に降りるボク。

ドスン!と地面に大きなクレーターを作り着地した。周囲にいた人は軽く吹き飛ばされたが気にしない気にしない。

クレーターを民の叡智で直していると鈴がこちらに走ってくる。

 

「オニーサン!恵里は!」

 

「恵里ならそろそろ降りてくるよ」

 

そう言って上を指差すと、上空から白銀の翼を羽ばたかせて王都に降りてくる恵里が見えた。

 

「ただいま、鈴」

 

「おかえり恵里!」

 

鈴はそのまま恵里に抱きつく。

恵里は少し驚いた表情を見せるもキチンと受け止める。

 

「天野先輩。魔改造ってどんな風にしたんですか?」

 

坂上君の質問はもっともだ。

 

「とりあえずパッと説明するとステータスと一部の技能だね。後はボク達が習得してる物……これくらいかな?まだ恵里が慣れてないから神の使徒ほどのスペックはないけどね」

 

魔力の供給を大量に行なっていた器官を再現するのに少々手間取っていて後回しになっている。

元から所持している高速魔力回復に合わせなければならないので、これから毎日はバイタルチェックと平行して行う予定だ。

正直再生魔法を応用して高ピッチで仕上げたからまだまだ荒削りだが、これからの大迷宮で慣らしていけばいいだろう。

ボク達の用意は整い、ボク達がいない間、王国でも動きがあった。

 

まず、檜山達の処遇だ。

彼らは大結界のアーティファクトを破壊して魔人族を攻め入れさせたどころか、王国騎士達を殺して傀儡にした。

天之河が必死に弁明していたが、判決は覆らなかった。

メルド団長と率いていた騎士たちは致命傷を負っただけで、死には至らなかったが、恵里に付けられたものと同様の魔法が回復を妨害していたので回復することが出来ずに生死を彷徨っていた。

 

そしてこの世界の事だ。

これはボク達が全員揃った時に話す事となっていたので後回しになっていた。

この世界の真実と目的を話す。

 

「……という事だよ」

 

話し終えたその時、真っ先に反応したのは天之河だった。

 

「なんだよ、それ。じゃあ、俺達は、神様の掌の上で踊っていただけだっていうのか?なら、なんでもっと早く教えてくれなかったんだ!オルクスで再会したときに伝えることは出来ただろう!」

 

ボクを非難するような眼と声に正直、苛立ちを感じた。

 

「あのさぁ……何でボクが君に説明しなきゃいけないの?」

 

「なんだと……」

 

「仮にあの時君に説明して信じたの?どうせ説明しても非難するでしょ?」

 

「だ、だけど何度も説明してくれれば……」

 

「は?君がボクと恵里に言ったこと忘れ訳じゃないよな?そんな奴に骨を折る必要はないだろ」

 

「それは今関係ないだろう!」

 

あの……キレていい?

怒りをぶつけようとした時だった。

隣に座る恵里が立ち上がり叫んだ。

 

「ふざけるな!あの時、お兄ちゃんがキレたの忘れたのか!あの時、僕はお前が言ったことにどれだけショック受けたのかわからないの!?家族じゃないだの、別れろだの凄く悲しかったんだよ!僕達が過ごした日々全てを否定して!ハジメや幸利のことも否定して!もうウンザリなんだよ!」

 

彼女の怒声が会議室に響いた。

思い切り叫んだのか肩で息をしていた。

今までのことを吐き出したのだろうか……

そのまま椅子に座り込む。

彼女の叫びに天之河は何も言えなくなっていた。

 

「光輝……流石にあの時の事はあなたに非があるわ」

 

「な、雫まで……」

 

幼馴染の1人にも悪いと言われ言葉に詰まる。

 

「だが、これから一緒にこの世界の神と戦うなら……」

 

まだこいつは……

 

「何で君お前を連れて行かないといけないんだよ」

 

幸利が割り込む。

 

「それは……人は多い方がいいからだ!」

 

「お前が俺たちの戦力になるのか?正直お前が入ったところで何もいい方向に傾く気がしないんだよ」

 

幸利の言う通り天之河が入ったところで何も変わらないのだ。

恵里はボクらにはないデバフや死んだ魔物を利用するという唯一点があった。

対して天之河は武力なのだ。

全属性適性もユエが、剣技も雫が、既に上位互換がいるのだ。

とはいえ人数が増えるのは悪いことではない。天之河は武力は弱い訳ではない。ただ上位互換がいるだけなのだから。

 

「ぐっ……」

 

「仮に坂上や鈴、遠藤ならまだ連携が取れる仲だ。だがお前は士郎の怒りを買っているんだ。連携も取れないんだよ」

 

戦力外通告。

幸利の厳しい発言に完全に座り込む。

彼のいう通りボクは天之河を許すつもりはない。

次に口を開いたのは意外な人物だった。

 

「先輩……グループ分けは俺達でいいから、光輝を連れて行ってくれませんか?」

 

そう言ったのは坂上くんだった。

 

「正気か坂上?」

 

「光輝だってこのままじゃいけない事はメルド団長にも言われてたんだ……このまま王国に至って何も変わらないんだ。だからお願いします!」

 

そう言って突然、土下座をしたのだ。

 

「……………わかったよ。でも寄生しても神代魔法は手に入らないからね?」

 

「ありがとうございます!」

 

そうして天之河達が大迷宮攻略についてくることになった。

 

「皆様は今後どちらに向かわれるのですか?」

 

次はリリィだった。

 

「フェアベルゲンだね。次の迷宮はそこにあるから」

 

「なら帝国領を通るのですね?」

 

「そうなるね……」

 

「でしたら私もついて行っても宜しいでしょうか?」

 

「何でリリィが?」

 

「今回の王都侵攻で帝国とも話し合わねばならない事が山ほどあります。既に使者と大使の方が帝国に向かわれましたが、会談は早ければ早いほうがいい。皆さんの移動用アーティファクトがあれば帝国まですぐでしょう?それなら、直接私が乗り込んで向こうで話し合ってしまおうと思いまして」

 

「リリィ……前にも思ったけどフットワークが軽いね……」

 

そう香織が少々微妙な顔をしていた。

突撃少女の香織が言うのかぁ……

それから1日かけて準備をして王国を出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 




参考までにエリリンのステータス
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天野恵里 17歳 女 レベル 45
天職:降霊術師

筋力:6500
体力:6500
耐性:6500
敏捷:6500
魔力:8400
魔耐:8400

技能:降霊術適性[+効果上昇][+イメージ補強力上昇][+範囲効果上昇][+消費魔力減少][+詠唱省略][+魔力効率上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動][+付加発動]・全属性適性[+範囲効果上昇][+消費魔力減少][+詠唱省略][+魔力効率上昇][+連続発動][+発動速度上昇][+効果上昇][+持続時間上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動]・闇属性適性・[+圧縮発動][+放射発動][+発動速度上昇][+効果上昇][+持続時間上昇][+消費魔力減少][+魔力効率上昇][+連続発動][+複数同時発動][+遅延発動][+付加発動]魔力操作[+魔力放射][+魔力圧縮][+遠隔操作]・天歩[+空力][+縮地][+豪脚]・毒耐性・麻痺耐性・石化耐性・恐慌耐性・全属性耐性・念話・夜目・遠見・気配感知[+範囲拡大][+特定感知]・魔力感知[+範囲拡大][+特定感知]・熱源感知[+特定感知]・高速魔力回復[+瞑想]・空間魔法・再生魔法・魂魄魔法・言語理解・双大剣術[+二刀流]・分解能力・複合魔法

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流石に勇者(笑)がついてくる理由は無理矢理過ぎたかな……
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